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ウェディングツリーを手作り!【作り方・準備するもの・説明文のアイデア】
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結婚式でゲストをお出迎えする「ウェルカムアイテム」の中でも、ゲスト参加型の演出として人気の「ウェディングツリー」。
「せっかくなら手作りしてみたい!」
そんな気持ちにお応えして、ウェディングツリーのお手軽な作り方や準備するものをまとめました。
ツリーをゲストに紹介する「説明文」のアイデアや、オシャレなウェディングツリーのデザイン実例もお届けします!
ウェディングツリーとは
ウェディングツリーは、もともと海外の結婚式でゲストをお迎えするウェルカムアイテムとして使われていたもの。
紙に描かれた葉のない木の枝に、ゲストが指につけたインクで葉っぱをスタンプしてゆき、たくさんの葉が生い茂る1本の木を完成させる・・・という演出です。
スタンプに加えて署名をしてもらうことも多いよう。
ゲスト1人ひとりからのお祝いの気持ちを形に残せるウェディングツリーは、最近日本の結婚式でも大人気!
ゲストたちの指印がふたりの結婚を承認するという意味から、結婚証明書として人前式などに取り入れることも多いようです。
ゲストと一緒につくりあげることで、ふたりだけの特別な記念品になりますね。
ウェルカムアイテムということで、一般的には結婚式場の受付やウェルカムスペースに置かれます。
受付では、ゲストに名前と住所を書いてもらう芳名帳(ほうめいちょう)のかわりに、ウェディングツリーにサインをもらってもいいですし・・・
ウェルカムスペースでは、ウェディングツリーを額縁に入れてイーゼルにのせ、ウェルカムボードとして設置しても素敵!
ウェルカムスペースについては、基礎知識から飾り方までこちらの記事で詳しく解説しています!
結婚式のウェルカムスペース、何を飾る?アイテムから演出のコツまで実例で紹介
また、結婚式が終わった後も、おしゃれなインテリアとして新居に飾れるのもウェルカムツリーの魅力のポイントです。
そんな魅力あふれるウェディングツリーの手作りの仕方を見ていきましょう。
ウェディングツリーの作り方(前半)
デザインを決める
ウェディングツリーの基本的なデザインは、「1本の葉のない木」。
でも、木の形や、ゲストに指でスタンプしてもらう葉っぱの色などにルールはなく、自由にデザインを決められます。
中には木以外のデザインにする人も。
たとえばゲストのスタンプを風船に見立てて、たくさん集まった風船につかまった新郎新婦が空へ飛んでいく!なんて楽しいデザイン。
季節感を出すのもアリです。
春は桜、秋は紅葉のスタンプを用意したり、夏は花火、冬はクリスマスツリーやリースのデザインにしたり。
ゲストに対して結婚を誓う「人前式」では、結婚誓約書とウェディングツリーをセットにしてしまうのも良いアイデアです。
テンプレートをダウンロード
デザインのイメージがついたら、絵が上手な人であれば自分でウェディングツリーを描くこともできますね。
お手軽に手作りしたい人は、ネットで公開されているテンプレートの中から、イメージに合ったものを選ぶとベター。
テンプレートの中には無料でダウンロードできるものも多いので、ぜひ探してみてください。
好みで画像を編集
テンプレートはそのまま使ってももちろんOK。
画像編集ソフトが使える人は、テンプレートに加工を施してみても良いでしょう。
たとえば余白が寂しいと思ったら、お洒落なフォントでふたりの名前や結婚式の日付を加えてみたりすると、オリジナリティが出せますよ。
ウェディングツリーの作り方(後半)
説明文を考える
結婚式ではよく見られるようになってきたウェディングツリーですが、ゲストの中には知らない人もいるでしょう。
そのため、ツリーの台紙とは別にゲストへの「説明文」も用意する必要があります。
説明文の内容については、後ほどご紹介しますね。
印刷、確認
台紙のデザインと説明文ができたら、いよいよ印刷!
