【手作り席札アイデア】おしゃれなデザイン31選!手配スケジュールや費用もまとめて紹介
披露宴会場のテーブルに置かれる、ゲストの名前が記された「席札」。
ゲストをお出迎えするアイテムの一つとして、こだわる人も多いようです。
ここでは、おしゃれな手作り席札のアイデアを実例とともにご紹介!
席札の手配方法や手配するときのスケジュールまで、結婚式の席札にまつわる情報もお届けします。
ぜひチェックしてみてくださいね。
結婚式の席札ってなに?
席札とはゲストの名前が記された札(カード)のこと。
ゲストの席がわかるように、披露宴会場のテーブルの上に目印として置かれるアイテムです。
ハガキと同じくらいのサイズの紙を二つ折りにして立てて置けるようにし、表面にゲストの名前が書かれているものが一般的。
最近では、裏面にゲスト一人ひとりに向けたメッセージを入れて、感謝の気持ちを伝えるカップルも多いようです。
席札はテーブルの上に置くものなので、テーブルクロスやナプキンとのバランスを考えてデザインや色を選ぶのがポイント。
具体的なデザインについては、後ほどご紹介しますね。
まずは、席札の手配についてみてみましょう。
席札はどう手配する?費用は?
結婚式の席札の手配方法は大きく分けて次の3つ。
お互い仕事などで忙しくて式準備に時間がかけられない!というカップルは、
1の【会場や会場の提携業者に頼む】のがおすすめ。
他の手配方法に比べると費用がかかるケースが多いですが、会場のプランナーがふたりの要望を聞いて、提携業者に注文までしてくれます。
格調高い仕上がりになり、誤字脱字のチェックもしてくれるので安心です。
2の【外部業者に頼む】場合は、自分で業者を探して注文します。
いろんな業者があるので豊富な素材やデザインから選ぶことができ、業者さえ決まれば作業はすべて任せることが可能。
会場に依頼するより費用を抑えられるケースが多いようです。
ただ、業者を探すのに手間がかかったり、イメージ通りの仕上がりにならなかったりすることもあるかもしれません。
3の【手作りする】ですが、ペーパーアイテムは結婚式費用の節約ポイントの一つでもあるので、手作りを検討する人も多いよう。
パソコンのワードとエクセルを使って作成し印刷まで自分でする方法もあれば、おしゃれなタイルに手書きでゲストの名前を書くアイデアも。
「手作りキット」を購入すれば、デザインやテンプレートが出来上がっているので、ゲストの名前を入力するだけでOK。
印刷代込みなら、印刷は業者がやってくれて、あとはデコレーションするだけでいいのでらくちんですよ!
みんなはどうやって手配した?
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、手配方法で最も多かったのが【会場または会場の提携事業者に頼んだ】で53.6%。
半分以上の人が会場にお願いしているようですね。
【外部の事業者に頼んだ】は8.2%と少なめ。
【手作りキットを購入した】は19.9%、【すべて手作りした】は18.1%で、合わせると38.0%の人が手作りしているようです。
席札一部あたりにかかる費用は?
では、費用はどれくらいかかるのでしょうか。
席札一部あたりの作成費用を尋ねたところ、「100~150円未満」が23.1%で最も高く、「50~100円未満」が22.3%、「50円未満(0を含む)」が20.5%で続いています。
平均費用は【136円】でした。
ただ、手配方法別に平均費用を見ると、差があるのがわかります。
すべて手作りした場合、一部あたりなんと67円!会場で頼んだ場合の3分の1程度の費用に抑えられていますね。
席札の各手配方法のメリット・デメリットについて詳しくは、こちらの記事も読んでみてくださいね。
結婚式の席次表・席札は業者に依頼する?それとも手作り?メリット・デメリットを比較!
手配方法別!席札の準備スケジュール
本格的に席札の制作に入るのは、ゲストが確定する挙式2~1ヶ月前になりますが、その前から手配方法やどんなデザインにするか考えておくとGOOD。
席札は、招待状や席次表などの他のペーパーアイテムとテイストを揃えることも多いので、はじめに用意する招待状を手配するときに一緒に考えておくのがスムーズです。
では、結婚式席札の準備スケジュールを手配方法別に見ていきましょう!
会場や会場の提携業者に頼む
会場のプランナーとの打ち合わせで、サンプルの中から結婚式の雰囲気やテーマに合うデザインを選びます。
席札にメッセージを手書きしたい場合は、打ち合わせのタイミングで伝えておきましょう。
挙式2~1ヶ月前になると、ゲストから招待状の返信ハガキにて出欠席の返事が届きます。
ゲストの名前と人数が確定したら、招待客リストを会場に伝えます。
席札にメッセージを添えない場合はこれで席札の手配は完了!
