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結婚式の【芳名帳】ってなに?必要?デザイン・手作り方法もわかりやすく解説!
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芳名帳(ゲストブック)は、結婚式当日に受付でゲストを迎えるウェルカムアイテム。
「そもそもどんなものなの?」
「必要な理由は?」
といったギモンにお答えします。
他にも、芳名帳は何冊用意すればいいのか、いろいろあるデザインのアイデアや、手作りしたい人のための作り方も紹介!
ぜひ参考にしてくださいね。
芳名帳、ゲストブックとは
芳名帳とは、結婚式当日に会場受付でゲストに名前や住所を書いてもらう帳面のこと。
英語で「ゲストブック」と呼ばれることもありますが、指すものは同じです。
芳名帳の主な役割は、名前を書いてもらうことで出席の確認を取ること。
具体的には、
・氏名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
などを記入してもらいます。
式が終わった後も、後日お礼や年賀状などを送る際に、住所録として活躍します。
芳名帳は式場で用意してくれることもありますが、新郎新婦が自分で準備するケースの方が多いようです。
芳名帳って必要なの?
芳名帳については、「なくても大丈夫」という意見の人もいます。
「芳名帳とは別に出席者リストがあるから、わざわざ名前を書いてもらう必要はない。
住所だって、招待状へのゲストからの返信ハガキに載っているし・・・」
これはたしかに一理あります。
特に、親族ゲスト中心の少人数婚などの場合は、出席確認も簡単ですし、全員の住所を知っていることもあるでしょう。
知っているのに芳名帳へ住所の記入を求めるのは、ゲストを手間取らせることになる・・・。
ということで、少人数婚では芳名帳を使わない人もいます。
ただ、ゲスト数50人くらいの規模になると、芳名帳は必要だという意見が多いようです。
では、芳名帳が必要な理由は一体何なのでしょうか?
芳名帳が必要な理由5つ
1 出席者のチェックミスが防げる
出席者リストがあれば出席確認はできるのですが、人数が多いと受付の人がチェックをし忘れるおそれもありますよね。
芳名帳ならゲストに書きこんでもらうため、記入漏れの心配がありません。
2 住所が変わっていないか確認できる
招待状を返信した後に、住所が変わったゲストもいるかもしれません。
芳名帳に記帳してもらうことで、現在の正しい住所を確認することができますね。
3 ご祝儀をもらったかどうか確認できる
受付で名前を記帳してもらうことで、ご祝儀の有無を確認しやすくなります。
結婚式後に欠かせないのが、参列してくれたゲストへのお礼。
「誰からご祝儀をもらったのかわからない・・・」
なんて事態を防ぐために、芳名帳を活用しましょう。
誰からご祝儀をもらったか、より明確にしておくなら、ゲストの名前が一覧になったゲストリストを用意するとGOOD。
ゲストの氏名の横に「ご祝儀」の欄を設けておき、ご祝儀をもらったらチェックをつけます。
そうすることで、ご祝儀をもらったかどうかが明確に把握できますよ。
4 マナーだと思うから
現実として多くの結婚式では芳名帳が置いてあるため、「ゲストのために用意するのがマナーだ」と考える人もいるようです。
改まった席で、きちんと芳名帳を準備してゲストをお迎えすることは、格式の表れとも受け取れます。
芳名帳がないとゲストに失礼という決まりはありませんが、特に親世代にとっては「あるのが普通」かも。
芳名帳ナシにしたければ、念のため親に聞いてからの方がいいかもしれません。
また、ゲストの立場からしても、芳名帳に記入することで、式に出席したことが新郎新婦に漏れなく伝わるので、安心感がありますね。
5 記念になる
芳名帳は、ゲスト1人ひとりの手書きの文字が集まったもの。
「みんなに祝福してもらった」ということが何よりも伝わる、結婚式の記念品にもなるんですね。
結婚式後の活用方法
式の後も、何かと活躍する芳名帳。
例えば、ゲストの情報整理をするとき。
招待状の返信ハガキと照らし合わせて、名前や住所の確認ができます。
ご祝儀を「誰に、いくら頂いたのか」チェックする際も、芳名帳に金額を書き込めばOK。
さらに、年賀状やお礼の品を送る際のアドレス帳にもなりますよ。
芳名帳は何冊用意すればいい?
