【親族のみの結婚式】費用はどれくらいかかる?費用をおさえるコツもご紹介!
親族のみで行う結婚式。
そんな少人数結婚式の場合、費用はどれくらいかかるの?
親族のみの結婚式にかかる費用相場を、「結婚式のスタイル別」「人数別」「場所別」にご紹介!
費用を節約する方法についてもお話しします。
【親族のみの結婚式】費用はどれくらい?
最近では、親族のみで結婚式を挙げるカップルも増えています。
家族や親族のみの結婚式を検討する時に、気になるのがその費用!
友人知人などを招いて行う結婚式と比べて、費用はどう変わるのでしょうか?
親族のみで挙げる結婚式の費用相場は、だいたい10万円~200万円程度。
ちなみに、「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018(※1)によると、一般的な「挙式・披露宴」にかかった費用の総額は、平均で308.3万円です。
比べると、親族のみの結婚式はゲストが少ない分、だいぶ費用が抑えられるよう!
でも10万円~200万円って、費用に大きな開きがありますよね。
それは、結婚式のスタイルや人数によって差が出るからなんです。
詳しく見ていきましょう!
親族のみの結婚式では、大きく分けて次の4つのスタイルがあります。
1 挙式のみ
2 食事会(披露宴)のみ
3 挙式+食事会(披露宴)
4 フォトウェディング
どのスタイルを選ぶかによって、費用も大きく変わってきます。
そこで次は、スタイル別の費用相場を見ていきましょう!
一般的な結婚式にかかる費用について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
結婚式費用はゲストの人数でどう変わる?人数別の費用相場や費用が変わるポイントを解説
結婚式スタイル別の費用相場
1 挙式のみの場合
挙式のみを行う場合の費用相場は、10万円~40万円程度。
挙式のみでも費用に幅があるんですね。
参列者の人数で挙式費用が変わることはあまりないので、「挙式のスタイル」によって費用が変わることになります。
一般的な挙式スタイルは、「キリスト教式(教会式)」、「神前式」、「人前式」の3種類。
挙式スタイル別の費用相場はこちら。
〇キリスト教式(教会式) 20万~40万円
〇神前式 15万円~35万円
〇人前式 10万円~30万円
キリスト教式が一番高く、神前式と人前式が比較的リーズナブルになっていますね。
人前式は挙式内容をアレンジできるので、シンプルな挙式なら10万円や、それ以下で挙げることも可能なようです。
また、挙式プランを決めるときは、基本プランの内容も要チェック!
介添え料やブーケ、ヘアメイク、写真撮影など、どこまでが含まれていてどこからがオプションなのか、最初に確認しておくと安心です。
2 食事会のみの場合
挙式はしないけれど、親族のみで食事会、もしくは披露宴を開くというパターンです。
この場合、費用相場は20万円~150万円程度。
こちらは、ゲストの人数によって大きく金額が変わります。
ゲスト1人当たりのお料理代は、だいたい1万円~2万円程度です。
「ゲストの人数×料理代金」に加えて、新郎新婦の衣裳やヘアメイク代、写真撮影代などがかかります。
会場によっては、「会場使用料」もかかりますし、ホテルや専門式場など格式の高い会場を選ぶと、全体的に費用がアップする傾向に。
ご祝儀制で行う場合は、さらに引き出物も用意する必要があるんです!