挙式3週間前あたりになると、席次表や席札などのペーパーアイテムが仕上がります。
席札にメッセージを添える場合は、仕上がった席札を会場から受け取り、書き加えていきます。
挙式日が目前にせまってきたら、他の持ち込みアイテムとあわせて会場へ持って行きます。
期日は会場によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
外部業者に依頼する
デザインとあわせて、オーダーから発送までどのくらい時間がかかるかなど、業者の納品スケジュールを確認しておきましょう。
気になるデザインがあったらサンプルを取り寄せて、紙の質感などをチェックしておくと安心です。
オーダーした後に印刷データの最終確認や修正ができる業者も。ゲストの名前に間違いがないかなど、しっかりチェックしておきましょう。
出来上がった席札が手元に届いたら、枚数やゲストの名前に誤りがないか確認します。
必要に応じてメッセージを書き入れたら完成!
最近では、席札の片面サイズより小さいシールにあらかじめメッセージを書いておき、納品後にそのシールを席札に貼り付ける方法が主流のようです。
決められた期日に会場へ搬入します。
手作りする
席札の用紙は質感を確かめてから購入するのがポイント。
自分で印刷する場合は試し刷りをして、問題なく印刷できるか確認しておきましょう。
失敗を見越して、素材は少し多めに用意しておくと安心。
ゲストの名前に誤りがないか入念にチェックしましょう。
決められた期日に会場へ搬入します。
手作りする場合、どのようなデザインにするか、また手作りに慣れているかによってスケジュールは多少変わります。
あくまで目安と考えて、余裕を持って早めに準備するのがおすすめです。
最後に、席札のデザイン実例をたくさんご紹介します。
参考にしたい♡席札デザイン実例31選
では、席札のデザインを実例とともにいくつか紹介します。
紙を使ったシンプルな席札
名刺サイズの紙にゲストの名前を印刷したシンプルな席札なら、初心者でも手作りできそうですよね。
クラフト紙やミタント紙など用紙にこだわり、おしゃれなフォントを使えばそれだけで雰囲気のある仕上がりに。
@_____.ww._____
ちょっと物足りないかも・・・という場合は、リボンや細めの紐、タッセルなどを結ぶだけでも、おしゃれな席札になりますよ。
シーリングワックスでアクセントをつけるのもGOOD。
@kinoomise
こちらはクラフトタグにスタンプでゲストの名前を押した席札。
グリーンの麻紐が結ばれていて、ナチュラルテイストの結婚式にぴったりですね。
@mtky_wd
挿し色代わりにドライフラワーなどの植物をつけるのも素敵なアイデア。
@junobanecalligraphy
こちらはゲストの似顔絵を描いた超力作!
まさしくひとりひとりの顔を思い浮かべながら作られた席札。想いが伝わりそうですね。
@ys2s.1221
また、席札をメニュー表やプロフィールブックなどと一緒にまとめて、インデックスブックにしちゃうアイデアも。
用紙をパラパラとめくっていくと、結婚式に来てくれたお礼、メニュー、ふたりのプロフィールと続きます。
何が書いてあるのかパッと見で分かりやすく、用紙がグラデーションになっているのもかわいいですね♡
@aywd_lala
紙を使ったユニークな席札
和装の結婚式なら桜型、クリスマスウェディングなら柊の形など、用紙の形を結婚式のテーマに合わせるのも素敵。
こちらは旅をテーマにして飛行機の形に。
@kanchan.628
テーマは「フルーツウェディング」だそう!
カラフルなフルーツがかわいいですね。
@yu_zumo_mo
こちらは結婚式への搭乗券をイメージ。
@m_r_y.wdding
旅をしている気分になって欲しいという思いが込められているんだとか。
紙以外の素材でおしゃれに♡
紙ではなく、タイルやミラーなどを席札にするのもとってもおしゃれ。
カピスシェル
カピスシェルとは海外で採取された薄い半透明の貝殻のこと。
そんなカピスシェルを使って透明感ある席札に。
@__eri_wedding__
ウッド(木)
木を使った席札は、ナチュラルな結婚式にぴったり。
筆記体に切り抜かれた席札もおしゃれ。
木の温かみを感じることができますね。
@mao.i_0727wd
アゲート
「瑪瑙(めのう)」とも呼ばれる天然石をスライス状にした「アゲートスライス」を使った席札もとってもきれい!
油性ペンでゲストの名前を書くだけでおしゃれな席札の完成です♡アゲートスライスにゴールドの文字が映えていますね。
周りをゴールドで縁取りしてもオシャレですよ。
@nm_wd.111
コラベルタイル
モロッコ調のデザインがキュートな「コラベルタイル」を使ったタイル席札は、海外っぽくておしゃれだと人気。
青や水色、白などブルー系だとさわやかに、パステルカラーなら上品な印象になりますよ。
@k.m.weddingggg
プラ板・レジン
DIY花嫁から注目を集めているのが、「プラ板」や透明な樹脂を固めて作った「レジン」の席札。
こちらは透明感のあるプラ板で作った席札。
@mimi_wd_
乳白色のプラ板に、ゴールドの文字がかわいいですね。
レジン席札はクリアな質感がたまりません♡
中にラメやお花などを入れるのもかわいいですよ。
@ymni.wedding
シーグラス
「シーグラス」とは、海岸などで見つかるガラスのカケラのこと。様々な色がありますよ。
ひとつひとつバラバラの形で、個性があるのが特徴です。曇りガラスのような色合いがおしゃれですよね。
@non0718wdg
こちらはラベンダーカラーのシーグラスに、ゴールドのペンで名前を書いて完成!
