結婚式の1.5次会ってなに?
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結婚式の「1.5次会」という言葉を聞いたことがありますか?
「披露宴でも二次会でもなく、1.5次会?どんなものなんだろう」
気になる1.5次会についてまとめました。
「どんなカップルにおすすめか」
もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
1.5次会ってどんなもの?
二次会に対して、披露宴を「一次会」だと考えるなら、「1.5次会」はその中間。
「披露宴ほどかしこまらず、二次会ほどカジュアルでもなく・・・
『カジュアルさ』と『格式』の両方をほどよく兼ね備えたパーティー」
だと言われています。
1.5次会のいちばん大きな特徴は、「自由度の高さ」です。
会場や、演出、誰を招待するかなどについて、ルールがないので、二人の思いに沿って選べるのがメリット。
「と言われても、よくわからないなあ」
それでは、もう少し具体的に特徴やメリットを見ていきましょう。
ゲストにやさしい【会費制】
披露宴では、ゲストに「ご祝儀」をもらうのが一般的。
1.5次会の場合、ゲストには「ご祝儀」ではなく「会費」を払ってもらうカップルが多いようです。
この「会費制」にはメリットが2つあります。
メリット1
金額が低く、ゲストが会に参加しやすい
ご祝儀は、新郎新婦へのお祝いの気持ちをこめて贈られるもの。
新郎新婦との関係性にもよりますが、ご祝儀の相場は3万円程度です。
それに対して、会費は「会への参加費用」だとされます。
参加費用なので、料理、ドリンク、ギフトなど、「ゲストのための費用だけを負担してもらう」ケースが多いようです。
金額の相場は、次の通り。
ゲスト1人当たりの会費 (結婚スタイルマガジントレンド調査2018) | |
---|---|
5,000円未満 | 13.6% |
5,000~10,000円未満 | 45.5% |
10,000~15,000円未満 | 18.2% |
15,000~20,000円未満 | 13.6% |
20,000円以上 | 9.1% |
15,000円未満が77.3%。
会費の平均額は9,571円となっています。
ご祝儀に比べると、かなり低い金額ですね。
このくらいの金額なら、ゲストも参加しやすいのではないでしょうか?
たくさんのゲストが来てくれるのは、会を開く二人にとっても嬉しいことですよね。
メリット2
ゲストが「いくら払えばいいのか」と悩まずに済む
ご祝儀の場合、金額をいくらにするかはゲストが決めるもの。
デリケートなお金の話なので、「いくら払えばいいんだろう」と悩んでしまう人もいるようです。
会費制なら、二人が決めた金額を払ってもらえばいいので、ゲストも悩まずに済みます。
【招待客】は誰を呼ぶ?
披露宴では、多くのカップルが親族や会社の上司を呼びます。
でも、1.5次会にはハッキリとしたルールがないので、誰を呼ぶのも二人の自由。
「挙式には『親族と会社の人』を招待したから、1.5次会は『友人中心』で、盛り上がるパーティーにしよう!」
といったように、二人の希望に合わせて決められます。
人気の【会場】は?
先輩カップルはどんな会場で1.5次会をしたのでしょうか?
アンケート結果がこちら。
1.5次会の会場 (結婚スタイルマガジントレンド調査2018) | |
---|---|
レストラン | 42.7% |
結婚式場(専門式場) | 19.5% |
ホテル | 15.9% |
ゲストハウス | 13.4% |
カフェ | 7.3% |
その他 | 1.2% |
一番人気はレストラン。
人気の理由は、
・披露宴会場に比べるとカジュアルな雰囲気
・おいしい料理でゲストに喜んでもらえる
といった点のようです。
もちろん、ひとくちにレストランといっても、いろいろなお店があります。
親族や会社の上司を招待するなら、
「おしゃれなインテリアに囲まれた、高級感のあるレストラン」
など、ほどよく格式のあるお店を選んだ方が良いかもしれませんね。
【料理】のスタイルは?