食事会は挙式のみの場合と違い、人数が増えるとその分費用が上がるのが特徴ですね。
ただしご祝儀を頂くのであれば、単純に「人数が増える=自己負担額が増える」というわけでもなさそう。
なお、会費制の場合は「総費用-(会費×ゲスト人数)」で、簡単に自己負担額を計算することができますよ。
人数別の費用相場については、このあと詳しくお話しします。
3 挙式+食事会(披露宴)の場合
挙式も食事会も行う場合の費用相場は、30万円~200万円程度。
こちらは、ゲストの人数や会場の種類、挙式・食事会のスタイルによって大きく費用が変わります。
例えば、キリスト教式の挙式に、ホテルで披露宴のように豪華な食事会を・・・という場合は上限に近い費用になるでしょう。
反対に、挙式はシンプルな人前式、その後レストランでアットホームな食事会、という場合は費用をグッと抑えられそうですね。
4 フォトウェディング
「フォトウェディング」とは、簡単に言うと写真だけの結婚式。
挙式も披露宴もしないカップルでも、婚礼衣装を着て家族・親族と写真を撮ることができます。
フォトウェディングの相場は、数万円~30万円程度。
写真に写る人数で金額が変わることは少なく、写真のカット数やアルバム作成の有無、撮影場所や衣裳などによって費用が変わります。
家族分の衣裳をレンタルしたり、ヘアメイク・着付けをお願いしたりする場合は、その費用が追加になるでしょう。
オプションや選べる衣裳の種類などを、前もって確認しておくとよさそうですね。
また、フォトウェディングには、スタジオ内で撮る「スタジオ撮影」と、スタジオの外に出かけて撮る「ロケーション撮影」があります。
一般的にリーズナブルなのはスタジオ撮影です。
フォトウェディングについて詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
では次に、食事会をする場合の、人数別の費用相場を見ていきましょう。
人数別の費用相場
先ほどお話ししたように、挙式は参列者の人数によって費用が変わることは少ないもの。
でも食事会(披露宴)の場合は、人数によって費用が大きく変動します。
親族のみなど少人数の場合、多くても30人程度に収まることが一般的。
そこでゲストが10人~30人の場合の、費用相場をそれぞれご紹介します。
(※料理代金は1人15,000円で計算)
ゲストが10人の場合
10人で食事会をする場合、費用相場は20万円~50万円程度。
費用の内訳例
〇食事代・・・15万円
〇引き出物・・・10万円
10人程度の場合はごく親しい家族のみという場合が多いので、派手な演出はせず、アットホームな食事会にする人が多いよう。
親族からは高額なご祝儀をいただく場合も多いので、引き出物代は一般的な相場より高く見積もっておくと安心です。
ゲストが20人の場合
20人で食事会をする場合、費用相場は60万円~100万円程度。
費用の内訳例
〇食事代・・・30万円
〇引き出物・・・20万円
〇会場使用料・・・10万円
人数が増えると「会場使用料」が必要になることが多いので、少し費用は上がりますね。
ゲストが30人の場合
30人で食事会をする場合、費用相場は90万円~150万円程度。
費用の内訳例
〇食事代・・・45万円
〇引き出物・・・30万円
〇会場使用料・・・20万円
会場使用料は、「1会場につき〇〇円」と設定されている場合もあれば、人数によって変わる場合も。
10万円~20万円程度予算に組み込んでおくと安心ですね。
また、ゲストが30人程度になる場合は、場が盛り上がるようにケーキカットなど華やかな演出を取り入れるカップルも少なくありません。
司会者を呼ぶなど「披露宴」に近いスタイルにすることも多いので、その分費用はアップします。
これはあくまで食事会の料金で、プランによっては、ここに衣装代やヘアメイク代などオプション料金が加わることに!
挙式+食事会の場合は、挙式の料金もプラスして考えてくださいね。
ここまで、結婚式のスタイルや人数別の費用相場をご紹介しました。
次は、国内リゾートや海外で結婚式を挙げる場合の費用相場もチェックしてみましょう!
場所別の費用相場
国内リゾートや海外で親族のみの結婚式を挙げる場合は、かかる費用が少し変わってきます。
場所別に費用相場を見ていきましょう。
(※結婚式のスタイルは挙式+食事会(パーティー)を想定)
ハワイの場合
「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018(※2)によるとハワイで結婚式を挙げた先輩カップルの平均費用は、242.2万円。
参列者の平均人数は10人でした。
費用の内訳は、
〇挙式料 ・・・108.2万円
〇航空費と宿泊費・・・104万円
〇パーティー料 ・・・30万円
こんな感じです。
リゾート婚の場合は、航空費や宿泊費がかかるんですね。
ハワイでの挙式を検討している人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
ハワイでの結婚式の費用目安は?細かい内訳や費用を安く抑える方法を解説!
グアムの場合
ハワイと同様のアンケートデータによると、グアムで結婚式を挙げた先輩カップルの平均費用は、183.3万円。
こちらも参列者の平均人数は10人ほどでした。
費用の内訳は、
〇挙式料 ・・・83.5万円
〇航空費と宿泊費・・・82.3万円
〇パーティー料 ・・・17.5万円
全体的にハワイよりも少し費用が抑えられそうですね。
グアムでの挙式を検討している人は、こちらも参考にしてみてください。
沖縄の場合
沖縄で結婚式を挙げる場合の費用相場は、70万円~250万円。
航空費と宿泊費は、20万円以内におさまったという人が多いよう。
国内リゾートなら、航空費が安く抑えられそうですね。
その分、パーティーの内容にこだわる人も。パーティーの内容によって総費用が大きく変わるという印象です。
沖縄での挙式を検討している人は、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。
沖縄での結婚式の費用相場は?気になる内訳のほか、費用をおさえるコツも伝授!
