節約が叶う「格安結婚式」を挙げるための方法って?魅力や気を付けたいポイントもご紹介!
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「結婚式はしたいけど、費用が気になるなぁ・・・」
というカップルに支持されているのが、低価格で挙げられる「格安結婚式」。
ここでは、格安結婚式を挙げるにはどんな方法があるのかをご紹介します!
安さだけではない魅力や、気を付けたいポイントも合わせてお教えしますよ。
ぜひこれを読んで、費用を抑えつつ素敵な結婚式を挙げましょう!
格安結婚式を挙げるための方法6選
「格安結婚式」とは、文字通りリーズナブルな料金でできる結婚式のこと。
結婚式の相場は300~400万円程度。
最近はそれよりも安く済ませられる「格安結婚式」を選ぶカップルも増えてきているようです。
「格安結婚式」とひとくちに言っても、いろいろな方法で挙げることができます。
まずはどんな方法があるのか見ていきましょう。
1. 式場の「格安プラン」を利用した結婚式
まず紹介するのは、一般的な結婚式場が、人気のない日程を対象として提供している格安プランを活用する方法。
プランの対象になりやすい日程は、
・季節:夏や冬
・曜日:平日
・時間帯:夕方~夜
・お日柄:「仏滅」「赤口」など縁起が悪いとされる日
などです。
これらの日程は人気がなく、結婚式の予約が入りづらいので、格安プランの対象となるわけですね。
「平日や夜でも親族やゲストの都合がつく」
「仏滅などのお日柄は気にしない」
というカップルは狙い目かもしれません。
そのほか、挙式まで三ヶ月などの直近の日程も、結婚式の準備に時間がとれないので格安プランの対象になることが多いようですよ。
気になる式場のプランを一度チェックしてみてくださいね!
2. プロデュース会社による結婚式
次の方法は、「格安」をコンセプトにしている結婚式プロデュース会社を利用すること。
そもそもプロデュース会社とは、自社で結婚式場を持たず、提携式場を借りて結婚式のプランニングや当日の運営を行う会社のこと。
会場の維持費が必要ないため、「格安」を実現しやすいんですね。
さらに、格安をコンセプトにしてい会社だと、結婚式に必要な料理・衣裳・装花などの内容がある程度決められているよう。
選択肢を少なくし内容を画一化することで、費用が抑えられているんですね。
「細かいこだわりはないので結婚式をとにかく安く挙げたい」
というカップルには向いているかもしれません。
3. 少人数での結婚式
親族や親しい友人のみを招待した少人数結婚式にすると格安結婚式が叶うことがあります。
ゲスト人数を絞ることで、会場の規模が小さくなり、飲食代も減らせるため、式費用を抑えることができるんですね。
人数が少ない分、ゲスト一人ひとりとゆっくり話ができるため、お金をかけて華やかな演出をしなくても十分に楽しい時間が過ごせます。
「和やかな雰囲気の中で、ゲストにリラックスしてもらいたい」
という人にもオススメです。
少人数の結婚式についてはこちらの記事でも解説しています!
「少人数結婚式」ってどんなスタイル?費用や演出、メリット・デメリットは?
実際に少人数で挙げられる結婚式場を見てみたいという人は、こちらのリンク先も参考にしてくださいね。
4. 会費制の結婚式
結婚式を「会費制」にすることで格安結婚式を達成する方法も。
会費制の結婚式とは、ご祝儀の代わりにゲストから一律の会費をいただくスタイルの結婚式のこと。
ご祝儀制の結婚式よりもカジュアルに実施する人も多く、その分、総額が安く済みやすいと言われていますよ。
「会費×ゲストの人数」を計算すれば、会費の合計金額が分かるので、事前に自己負担額(自分たちで払う額)を把握しやすいのもうれしいところ。
「想定よりご祝儀が少なくて大幅に予算オーバー」なんて心配がありませんね。
また、新郎新婦だけなくゲストの費用負担も少なくなるのもポイントです。
ご祝儀の相場が3万円程度なのに対して、会費制結婚式の会費は2万円以下が一般的。
お互いに費用を抑えることができるのが会費制結婚式の魅力ですね。
会費制結婚式についてより詳しく知りたい人はこちらの記事も読んでみてくださいね!
