結婚式費用は誰がどのくらい支払うべき?分担方法は?
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けっして安くはない結婚式の費用。
新郎側と新婦側、どちらがどのくらい負担すればいいのかと迷う人は多いようです。
公平に分担できる方法は?
先輩カップルはどんな風に分担したの?
ギモンをまとめて解決します!
おすすめの分担方法は?
結婚式費用とひとくちに言っても、項目によって次の3つのタイプがあります。
・新郎側と新婦側に共通でかかる費用
・ゲストの数によって変わる費用
・新郎側と新婦側、どちらかに多くかかる費用
公平に費用を分担するためには、費用のタイプごとに合った分担方法を選ぶとベター。
ということで、「こんな費用にはこの方法!」というおすすめ分担方法を3つご紹介します。
方法1 両家で折半
かかった費用を単純に2で割って、両家で負担するもの。
一番シンプルな分け方ですね。
両家で折半すると良いのは、「新郎側と新婦側に共通でかかる費用」です。
「共通の費用なので半分ずつ負担」と思えば、納得感があるのではないでしょうか?
「共通の費用」を具体的に言うと、次のようなものになります。
・会場費用
・映像・音響機器の使用料
・司会者料
・演出代
・新郎新婦共通のゲストへのお礼・お車代
・写真・ビデオ・アルバム
方法2 ゲストの人数割りで負担
ゲストの人数割で負担するといいのは、「ゲストの数によって変わる費用」です。
例えば、
新郎側のゲストの数 100人
新婦側のゲストの数 30人
という場合。
ゲストの数は明らかに新郎側のほうが多いので、すべての費用が折半だと、新婦側はモヤモヤしてしまうかもしれません。
なので、「ゲストの数によって変わる費用」については人数比で割って、不公平感をなくしましょう。
「ゲストの数によって変わる費用」の具体的な項目はこちら。
・会場装花
・招待状・席札
・引出物
・料理・飲物
「会場装花」が入っているのは、ゲストの数によってテーブルの数も違うから。
テーブルが増えるとテーブル装花代も上がりますよね。
細かく分けるなら、「ゲストテーブルの装花は人数割」「新郎新婦のメイン卓の装花は折半」としてもいいかもしれません。
方法3 新郎新婦それぞれで負担
それぞれで負担すると良いのは、「新郎側と新婦側、どちらかに多くかかる費用」です。
たとえばこんなもの。
・衣裳
・ブーケ
・ヘアメイク
・ブライダルネイルやブライダルエステ
・新郎側・新婦側それぞれの遠方からのゲストの交通費・宿泊代
衣裳やメイク代は新婦側の方が高くなりがち。
それを折半にしてしまうと、新郎側は納得がいかないかもしれません。
それぞれ自分で費用を負担するなら、女性も気兼ねなく着たいドレスが選べますね!
また、遠方からのゲストの交通費や宿泊代も、それぞれが負担するのが一般的。
ただ、
「新郎の地元で結婚式をするので、新婦側のゲストだけ交通費が多くかかる」
といった場合は、単純にそれぞれで負担とすると、不公平かもしれません。
分担について、両家で話し合った方がベターです。
以上、おすすめの分担方法3つでした。
まとめると、こんな感じになりますね。
この「おすすめの方法」は、あくまで一例。
分担方法は他にもいろいろ考えられます。
他にはどんな方法があるのか、実際に結婚式を挙げた先輩たちの意見を参考に、見ていきましょう。
先輩たちはどう分けた?
4つの方法をご紹介します。
1 新郎側が多く負担する
新郎のほうが収入や貯蓄が多いので、新郎側が費用を多く負担するという方法。
また、新郎の性格や家柄によっては「新郎側が多く負担するのは当たり前だ」と考えることもあるようです。
先輩カップルの一例を挙げると、
「結婚式にかかる基本的な費用は新郎側が負担。
新婦側は追加費用を負担した」
なんてパターンがありました。
2 新婦側が多く負担する
「ちょっと高くても素敵なデザインのドレスが着たい。ブーケにもこだわりたい。エステにも通わなきゃ・・・!」
などなど、結婚式でこだわりたいポイントは新婦のほうが多くなりがち。
「結婚式は自分のこだわりを貫き通したので、費用は私のほうが多めに払いました」
といったように、理想の結婚式を叶えるために新婦が負担を多くして、新郎側に納得してもらったという声があります。
3 ふたりの「共通貯金」で全てをまかなう
「結婚式の費用はすべて二人で出すもの」
そう考えるカップルは、協力して蓄えた結婚のための「共通貯金」で費用をまかなっているようです。
この方法だと、負担割合を気にしなくて良いので、両家も納得しやすいですね。
4 両家の両親が負担
「もともと、結婚式費用は二人で出そうと思っていたけれど・・・
お互いの親が気を利かせて援助してくれて、助かりました」
というケースも。
両親に費用を負担してもらいたい場合は、両家の顔合わせをした時など、早い段階でお願いしておきましょう。
決めるタイミングはいつが良い?
最後に、「費用の分担については、どのタイミングで決めたら良いの?」という疑問にお答えします。
「結婚スタイルマガジン トレンド調査2018」によると・・・
分担方法を両家で決めた時期 | |
---|---|
結納や顔合わせ食事会のとき、または婚約したとき | 21.3% |
式場を決定したとき(費用の見積もりをもらったとき) | 33.2% |
ゲストの人数が確定したとき | 11.2% |
すべての費用詳細がわかったとき | 25.3% |
式が終わった後 | 5.7% |
その他 | 3.4% |
とのこと。
もし顔合わせの時に決めるのであれば、
「事前にふたりで負担の割合を話しあっておいて、顔合わせ当日両親に確認してもらう」
という流れがスムーズです。
ただ、この時点では費用の明細までは分かっていないので、完璧に公平な分け方をするのは難しいかもしれません。
できる限り公平に分担したい人は、式場から費用の見積もりが出てから考えるのがベター。
見積もりがあれば費用が項目ごとにわかるので、より具体的に・細かく分けることができます。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式費用のおすすめ分担方法は、次の3つ。
・両家で折半する
・ゲストの人数割りで負担
・新郎側・新婦側それぞれで負担
他には、「ふたりの『共通貯金』でまかなった」「両親に援助してもらった」という声もありましたね。
後々トラブルにならないためにも、分担方法は両家でしっかり話し合って決めておきましょう。
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