結婚式の費用で削れるところって?先輩カップルへのアンケート結果を大公開!
結婚式にはたくさんの費用がかかるもの。
「できるだけ節約したいけど、結婚式の費用で削れるところってどこ・・・?」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、先輩カップルが実際に節約した項目を大公開!具体的な節約アイデアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
先輩カップルが費用を削ったところTOP5
結婚式の費用でどこを節約したか先輩カップルにアンケートをとってみたところ、TOP5はこのようになりました。
※結婚スタイルマガジントレンド調査2025 より
以下出典は同じ
ウェルカムスペースに飾るアイテムや、招待状などのペーパーアイテムを節約しているカップルが多いようですね。
それでは、先輩カップルがよく節約している項目をより詳しく見ていきましょう。
1 ウェルカムアイテム
まず最も多くの先輩カップルが節約したのは、ウェルカムボードをはじめとした「ウェルカムアイテム」。
アンケートでは58.1%の人がこの費用を節約したと回答しています。
特にウェルカムボードは、自分でDIYすれば業者に依頼するよりも値段を抑えやすいようです。
また費用面だけでなく、結婚式のイメージに合わせて自由に作ることができるのも、DIYの良い所ですね。
他には、100均や300均などの手ごろなアイテムを活用してウェルカムスペースを飾るのも節約になりそう!
結婚式のテーマやイメージカラーに揃えて会場全体との統一感を出せば、節約してもおしゃれに見えそうですね。
ウェルカムボードはコッパースタンドを購入して自作。ウェルカムスペースは100均アイテムを中心に飾りました。プチプラのアイテムでも色を塗って加工すると高見えしますよ。
ゲストにも「センスがいい」ってほめられました!
100均アイテムを活用したウェルカムスペース38選!先輩花嫁のオシャレな実例を参考にしよう
【動画つき】100均で高見え!ウェルカムボードの作り方&DIYアイデア9選
2 ペーパーアイテム
次に先輩カップルがよく節約しているのは、招待状や席札などの「ペーパーアイテム」。
こちらも半数以上の人が節約しているようですね。
ペーパーアイテムはゲスト1人ずつに用意するのが基本なので、特に人数が多い場合は費用がかさんでくるところ。
自分たちで手作りしたり、安く作ってくれる外部業者を探したりすれば節約できますよ。
ペーパーアイテムの手作りキットなどもたくさんあるので、比較的手軽にDIYしやすいアイテムと言えそうです。
また、人数分の席次表を用意する代わりに、「シーティングチャート」を作るのもGOOD。
「シーティングチャート」とは、ゲストの名前と座るテーブルをこんな感じで掲示するもののこと。
ゲストは、受付に置かれたシーティングチャートを見て、自分の席を確認するんですよ。
他には「WEB招待状」を活用して費用を抑えた人も。
WEB招待状は無料で利用できるサービスも多いので、そういったものを選べば特に節約できそうですね!
無料のWEB招待状を活用しました。
メニュー表や席次表はWEB招待状のデザインと合わせて手作り。統一感もあり、オシャレにまとまったので、大満足です!
結婚式ペーパーアイテムを手作りしたい♡流れやコツ、DIYデザインをご紹介!
シーティングチャートって?席次表との違いは?デザイン実例・メリット・注意点も紹介
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3 アクセサリーなどの小物類
グローブやベール、ティアラにネックレスなどの小物類を節約した人は全体の29.6%。
約3割の人が節約しているみたいですね。
アクセサリーなどの小物類は、式場提携ショップで購入・レンタルすると高額な費用がかかりがち。
先輩花嫁たちは、
・結婚式を挙げた人が使ったものを安く譲ってもらう
・プチプラの通販サイトで購入する
という方法で節約しているみたいですよ。
ただしこの場合は手元に届くまでクオリティがわからないのが注意点。
納得いかず買い直して、結局高くついてしまった・・・ということもありえるので、気を付けてくださいね。
他には、「つけるアクセサリーの数を減らす」というのも一つの手。
たとえば大ぶりのイヤリングをつけるなら、ネックレスはつけない方がバランスよく見えるかも。
全体のコーディネートを考えながらアクセサリーの数を減らすと、抜け感も演出しながら節約が叶えられそうです。
ベールやグローブなどの小物類は通販で購入。アクセサリーは母からもらったパールのピアスをつけ、ネックレスはなし。
安っぽく見えないかなとちょっと心配していましたが…試着してみると、パールのピアスが映えていい感じのコーディネートに。1つ良いものを身につけていると全体的に上品に見えた気がします!
