結婚式費用を安くする!ゲストに気づかれずに節約できるポイントとは?
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「結婚式費用を節約したいけれど・・・
ゲストから『ケチッてる?』と思われるのは避けたい」
そんなあなたに、「ここは削ってもゲストにはわからない」という節約ポイントをご紹介。
節約しつつ、ゲストにも満足してもらえる式にしたい人は必見です!
ペーパーアイテム
ゲストの人数分必要なペーパーアイテム。
具体的には、こんなものがあります。
・招待状
・披露宴の料理のメニュー表
・ゲストの席に置く席札
・席を案内する席次表
節約の方法は、
・式場外部の業者で安く作ってくれるところを探す
・自分でデザインを用意して、印刷だけ業者に頼む
など。
ペーパーアイテムのクオリティを気にするゲストは比較的少ないようなので、節約に向いています。
ただ、ゲストの名前を間違えて載せると失礼なので、その点はチェックを忘れずに。
また、招待状の紙質があまりにもペラペラだと、ちょっと残念に思われるかも・・・。
招待状には「コットンペーパー」や「和紙」など、ほどよく高級感のある厚手の紙を使うのがオススメです。
招待状の作り方はこちらで紹介しています。
初心者でも簡単!結婚式の招待状を手作りする方法・スケジュール
写真、ムービー撮影
結婚式の間に撮る写真やムービーは、自分たち用に記念として残すだけなら、ゲストにはわからない節約ポイントと言えそうです。
代表的な節約術は、「式場外部に撮影を頼む」こと。
「式場には専属のカメラマンがいるけど、料金が高い・・・」
そんなときに、式場外部でより低料金のカメラマンを探して、依頼する方法です。
ただ、外部に頼む場合、式場によっては「持ち込み料」がかかることもあるので忘れずに確認を。
「プロではなく、写真を撮るのが上手な友達に頼んだ」という人もいます。
友達に頼むなら「この場面をこの角度から撮ってほしい」と事前に伝えておいた方が、後悔せずに済みそうです。
また、式場専属のカメラマンに撮ってもらう場合でも、節約する方法はあります。
それは、「撮影した写真のデータだけをもらって、プリントや焼き増しは外部の安い業者に依頼する」というもの。
データは無料でもらえることもあれば、別料金がかかることもあるので、前もって式場に聞いておきましょう。
ドレス小物、下着類
ウェディングドレスを着る花嫁は、ドレスとあわせて次のようなアイテムを身に着けます。
・ベールやグローブなどのドレス小物
・ティアラなどのヘッドドレス
・ブライダルインナーやパニエなどの下着類
「ブライダルインナー」は、ドレス姿を美しく見せてくれるドレス専用の下着。
「パニエ」は、スカートを膨らませるためにドレスの下に履くものです。
これらはゲストからは見えにくいので、節約しやすいポイント。
ベールやブライダルインナーは、式場手配だと数万円で買い取りが必要なこともありますが・・・
ネットで探せば、数千円のものも出てきます。
通販サイトで売っていることもあれば、先輩花嫁が使い終わったものをフリマサイトやネットオークションに出品していることも。
ただ、ネットだと買う前に実物を見られないのが難点ですね。
先にドレスの試着をして、自分のインナーのサイズや、ドレスの色・デザインをチェックしましょう。
その上で、自分のサイズぴったりのインナーや、ドレスと相性の良さそうな小物をネットで探すとスムーズです。
また、お色直しの回数を減らすことも節約に繋がります。
ですが、衣裳にこだわりたい花嫁も多いもの。お色直しをしたいという想いがあるのなら、それ以外のところで節約するのがいいでしょう。
テーブル装花
披露宴の「テーブル装花」は見栄えに関わるので、「とにかく削ればいい」というものではありませんが・・・
賢く節約する方法はあります!