簡単かつおしゃれに仕上がっています。
結婚式後も使える「席札ギフト」
ゲストに持って帰ってもらう「プチギフト」や、ちょっとしたプレゼントに名前を入れて席札としてテーブルに置いておくアイデアも!
アイシングクッキー
プチギフトとして人気の「アイシンングクッキー」は、席札として取り入れてもかわいいんです♡
@kasumimargaret.icingcookie
アイシングクッキーとは、卵白と砂糖を混ぜて表面をカラフルにデコレーションしたクッキーのこと。
アイシングクッキーはオーダーで作ってもらえますよ。
キャンドル
最近人気のソイキャンドル!
大豆を原料とした環境にやさしいキャンドルなんです。
@____kona.____
もくもくとした雲の形がオシャレですね。
ギフトボックス
「席札なのに箱!?」と思う人もいるかもしれませんが、ギフトボックスを置くのも素敵!
@sum___wd_
こちらのギフトボックスの中身は、一人一人に違うものを選んだそうです。
コースター
こちらはコルクのコースターに「はんだごて」で名前を焼き付けた席札。
式が終わった後は、お家でも大活躍しそうですね。
コルクを使うとナチュラルで素朴な可愛さを演出できますよ。
@k.wedding_0725
切り株のコースターも素敵。
@o___n2
こちらも、コルクのコースターと同じく名前を焼き付けて作ったそうですよ。
キーホルダー
席札にボールチェーンなどをつけると、オシャレな名前入りキーホルダーに!
結婚式後もカバンや鍵に付けて使ってもらえると嬉しいですね。
シックな色合いのレザーアイテムは大人っぽい結婚式にぴったり!
@______u.tan
六角形のミラーに名前を入れたミラー席札は、洗練された雰囲気が魅力。
ミラーなので名前の部分に影ができて、立体感のある席札に。
@p.m1213_wd
こちらは子どもゲスト用に手作りされた、ロゼット型のキュートな席札。
裏にキーチェーンと安全ピンが付いていて、結婚式が終わった後も記念に持ち帰って付けてもらえるようにしたのだとか♡
@misa0127_wed
ゲストテーブルをかわいく演出してくれそうですね。
ゲストもびっくり!意外なモチーフを使った席札
結婚式のテーマが決まっている人は、思い切ってテーマに合わせたモチーフアイテムを使ってみては?
こちらの席札はなんと青果のレモンを使用!
@aiko_38gotoworld
レモンに名前のタグを結び付けて完成です。
ゲストもしっかりお持ち帰りしてくれたそうです。
こちらは蝶モチーフの席札。
@mk_wd0703
窓の向こうにガーデンが広がる披露宴会場にあうように、と考えて用意したそうですよ。
和婚の人必見!和風席札
和装で結婚式を挙げるふたりは、席札も和で統一するといいかも!
こちらは和紙で作った着物席札。
@sc20211031
一つ一つ柄が違うので、どの柄が当たるのか、ゲストもわくわくしてくれそうですね。
オシャレなエスコードカードもいかが?
「エスコートカード」とは、披露宴でゲストに自分のテーブルがどこかを知らせるためのカードのこと。
ゲストの名前とその人が座るテーブルの番号が書いてあり、ゲストはそれをもとに自分のテーブルを探します。
席に置かれている席札とは少し違いますが、席へ案内するためのアイテムとして最近人気なんですよ。
こちらは、ゲストの名前をランダムなフォントで印刷したおしゃれなエスコートカード。
@ay_wd_1221
カードの裏にはゲストへのメッセージを書いたそうです。
ぜひ席札を手作りするときの参考にしてください。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
ゲストの名前が記された席札は、テーブルのアクセントとしても活躍するウェディングアイテム。
手配方法は大きく分けて、
1 会場や会場の提携業者に頼む
2 外部業者に頼む
3 手作りする
の3つがあります。
最も選ばれているのは、1の会場や会場の提携業者に頼む方法ですが、手作りする人も4割ほどいましたね。
席札一部あたりにかかる費用の平均は【136円】。
本格的に席札の制作に入るのは、ゲストが確定する【挙式2~1ヶ月前】ですが、その前から手配方法やどんなデザインにするかを考えておきましょう。
デザインは、ペーパーで作るものや、木や石で作るものなど、様々でしたね。
いろんな席札のアイデアを紹介しましたが、気になる席札は見つかりましたか?
席札はウェディングアイテムの中でも手作りに挑戦しやすいアイテムなので、先輩花嫁のアイデアを参考に、DIYにチャレンジしてみても良いですね。
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