ウェディングドレスにネックレスは必要?選び方のポイントやおしゃれな実例をご紹介
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4 写真・ムービー
「当日のスナップ写真やムービー撮影」、「DVD・アルバム作成」を節約したという人は、23.4%でした。
こういった撮影系の費用で悩む人が多いのは、ムービー撮影まで頼むかどうか。
結婚式当日の映像は大切な思い出になるものですが、式場提携のカメラマンに頼むとけっこうな金額がかかるよう。
そこで、写真だけ頼み、ムービー撮影はやめて節約する人もいるようです。
最近はゲストのスマートフォンでも簡単にムービー撮影ができます。クオリティは求めず、思い出の記録だけ残したい・・・という人はそこを削るのもいいかもしれませんね。
また、自分や家族のためにアルバムを作ってもらうとそれもお金がかかります。
撮影データのみを受け取り、アルバムの作成は自分で行ったり、安い業者に依頼したりして費用を抑える人もいますよ。
ただ「撮影データだけの受け渡しはできない(アルバム必須)」という式場もあるようなので、事前に確認しておくと安心です。
撮影データだけの受け取りができない式場だったので、一番リーズナブルなアルバムを自分たち用に発注しました。
親や親族には、アルバムと一緒にもらったデータを活用して、自分たちでアルバムを作りプレゼント。すべて業者に頼むより節約になりました。
結婚式のアルバムを手作りしたい!構成やレイアウトのコツは?手作りの手順も解説!
結婚式当日のムービー撮影、費用ってどれくらい?節約するためのコツは?
5 披露宴の演出
披露宴の演出を節約したという人も2割くらいいましたね。
披露宴の演出には、ケーキ入刀などの定番演出から、プロジェクションマッピングを使ったユニークな演出までいろいろありますが・・・
節約するなら、「テーブルラウンド」系の演出がオススメ。
たとえば、各テーブルを回りながら写真を撮っていく「フォトラウンド」は、カメラマンさえいれば他の費用は必要ないので節約になります。
フォトラウンド以外にも、新郎新婦がテーブルを回りながらゲストにドリンクを注いだり、ケーキを配ったりする演出もあるようです。
テーブルを回りながらさまざまなゲストと交流することができるので、特に歓談重視の結婚式にはピッタリの演出ですね。
演出でいうと他には、オープニングムービーやプロフィールムービーなどのムービー演出を自作して、節約する人もいますよ。
歓談重視にしたかったのもあり、披露宴の演出は少なめにして、ゆっくりとフォトラウンドをしました。ゲスト全員と写真を撮れたし、いろいろな人から「キレイだよ!」とか「おめでとう!」とか声をかけてもらえてうれしかったです。
結婚式のプロフィールムービーを自作したい!手順ごとにコツを解説!
こんな費用を削るのもアリ!その他の節約候補
さて、先輩カップルがよく節約している項目を5つ紹介しました。
ただ他にも比較的節約しやすい項目はあります。
そこで次は、その他の節約候補も見てみて、自分に合った節約方法を考えていきましょう。
会場装花
会場を美しく彩る装花は、ゲストの目に入りやすく、写真にも残るところなので、ある程度華やかさを保ちたいところ。
特に「高砂装花」や「ゲストテーブル」などは優先して飾った方が良さそうですね。
上手な節約方法としては・・・
・手に入りやすい旬の花を使う
・グリーンを多めに使ってボリュームを出す
・花瓶やキャンドルなど花以外の装飾にもこだわる
などがあります。
他には、活け方を工夫するというアイデアも。
例えば、水の中に花を入れる「水中花」という飾り方が最近人気のようですよ。
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会場装花が意外と高かったので、費用をおさえるために、高砂にはグリーンをたくさん取り入れてもらいました。
ゲストテーブルには「水中花」という飾り方を取り入れ、花の本数は減らしつつもおしゃれに見えるように工夫しました!
結婚式の装花を節約したい!コスパ良く華やかに魅せるコツを紹介
ウェディングブーケ
ウェディングブーケも比較的節約しやすい項目。
まずは、挙式と披露宴で同じブーケを使って、ブーケの個数を減らすという節約方法があります。
他には、安い外部業者を探すという手も。
さらに、生花でなく造花のブーケにするというアイデアもありますよ。
なんと、中にはウェディングブーケを手作りして節約したという人も。
器用さに自信がある人は、自分で作ってみるのもアリかもしれませんね。
ブーケは手作りしました!
ピンク色が好きだったので、ピンクカラーの造花を購入して束ね、ベロアリボンで結びました。節約にもなったし、自分好みに作れたので、手作りしてよかったです。枯れないので、今でも家に飾っていますよ!
