結婚式費用で節約してOK・NGのラインはどこ!?
結婚式には意外と費用がかかるもの。
「できるだけ節約したい!」
という人も多いと思います。
ただ、結婚式には節約すると失敗する項目も。
ここでは、結婚式費用で
「節約してもOK」なところ
「節約するのはNG」なところ
それぞれを項目別にご紹介します。
結婚式費用で節約してOKなところ
直近5年以内に結婚したカップルに、「挙式、披露宴などで節約のために費用を抑えた項目」について聞いてみました。
Q.挙式、披露宴などの準備で、節約のために何の費用を抑えましたか?(複数回答) | ||
---|---|---|
1位 | 招待状や席次表、メニューなどのペーパーアイテム | 56.5% |
2位 | ウェルカムボードなどのウェディングアイテム | 56.3% |
3位 | 写真・ムービーなど、記録に残すもの | 54.9% |
4位 | 会場装花 | 29.9% |
5位 | 挙式や披露宴での演出 | 27.8% |
6位 | 新郎新婦の衣裳 | 24.2% |
7位 | 招待客の人数 | 21.9% |
8位 | ゲストへの引き出物などのギフト | 15.7% |
9位 | 料理 | 6.7% |
10位 | その他 | 1.9% |
(※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より)
ふむふむ。
ゲストの人数自体を少なくした人も21.9%いるんですね。
ただ、ゲストの人数が減るとご祝儀の額も減るので、場合によってはふたりの負担額が増えてしまうことも。
必ず節約になるとは限りません。
ということで、ここではゲスト数以外の項目について説明しますね。
【節約OK①】 小物類
小物類、つまり「細かい部分」は、節約しても比較的ゲストの満足度に影響が少ないようです。
節約ポイントとしては第一に考えたいところ。
具体的には何があるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
○ペーパーアイテム
先ほどのアンケートでも節約ポイント1位になっていたペーパーアイテム。
・招待状
・披露宴の料理のメニュー表
・ゲストの席に置く席札
・ゲストの席を案内する席次表
など、ゲストの人数分、用意するものなので、意外とお金がかかります。
安く作ってくれる外注業者を探したり、自分たちで手作りしたりして、賢くコストカットしましょう。
○アクセサリー類
グローブ、ティアラ、ネックレスなど、主に花嫁が身につけるアクセサリー類。
ドレスに比べると目に入りにくいので、無理に高いものを選ばなくて良いかもしれません。
シンプルな品でも、「母から譲り受けました」とエピソードを交えて紹介するなど、工夫すればゲストの印象に残りますよ。
○テーブルアイテム
ナプキンやチェアカバーなど、披露宴のテーブルに必要なアイテムです。
○ウェルカムボード
会場入口に置くゲストへの案内板、ウェルカムボード。
結婚式の後は、物置の奥に眠ったまま・・・という先輩カップルも多いようです。
時間があれば自分たちで作ったほうがリーズナブル。
一緒に作ることで二人のいい思い出にもなりますよ。
ウェルカムボードの手作りについてはこちらをどうぞ!
ウェルカムボードの基本的な作り方まとめ!人気デザイン6選もご紹介
【節約OK②】 写真・ビデオ
○演出で流すムービー
会場にお願いすると高くなりがちなのが、演出として流すプロフィール・エンドロールムービー。
ソフトを買って自分で作れば大幅にコストカットできます。
自分で作るのが難しければ、会場の外の専門業者に頼むのも手。
○記念写真やビデオ
式場と契約しているプロのカメラマンに頼むと、そのぶん料金がかかります。
家族や友人に写真を撮るのが上手な人がいれば、お願いしてもよいかもしれませんね。
撮影を依頼するときは、具体的に撮ってほしい場面やアングルを細かく伝えておくとスムーズです。
結婚式当日のビデオ撮影を安く抑えるコツについてはこちら。
結婚式当日のムービー撮影、費用ってどれくらい?節約するためのコツは?
【節約OK③】 装花
会場を美しく彩る装花は、必要な場所を見極めて上手に節約したいところ。
・ふたりが座るメインテーブル
・ケーキ入刀用のナイフの装花
など、「写真に残りやすい場所」から優先して飾るのが良さそうです。
ただ、あまりに少ないと会場が寂しくなってしまうことも・・・
貧相な感じにならないよう、プランナーと相談しながら決めるのをオススメします。
先輩カップルのなかには、披露宴の装花をその後の二次会で再利用したという賢い人たちもいるようですよ!
装花の費用節約については、こちらの記事も読んでみてくださいね。
結婚式の装花を節約したい!コスパ良く華やかに魅せるコツを紹介
【節約OK④】 衣裳
新郎新婦の衣裳も、あまりこだわりがなければ節約してOK。
披露宴のお色直しの回数を減らしたり、もしくは思い切ってお色直しをしないのもアリですよ。
新郎はタキシード1着にして、シャツやタイ、ベストなどの小物だけ変えてイメージチェンジ!
