銀婚式や金婚式に込められた意味とは?おすすめのお祝い方法やプレゼントもご紹介
一度は聞いたことがある人も多い「銀婚式」や「金婚式」という言葉。
日本でも有名な記念日ですが、
「そもそも銀婚式や金婚式っていつのこと?」
「銀婚式や金婚式には何をすればいいの?」
「プレゼントを贈るならどんなものがおすすめ?」
など、さまざまな疑問の声があるよう。
そこで今回は、そんな銀婚式や金婚式にまつわる疑問をまるっと解決!
素敵なお祝いにするためにも、ぜひ読んでみてくださいね。
銀婚式・金婚式とは?
「銀婚式」とは、結婚25周年を祝う記念日のこと。
そして「金婚式」は、その倍の結婚50周年を祝う記念日のことです。
込められた意味や由来
銀婚式には、25年という長い歳月を共に過ごすことで「いぶし銀のように美しく味わい深い夫婦」になったという意味が込められているよう。
一方、金婚式には「金色の輝きを得た夫婦」というような意味があるそうです。
名前の通り、金・銀にちなんだ意味が込められているんですね。
そんな銀婚式や金婚式のように、結婚記念日を「○〇婚式」と呼んでお祝いする文化は元々イギリスが発祥と言われています。
日本では、明治天皇が、銀婚式にあたる「大婚二十五年祝典」を行ったことがきっかけで、広く知られるようになりました。
そんなこともあってか、日本では「銀婚式」と「金婚式」が特に有名ですが・・・
実は結婚記念日には、15周年までは1年毎、それ以降は5年毎に「〇〇婚式」の名前がつけられているんですよ。
例えば、
・結婚1周年は「紙婚式」
・結婚3周年は「革婚式」
・結婚7周年は「銅婚式」
・結婚10周年は「錫(すず)婚式」
・結婚15周年は「水晶婚式」
・結婚30周年は「真珠婚式」
・結婚40周年は「ルビー婚式」
といったもの。
特徴は、年数が経つにつれて
・柔らかいもの→硬いもの
・安価なもの→高価なもの
になっていくことだそう。
夫婦の関係になぞらえているんですね。
その他の結婚記念日の呼び方や意味が気になる人は、こちらの記事もどうぞ!
結婚記念日って何するの?みんなの過ごし方を大調査!年数毎の呼び方もご紹介します
そもそも結婚記念日はどう数える?
「自分たちは結婚何年目?」と分からなくなることもありますよね。
そこで結婚記念日の数え方をおさらいしておきましょう。
結婚記念日は「結婚した年=0年目」として数えるのが一般的。年齢と同じ数え方と考えると、イメージしやすそうです。
例えば2023年7月6日に結婚したら、2024年7月6日が結婚1周年、2033年7月6日が結婚10周年・・・といった具合です。
では次に、銀婚式・金婚式におすすめのお祝い方法についてお話しします。
銀婚式・金婚式におすすめのお祝い方法
銀婚式や金婚式の祝い方に決まりはないので、好きな方法でお祝いすればOK!
よくあるパターンはこんな感じです。
夫婦で豪華な食事や旅行に
夫婦水入らずで、いつもより豪華な食事や旅行を楽しむのも素敵。
お互いに感謝の気持ちを伝えたり、これまでの思い出をゆっくり話したりする、いい機会になりそうですよね。
少し照れくさくても、特別なシチュエーションでなら素直な気持ちを伝えやすいかも!
「思い出の場所に旅行へ」なんてアイデアもいいですね。
家族や友人とパーティーを
銀婚式や金婚式の場合は、子どもが主体となってお祝いの会を企画することも多いよう。
子ども以外にも、親戚や友人などが主催するパターンもありますよ。
そんな大切な人たちと一緒に、お祝いするのも楽しそうですね。
「皆のおかげで無事銀婚式・金婚式を迎えられた」という思いが、さらに強まるのではないでしょうか。
特別に会場を借りてもいいですし、リラックスできる自宅で行うのもいいですね。
プレゼントを贈る
お祝い事なので、プレゼントを贈るというのも定番。
夫婦でお互いに贈りあう以外にも、子どもや友人から贈るパターンもありますよ。
銀婚式や金婚式は特別なお祝いなので、ちょっと高価なプレゼントを用意することが多いようですが、子どもや孫が贈る場合は、そこまで高価でなくても大丈夫。
気持ちが大切なので、無理のないプレゼントを選びましょう。
高価なものを選びたい場合は、複数人で一緒にひとつのプレゼントを贈るという手もありますよ。
ちなみに年数に合わせて、銀婚式よりも金婚式の方が、少しお祝いの相場が上がる傾向にあるようです。
次は、おすすめのプレゼントをもう少し具体的にご紹介します。
銀婚式・金婚式におすすめのプレゼント
夫から妻に
銀製品・金製品
結婚記念日のお祝いには「○○婚式」にちなんだ贈り物をするという風習もあるよう。
銀婚式や金婚式の場合は、銀製品や金製品ということですね。
銀婚式なら銀食器やカトラリーが選びやすいかも。特にお料理好きな奥様なら、高級感のある銀食器は喜ばれそうです。
金製品なら、アクセサリーが選びやすそうですね。
アクセサリー
女性への贈り物として定番の「アクセサリー」を選ぶのもGOOD。
いくつになっても、夫からアクセサリーを貰うのは嬉しいと感じる奥様も多いのではないでしょうか。
ネックレスや指輪はもちろん、上品なブローチやイヤリングなど、選択肢はいっぱい!
