結婚式招待状はいつまでに送る?準備スケジュールや発送時期を解説
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ゲストに結婚式のお知らせをする招待状。
いつ作って、いつまでに送ればいいのでしょうか?
この記事では、招待状を送る時期や送り方、作成から送るまでのスケジュールをまとめました!
紙・WEBどちらの招待状にも対応した内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚式の招待状はいつ送る?
結婚式の招待状は、結婚式の3ヶ月前、遅くとも2ヶ月前までには送りましょう。

これは紙の招待状でもWEB招待状でも同じです。
なぜこの時期に送るのかというと、結婚式の1ヶ月前にはゲストの最終的な人数を確定させる必要があるから。
ゲストから返信が返ってくるまでの時間や、返信が無い人への確認の連絡をする時間などを考えると、そのくらいの時期がいいんですね。
招待状を送る日にちには特に決まりはありませんが、大安または友引といった縁起のいい日の午前に出すといいという考え方もあります。

「大安」や「友引」とは、縁起がよくお祝いごとに向くとされている日のこと。カレンダーに載っていることが多いですよ。
自分たちは気にしなくても、親や親戚が縁起にこだわりがある場合があるので、念のため確認しておくと安心です。
手渡しする場合は?
招待状を手渡しする場合も、タイミングは一緒です。
結婚式の3ヶ月前、遅くとも2ヶ月前までを目安に渡してくださいね。

手渡しの場合は、日にちの縁起を気にする必要はないとされています。
縁起よりも、お互いの都合を優先するといいですよ。
大安や友引などの「お日柄」について詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
【六曜】の意味や読み方を解説!お日柄に関するアンケート結果もご紹介します
こちらでは、「大安」や「友引」など縁起の良い日をカレンダーでご紹介しています。
【2025年11月~2026年12月】縁起の良い日カレンダー!入籍や結婚式にピッタリの日をご紹介します
招待状を送る前に「事前連絡」が必要!
招待状を送る前には、
・結婚式に参列してほしいこと
・招待状を送ってもいいかということ
を連絡し、出席の意思を確認する必要があります。
実は、事前連絡なしでいきなり招待状を送るのは失礼とされているんですよ。

先に招待の打診をして、OKをもらってから招待状を出すようにしてくださいね。
連絡の仕方は、できれば直接会うか電話をするのが丁寧。
難しい場合はメールやLINEでもいいですよ。
連絡時期は特に決まりはありません。
ですが、あまり遅くなると、「人数合わせかな?」と思われてしまう可能性もあるので、遅くとも3ヶ月半前までには声をかけましょう。

どうしても出席してもらいたい人には、結婚式の日取りが決まった段階で声かけしても大丈夫ですよ。
以上、招待状を送る時期や送る前の事前連絡についてお話ししました。
続いては、招待状の出し方や送り方について確認していきましょう。
招待状の出し方・渡し方は?
紙の招待状とWEB招待状のそれぞれについて、ゲストへの送り方をご説明しますね。
まずは、紙の招待状から!
紙の招待状の出し方・渡し方
郵送の場合
招待状を郵送する場合は、「郵便局に持ち込む」「ポストに投函する」の2種類の方法があります。

おすすめは郵便局に持ち込む方法。
招待状の重さを正確に測ってもらえるので「切手代が足りなかった・・・」なんて事態を防げますし、
お日柄など、招待状の発送日にこだわりがある人は、確実にその日の消印をつけてもらえるというメリットがあります。
ちなみに切手は、慶事用切手を使うのが一般的。
慶事用切手
返信はがきにも忘れずに切手を貼ってくださいね。

【結婚式招待状の切手】値段や選び方、貼る位置を解説!慶事用切手以外の選択肢も紹介
結婚式の招待状はポストに投函?郵便局に持ち込み?どっちがイイの?
手渡しの場合
招待状は、もちろん手渡しでも問題ありません。
特に主賓のような目上のゲストや、日常的に会う機会の多い人などへは、手渡しがおすすめです。

事前に相手の都合を確認して渡しましょう。
手渡しの場合は、これらのことに注意しましょう。
・封筒には切手を貼らない
・相手の住所は書かない
・封をしない
手渡しの場合も、返信はがきには切手を貼るようにしてくださいね。

WEB招待状の送り方
WEB招待状の場合は、送り方は簡単。
招待状のURLをLINEやSNSのDMなど、普段連絡を取り合っているツールで送るだけで完了です!

