結婚式のペーパーアイテムを手作りしたい♡デザイン実例やコツ、おすすめの紙をご紹介！

ペーパーアイテムを手作りするメリットは？

招待状や席次表、席札、プロフィールブックなど色々ある結婚式のペーパーアイテム。

@a_sh0523

そもそも、ペーパーアイテムを手作りするとどんなメリットがあるのでしょうか？

まずは、手作りのメリットを確認していきましょう。

費用の節約になる

一番よく言われるのは、費用の節約になるということ。

式場や業者に依頼したときの相場と、手作りしたときの相場を比較するとこんな感じ！

	式場や業者に依頼	手作り
招待状	300～500円	100～200円
席次表	300～800円	約100円
席札	150～300円	50～100円

たとえば招待状の1部あたりの作成費用を、業者に頼んだ場合300円、すべて手作りした場合200円としてみると・・・

1部あたり100円の差があるので、ゲストの人数が70人だとすると、すべて手作りすることで7,000円の節約になります。

ペーパーアイテムはゲストの人数分用意するものが多いので、全体で見ると大きな額の節約になるんですね。

ただ、手作りアイテムを結婚式で使う場合、式場への「持ち込み料」が発生することも。

持ち込み料も含むとむしろ高くついた・・・なんてこともあるので、事前に確認しておく必要がありますよ。

オリジナリティを出せる

自分たち好みのデザインで個性を出せるのもメリットです。

手作りなら、デザインや紙の種類など細かいところまでこだわれるので、オリジナリティあふれるアイテムを作ることができます。

また、業者へ頼むのに比べれば手作りには手間がかかりますが、こだわって作った分いい思い出になったという声もありますよ。

続いては、手作りするときの流れをざっくりと見ていきましょう。

手作りするときの流れと方法

ペーパーアイテムの手作りの流れは、大まかに言うと次のような感じです。

1 材料や道具を揃える

最低限必要なのは印刷用の紙、パソコン（スマホ）、プリンター。

招待状であれば返信用はがき、封筒、切手も必須です。

シールやリボンなどのデコレーションアイテム、カッターやのりなどの道具も必要に応じて揃えましょう。

2 デザインを考える

デザインは一から自分で考える他に、

・市販の「手作りキット」を利用する
・インターネットで公開されているテンプレートを利用する

という方法があります。

「手作りキット」は、作成に必要なものがセットになった商品のこと。

パソコンとプリンターで文面を印刷するだけで完成！というものもあって、便利ですよ。

インターネット上で公開されているテンプレートを使ってデザインを作る人も最近は多いよう。

この方法なら、初心者でも比較的簡単にこなれ感のあるペーパーアイテムを作ることができます。

3 載せる内容を決める

招待状であれば文面、席次表であればゲストの配席や肩書き・・・というようにペーパーアイテムに載せる内容を具体的に決めていきます。

4 印刷・飾りつけ

レイアウトができたら印刷して、飾りつけをすれば完成！

印刷は、自宅でももちろんOKですが、印刷業者に頼むという方法もあります。

業者の場合は仕上がりのクオリティにも期待できるので、家にプリンターが無いという人はもちろん、綺麗に写真を載せたい人や高級感を出したい人にもおすすめです。

以上、手作りの流れや方法をお伝えしました。

一口に手作りと言っても、テンプレートや手作りキットを使ったり、印刷だけ業者に頼んだりと、色々な方法があるんですね。

得意・不得意や、目指すクオリティに合わせてぴったりな方法を選べるとよさそうです。

先輩カップルの手作りペーパーアイテム実例

続いては、ペーパーアイテムを手作りした先輩カップルの実例をいくつかご紹介します！

「手作りのペーパーアイテムって、実際どんな感じなの？」
「どんなデザインのものが作れるの？」

など、参考にしてみてくださいね。

招待状

一般的に、結婚式ペーパーアイテムの中ではじめに準備するのが招待状。

結婚式の雰囲気に合わせて手作りするカップルも多いようです。

先輩カップルの手作り実例

@h.j.wed

ラベンダーのドライフラワーをアクセントにした、大人っぽい招待状。

新婚旅行で北海道・富良野（ふらの）に行ったときの余韻を楽しみたくて、富良野産のラベンダーを添えたそうですよ。

@echi____wd

白を基調としたシンプルなデザインの招待状です。

地図と返信はがき以外の紙や封筒は、100均や雑貨店で揃えたとのことです。

インターネット上で公開されているフリーフォントをダウンロードして作ったのだとか！

また最近では、招待状や返信はがきに貼る切手にもこだわる人が増えてきています。

@po_marry_a

例えば、前撮り写真をプリントした「オリジナル切手」。

@kiroku_wedding

切手の代わりに、「料金別納郵便」のシールやスタンプを作成するカップルもいますよ。

【実例集】おしゃれな結婚式招待状を集めました！シンプル系から個性派までたくさんご紹介

結婚式招待状はいつまでに送る？準備スケジュールや発送時期を解説

【結婚式招待状の切手】値段や選び方、貼る位置を解説！慶事用切手以外の選択肢も紹介

席次表

席次表とは、披露宴会場のレイアウトやゲストの席位置を記したもの。

それに加えて、挨拶の言葉や新郎新婦のプロフィールなどを載せる人もいるようです。

先輩カップルの手作り実例

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定番の三つ折りタイプの席次表。
シンプルで洗練された印象です。