2つご紹介しますね。
1 花選びは「旬」に注意
花には種類によって「よく市場に出回る時期」=「旬」があります。
「旬から外れた時期」の花を使おうとすると費用が高くなるので、節約を考えるなら、
・旬に当たる花
または
・一年中いつでも市場に出回っている花
を使いましょう。
2 生花の量を減らす
造花に比べると生花は費用がかかりがちなので、節約したければ量を少なめにした方が良いかも。
その場合はテーブルが寂しく見えないように、
・花以外のアイテムを入れる
・造花を加える
・葉や茎など緑の部分を増やす
といった工夫をすると良いですよ。
アイテムを使うなら、次のようなアイデアがあります。
・キャンドルを置く
・プレゼント用の小箱に花を入れる
・「テーブルランナー」を敷く
「テーブルランナー」とは、テーブルを横切るように敷く細長い装飾用の布のこと。
テーブルクロスとは違う色のテーブルランナーを敷くだけで、色のメリハリがついて華やかさがアップしますよ!
演出
費用を抑えつつ、ゲストにも満足してもらえそうな披露宴の演出を4つご紹介します。
1 ラウンドフォト
ふたりがゲストのテーブルを回って一緒に写真を撮る「ラウンドフォト」。
カメラマンさえいれば、追加で演出代がかかることはありません。
ゲスト一人ひとりと触れ合えるので、ゲストにも喜んでもらえるオススメの演出です!
2 フラワーシャワー
挙式会場から退場する新郎新婦へ、ゲストが祝福をこめて浴びせる「フラワーシャワー」。
フラワーシャワーに使う花を生花ではなく造花にしたり、色紙を花の形に切って手作りシャワーにしたりすれば、節約できます。
3 ラッキードラジェ
ゲストに食べてもらうために切り分けたウェディングケーキのいくつかに「ドラジェ」という砂糖菓子を仕込み、ゲストに配ります。
ドラジェの入ったケーキが当たったゲストには、嬉しいプレゼント!
くじ引きのようなドキドキ感で、誰にでも楽しんでもらえそうな演出です。
4 自作ムービー
新郎新婦を紹介する「プロフィールムービー」や、披露宴の最後にゲストへの感謝を伝える「エンドロールムービー」。
先輩カップルの中には、これらをパソコンで自作した人もいるようです。
ある程度ムービーの編集ができて、時間に余裕があるならチャレンジしてみても良さそうですね。
式の日取り
結婚式の費用は、「日取り」つまり「いつ式を挙げるか」によっても変わります。
次のような日取りは選ぶ人が少ない傾向にあるので、式場によっては料金が安くなることも。
・真冬や真夏
・「仏滅(ぶつめつ)」や「赤口(しゃっこう)」など縁起が悪いとされる日
・平日
・夕方から夜にかけての時間帯
・挙式まで3ヶ月など直近の日取り
中には100万円単位の値引きをしてもらえたケースもあるみたいですよ!
ただ、「仏滅」の日にしたいなら事前に親の了解を得るなど、注意しておきたい点はあります。
詳しくはこちらをどうぞ。
費用を抑えない方が良いポイントは?
節約のコツは、削れる部分と削るべきではない部分をしっかりと見極めること。
ここからは費用を抑えないほうがよいポイントをご紹介します。
料理
結婚式の料理はゲストが最も楽しみにしているもののひとつ。
幅広い年代のゲストが集まる結婚式ですから、多くのゲストに満足してもらうためにも、こだわり抜いた料理を出したいですね。
豪華なフルコースでおもてなしする場合、食事に集中してもらうためにも食事中の演出やテーブル装花は削ってOK。メリハリをつけることで上手に節約しましょう。
引き出物
引き出物もまた、節約するのを控えたほうがいいポイント。
引き出物は、結婚を祝ってくれた人たちに感謝を示す贈り物です。よかった!と思ってもらえるものを選びましょう。
引き出物の相場についてはこちらをご覧ください。
まとめ
「これならゲストにわからない!」そんな節約術をご紹介しました。
写真撮影、ペーパーアイテム、ドレス小物や下着類などは、式場外部で手配。
ペーパーアイテムなら手作りで節約もできますね。
テーブル装花については、旬の花を使ったり、生花を少なめにして他のアイテムでカバーしたり、といった方法がありました。
演出では、ラウンドフォト、ラッキードラジェ、手作りのフラワーシャワーやムービーがおすすめ。
割引を狙って「選ぶ人の少ない日取り」に式を挙げるのも手ですね。
ご紹介した節約術を活かして、ふたりもゲストも満足できる素敵な結婚式にしましょう!
節約術については以下の記事でも詳しく取り上げています。
結婚式費用で節約してOK・NGのラインはどこ!?
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