送るときは、
・結婚式を挙げるので来てほしいということ
・これが正式な招待状であるということ
・結婚式の日時
・返信期限
などをまとめたメッセージを添えて送るといいですよ。
またLINEで送る場合は、できれば個別送信で送りましょう。

グループLINEで送ると、雑な印象を受ける人もいるかもしれませんし、「誰を招待しているかな?」と疑問に思われてしまう可能性もあるからです。

WEB招待状を送る時に添えるメッセージ文例!そのまま使える文例を相手別に紹介
続いては、招待状の準備スケジュールをご紹介します。
「まだ何も準備していない」という人も、
「準備は進めているけど、スケジュール感を確認しておきたい」という人も、参考にしてくださいね。
招待状の準備スケジュールをおさらい
招待状の準備は、挙式の4ヶ月前くらいから本格的に始まります。
時系列順にやることを簡単にまとめたので、「どれくらいの時期にどんなことをするのか」をなんとなくイメージしていきましょう!

挙式4ヶ月前までにすること
この時期にすることはこんな感じ。
・招待したいゲストのリストアップ
・ゲストへの事前連絡
・招待状の種類や手配方法を決める
ゲストを決めるときは、両家の親とも相談するのがおすすめですよ。
招待したいゲストのリストアップ
招待したいゲストの名前や住所、肩書きや新郎新婦との間柄をまとめたリストを作ります。
肩書や間柄を書いておけば、披露宴でのゲストの席次表や席札を作るときにも使えて便利!

後でゲスト人数の調整をする必要があるかもしれないので、
・必ず呼ぶ人
・できれば呼びたい人
・二次会から呼ぶ人
という風に分類しておくと、便利ですよ。
ゲストのリストは誤字脱字がないよう、入念にチェックしましょう。
ゲストへの事前連絡
招待したいゲストが決まったら、先ほどお伝えしたように、式に招待したい旨を事前に一人ひとり伝え、出席してもらえるかどうかを確認しましょう。

招待状の種類や手配方法を決める
紙の招待状か、WEB招待状か。
紙の場合は、手作りにするのか、業者に依頼するのか・・・。
費用やかかる手間、招待するゲストの人数などを考慮して、どちらにするか決めてくださいね。
招待状の種類や手配方法については、のちほどご説明しますよ。

挙式4~3ヶ月前にすること
4~3ヶ月前は、招待状を本格的に作り始める時期。
こんなことを決めてきます。
・差出人を誰にするか決める
・招待状のデザインと文面を決める
・返信はがきの送付先を決める

差出人を誰にするか決める
招待状はふたりの名前で出すのが主流ですが、
親のゲストが多い場合は、親子連名にしたり、親戚には親の名前で出し、友人にはふたりの名前で出すというように送り分けたりすることもあるようです。
誰を差出人にするか、親とも相談して決めるといいですよ。

招待状のデザインと文面を決める
デザインは、会場の雰囲気やゲストの顔ぶれを考慮して決められるとベター。
文面も同じように、結婚式の格式やゲスト層に合わせてフォーマル度を調整するといいですよ。

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【結婚式の招待状】そのまま使える文例集!少人数婚や入籍済などケース別のアレンジ例もご紹介
返信はがきの送付先を決める
紙の招待状を送る場合は、返信はがきの送付先も決めましょう。
ゲストからの返信はがきは、新郎側と新婦側に分けて回収するか、まとめて回収するかの2パターンあります。
分けて回収する場合は、返信はがきも新郎宛と新婦宛の2種類が必要に。
ふたりがまだ一緒に住んでいない場合は、分けて回収すると出欠確認がしやすいかもしれませんね。

挙式3~1ヶ月前にすること
挙式3~1ヶ月前は、招待状の準備もいよいよ大詰め!
・招待状を完成させる
・宛名を書く
・招待状をゲストに送る
・返信の確認
など、やることはたくさんです。
招待状を完成させる
挙式の3ヶ月前には、招待状を完成させておきたいところ。
紙の招待状を業者に注文した場合は、校正や印刷をしてもらい、そろそろ完成品を受け取る時期です。
手作りの場合はこの時期には印刷を始めましょう。

宛名を書く
紙の招待状の場合は、宛名を書く必要があります。
宛名書きには次の3つの方法がありますよ。
・自分たちで書く
・筆耕(プロによる代筆)を頼む
・パソコンで印刷する
時間の余裕があるか、字に自信があるか、などで最適な方法を選んでくださいね。