「会費制結婚式」とは?メリット・デメリットを徹底調査!会費の相場や費用、引き出物についても解説
5. 挙式のみの結婚式
披露宴を行わず「挙式のみ」にする方法もアリ。
一般的な結婚式では「挙式代+披露宴代」が費用としてかかってきます。
そこを挙式のみにすることで、結婚式の費用を大幅に削減することができます。
また、披露宴を行う場合と比較すると準備の手間も減らすことができますよ。
教会式や神前式、人前式など、挙式スタイルの違いによって、費用が異なります。
希望の挙式スタイルの費用がいくらになるかは、挙式のみの結婚式を行っている式場に確認してみてくださいね!
「挙式のみ」が気になる人はこちらの記事もどうぞ。
挙式のみの結婚式とは?披露宴なしの場合の流れやメリット・デメリット、費用を解説!
6. フォトウェディング
最後に紹介するのは、フォトウェディング。
フォトウェディングとは、挙式や披露宴は行わず、衣裳を着て写真撮影だけ行うウェディングスタイルのことです。
一般的な結婚式と比較すると、費用をグッと抑えることができますよ。
フォトウェディングには様々なプランが用意されていることがほとんど。
プランによって衣裳の数や、ヘアメイクの有無、撮影する場所などが異なり、料金も変わってくるので、プラン選びには注意が必要です。
土日や祝日、繁忙期を避ければ、より安い費用でフォトウェディング行うこともできます。
また、写真のデータのみを受け取って、自分たちでアルバムを作成すれば、さらに節約することができますよ。
フォトウェディングについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、興味がある人はチェックしてくださいね。
フォトウェディングとは?費用からメリット、人気スポットやスタジオの探し方まで紹介!
フォトスタジオを探したい!という人はこちらをどうぞ。
以上、格安結婚式の代表的な方法についてお届けしました。
格安結婚式の魅力って?
それでは次に、格安結婚式の魅力について見ていきましょう。
低価格で結婚式が実現できる
格安で結婚式を挙げる魅力の1つめは、やはり低価格で結婚式ができること。
「急に結婚が決まったので、あまり貯金がない」
「おめでた婚なので、新生活に備えたい」
など、結婚式の費用をできるだけ抑えたいカップルにとって、格安結婚式は魅力的な存在ですね。
また、最近は
「本当は結婚式を挙げたいけどお金がかかるから・・・」
という理由で、婚姻届だけ出して結婚式は挙げないカップルも増えています。
お金が理由で結婚式に踏み出せていないなら、格安結婚式を検討してみるといいかもしれないですね!
結婚式の準備が楽
格安結婚式のもう一つの魅力は、結婚式の準備が手軽に済みやすいということ。
一般的な結婚式では、式場と何度も打ち合わせをしたり、ゲスト全員分の招待状を用意したりと、準備に手間ひまがかかるもの。
その点、格安結婚式は、人数少なめ・演出もひかえめなことが多く、準備することが限られています。
場合によっては、「すでに用意された料理や装花のプランから好きなものを選んで組み合わせるだけ」というものも。
一般的な結婚式に比べて、準備の手間もグッと抑えることができますよ。
先輩カップルのなかには、なんと準備期間が1週間で済んだという人もいるのだとか。
スムーズに準備を終えることができるので、仕事や私生活が忙しいカップルにもオススメと言えるかもしれませんね。
格安結婚式を選ぶ際に気を付けることは?
