結婚費用の平均は?結婚資金はどのくらい用意しておくべき?
結婚すると決めたら真っ先に思い浮かぶのは・・・
ドレス?教会?パーティー?
「いや、費用。」
はい。
そんな現実派のあなたのために、「結婚費用の平均額」をまとめました。
結婚式、指輪など、項目ごとにデータで説明。
「結婚のために、いくらお金を用意すればいいのか?」
その疑問、これさえ読めば解決できます!
- 【総費用】435万円をひとつの目安に
- 【顔合わせ食事会】両家で5万円ほど
- 【婚約指輪】「給料3ヶ月分」は昔の話!?
- 【結婚指輪】二人でいくら?
- 【結婚式】平均は約310万円。賢く節約!
- 【新婚旅行】7日で56万円ほど
- 新生活にはどれくらいかかる?
【総費用】435万円をひとつの目安に
まず、一番気になる「結婚全体にかかる総費用」から。
結婚スタイルマガジン編集部が調べたところ、「総費用」の平均額は・・・
ずばり、【434.7万円】なり。
金額の内訳は、以下の通りです。
(※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より。以下同様に引用)
「えー、全部で400万円以上もかかるの!?」
と焦った人、ご安心を。
披露宴をする場合、ゲストから「ご祝儀」がもらえます。
ご祝儀の総額は、平均【195万5000円】。
ということは、先ほどの
「総費用」=【約435万円】
から、この
「ご祝儀」=【約195万円】
を差し引いた、
【約240万円】
これが、「二人が結婚のために用意すべき金額」ってことになりますね。
場合によっては、ご祝儀に加えて「親からの援助」や「職場や知人からのお祝い金」をもらえる人もいるようです。
さっきの【約240万円】に、そうしたプラスアルファのお金を加えて考えれば、大体の予算が立てられます。
さて、つづいて「項目別にかかる費用」を見ていきましょう。
(※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より。以下同様に引用)
【顔合わせ食事会】両家で5万円ほど
顔合わせ食事会とは、両家が集まって食事をしながら親睦を深める会のこと。
先輩カップルの95.2%が行っています。
費用の平均は【5.3万円】。
飲食代のほか、会場によっては個室料金などがかかることもあるようです。
顔合わせ食事会の費用について詳しく知りたい人は、こちらを読んでみてくださいね。
結納を行うカップルも
結婚前に両家で行うイベントとしては、顔合わせ食事会以外に「結納」もあります。
結納とは、婚約した後に両家が親類となることを祝って、贈り物を納めあう儀式のこと。
結納を行ったカップルは27.8%ということで、顔合わせ食事会と違って現在では省略されるケースも多いようです。
結納にかかる費用としては、次のようなものがあります。
結納の内容は地域や家によっても変わってくるので、必ずしも上記の金額がかかるわけではありません。
二人だけで決められることではないので、まずはお互いの両親に要相談ですね。
「結納金」、「結納返し」といった、結納の各項目について詳しく知りたい人は、下のリンクを参考にしてください。
【婚約指輪】「給料3ヶ月分」は昔の話!?
男性から女性へ、婚約の証として贈られる婚約指輪。
一昔前は、「給料の3ヶ月分」とも言われた婚約指輪ですが・・・
最近のカップルは、平均いくら用意していると思いますか?
(答え)
婚約指輪の平均金額【36.9万円】
いかがでしょうか?
「良かった、思ったより高くない…」
と、ホッとした男性の声が聞こえてきそう。
【結婚指輪】二人でいくら?
結婚指輪は、夫婦で日常的に身につけるもの。
女性だけがつける婚約指輪と違って、基本的には男性の分も用意する必要があります。
そんな結婚指輪の金額は、二人分で平均【28.1万円】。
婚約指輪に比べると安いですね。
婚約指輪と結婚指輪の費用の差は、デザインの違いによるところが大きいようです。
婚約指輪は、ダイヤモンドを主役にした華やかなデザインのものが人気。
一方、結婚指輪は普段使いしやすいシンプルなデザインを選ぶ人が多いため、比較的価格も抑えめなようです。
【結婚式】平均は約310万円。賢く節約!
なんとなくお分かりかとは思いますが、「結婚式」は、結婚費用のなかでも一番大きな割合を占めます。
平均額は、ずばり【308.3万円】。
結婚式は、料理・衣裳・演出などをどうするかによって大きく費用が変わってきます。
そのため費用も人それぞれですが、特に代表的な項目を挙げるなら、こんな感じです。
※「別撮り」とは、結婚式当日とは別の日に式用の衣裳を着て写真を撮ってもらうこと
費用面でスマートな結婚式にしたければ、お金をかけるところと節約するところをしっかり話しあって決めておきましょう。
結婚式の費用について詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
【新婚旅行】7日で56万円ほど
データによると、新婚旅行の日数は、【7日】が最も多いようです。
平均費用は、
新婚旅行【50.7万円】
お土産代【5.4万円】
となっています。
海外旅行だとお値段は割高になりますが、団体ツアーなどを上手く使えば節約は可能です。
「それでも海外は高いかな~」
という二人は、国内でゆっくり過ごしましょう。
海外に比べて費用が抑えられる分、
・長期間滞在ができる
・お世話になった人たちへのお土産代にお金をかけられる
といったメリットがあります。
下の記事ではおすすめのハネムーン先を予算別にまとめているので、参考にしてみてください。
新生活にはどれくらいかかる?
結婚費用とは別ですが、新生活にかかる費用の平均も、最後に見ておきましょう。
新生活準備にかかった費用は、平均で
【92.8万円】
家電製品やインテリアなど、すべての物を一から買いそろえるとなるとだいぶ高くつきますね。
費用を抑えたければ、
・リサイクルショップを使う
・新生活に最低限必要なものだけ買う
といった工夫をすると良いですよ。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女、24~69才の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚にかかる費用の平均額を項目別におさらいすると、次のとおりです。
・顔合わせ食事会 5.3万円
・婚約指輪 36.9万円
・結婚指輪(二人分) 28.1万円
・結婚式 308.3万円
・新婚旅行 56.1万円
これらを合計すると、総費用の平均は【約435万円】。
このほかに結納を行う場合、結納式や結納品などの費用もかかります。
ただ、現在ではそもそも結納をするカップル自体が少なくなっているようです。
二人の「結婚資金の平均額」は、
上記の「総費用」約435万円から「ご祝儀」約195万円を差し引いて
【約240万円】
ということでした。
単純に2で割ると、一人【約120万円】貯金していたことになりますね。
ぜひ貯金の計画を立てる時の目安にしてみて下さい。
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