結婚式招待状の【宛名書き】はこれで完璧!基本マナーから、夫婦・家族など相手別の書き方まで
招待状をゲストに送る
先ほどお伝えしたように、結婚式の3ヶ月前、遅くとも2ヶ月前までには、招待状をゲストに送ります。

返信の確認
無事発送をしたら、最後の確認です。
紙の招待状なら返信はがきで、WEB招待状ならサイト上で返信を確認しましょう。
返信がない人がいる場合は、連絡して返信を出してもらい、出席人数を確定します。
ちなみに、返信はがきの締切は挙式の約1ヶ月前ごろが一般的。こちらもお日柄にこだわるなら、大安や友引にするといいですよ。
参考:招待状の基礎知識をチェック!
最後に、「これから招待状の準備を始める!」という人向けに、招待状の基礎知識をまとめました。
知っておくと準備がスムーズになる情報をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

招待状は紙とWEBどっちが主流?
最近では、WEB招待状がかなり主流になっているよう。
「WEB招待状のみを使った」という人や、「相手によって紙とWEBを使い分けた」という人が多いみたいですね。

使い分ける場合は、年配の親族や上司など目上の人には紙招待状、友人や同僚などにはWEB招待状、というように年齢や立場で分けるパターンが多いそうですよ。
それぞれのメリットはこんな感じ。
紙招待状
・招待状を手元に記念として残せる
・特別感があり丁寧な印象になる
・普段インターネットを使わない人にも安心して送れるWEB招待状
・作成や送信がかんたんにできる
・紙代や切手代がかからない
・WEB上で出欠管理ができる

メリットを踏まえたうえで、ゲストの層や考え方を考慮して決めるとよさそうです。

招待状はWEB・紙どっちにする?利用状況やみんなの本音、メリットやデメリットを紹介!
招待状に同封するものには何がある?
招待状を送るときは、一緒に同封するものがいくつかあります。
ゲスト全員に必要なものはこちら。
WEB招待状の場合も、必要なものはだいたい似たような感じですよ。

❶ 封筒
❷ 招待状(本状)
❸ 返信はがき
❹ 会場地図
これに加えて、必要に応じて
・付箋
・着付けや二次会などの案内状
といったアイテムを入れます。
付箋とは、一部の人にだけ伝えたい内容や、招待状の本文に書ききれなかった詳細を記入する小さな紙のこと。

受付係の集合時間や、遠方ゲストへの宿泊の案内などを伝えるときに使います。
WEB招待状の場合は、WEB上で本状や返信フォーム、地図、付箋などを用意しますよ。

結婚式招待状に同封する「付箋」って?基本マナーとパターン別文例を紹介!
紙の招待状の手配方法は?
紙の招待状の手配方法は、大きく分けてこちらの3つがあります。
・式場or式場提携の業者に依頼する
・外部の業者に依頼する
・手作りする
業者に依頼する場合は、手間や時間がかからず、仕上がりにも期待できるのが嬉しいポイント。

特に式場or式場提携の業者なら、作成のスケジュール管理も式場にお任せできることが多いよう。
外部の業者の場合は、自分たちでスケジュール管理をする必要はありますが、複数の業者の中から選ぶことができるので、デザインの選択肢が多くなります。
ただいずれにしても、業者依頼だとそのぶん費用がかかるというデメリットも。

手作りなら、理想のイメージを好きなだけ追求することができ、費用も節約できますが、手間や時間はかかります。
このように、どの手配方法にもメリットやデメリットがあるので、自分たちに合う方法を選ぶといいですよ。

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まとめ
招待状は、紙・WEBともに結婚式の3ヶ月前、遅くとも2ヶ月前までには送りましょう。
送る前には、事前連絡を忘れないようにしてくださいね。
送り方は、紙の招待状なら郵送か手渡しの2種類。返信はがきにも忘れずに切手を貼りましょう。
WEB招待状の場合は、LINEやSNSのDMなど、普段使っているツールで招待状のURLを送ればOK。
なるべく一斉送信は避け、メッセージも添えて送るといいですよ。
作成の準備は、挙式の4ヶ月前くらいから本格的にスタートします。
ギリギリになって慌てないように、余裕をもって準備を進めていけるといいですね。
こちらの記事では、招待状の書き方マナーを解説していますよ。
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