結婚式招待状の作成から送るまでの流れって?出し方の段取りを紹介!
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みんなに結婚式のお知らせをする招待状。
いつ作って、いつまでに送ればいいのでしょうか?
また、招待状には何を同封する必要があるのでしょうか?
いつまでにどんなことを済ませた方がいいのか、招待状の作成から送るまでのスケジュールについてまとめました。
同封するもの
招待状を送るときは、一緒に同封するものがいくつかあります。
ゲスト全員に必要なものはこちら。
1 封筒
2 招待状(本状)
3 返信はがき
4 会場地図
場合によっては、これらに加えて「二次会の案内状」や「付箋」を同封することも。
「付箋」には、招待状の本文に書ききれなかった詳細や、一部の人にだけ伝えたい内容を記入して同封します。
次のような役割を依頼する人には、その旨を記載します。
・受付
・祝辞
・乾杯の発声
・余興
また、一部のゲストだけ挙式に出席してもらう場合は、そのゲストだけに
・挙式出席のお願い
・挙式時間、場所の案内
などを載せた付箋を用意することも。
付箋に載せる文例について詳しく知りたい人は、こちらも参考にしてみてください。
招待状を送るのに必要なものがわかったところで、次は招待状作成のスケジュールについて見ていきましょう。
挙式の約1ヶ月前には、ゲストの最終的な人数を確定させます。
よって、ゲストからの出欠の返事である返信はがきの期限は、挙式約1ヶ月前の大安(または友引)の日に設定することが多いです。
そのため、招待状は挙式の約2ヶ月前の大安(または友引)に送るのが一般的。
そこから逆算したスケジュールをご紹介します。
ちなみに「大安」や「友引」とは、縁起が良くお祝いごとに向くとされている日のこと。
カレンダーに載っていることが多いので確認してみましょう。
大安や友引などの「お日柄」について詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
赤口とは?大安、仏滅など六曜の意味を紹介!入籍・結婚式をしていいのかも解説
挙式4ヶ月前のスケジュール
挙式の4~3.5ヶ月前から招待状作成の準備を始めていきます。
まずは
・招待するゲスト
・招待状の部数
を決めます。
ゲストを決めるときは、両家の親とも相談するのがおすすめです。
ゲストのリスト作成
招待するゲストが決まったら、ゲストのリストを作成します。
ゲストのリストは誤字脱字がないよう、入念にチェックしましょう。
リストにはこんなことを書いておくのがおすすめ。
・名前
・住所
・肩書き
・新郎新婦との間柄
肩書やふたりとの間柄を書いておけば、披露宴でのゲストの席次表や席札を作成するときにも使えますよ。
後でゲスト人数の調整をする必要があるかもしれないので、
・必ず呼ぶ人
・できれば呼びたい人
・二次会から呼ぶ人
・結婚報告だけする人
という風に分類しておくと、便利ですよ。
出席してもらえるかどうか事前に確認
ゲストが決まったら、式に招待したい旨を事前に一人ひとり電話で伝え、出席してもらえるかどうかを確認しておきましょう。
次は、招待状の手配方法を決めます。
手作りにするのか業者に依頼するのか。
費用やかかる手間などを比較して、どちらにするか考えてみてくださいね。
挙式3ヶ月前のスケジュール
遅くても挙式3ヶ月前には招待状を作り始めましょう。
3~3.5ヶ月前にはこんなことを決めます。
・差出人
・デザイン
・文面
差出人を誰にするか決める
差出人は両家の親にするのか、ふたりにするのか。
最近はふたりの名前で出す人が多いみたいですね。
親に資金援助してもらっている場合や、親のゲストが多い場合は、親子連名にすることもあるよう。
親戚には親の名前で出し、友人にはふたりの名前で出す、と分けることもできます。
両親にも相談して決めてくださいね。
招待状のデザインと文面決め
差出人が決まったら、招待状のデザインと文面。
結婚式のテーマを考えて、それに合わせたデザインにしましょう。
デザインは、結婚式会場の雰囲気やゲストの顔ぶれ、差出人も考慮して決められるとさらにベター。
差出人が両家の親ならちょっとフォーマルな感じ。
ふたりの名前なら少しカジュアルな感じでも合いますね。
招待状のデザインについてはこちらを参考にしてみてください。
結婚式の招待状を手作り!ふさわしいデザインと素材の選び方は?