英語で書かれた表紙もおしゃれですね！

@okmt1126

席次表をくるくると巻いてカゴに入れておくというアイデアも。

紙に席次を印刷し、あとは麻紐やリボンなどで結ぶだけ！簡単に作れるのもうれしいポイントです。

並べたときの写真映えもばつぐんです！

デザインいっぱい！【結婚式席次表】手作り完全ガイド！

席札

席札とは、ゲストの名前が記されたカードで、自分の席が分かるように、ゲストテーブルに目印として置いておくものです。

ペーパーアイテムの中でも比較的手作りしやすいので、DIYにチャレンジする人も多いんですよ。

先輩カップルの手作り実例

@kinoomise

高級感のある紙に、シーリングスタンプをアクセント使いした席札です。

アイボリーでまとめられていて、ナチュラルな印象ですね。

@ys2s.1221

こちらはゲストの似顔絵入り！

心がこもった力作に、ゲストもほっこりしてくれそう。

【手作り席札アイデア】おしゃれなデザイン31選！手配スケジュールや費用もまとめて紹介

プロフィールブック

ふたりのプロフィールを載せた「プロフィールブック」。

プロフィールと合わせて、

・ふたりからの挨拶やメッセージ
・ふたりのなれそめ
・結婚式のこだわりポイント紹介
・前撮り写真

など様々な内容を盛り込んで、オリジナリティを出せるアイテムです。

ゲストの席次を載せて、席次表と兼ねる場合も多いそう。

先輩カップルの手作り実例

@mhtk_trkwd

見やすいレイアウトにふたりの情報がぎゅっと詰まった素敵なプロフィールブック。

パワーポイントで自作して、印刷は業者にお願いしたそうです。

@shizu_150

真四角の形が可愛い、コンパクトサイズのプロフィールブックです。

まるで雑誌のようなクオリティですが、スマホアプリだけで作成したそうですよ！

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前撮りの写真がふんだんに盛り込まれていておしゃれ！

まるで写真集みたいで、ゲストもワクワクしながら読んでくれそうです。

結婚式のプロフィールブックは手作りできる？作り方や先輩カップルの実例をご紹介

その他こんなアイテムも

テーブルナンバー

披露宴でゲストテーブルに目印として置く「テーブルナンバー」。

テーブルを装飾するアイテムの一つとしてこだわって作る人も多いようです。

作り方も簡単で、数字やアルファベットを好みのフォントではがきサイズの厚紙に印刷するだけ！

席次表や席札と比べて必要な枚数も少ないので、DIY初心者でも挑戦しやすいですよ。

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紙の周りをゴールドで縁取った、シンプルで上品なテーブルナンバー。

文字のフォントも可愛いですね！

@2019.wd

市販のフォトフレームと組み合わせるのもアリ。

一気にテーブルが写真映えしますよ。

@karumiso.flower

テーブルナンバーはイラストにしてもOK！
お花のイラストをテーブルナンバーにしたという人もいます。

「このお花知ってる？」なんて、ゲストの会話の種にもなりそうですね。

サンキュータグ

サンキュータグとは、プチギフトや引き出物袋などにつける小さな「Thank you」の文字が書かれたメッセージカードのこと。

簡単に作れることから、DIYするカップルも多いアイテムです。

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表面に新郎新婦のイラスト、裏面に結婚式の日付を入れて。

小さいアイテムながらも、ふたりのこだわりが詰まっています。

@wedding_k___

パッケージが凝っている缶ジュースや瓶の飲み物に、ナチュラルなサンキュータグをつけるのもおしゃれ。

サンキュータグをつけるアイテムとの相性を考えてデザインを決めるのもいいかもしれませんね。

@a__xx.0718wd

サンキュータグの形を一工夫するのも◎

こちらのカップルは、結婚式のテーマである「空港」に合わせて、サンキュータグを飛行機の形にしたそうですよ！

サンキュータグのおしゃれな実例20選！先輩カップルのアイデアを参考にしよう

エスコートカード

「エスコートカード」とは、ゲストの名前とその人が座るテーブルの番号が書いてあるカードのこと。

受付やウェルカムスペースに飾っておき、ゲストに自分の名前の入ったカードを取ってもらい、自分の席を探してもらいます。

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こちらは、テーブルナンバーがプリントされた布を紙に留めた、ナチュラルなエスコートカード。

2枚目には、テーブルの位置を印刷しています。ゲストもスムーズに席まで移動できそうですね！

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ゲストの名前を書き入れた「カピスシェル」にエスコートカードを添えて、麻紐で吊るすアイデア。