【節約OK⑤】 プチギフト
披露宴でゲストに配るプチギフト。
名前の通り「小さな贈り物」なので、お金をかけなくても気の利いたものならゲストは喜んでくれるはず。
例えば、 “Thank you so much!” などのメッセージが入ったかわいい「ミントタブレット」なんかいかがでしょう?
料理を食べたあとのお口直しにぴったりです!
【節約OK⑥】結婚式費用(式場予約サイトの活用)
結婚式費用を節約したいなら結婚式場予約サイトのキャンペーン特典も見逃せません。
例えば
・フェア見学で、●万円の商品券プレゼント
・式場決定でもらえる●万円分の割引特典
などの広告を、目にしたことがあるのではないでしょうか。
どの式場予約サイトを経由して、結婚式場の見学予約をするかによって、もらえる特典金額が大きく変わります。そのため、サイト選びも大きなポイントと言えそうです。
式場予約サイト「結婚スタイルマガジン」なら、フェア・見学予約して結婚式を挙げれば、最大20万円分のご祝儀(割引特典)がもらえます。
お得な特典内容は、サイトごとに違うので気になる人はぜひ比較検討してみてください。
「サイトもキャンペーン・特典もいろいろあって、どこが一番お得なのかよく分からない」
という人は、こちらの記事をどうぞ。
【2024年2月最新】 結婚式場予約サイト4社比較!お得な特典・キャンペーンを比べました
主な式場予約サイトの特典・キャンペーンを一度に比較しています。
ぜひ、結婚式場予約サイトもかしこく活用してくださいね!
結婚式費用で節約するとNGなところ
続いて、節約するべきではない費用を見ていきましょう。
【節約NG①】 料理・飲み物
料理や飲み物は、結婚式でゲストへの何よりのおもてなしとなるポイント。
ゲストの方でも期待していることが多いので、考えなしに節約するのはやめた方が良いです。
とはいえ、「高ければ良い」とも限りません。
料理で大切なのは「量」と「質」。
量については、「ちょっと品数が多くて食べきれないかも?」と思ったら、削った方が良さそうですよね。
質については、試食して「おいしい!」と思ったなら、無理に高いコースを選ばなくても良いかもしれません。
ゲストの満足を第一に考えて選びましょう。
【節約NG②】 引き出物
引き出物には、「来てくれたことへの感謝の気持ちを伝える贈り物」という意味があります。
それを考えると、あまり安い物はやめた方が良さそうですね。
どうしても節約したければ、ゲストの立場ごとに贈る物を分けましょう。
たとえば、
「主賓」や「親族」には高めのものを用意。
「友人」は、主賓や親族より安いもの。
といったように。
このような「贈り分け」をするときに気をつけたいのが、引き出物を入れる「引き出物袋」。
「違う物を入れるのだから、分かりやすいように違う袋を使いたい」
と思うかもしれませんが、人によって袋が違うと、ゲストはちょっと気になりそう・・・
袋はすべて同じものにするのが無難です。
ちなみに、この引き出物袋も自分で用意して会場へ持ちこめば節約に。
式場で頼むと1枚250~500円くらいかかりますが・・・
持ち込みなら100円台で行けることも!
以上、節約してOKな費用とNGな費用をそれぞれお届けしました。
もちろん、ご紹介した内容は絶対ではありませんし、他にも結婚式にかかる費用はあります。
「ここは削るべきか、削らぬべきか・・・」
と悩んでしまうこともあるかもしれません。
そんなときの対処法を、最後にお伝えします!
節約で迷ったときは…
迷ったとき基準にしたいのが「結婚式のテーマ」。
「結婚式のテーマ」とは、「こんな結婚式がしたい」という、ふたりの理想のイメージのことです。
たとえば、「ゆったりくつろげる結婚式」にしたい場合。
式場のプランナーさんは、良かれと思っていろいろな演出を紹介してくれるかもしれませんが・・・
あまり演出を詰め込みすぎると、式の進行もスピーディーになり、ゲストにくつろいでもらえないかもしれません。
くつろいでもらうためには、食事と歓談の時間を長く取って、料理にお金をかけた方が良さそうです。
こんな風に、結婚式のテーマがハッキリしていれば、どの費用を削ればいいか自然にわかってきます。
「テーマなんていきなり言われても・・・どうやって決めればいいの?」
という人は、こちらもチェックしてみてくださいね。
【結婚式のテーマ】決め方アイデア7選!マネしたくなるオシャレな取り入れ方も実例付きで紹介!
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式の費用で節約できるポイント、色々ありましたね。
どこを節約するかについては、
・ゲストの満足度に影響するか
・結婚式のテーマに合っているか
の2つを基準にして考えると良さそうです。
また最近では、披露宴をせずに「挙式のみ」の結婚式スタイルを選んで費用を大幅に抑えるカップルもいるようです。
「挙式のみ」の結婚式に興味がある人はこちらの特集がオススメですよ。
「挙式のみOK」の結婚式場特集
ご紹介した内容を参考に、ゲストもふたりも満足できる結婚式を目指しましょう!
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