料理のスタイルは、次の2つから選びましょう。
・1皿ずつ運ばれてくる「コース」料理
・大皿の料理をゲストがシェアする「ビュッフェ」
フォーマル寄りの会にしたい人は、
「高級フルコースを席に着いてゆっくり味わってもらう」
カジュアルなパーティーにしたい人は、
「ゲストが自由に動いておしゃべりできる、立食のビュッフェスタイル」
といったように、二人のイメージに合わせて選んでくださいね。
【演出】は何をする?
フォーマルな1.5次会では、
・新郎のウェルカムスピーチ
・ウェディングケーキ入刀
など、披露宴でもよく見るプログラムが人気。
一方、カジュアルな1.5次会では・・・?
・ゲスト全員が参加できるビンゴゲーム
・友人によるダンスパフォーマンス
このように、「盛り上がる演出」を取り入れる人が多いようですね。
また、あえて演出はせず「おしゃべりを楽しむパーティー」にするカップルも。
ただ、本当におしゃべりだけだと、普通の飲み会のような雰囲気になってしまうかもしれません。
乾杯と〆のあいさつだけは入れるなど、最低限のメリハリはつけるよう注意してください。
こんなカップルには1.5次会がおすすめ!
最後に、「どんなカップルにおすすめか」をお伝えします。
低予算でパーティーをしたいカップル
1.5次会は、一般的な披露宴と比べて低い予算でできる場合が多いようです。
データを見てみると、披露宴のみの平均費用は243.3万円。
一方、1.5次会にかかった費用は次の通りです。
1.5次会の費用 (結婚スタイルマガジントレンド調査2018) | |
---|---|
20万円未満 | 15.9% |
20~40万円未満 | 23.2% |
40~60万円未満 | 24.4% |
60~80万円未満 | 15.9% |
80~100万円未満 | 7.3% |
100~120万円未満 | 4.9% |
120~140万円未満 | 2.4% |
140万円以上 | 6.1% |
60万円未満の人が、約6割を占めていますね。
費用の平均額は、64.1万円でした。
1.5次会に招待する人数や、会場をどこにするかにもよりますが、全体的に披露宴をするよりも、少ない予算で済むと言えそうですね。
費用おさえめのカジュアルな会にしたい人は、
・レストランやカフェなど、料金の安い会場を選ぶ
・ランクの高いフルコース料理は避ける
・演出や会場の装飾を控えめにする
といった工夫を考えましょう。
お互いの出身地が離れているカップル
たとえば、
・新郎が「関東」出身
・新婦が「関西」出身
・「関東で」結婚式を挙げる
というカップルの場合。
関西にいる新婦の知人が、関東での結婚式に参加するとなると、交通費や宿泊費が高くつきますよね。
「本当は友達をたくさん呼びたいけど、お金のことを考えると厳しいなあ・・・」
そこで1.5次会の登場です。
「関東で結婚式」をしたあとに、「関西で1.5次会」をすれば、地元のお友達にも結婚を祝ってもらえます!
「披露宴にゲストを呼びきれない」と悩んでいるカップル
披露宴会場には、いくらでも人を呼べるわけではありません。
「会場があまり広くないから、呼べない人がたくさん出てきた・・・」
そんなときは、披露宴に呼びきれない人を、1.5次会へ招待しましょう。
ホテルなどでフォーマル寄りの会にすれば、職場の人を招いても安心です。
海外挙式の後に、国内でお披露目パーティーをしたいカップル
海外挙式には、両親や兄弟だけを呼ぶ人も多いもの。
「日本に帰ってから、親戚や友達、同僚にお披露目をしたいな」
というカップルにも、1.5次会はぴったりです。
・小さめの会場で、親族だけのアットホームなパーティー
・広い会場で、友達や同僚をたくさん呼んだ盛大なパーティー
などなど、1.5次会ならゲストに合わせて考えられますよ。
※「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
披露宴ほど堅苦しくはなく、二次会ほどくだけすぎない1.5次会。
・会場や料理、演出を自由に選べる
・会費制で、ゲストが参加しやすい
などなど、素敵なメリットがたくさんありました。
お互いの出身地が離れているカップルや、海外で挙式をしたカップルには特におすすめ。
興味のある人は、ぜひ考えてみてくださいね!
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