自分のカードがどこに飾ってあるのか、探すのが楽しくなりそうです。

結婚式で使う「エスコートカード」って？作るメリットやおしゃれな実例をご紹介

素敵な実例がたくさんありましたね！

見映えのいいペーパーアイテムを作るためには、デザインも大事ですが、紙選びも重要になってきます。

ここからは、紙の種類について掘り下げてみていきましょう。

手作りするなら紙の種類にもこだわろう！

ざらざらとした質感の紙や、光沢のある紙など、紙の種類にも色々あります。

せっかくペーパーアイテムを手作りするなら、紙の種類にこだわってみるのも素敵！

ペーパーアイテムによく使われている紙をいくつかご紹介いますね。

エンボスペーパー

@shiho_sleep_stars

でこぼことした質感が可愛いエンボスペーパー。

100均でリーズナブルに手に入れられるのに、上質感のある仕上がりが叶う嬉しいアイテムです。

ある程度厚さもあるので、席札や招待状にもぴったりです。

トレーシングペーパー

@sunnywd0828

透け感があるトレーシングペーパーも人気。

そのまま使ってももちろんいいですし、柄が入った紙に重ねて使ってもおしゃれです。

@mooomin_baby

クラフト紙

@20426_wd

茶色がかった色味のクラフト紙。

ナチュラルな雰囲気を演出したい人におすすめです。

他にも、コットンペーパーやタント紙など、紙の種類はいくつかあるので、気になる人はこちらも参考にしてみてくださいね。

招待状、席札…結婚式のペーパーアイテムにおすすめの「紙」って？紙の種類や購入方法を解説

また、紙の種類とは少し違いますが、特に席次表については紙のサイズも大切になってきます。

ゲスト数が多いのに紙が小さいと、文字が小さくなって読みにくくなってしまうかも。

ゲスト数と紙のサイズの目安としては、

・約40～70名ならA4サイズ
・約80～120名ならB4サイズ

という感じです。

紙の種類やサイズにもこだわって、おしゃれで見やすいペーパーアイテムをつくれるといいですね！

では最後に、手作りするときのポイントについてお話しします。

楽しく、効率よく手作りを進めていくために大切なポイントですので、しっかり確認していきましょう。

楽しく＆効率的に手作りをするためのポイント

ペーパーアイテムを手作りするときに押さえておきたいポイントはこちらの4つ。

・スケジュールに余裕を持とう
・無理ない範囲で手作りを取り入れよう
・書き間違いのないように注意しよう
・自宅で印刷する場合は試し刷りをしよう

詳しく解説しますね。

スケジュールに余裕を持とう

結婚式準備ではペーパーアイテム以外にもいろいろ考えないといけないことがあります。

式直前にバタバタしないよう、作成スケジュールには余裕を持ちましょう。

特に招待状はゲストに送ってから返信をもらうまでの期間もあるので早めに。
式の4～3.5ヶ月前を目安に作りはじめ、3～2ヶ月前には発送したいところです。

その他のペーパーアイテムもなるべく早めに取りかかりましょう。

また、本格的に作成に取りかかる前に、まず試しに一つ作ってみるのがおすすめ。

一度作業をしておくことで、全部作るのにどれくらい時間がかかりそうか把握でき、スケジュールを立てやすくなりますよ。

無理ない範囲で手作りを取り入れよう

張り切ってすべてのペーパーアイテムを手作りしようとしてしまうと、することがとても多くなってしまいます。

「手間がかかる招待状は業者に依頼して、印刷だけでOKな席札やサンキュータグだけ手作りする」

というように、手作りにかかる手間や時間を考えて、手作りするアイテムを絞っておくといいですよ。

はじめにお伝えした、インターネット上のテンプレートや手作りキットも上手に使って、無理ない範囲で手作りを楽しみましょう！

書き間違いのないように注意しよう

ペーパーアイテムに記載する内容やゲストの名前などに間違いがないように注意して作成しましょう。

ペーパーアイテムの記載内容に間違いがあると、作り直しの手間がかかりますし、万が一気づかず当日を迎えた場合は、ゲストに対して失礼になってしまいます。

名前や漢字の間違い、招待状では式の日時や曜日が合っているか、席次表であれば肩書きにも気をつけましょう。

パソコンやスマホの画面上だと間違いに気づきにくいので、できれば印刷をして手元でチェックするのがおすすめ。

式場のプランナーにも見てもらうのもいいですよ。

親族ゲストの記載については、親にチェックしてもらうと安心です。

自宅で印刷する場合は試し刷りをしよう

パソコンやスマホの画面で見たレイアウトと、印刷して出てきたものが微妙に違うことってたまにありますよね。

作成したペーパーアイテムを自宅で印刷しようとしたら、配置が微妙にズレてしまって調整に時間がかかった・・・なんて声も。

自宅のプリンターで印刷する場合は、印刷設定のミスや機械の不調も考えて、まずは何枚か「試し刷り」をしてチェックしましょう。

失敗も考えて用紙は人数分より多めに買っておくのがおすすめです。

手作りキットを使う場合は、無料サンプルがあれば購入前に取り寄せて試し刷りを。

業者に印刷を依頼する場合も、無料サンプルがあるなら、本発注前に送ってもらって確認するといいですよ。

ポイントを押さえて、無理なく楽しみながら手作りにチャレンジしてくださいね。