ウェディングブーケどう手配した?式場提携or外注?手配方法ごとのメリットやデメリットを解説
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新郎新婦の衣裳
節約してもゲストの満足度には響きにくいのが「新郎新婦の衣裳」。
たとえば、
・シンプルなデザインのものを選ぶ
・中古で購入する
・結婚式を終えた人から安く譲ってもらう
なんていう方法で費用を抑える人がいます。
他には、お色直しをしないという選択も。
お気に入りの衣装が一着見つかったという人は、そんなことを検討してもいいかもしれませんね。
特に、新郎はタキシード1着にして、シャツやネクタイ、ベストなどの小物だけ変えてイメージチェンジする人も少なくないようです。
節約のために、お色直しはなしにしました。その代わり、袖のつけ外しができる「2way」のドレスを選びましたよ。
披露宴ではヘアスタイルをがらっと変えたのもあって、結構印象が変わりました!
ウェディングドレスは購入とレンタル、どっちがお得?それぞれの費用やメリットは?
新郎衣裳はレンタルor購入?それぞれの平均費用と節約術まとめ!
以上、先輩カップルがよく節約している項目やその他の節約候補をご紹介しました。
あれを節約しようかなという項目は見つかりましたか?
ちなみに今ご紹介したような結婚式の内容に関する節約項目以外にも、たとえば、
・結婚式のオフシーズンである冬や夏に挙げる
・赤口や仏滅など縁起が悪いとされる日に挙げる
などの方法が節約につながることも。
結婚式の日取りがまだ決まっていない人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
結婚式費用が安い時期って?日程・時間帯で節約する裏ワザもご紹介!
また最近人気の少人数婚は、費用を抑えたいカップルにもおすすめのスタイル。
というのもゲストの数が少なくなればなるほど、一人ひとりに用意する料理や引き出物などの費用は抑えられます。
そのため、リーズナブルに結婚式を挙げやすいんですよ。
少人数婚が気になる人は、こちらの記事をチェックしてみてください!
「少人数結婚式」ってどんなスタイル?費用や演出、メリット・デメリットは?
さらに「これから式場を予約する」という人は、次の内容も要チェックですよ!
【番外編】式場予約サイトが用意している特典を見比べる
式場予約がまだの人にぜひ知っておいてほしいのは、「結婚式場予約サイトのキャンペーン特典」。
たとえば
・式場決定でもらえる○万円分の割引特典
・フェアに参加して契約すれば料理のグレードアップ無料
といった特典があることも。
このような特典は、どの式場予約サイトを経由して見学予約をするかによって大きく変わります。
そのため、式場予約サイト選びも節約する上で大きなポイントと言えそうです。
お得な特典内容は、サイトごとに違うので気になる人はぜひ比較検討してみてください!
こちらの記事では、主な式場予約サイトの特典・キャンペーンを一度に比較していますよ。
【2025年4月最新】 結婚式場予約サイト4社比較!お得な特典・キャンペーンを比べました
リンク先の記事で、一番お得となっている「結婚スタイルマガジン」から予約して結婚式を挙げれば、最大20万円分のご祝儀(割引特典)がもらえます。
こちらのリンクからぜひ気になる式場を探してみてくださいね。
【参考】どこを節約すればいいか迷ったときは?
さて、この記事では節約できる項目について詳しく説明してきましたが・・・
「費用を削れる項目が意外に多くて、どこを節約すればいいのか迷ってしまう」と感じた人もいるかもしれませんね。
そこで最後は、そんな時の考え方をご紹介します。
どこを節約するかで悩んだとき、基準にしたいのが「結婚式のテーマ」。
「結婚式のテーマ」とは、「こんな結婚式がしたい」という、ふたりの理想のイメージのことです。
たとえば「ゆったりくつろげる結婚式」というテーマにする場合。
演出や余興を詰め込みすぎると、式の進行が慌ただしくなり、新郎新婦もゲストもくつろげないもの。
そんな時は、演出の量を減らせば、節約しつつもゲストがゆったりくつろいでくれる理想の式を叶えられそうです。
こんな風に、結婚式のテーマにそって考えていけば、どの費用を削ればいいか見えてくるはず。
こだわりたいポイントはおさえながら、節約できる方法を検討してみるといいですね。
「でもテーマなんていきなり言われても思い浮かばない・・・どうやって決めればいいの?」
という人は、こちらの記事も参考にしてみてください!
【結婚式のテーマ】決め方アイデア7選!マネしたくなるオシャレな取り入れ方も実例付きで紹介!
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」
結婚式費用に関するWEBアンケート調査
調査対象:直近3年以内に国内で挙式・披露宴を挙げた20代~30代の男女
調査時期:2025年3月
対象人数:351人
調査方法:QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2025_02
まとめ
先輩カップルにアンケートをとったところ、よく節約されている項目TOP5はこんな感じでした。
1 ウェルカムアイテム
2 ペーパーアイテム
3 アクセサリーなどの小物類
4 写真・ムービー
5 披露宴での演出
その他、会場装花やブーケ、新郎新婦の衣裳なども節約できそうな項目です。
理想とする結婚式のイメージを叶えつつ、バランスよく節約できるといいですね。
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