結婚10周年【錫（すず）婚式】はどんな風にお祝いする？夫・妻へ贈るおすすめのプレゼントもご紹介

結婚10周年を祝う「錫婚式」とは？

10回目の結婚記念日は「錫婚式（すずこんしき）」と呼ばれています。

これには、10年という月日を経て「錫のように柔軟で美しい夫婦になった」という意味が込められているのだそう。

錫と同じように、柔らかさと美しさをあわせ持つ「アルミ」にちなんで「アルミ婚式」と呼ばれることもありますよ。

そもそも結婚記念日はどう数える？

結婚記念日の数え方は、結婚した年を「0年目」とするのが一般的。

そこから1年経った1回目の結婚記念日が「結婚1周年」。

例えば、2018年に結婚したカップルなら、2028年が結婚10周年の「錫婚式」にあたりますよ。

年齢と同じ数え方と覚えておくと、イメージしやすいかもしれませんね。

結婚10周年以外の記念日は何ていう？

今回は結婚10周年に注目していますが、実はこれ以外にも、15年目までは1年ごと、15年目以降は5年ごとにそれぞれ呼び名が付けられています。

結婚25周年の「銀婚式」や、結婚50周年の「金婚式」は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

他にも、1周年は「紙婚式」、3周年は「革婚式」、5周年は「木婚式」・・・など、たくさんの「○○婚式」があるんですよ。

そんな「〇〇婚式」について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

結婚記念日って何するの？みんなの過ごし方を大調査！年数毎の呼び方もご紹介します

では次に、結婚10周年におすすめの過ごし方を見ていきましょう。

【結婚10周年】おすすめの過ごし方

結婚記念日に決まった過ごし方はありませんが、大切な10年目の節目なので、思い出に残るお祝いがしたいですよね。

そんな時におすすめの過ごし方は、こちら！

豪華なディナーを楽しむ

ふたりっきりでゆっくりディナーを楽しむのは、記念日にピッタリの過ごし方。

いつもより高級なレストランを予約して、特別感を味わうのも素敵です。

これまでの思い出話をしたり、これからの夢を語り合ったりする時間になりそうですね。

旅行に出かける

非日常といえば、旅行！

行先は、思い出の場所を選んでもいいですし、行ったことがない場所を選んで新しい思い出を作るのもGOODです。

普段言えないような感謝の言葉も、旅行先という特別なシチュエーションなら伝えられるかもしれませんね。

大切な人とパーティーをする

ふたりっきりではなく、子どもや友人など、大切な人とお祝いするのも楽しそう！

特別感は減るかもしれませんが、10年という月日で育んできた家族や仲間の温かさを、再確認できるのではないでしょうか。

ケーキやごちそうを食べたり、写真を撮ったり・・・そんなアットホームなお祝いも素敵です。

バウリニューアル

「バウリニューアル」とは、簡単に言うと2度目の結婚式のこと。

日本ではまだ広く知られていませんが、すでに結婚している夫婦が再び愛を誓い合うロマンチックなセレモニーなんですよ。

そんなバウリニューアルを行うタイミングにも決まりはありませんが、節目となる時に行う人が多いようなので、結婚10周年はピッタリのタイミングと言えそうです。

バウリニューアルについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。

バウリニューアルって何？夫婦がもう一度愛を誓い合う素敵なセレモニーを徹底解説！

では最後に、結婚10周年におすすめのプレゼントもご紹介します。

【結婚10周年】おすすめのプレゼント

夫から妻へ

ダイヤモンドがあしらわれたジュエリー

結婚10周年のお祝いといえば「スイート10タイヤモンド」という言葉を聞いたことがある人も多いはず。

これは「結婚10年目にタイヤモンドを贈る」という風習です。

ちなみにこの風習は昔からあったわけではなく、1990年代にとある宝石会社が流したCMがきっかけで生まれた風習といわれています。

つまり始めは企業のプロモーション戦略だったんですね。

今でも割と知られている風習なので、憧れている女性もいるようです。この風習を知らない奥さんの場合でも、喜んでくれる可能性が高いおすすめのプレゼントですよ。

セカンドマリッジリング

結婚している夫婦が購入する2個目の結婚指輪のことを「セカンドマリッジリング」といいます。

結婚10周年で購入すると決まっているわけではありませんが、節目となる「結婚〇周年」のタイミングで購入する人が多いので、もちろん結婚10周年で買ってもOK！

1本目の結婚指輪に重ね付けできるデザインを選んだり、今の好みに合うデザインを選んだり、どんな指輪を選ぶかはふたり次第です。

改めて指輪を選ぶのも楽しい時間になりそうですね。

フラワーギフト

お祝い事といえば花をイメージする人も多いもの。フラワーギフトももちろん結婚記念日のプレゼントにピッタリです。

普段から花を飾っているような奥さんなら生花の花束や鉢植え、そうでないならお世話が必要ない「プリザーブドフラワー」なんかがおすすめです。

錫製品

「○○婚式」には「〇〇」にちなんだ贈り物をするという風習もあります。

結婚10周年の「錫婚式」の場合は、錫製品ということですね。

例えば、錫でできたタンブラーやおちょこ、箸置きなどがありますよ。

これからの結婚記念日に贈るプレゼントも「〇〇婚式」にちなんだものを選ぶと決めておくと、考える手間が省けそうですね。

妻から夫へ

腕時計

毎日身に着ける人も多い腕時計は、旦那さんへのプレゼントにおすすめのアイテム。

ある程度高価なものでもあるので、10年目という節目にピッタリです。

また時計は「これからも一緒に時を刻んでいこう」という気持ちを込められるのもいいところですね。

財布やキーケース

財布やキーケースなど、普段旦那さんが使っているアイテムで、古くなっているものがあればそれを贈るのもいい考え！

よく見てくれているんだなと感動してもらえるのではないでしょうか。

特別な記念日にふさわしい、上質で長く愛用してもらえるものを選ぶといいですね。

お酒

お酒が好きな旦那さんなら、お酒を贈るのもアリ。

ちょっと高級なものや、手に入りにくいもの、10年前に作られたワインなど・・・
お酒好きならきっと喜んでもらえる粋なプレゼントはたくさん！

自分も飲める場合は、一緒に飲むこともできますよ。

ペアアイテム

ふたりで使えるペアアイテムを買うのも素敵。

先ほどご紹介した「錫製品」のタンブラーやおちょこを、ペアで揃えるというのもいいですね。

他には、ペアのアクセサリーやファッションアイテムなどもおすすめですよ。

以上、結婚10周年におすすめのプレゼントをご紹介しました。

ご紹介した内容も参考に、相手が喜ぶものを考えてみてくださいね。

ちなみに予算は、大体5万円～10万円程度で考えるカップルが多いようです。

10年目の節目なので、ちょっと予算もお高め。

でも例えばディナーや旅行もする場合は、プレゼントの費用を下げて、総額が高くなりすぎないように調整することも大事かも。ふたりで相談して、満足のいくお祝いにしてくださいね。