結婚式費用、どのくらいかかるもの?相場を教えて!
「結婚式の費用」と聞くと、まとまったお金が必要というイメージがあるかもしれません。
実際のところ、どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
「挙式スタイル」や「ゲスト数」、「日取り」など、費用に影響するポイントについても見ていきましょう。
結婚式の費用、どれくらい必要?
それでは、結婚式にかかる費用について、「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」のデータをもとにご紹介します。
まずは、「結婚式全体に必要な額」を見ていきましょう。
「挙式・披露宴」にかかった費用の総額は、平均で308.3万円。
金額帯別に見てみると、次のようになっています。
50万円未満 | 0.5% |
---|---|
50~100万円未満 | 4.9% |
100~150万円未満 | 6.7% |
150~200万円未満 | 8.9% |
200~250万円未満 | 10.4% |
250~300万円未満 | 13.1% |
300~350万円未満 | 20.5% |
350~400万円未満 | 10.7% |
400~450万円未満 | 9.3% |
450~500万円未満 | 5.5% |
500~600万円未満 | 5.6% |
600万円以上 | 3.8% |
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」結婚に関するWEBアンケート調査より。以下データ出典は同じ
割とバラつきがあるようですね。
「300~350万円」が20.5%で一番多く、次に「250~300万円」が13.1%。
まとめると、結婚式にかかる費用は、だいたい200~400万円が全体の5割超を占めることになります。
挙式スタイルによる費用の違い
では、挙式だけで見ると、どれくらい費用がかかるのでしょうか?
挙式料の平均は30.8万円。
「挙式スタイル」別では、
キリスト教式(教会式) | 33.6万円 |
---|---|
神前式 | 26.6万円 |
人前式 | 28.6万円 |
という結果に。
一般的に、一番費用がかかるのは、教会で挙げる「キリスト教式」のようです。
キリスト教式が高めなのは、
・牧師
・聖歌隊
・オルガンなどの楽器演奏者
など、教会式ならではの項目に費用がかかるというのが理由のよう。
会場のタイプ別の費用の違いは?
つぎは、会場のタイプ別に費用を見てみましょう。
一般の結婚式場 | 299.9万円 |
---|---|
ホテル | 315.9万円 |
ゲストハウス | 319.8万円 |
レストラン | 291.4万円 |
結婚式場やホテル、ゲストハウスで挙式・披露宴をする場合は、だいたい300~320万円が目安のよう。
一方、レストランで挙式・披露宴をする場合の費用は、平均291.4万円。
他のタイプの会場と比べて、リーズナブルに思えますね。
レストランでは、できる演出が限られていて、演出代がひかえめになることが多いようです。
費用がおさえられるのは良いことですが、豪華な演出をしたい人には向いていないかもしれませんね。
会場を選ぶときは、費用の安さだけでなく、「二人のイメージに合った式ができるか」も考えましょう。
ゲスト数が多いほど費用がかかる?
今度は、ゲスト数を切り口に考えてみましょう。
ゲストの人数が多くなれば、その分、料理や飲み物、引き出物にかかる費用も増えます。
なので、結婚式全体の費用は当然、高くなります。
しかし、
「費用がかかる=新郎新婦の負担が増える」
というわけではありません。
披露宴はご祝儀制の場合が多く、ゲストが多くなればなるほど、いただくご祝儀の額も増えます。
2人の負担額は、「結婚式費用の総額から、ご祝儀を差し引いたもの」なので、ご祝儀が増えれば2人の負担は軽くて済むことも。
一方、少人数の結婚式の場合はどうでしょうか。
会場の使用料や衣裳代、演出にかかる費用は、大人数の結婚式とあまり変わりません。
しかし、ゲストが少ない分、ご祝儀の額は少なくなってしまいます。
そのため、場合によっては人数の多い結婚式より2人の負担が増えてしまうことも。
まとめると、
「ゲストが増えると、たしかに結婚式費用は増える」
「ただ、ご祝儀も増えるので、2人の負担額が大きくなるとは限らない。負担が軽くなることもある。」
ということになります。
結婚式の日取りが費用に大きく影響?
結婚式は、日取りによっても費用が大きく変わることは知っていますか?
結婚式の人気シーズンは、主に春(3~5月)と秋(9~11月)。
過ごしやすい気温で晴れる日が多いので、結婚式にはぴったりだと言われています。
また、ゴールデンウィークなどの連休や、土曜日の日中も、ゲストが参加しやすいので人気です。
他には、「大安」や「友引」などの「お日柄が良い」と言われる日を選ぶ人も多いよう。
こういった人気の日取りは、結婚式場の料金設定も高くなりがちです。
一方で、比較的安くなるのは次のような場合。
・夏と冬のオフシーズン
・「仏滅」や「先負」など縁起が悪いとされる土日
・土日の夕方以降(ナイトウェディング)
・平日
・挙式日が直近の3ヶ月以内
少しでも費用をおさえたい場合は、こういった日取りを狙うのも良いかもしれませんね。
詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。
あなたの住んでいる地域の平均費用は?
結婚式の費用は、地域によっても大きく変わります。
各地域の「挙式・披露宴」の費用は次の通り。
北海道 | 209.3万円 |
---|---|
東北 | 294.5万円 |
関東 | 327.0万円 |
中部 | 291.7万円 |
関西 | 285.0万円 |
中国・四国 | 322.5万円 |
九州・沖縄 | 328.3万円 |
ざっくりまとめると、「東日本は高め、西日本は低め」と言えそうです。
同じ県内であっても、エリアが違えば費用が変わることもあります。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女で、挙式と披露宴を行った人
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式全体にかかる費用の平均額は、308.3万円。
金額帯で見ると、過半数の人が200~400万円未満を選んでいます。
また、費用は「挙式のスタイル」や「会場の種類」、「日取り」や「地域」によっても大きく違うことがわかりました。
費用をおさえたければ、式場の料金が安くなる日取りを選ぶのも1つの手。
2人のイメージ通りの結婚式にできるよう、じっくり考えてみてくださいね。
「結婚式費用」の他の記事
「結婚式費用」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」