印刷する紙のサイズは、ゲストがスタンプやサインをしやすいよう、A3を選ぶ人が多いようです。
ただ、自宅のプリンターではA4でしか印刷できないことも多いですよね。
「じゃあコンビニで印刷!」
・・・と思ったかもしれませんが、ウェディングツリーには見栄えを考えて、普通のプリント用紙ではなく高級感のある紙を使いたいところ。
コンビニでは自分で用意した紙で印刷することができないことが多いので、近くの印刷会社に持ち込んでA3プリントすると良いですよ。
もちろん、絶対にA3でないといけないわけではありません。
ゲスト数が少なければA4でも良いでしょう。
大切なのは試しに印刷をしてスタンプやサインもしてみて、見え方を確認すること。
「これでOK!」と思ったら本番の印刷をして、ゲストのための見本として、ふたりのスタンプとサインをつければ完成です。
手作りのために準備するもの
ウェディングツリーを手作りする上で準備したいものは、次の通り。
・ツリーの台紙と説明文用の紙
・台紙の予備
・額縁
・スタンプ台
・ウェットティッシュ
・スタンプ、シール、付箋
・ペン
台紙と説明文の印刷に使う紙は、高級感のある上質紙や和紙がおすすめです。
式当日、台紙が汚れたりしたときのことも考えて、予備の台紙も1枚用意しておきましょう。
台紙を入れる額縁はネット通販や文具店、100円ショップでも買うことができます。
ゲストの指にインクをつけてもらうためのスタンプ台に加えて、指を拭くウェットティッシュもあると喜ばれるはず。
また、ドレスアップして出席する結婚式では「指にインクをつけると服を汚してしまいそう・・・」と思う人もいるかも。
そんな人には指ではなく葉っぱ型のスタンプやシール、付箋を準備してツリーに参加してもらうと良いでしょう。
署名用のペンは油性で細めの方がおすすめです。
細めの方がゲストも書きやすく、完成した時に署名が目立ちすぎないので綺麗な仕上がりになりますよ。
説明文も考えよう
最後に、ウェディングツリーを知らないゲストに説明するための「説明文」の例をご紹介します。
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説明文で大切なのは、ウェディングツリーの目的や作り方をきちんと書くこと。
最後にはお礼の言葉も忘れないようにしましょう。
最近は上の例のように、スタンプの色を複数用意して、色ごとに意味を持たせてゲストに選んでもらう方法が人気のようです。
色ごとの意味には上の例の他にも、次のようなアイデアがあります。
・笑顔
・信頼
・感謝
・おいしいごはん
・ユーモア
仕上がりにこだわりたい人は、指印を押しやすい人差し指で統一してもらうとより綺麗なウェディングツリーになりますよ。
個性が光るオシャレなデザイン実例
指印を活かしたアレンジ集
指印でつくりあげるウェディングツリーは、工夫次第でオリジナリティあふれる仕上がりになります。
木のモチーフのほかにも、音符に見立てた指印を楽譜モチーフの台紙に押してもらうというアイデアも。
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みんなで一つの曲を作り上げるステキなアイデアです。
披露宴で演奏すれば、特別な演出になりそう。
スタンプで彩るウェディングツリー集
指印のかわりにスタンプを使って、好みのテイストに彩るウェディングツリーもおすすめ。
スタンプの種類や色合いにこだわって、ふたりらしい仕上がりにすることもできます。
ゲストの指が汚れないようにという配慮から、スタンプ方式をとる人も多いようです。
指印以外でつくる変わり種アイデア集
指印やスタンプのほか、シールを使えば、さらに自由度の高い仕上がりになります。
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可愛らしいウサギのシールで、ウサギたちのウェディングパーティーのような仕上がりに。
ふたりらしさでいっぱいのウェディングツリーができそうですね。
まとめ
結婚式でゲストに協力してもらって1本の木の絵を完成させる、ウェディングツリー。
次のような流れで、お手軽に手作りすることができます。
1 ツリー台紙のデザインを決める
2 ネットでテンプレートをダウンロード
3 好みでテンプレートを編集する
4 説明文を考える
5 ツリー台紙と説明文を印刷して確認。ふたりのスタンプと署名を加える
手作りで準備したいものはこちら。
・印刷用の紙
・台紙の予備
・台紙を入れる額縁
・スタンプ台
・ウェットティッシュ
・スタンプ、シール、付箋
・署名用のペン
説明文にはツリーの目的や作り方、協力してもらうことへの感謝をきちんと書きましょう。
結婚式がより思い出深くなりそうなウェディングツリーの手作り、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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