顔合わせ食事会の費用はどのくらい?支払いは誰?
音声で聴く!
結婚が決まり、両家の顔合わせ食事会を開くことに!
でも費用って、どれくらいかかるの…?
誰が支払うの?
手土産代や食事代の相場など、気になる「顔合わせ食事会の費用」についてご紹介します。
顔合わせ食事会の費用は?
「結婚スタイルマガジン トレンド調査2018」によると、顔合わせ食事会にかかった費用は、次のとおり。
顔合わせ食事会の費用 | |
---|---|
0円 | 1.7% |
2万円未満 | 12.2% |
2~4万円 | 28.7% |
4~6万円 | 26.9% |
6~8万円 | 14.4% |
8~10万円 | 8.1% |
10~15万円 | 5.7% |
15万円以上 | 2.5% |
2~8万円の人が7割を占めるという結果に。
費用の内訳は、一人5千円~1万円程度の食事代や飲み物代プラス、会場によっては個室料金などがかかる場合も。
会場別に、いちばん多かった価格帯は以下のようになりました。
レストラン | 2~4万円(31.8%) |
---|---|
料亭 | 2~4万円(30.8%) |
ホテル | 4~6万円(26.0%) |
結婚式場 | 6~8万円(22.2%) |
選んでいる人が多いのは、料亭、レストラン、ホテルの順でした。
両家の両親が揃うとなると、お食事会だけでもけっこう費用がかかるものなんですね。
兄弟姉妹、祖父母なども参加する場合は、費用もその分多くなります。
さらに、場合によっては食事代の他に費用がかかることも。
どんな費用があるのか見ていきましょう!
食事代以外に必要な費用は?
食事代以外にかかる費用としては、
・婚約記念品代
・交通費・宿泊費
・衣裳・ヘアメイク代
などがあげられます。順番に見ていきましょう。
婚約記念品
食事会では、場を盛り上げる儀式として、婚約の証である「婚約記念品」の交換をすることがあります。
この場合、前もって婚約記念品を買うためのお金がお互いに必要です。
顔合わせ食事会で、男性から女性への婚約記念品として婚約指輪を贈った人が81.9%。
婚約指輪の平均金額は36.9万円です。
(「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より)
女性から男性へは、腕時計やスーツなど普段使いできるものを贈ることが多いよう。
金額は、「男性からの記念品の半額」が目安と言われていますが、念のため両家の意向を確認しておくのが良さそうです。
交通費・宿泊費
遠方から食事会に出向く場合は、交通費や宿泊費がかかることも。
ふたりの実家が離れている場合は、交通費や宿泊費の負担方法も含めて、食事会のエリアを検討する必要がありますよね。
気をつけたいのは、両家どちらかの地元に相手方を招くなど、「片方の交通費が多くなりそうな場合」です。
例えば「女性の実家の近く」で行う場合、交通費や宿泊費の負担方法は以下のようなものが考えられます。
出向く側が負担
新郎側が自分たちの交通費と宿泊費を、新婦側が全員分の食事代を払うなど、項目別に負担します。
来てもらう側がお車代を現金で渡す
この例では、新婦側が「遠いところまで来ていただきありがとうございます」とお車代として交通費を渡すパターン。
相手を恐縮させてしまうこともあるので、渡す場合は事前に伝えておくのがよいでしょう。
新郎新婦ふたりが負担
この場合は、あらかじめ新幹線や飛行機のチケットを手配して事前に両親に渡すのが一般的です。
また顔合わせの場所は、お互いの負担のバランスを考えて「両家の実家の中間地点」や下見を兼ねて「結婚式場の周辺」といった場所も選ばれているよう。
いずれの場合でも、費用の負担がなるべく公平で両家が納得できるよう、事前に話し合っておくのをオススメします。
衣裳・ヘアメイク代
また、女性は食事会にむけて洋服を新調することもありますよね。
「改まった場にふさわしい装いを」ということで、振袖をレンタルする人も。
振袖のレンタル料には幅があり、安いと3万円、高いと着付けまで含めて30万円など。
男性はスーツでOKなので、普段仕事でスーツを着る人なら、新調する必要もないかもしれませんね。
そして忘れてはいけないのが、当日持参する手土産代!