ここまで見てきたように、格安結婚式には様々な方法や魅力がありました。
しかし、格安結婚式を選ぶ際に気を付けてほしいポイントもあります。
それは、ふたりの「こだわりたいポイント」をハッキリさせておくということ。
「格安」となる代表的な理由は、
・人気のない日程で行うから
・最低限の内容で行うから
という2点が主でした。
これは裏を返せば、
・日取りが選びにくい
・内容にこだわりにくい
というデメリットとも考えられます。
たとえば、「できるだけたくさんのゲストを呼びたい!」と思っている場合。
平日や夜を選べば格安で挙げることができたとしても、呼びたかったゲストの都合が合わず、参加してもらえない・・・ということがあるかもしれません。
また、「フラワーシャワーをやりたい!」「お色直しはマスト!」など、結婚式にいろいろとこだわりがある場合。
プロデュース会社を活用して格安プランを選んでも、希望を叶えるためにはオプションをつけたりグレードアップしたりする必要が出てきますね。
すると、その分お金がかかって、「格安」ではなくなってしまうこともありえます。
やりたい結婚式とのギャップが生まれたり、結果的に高額になってしまったりしないように、あらかじめ「どんな結婚式にしたいのか」を考えておくことが重要です。
たとえば料理にこだわりたければ、料理の美味しいレストランを選び、ゲストは親族だけに絞った少人数結婚式にする。
ドレスにこだわりたければ、プロデュース会社の格安プランを活用しつつ、ドレスだけは外部のドレスショップで好きなものを選んで持ち込むなど。
「ここだけは!」という優先ポイントを絞ってプランニングすれば、格安でも理想の結婚式に近づけるはずですよ。
格安結婚式の気になるギモン3選
最後に、格安結婚式についてよく聞かれる質問について見ていきましょう!
安くてもゲストをおもてなしするには?
格安結婚式にゲストを招待する場合、費用を抑えつつもしっかりとおもてなししたい!という人も多いよう。
引き出物やプチギフト、料理は結婚式に来てくれたゲストへのおもてなしです。
これらについては、できるだけ節約は避けておくとベターと言われています。
また、費用をかける以外にも「ふたりらしさ」が伝わるような工夫をするといいですよ。
たとえば、料理に新郎新婦の地元の食材を取り入れたら、ゲストも喜んでくれそうですね。
また、派手な演出がなくても、ゲスト一人一人に手紙を書いて、新郎新婦の合図で読んでもらう「スイッチングレター」などの心温まる演出を取り入れたら、ゲストの満足感も上がりそう。
何よりも、ゲストに楽しんでもらいたいという気持ちが大切ですよ。
貯金が無くても挙式できる?
支払い方法を工夫することで、貯金がなくても挙式ができたというカップルもいます。
たとえば、支払いが式当日や後日の式場であれば、いただいたご祝儀を充てることができますね。
また、クレジットカード払いであれば、引き落としは後日になるので、同じくご祝儀を支払いに充てられそうです。
さらに、ブライダルローンでお金を工面した人も。
ブライダルローンは結婚に関するお金に限定して借りることができるローンのこと。
普通のローンよりは低金利で借りられるようです。
ローンなので審査や返済の必要があるため、利用する場合は事前によく検討するようにしてくださいね。
以下の記事でも、詳しく解説しているのでぜひチェックしてください!
貯金なしでも結婚式はできる?お金がなくても挙式するための5つの方法!
他にも取り入れたい節約ポイントって?
格安結婚式を行う上で、より節約をするなら、アイテムを持ち込むのがおすすめです。
衣裳やウェディング小物を持ち込むと、さらに結婚式費用を削減することができますよ。
特に、招待状や席次表、メニュー表などのペーパーアイテムはDIYすることで節約になります。
オリジナリティのあるものを用意できるというメリットから、様々な小物をDIYする花嫁も増えていますよ。
しかし、式場によって「持ち込み料」がかかったり、持ち込みができなかったりすることも。
持ち込みを検討する場合は、式場に事前に確認するのを忘れないでくださいね!
他にも節約ポイントを知りたい人はこちらの記事も一緒に参考にしてくださいね!
結婚式費用を安くする!ゲストに気づかれずに節約できるポイント10選
結婚式の費用で削れるところって?先輩カップルへのアンケート結果を大公開!
まとめ
一般的な結婚式よりもリーズナブルな価格で挙げられる「格安結婚式」。
費用が抑えられるだけでなく、結婚式の準備が楽ちんなのもメリットです。
ひとくちに格安結婚式といってもいろいろな種類があるので、ふたりの希望に合わせて選びましょう。
また、格安結婚式を選ぶ際には「こだわり」をあらかじめ話し合っておきましょう。
格安だからこそ、優先順位をしっかり考えて、満足のいく結婚式にできると良いですね。
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