場所別の基本的な費用はこんな感じですが、国内リゾートや海外で結婚式を挙げる場合は、参列者の旅費を誰が負担するかも重要なポイント。
新郎新婦が、全額もしくは一部を負担するパターンが多いようです。
また、旅費の負担を考える時は、ご祝儀もセットで考えます。
参列者自身が旅費を負担する場合は、ご祝儀をなしにするのが一般的。
その他にも、現地での観光やお土産の費用も予算に組み込んでおくとよさそうです。
新婚旅行を兼ねる場合は、宿泊日数や観光費がさらに増えることになりますよ。
一般的な結婚式より費用が抑えられるとはいえ、親族のみの結婚式もそれなりに費用がかかるんですね。
そこで最後に、親族のみの結婚式で費用を節約する方法をご紹介します!
費用を節約する方法は?
親族のみの結婚式で、費用を節約する方法はこちら!
演出を減らす
フラワーシャワーやケーキカットなど・・・結婚式の演出はさまざまです。
でも親族のみの少人数結婚式なら、無理に色々な演出を取り入れなくてもOK。
大人数の一般的な結婚式の場合、ある程度演出や余興がないと、盛り上がりに欠ける場合もありますよね。
でも親族のみの結婚式なら、長い歓談タイムも、思い出話に花が咲き、充実した時間になりそう。
ゆっくりとアットホームな雰囲気の結婚式にしたいなら、派手な演出を省くと費用の節約にもなりますよ。
少人数の結婚式におすすめの演出が知りたい人はこちらの記事も読んでみてくださいね。
少人数婚・家族婚ならではのオススメ演出15選!気持ちが伝わる結婚式にしよう
司会を自分たちでする
親族のみの結婚式で演出も少ない場合、プロの司会者が必要ない場合も。
多少失敗したり言葉を言い間違えたりしても、親族ならみんな温かい目で見守ってくれますよね。
新郎新婦自身で行う場合もあれば、親族の中の誰かに頼む場合も。
親族に司会をお願いするのであれば、司会進行の原稿を新郎新婦が用意する、きちんと前もって打ち合わせをするなど、頼まれた人の負担を軽くするような配慮が必要です。
親族に司会を頼む場合、数万円のお礼を包むことになりますが、それでもプロの司会者に依頼するよりは費用を抑えることができますよ。
ふたりや親族が司会をすると、食事会がアットホームな雰囲気に!
親族のみの結婚式にピッタリですね。
お色直しをナシにする
結婚式ではお色直しをする人が多いですが、必ず必要ということではありません。
気に入った花嫁衣裳1着を着て、挙式・披露宴の間を過ごしてももちろんOKなんです。
お色直しで中座してしまうより、親族のみならゆっくり歓談した方が楽しい食事会になるかも!
衣裳が1着になることで、費用も節約できますね。
宴内人前式にする
「宴内人前式」とは、披露宴会場で人前式をするスタイルのこと。
つまり、「食事会や披露宴を行う会場」=「挙式会場」になるんですね。
少人数でアットホームに挙式がしたい場合や、「堅苦しい儀式が苦手」という人に向いています。
高齢の親族など移動が負担になる人にとっては、ひとつの場所で最後まで過ごせるというメリットも。
まさに親族婚向けですね。
挙式会場にかかるお金がなくなるため、費用もグッと節約できますよ!
リゾート婚はオフシーズンがお得
国内リゾートや海外挙式の場合、交通費や宿泊費がかかるんでしたね。
でも旅費は、時期によって変動するもの。
例えばオフシーズン(あまり人気のないシーズン)を選べば、航空費も宿泊費も安く設定されていることがほとんどです。
参列者全員の旅費を全額・もしくは一部負担するとなると、少人数でも大きな出費。
お得なシーズンを選ぶことで、費用の節約になりそうですね。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
(※1)
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女で、挙式と披露宴を行った人
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
(※2)
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍5年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
親族のみの結婚式を挙げる場合の、費用相場についてご紹介しました。
費用相場は、だいたい10万円~200万円程度。
結婚式のスタイルや招待人数によって、かかる費用も変わります。
演出を減らしたり、司会を自分たちでしたりすれば、アットホームかつ費用の節約にもなるという2つのメリットが!
他にも、お色直しをなしにする、宴内人前式を選ぶなど、節約の方法はさまざまです。
国内リゾートや海外で結婚式を挙げる場合は、オフシーズンを選ぶと旅費の節約になりますよ。
賢く節約しつつ、親族に喜んでもらえるアットホームな結婚式にできるといいですね!
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