芳名帳を用意する場合、冊数は新郎側、新婦側それぞれ1冊で、計2冊が基本です。
一般的に受付は新郎側と新婦側に分かれているので、それぞれ1冊用意することが多いよう。
特にゲスト数が多い場合は、芳名帳が1冊だと記入に時間がかかり、受付が混雑してゲストを待たせてしまいそうなので、2冊あった方が無難。
50人以下など、あまりゲストが多くなければ1冊でも問題ないかもしれません。
芳名帳の種類とデザインアイデア
記帳式とカード式、主に2タイプ
芳名帳は、大きく分けて記帳式とカード式の2タイプに分かれます。
結婚式のスタイル、ゲストの人数、デザイン性などを考えながら、自分たちに合ったタイプの芳名帳を選びましょう。
記帳式芳名帳
芳名帳の伝統的なスタイルといえる記帳式。
ノートのように中綴じされたタイプや、後で入れ替えが可能なタイプなどがあります。
スタンダードな形式だから、ご年配のゲストにもわかりやすいのがポイント。
ゲスト一覧が1冊のノートにまとまるので、後日の確認も簡単です。
カード式芳名帳
1人1枚ずつ記入してもらうカード式芳名帳。
結婚式の招待状に同封しておくことで、ゲストも焦らずゆっくりと記入することができます。
当日は持参したカードを渡してもらうだけなので、受付の混雑も回避できますよ。
芳名帳のデザインアイデア
記帳式芳名帳:ノートタイプ
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数あるデザインの中でも、洋風のノートタイプが芳名帳の王道。
表紙が和柄になった、和風デザインもあります。
中紙が縦書きか横書きか、という違いもあるので、ゲストの顔ぶれや式のテイストに合わせて選ぶと良いでしょう。
最近は、どうやら横書きタイプが多いんだとか。
縦書きはフォーマルな印象になるので、ゲストに目上の人が多い場合に選んでみるのもいいですね。
記帳式芳名帳:バインダータイプ
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@s.chiro_0515
バインダーやクリップボードに中紙を挟むタイプの芳名帳も人気です。
取り外し可能だから、1冊買って中身を新郎側、新婦側2つに分けて使うことも可能。
2冊が基本の芳名帳ですが、この方法なら1冊で済みますね。
中紙を手作りすれば、個性あふれる芳名帳でのお出迎えできます♡
カード式芳名帳
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@yamach_wd
@_kn_wd0822
招待状と一緒に送るカード式もおすすめ。
中には、チェキを差し込める仕様になっているものも!
ゲストから新郎新婦への直筆メッセージ欄を設ければ、コメントカードとしても使えますよ。
寄せ書きタイプ
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カジュアルな「寄せ書きタイプ」の芳名帳も人気を高めているようです。
たとえば、「ハートドロップス」や「スタードロップス」。
ハートや星型の木製チップにゲストの名前やメッセージを書いてもらって、フレームに入れてもらいます。
ゲストにも楽しんでもらえそうですし、結婚式の後はお部屋のインテリアにもなるお洒落アイデアですね。
ネット通販などで売られているので、気になる人はチェックしてみてください!
さらに、ゲストと一緒に作り上げる「ウェディングツリー」も人気。
好きな色を選んで捺印(なついん)してもらうことで、ツリーなどのイラストが完成します。
ウェディングツリーのデザイン案はこちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
定番からユニークなものまで!「ウェディングツリー」のデザイン集
芳名帳は手作りしてもOK!
式場で用意してもらったり、自分で購入したりすると、3,000円~6,000円ほどかかることの多い芳名帳。
手作りすれば、費用を1,000円以下に抑えることもできます!
材料は次の3つ。
・リングファイルやバインダー
・中紙
・飾りつけグッズ
台紙は市販のリングファイルやバインダーでOK。
100円ショップでも売っています。
中紙はネットで無料ダウンロードできるテンプレートがたくさんあるので、探してみましょう。
好みのテンプレートを見つけたら、印刷です。
人数ぴったりよりも、少し多めに印刷した方が安心。
印刷用紙には、ある程度厚みのある上質紙や和紙を選ぶと良さそうです。
中紙をリングファイルやバインダーに通したら、後は飾りつけて完成!
芳名帳を2冊用意するなら、新郎と新婦で色や飾りを変えてみるのがおすすめです。
たとえば、別々の色の色紙や布で台紙を覆ったり、新郎側は表紙にタキシードのシール、新婦側はウェディングドレスのシールを貼ってみたり。
リボンを巻いたり、タッセルと呼ばれるしっぽのような飾り紐をつけたりしても、特別感が出ます。
ふたりらしいデザインで手作りした芳名帳には愛着も湧きそう。
きっと結婚後にも何度も見返したくなる、思い出のアイテムになりますよ。
ペーパーアイテムの手作りの流れは、この記事にもまとめられているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式ペーパーアイテムを手作りしたい♡流れやコツ、DIYデザインをご紹介!
まとめ
結婚式の受付で、ゲストに名前や住所を書いてもらう芳名帳(ゲストブック)。
少人数婚などであれば必ずしも用意する必要はなさそうですが、出席確認のミスを防げたり、ゲストの直筆で記念になったりと、メリットもあります。
実際多くのカップルは取り入れているアイテムなので、「あるのが普通」と考える人も。
省略したい場合は念のため、親にも意見を聞いてみた方がいいかもしれません。
デザインは王道の洋風タイプや和風タイプ、お洒落なハートドロップスなどいろいろ。
基本的に2冊用意する芳名帳ですが、中紙を取り外せるバインダータイプなら1冊で、中紙だけ2つに分けるという方法もあります。
手作りする場合は中紙の無料テンプレートを印刷してリングファイルやバインダーに綴じ、好みで飾りつけると良いでしょう。
芳名帳(ゲストブック)には他にもいろんなアイデアがあるので、気になる人は下記の記事も読んでみてくださいね。
ツリーだけじゃない!ゲストブックお洒落アイデア9つ!
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