でも、いくらくらいの手土産を持っていくかは迷いどころだと思います。
ということで、次は手土産の相場を見ていきましょう!
手土産の内容と予算は?
顔合わせ食事会には、「今後ともよろしくお願いします」という気持ちを込めて、お互いに手土産を持参することが多いもの。
金額は3000円~5000円程度で、お互いの地元の名産品や菓子折り、昆布などの縁起物を用意するのが良いと言われています。
ただし、先輩カップルからはこんな体験談も。
家に帰ってから、いただいた手土産を開けてみると・・・その高級感にビックリ!慌ててネットで調べてみると、なんと1万円もする品でした。こちらが渡した菓子折りは、3000円程度のものだったのに・・・申し訳ない。
こんなことにならないためにも、前もってお互いどれくらいの予算で贈り合うのか、決めておきましょう。
手土産はお互いにナシに、という決定もアリですよ。
ふたりが間に立って、両家に差が出ないよう足並みを揃えることが大切です。
ただし、「相手の実家で顔合わせをする場合」は、訪問する側は手土産を必ず用意しましょう。
両家顔合わせの手土産のマナーについて、こちらの記事で詳しく解説しているので合わせてどうぞ!
両家顔合わせに手土産は必要?失礼のない品物選びや渡し方のマナーを徹底解説!
誰が負担する?支払いのタイミングは?
顔合わせ食事会の費用は、最近では両家で折半するのが一般的といわれています。
先輩カップルの声を聞いてみると・・・
新郎側が支払うと申し出てくれましたが、話し合いの結果、両家で折半。後々、トラブルにならないよう両家で平等に負担しようとなりました
食事会は、これから末永いお付き合いとなる新しい家族と対面する場。
このように家同士のつながりを重視する場合は、両家で折半するケースが多いようですね。
また、「ふたりが両親を招待する」という形で、ふたりで費用をもつことも増えているとか。
お店の手配や日程調整など食事会はふたりでセッティング。費用も両親への感謝の気持ちをこめて、ふたりで全額負担しました
ふたりが主催する場合は、親孝行も兼ねてふたりで負担することが多いよう。
いずれの場合も、当日にバタバタしないよう、前もって両親に「こうしようと思う」と伝えておくのが大切。
二人で払う場合は、顔合わせ当日、両親の目の前で支払いをしないよう気をつけたいところです。
両親としては、目の前で我が子がお金を出そうとしているのを見てしまったら、
「やっぱり私たちが払おうか?」
と言いたくなってしまうかもしれません。
両親に気を遣わせないよう、スマートに支払いをするには・・・
デザートが終わった頃合いに、男性がさりげなく席を立って支払いを済ませておくのがオススメです。
「ふたりで折半して支払うことにしよう」など、費用分担を決めている場合でも、まずは代表者が一括で払うようにしましょう。
その場でお金のやり取りはせず、顔合わせ食事会が終わってからふたりで別途精算した方が、金額もわかりやすくスムーズです。
もし両親に支払ってもらった場合は、後日、二人からお礼の手紙とささやかなお礼の品を贈るといいですよ。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
いかがでしたか?
顔合わせ食事会では、かかる費用をきちんと把握して、支払いについてもあやふやにせず、きちんと決めておくことが大切なんですね。
当日に慌てないように、費用のことは前もってお互いの両親と相談しておきましょう!
また顔合わせ食事会の準備については、下記の記事も合わせて読んでみてくださいね。
【両家顔合わせ完全ガイド】当日の流れや挨拶、服装・手土産・場所選びまで
【両家顔合わせの準備】場所や時期の決め方って?食事会を成功させるコツをご紹介!
「顔合わせ・結納」の他の記事
「顔合わせ・結納」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2000本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」