また、縦書きは和風できっちりした印象、横書きは洋風で親しみやすい印象になります。
文面については、こちらの記事を読んでくださいね。
【結婚式招待状の文例】そのまま使える!簡単に書ける例文17選
また、ゲストからの「返信の宛先」は、「新郎側」と「新婦側」に分けた方が良さそう。
新郎側のゲストには「新郎の両親または新郎宛て」に、新婦側のゲストには「新婦の両親または新婦宛て」に返信してもらいましょう。
その方が、出欠確認はしやすいはずです。
挙式1~2.5ヶ月前のスケジュール
挙式の2.5ヶ月前。
手作りの場合はこの時期には印刷を始めましょう。
業者に注文した場合は、校正や印刷をしてもらい、そろそろ完成品を受け取る時期です。
そして、封筒に宛名書きをしていきます。
宛名書き
宛名書きには次の3つの方法がありますよ。
・自分たちで書く
・筆耕(プロによる代筆)を頼む
・パソコンの毛筆フォントで印刷する
時間の余裕があるか、字に自信があるか、などで最適な方法を選んでくださいね。
宛名書きについて詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
新郎新婦必見!「結婚式招待状の宛名」の書き方・ポイント一挙解説
投函
2ヶ月前までには、切手を購入して必要なものを封入し、いよいよ投函です。
発送は挙式2ヶ月前の大安の日にするのが一般的。
招待状の封筒への入れ方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
発送の2ヶ月前に間に合うよう、余裕を持って計画を立てておくと、焦らないで済みますね。
返信はがきの回収
無事発送をしたら、最後は返信はがきの回収です。
返信はがきの締切は、挙式の約1ヶ月前の大安の日に設定するのが一般的。
返信がない人には再度連絡して返信はがきを出してもらい、出席人数を確定します。
郵送について
郵送するときは、一般的には慶事用切手を使用します。
慶事用切手
古くから「お祝いごとは大安吉日の午前中」という考えがあります。
お日柄が気になる人は、大安の消印となるように午前中に郵便局へ持っていくと良いでしょう。
返信はがきにも忘れずに切手を貼ってくださいね。
結婚式の招待状に貼る切手などについては、こちらの記事で詳しくまとめているので参考にしてみてくださいね。
慶事用切手じゃなくてもOK!結婚式招待状の切手の値段・選び方・貼り方マナー
主賓や、日常的に会う機会の多い職場の上司などへは、手渡しがおすすめ。
事前に相手の都合を確認して、持参しましょう。
その場合でも、返信はがきには切手を貼っておきます。
ただし手渡しの場合は、これらのことに注意しましょう。
・封筒には切手を貼らない
・相手の住所は書かない
・封をしない
詳しくは、こちらの記事を読んでくださいね。
まとめ
結婚式の招待状を作成してから送るまでのスケジュールをまとめました。
挙式日から逆算してスケジュールを立てていくとうまくいきます。
まずは、返信はがきの返信期限を挙式の約1ヶ月前の大安吉日もしくは友引に設定。
そのさらに1ヶ月前(挙式の約2ヶ月前)の大安には招待状を送るんでしたね。
挙式2ヶ月前には招待状が完成するように、挙式4ヶ月前、遅くても3ヶ月前には招待状の準備に取りかかりましょう。
招待するゲスト、招待状のデザインや文面など決めることがたくさんあります。
さらに招待状を送るまでに
・返信はがき
・会場地図
・付箋
などの同封物もそろえる必要があります。
結婚式直前に焦ることのないよう、時間に余裕を持って準備を整えていきましょう。
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