新郎新婦必見!結婚式の引き出物、金額の相場はいくらくらい?
披露宴へ出席してくれたゲストに贈る引き出物。
喜んでもらえるものを選ぶのはもちろんですが、いくらくらいのものを用意すればいいのでしょうか?
今回は、引き出物の金額相場を、ゲストに合わせた贈り分けの相場もあわせてご紹介します。
引き出物の金額相場
引き出物は地域によって差はありますが、メインの記念品と引き菓子を合わせて2~3品を贈るのが一般的です。
一人当たりの引き出物にかける金額を決める基準としてよく言われているのが、「披露宴で出す飲食費の3分の1」という考え方。
例えば、ゲスト一人当たり料理と飲み物に15,000円かけるとしたら、引き出物はだいたい5,000円程度のものを用意するのが相場ということです。
ただし最近では、頂くご祝儀の額をだいたい予測して、それに合わせてゲストごとに引き出物を贈り分けするのが主流になりつつあるよう。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」調べ(※)によると、先輩カップルが引き出物(記念品)にかけた金額は以下のようになっています
ゲスト一人当たりの引き出物(記念品)にかけた金額
3,000~4,000円未満と答えた人が最も多く、25.7%。
続いて5,000~6,000円未満が18.1%、4,000~5,000円未満と答えた人が14.1%と続きます。
3,000~6,000円未満の人が6割近くを占めていますね。
引き出物(記念品)1人当たりの平均額は、5,197円でした。
続いて、引き出物と合わせて贈ることの多い引き菓子の金額はどうなっているのでしょうか。
ゲスト1人当たりの引き菓子にかけた金額
1,000~1,500円未満と答えた人が40.2%、1,000円未満と答えた人が28.5%と続きます。
引き菓子の1人当たりの平均額は、1,350円でした。
引き出物全体の平均額は、記念品の平均額5,197円と、引き菓子の金額1,350円を足した、6,500円くらいが基準と言えそうです。
では、新郎新婦とゲストの関係性に合わせて引き出物を贈り分ける場合、それぞれの相場はどれくらいなのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
友人・同僚への引き出物
金額相場 3,000円~7,000円
友人や同僚は、新郎新婦と対等な立場ですよね。
ご祝儀の額も、だいたい3万円前後のことが多いもの。
そのことから、引き出物にかける金額も全ゲストの中では控えめになる傾向があります。
だいたい3,000円~7,000円の間くらいで、ゲストに合った品物を選ぶ人が多いようですね。
上司への引き出物
金額相場 5,000円~10,000円
上司は、普段仕事でもお世話になる、目上のゲストですよね。
そのため、対等な立場の友人・同僚などより、少しランクアップした引き出物を用意することが多いよう。
友人・同僚より高額のご祝儀を頂く場合も多いので、それに見合った引き出物を用意するという意味もあります。
また、上司を結婚式に招く場合、主賓や乾杯の挨拶などの役割をお願いすることもありますよね。
そのお礼をかねて引き出物をランクアップすることもあるようです。
ただ、主賓や乾杯の挨拶に対するお礼は「お車代」など別の形で渡す場合もあるので、必ずしも引き出物のランクアップという方法をとる必要はありません。
上司への引き出物の相場やマナーについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。
また、「お車代」についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、あわせて読んでみてくださいね。
【結婚式のお車代】誰にいくら渡す?表書きの書き方や包み方など6ステップで完全解説!
親族への引き出物
金額相場 5,000円~12,000円
両家の親族とのお付き合いは、これからずっと長く続いていくもの。
二人だけの問題でなく、両親の顔をきちんと立てるためにも、他のゲストよりさらにランクアップした引き出物を選ぶことが多いようです。
親族といっても叔父・叔母・いとこ・祖父・祖母など、様々な年代のゲストがいますよね。
それぞれご祝儀の額に違いもあると思いますが、今後のお付き合いも考えて、上質の引き出物を選んでおくといいでしょう。
親族間の慣例がある場合もあるので、両親に相談して決めると安心ですよ。
親族への引き出物の相場やマナーについては以下の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【親族・親兄弟への引き出物】必ず知っておきたい!相場と選ぶときのポイント
夫婦・家族で出席したゲストの場合は?
金額相場 5,000円~10,000円
夫婦や家族で出席してくれるゲストへの引き出物は、基本的に家族単位でひとつです。
でも例えば夫婦で出席したゲストのご祝儀は、単身ゲストの1.5倍程度になることが多いもの。
だから引き出物にかける金額も、単身ゲストの1.5倍程度上乗せして用意するのが一般的なんです。
ただ、夫婦で出席した場合でも引き出物をまとめず、1人1つ用意するという方法ももちろんアリ。
その場合は、単身ゲストと同じ金額で大丈夫ですよ。
夫婦・家族で出席したゲストへの引き出物の相場やマナーについては以下の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夫婦や家族で招待したゲストへの引き出物ってどうすればいいの?
地域差もある
一般的な引き出物の相場をご紹介しましたが、引き出物の相場には地域差もあります。
例えば北海道は会費制の披露宴が多く、そもそも引き出物を用意しない場合もあります。
引き出物を用意する場合でも、全員同じ金額のものを贈る、といったことが多いようです。
逆に東海地方や北陸地方は結婚式が豪華なことも多く、その分引き出物も高額になる傾向があります。
両家の地元にそういった特色がある場合は、事前に両親に相談してから引き出物の価格帯を決めると安心ですね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
いかがでしたか?
ゲスト1人当たりの引き出物にかける金額相場は、披露宴で提供する飲食代の3分の1が目安。
データによると、引き出物(記念品)と引き菓子を合わせた引き出物全体の平均金額は、1人あたり約6,500円でした。
でも最近ではゲストに合わせて贈り分ける人が多く、その相場もゲストによって変わってくるようです。
〇友人・同僚 3,000円~7,000円
〇上司 5,000円~10,000円
〇親族 5,000円~12,000円
〇夫婦・家族で出席したゲスト 5,000円~10,000円
上記のように、対等な立場の友人・同僚に比べて、上司や親族には少しランクアップした引き出物を贈る傾向があります。
夫婦や家族にも、ご祝儀が増える分、引き出物にかける額も上乗せすることが多いよう。
引き出物には地域性もあるので、相場を知った上で失礼のないように引き出物を選びたいですね。
とはいえ、結婚式の準備などで何かとすることの多い時期に引き出物を選ぶ時間なんてない!という人も少なくないでしょう。
そんな場合に便利なのが、「カタログギフト」。
渡す相手別にカタログギフトの相場を詳しく解説しているので、ぜひ以下の記事をチェックしてみてくださいね。
引き出物の定番、カタログギフト。相場はいくらくらいなの?
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