奥様の好みがわからない場合は、一緒に選ぶのもいいかもしれませんね。
改めてペアリングを選ぶのもおすすめです。
お花
お祝いといえばお花!とイメージする人もいますよね。
こちらも定番のプレゼントですが、結婚〇周年にあわせて25本、50本の花を贈るなど、ちょっとロマンチックな演出を入れるのもおすすめですよ。
生花以外にも、長期間保存ができる「プリザーブドフラワー」なんかも人気のようです。
妻から夫に
ネクタイピン
夫から妻の場合と同様、銀婚式にちなんで「銀製品を」と思う場合は、ネクタイピンなら気軽に取り入れられそう!
ネクタイを使う機会のある男性相手に限りますが・・・色々なデザインのものがあるので、夫の好みを考えて選んであげるといいですね。
腕時計や財布
身につける機会が多い「腕時計」もいいチョイス。金が使われた時計にすれば、金婚式にもピッタリです。
また時計は時を刻むものなので、今までの歳月とこれからの歳月に思いを馳せることもでき、まさに記念日向けのプレゼントと言えそうですね。
他には財布も、長く愛用してもらえるのでおすすめです。
お酒
お酒を飲まれる旦那様なら、ちょっと特別感のあるお酒を選ぶのもアリ。
ふたりともお酒が好きな場合は、お祝いとして一緒に飲むことができます。
幸せな時間になりそうですね。
家族や友人などからふたりへ
ペアグッズ
夫婦箸や夫婦茶碗、ペアグラスなど・・・
ふたりの絆を思わせるペアグッズのプレゼントが人気のよう。
「これからも仲良く一緒にいてね」という気持ちが伝わりそうですね。
ケーキやお花
お祝いの定番「ケーキ」を用意すれば、みんなで楽しく食べることができそう!
他には、先ほど夫から妻へのプレゼントでも紹介した「お花」も、家族や友人からのプレゼントとしてもピッタリ。
ただし、相手が普段から花を飾る習慣があるかどうか分からないなら少し注意も必要。
お花を貰って嬉しくても、飾る花瓶がない!世話に手間がかかる・・・なんてことになる可能性があるからです。
その場合は、プリザーブドフラワーにしておいた方が無難かもしれませんね。
体験ギフト
例えば、旅行や高級レストランでの食事、ナイトクルーズ、ワークショップなど、色々な体験が選べるカタログギフトを贈るのも喜ばれそう!
今までふたりがしたことのないような体験にチャレンジできて、素敵な思い出を増やすことができますよ。
記念写真
家族で記念撮影をするのもおすすめ。
写真館などにきちんとお願いして、家族写真を撮る機会はなかなかないですよね。
銀婚式や金婚式を機に、改めて家族写真を残すのもいいものです。
もちろん家族同士で撮り合ったりして、自然な写真撮影を楽しむのもいい思い出に。
昔の家族写真と同じ場所、同じポーズで撮ってみる、なんていうのも面白いですよ。
では最後に、銀婚式・金婚式でプレゼントを贈るときのマナーも見ておきましょう。
銀婚式・金婚式のプレゼントにまつわるマナー
「のし」はどうする?
夫婦でプレゼントを贈り合う場合、熨斗をかける必要はないでしょう。
一方、家族や友人などからプレゼントを贈る場合は、熨斗をかけると丁寧な印象に。
ただあまりかしこまりたくない場合は、ラッピング(のし無し)でも大丈夫ですよ。
熨斗をつける場合の表書きは、「祝銀婚式(祝金婚式)」、「銀婚式御祝(金婚式御祝)」などがいいでしょう。
下段には贈り主の名前を書きます。
また結婚記念日は何度あってもいいお祝い事なので、水引は「紅白」で「蝶結び」のものを選ぶようにしましょう。
避けた方がいいプレゼントはある?
銀婚式や金婚式のプレゼントに決まりはないので、相手のことを考えて選んだものなら基本的にはOK。
でもお祝い事にはふさわしくないとされている品物は、避けた方が無難かもしれません。
例えば、
〇「切れる」を連想させる刃物
〇「手切れ」を連想させるハンカチ
〇「苦」「死」を連想させる櫛
このような品物は、一般的に縁起が悪いとされています。結婚式の引き出物を選ぶ際と同じ考え方ですね。
また、子や孫からプレゼントを贈る場合に気を付けたいのが「年長者に贈るにはふさわしくない」とされているものです。
例えば
・「もっと勉強しなさい」という意味にもなる「筆記用具」
・「踏みつける」という意味になる「靴下」や「靴」
などは、目上の人に贈ると失礼にあたるという意見も。
ただこれらの品物も、相手との関係性によって受け取り方は変わるもの。
親しい間柄の場合、縁起や立場を気にせず、相手が本当に欲しそうなものを選んだ方がきっと喜ばれますよね。
反対に、礼儀をきちんと通したい間柄の場合は、少し気をつけておくとよさそうです。
手紙を添えるとなおよし!
繰り返しになりますが、銀婚式や金婚式は特別なお祝い。
プレゼントを用意したなら、そこに手紙やメッセージカードを添えて「おめでとう」「これからも仲良くいてください」という気持ちを伝えると、なお好印象です。
夫婦でプレゼントを贈り合う場合も、相手への感謝や「これからもよろしく」という気持ちを手紙に綴って渡せば、きっと一生の宝物になりますよ。
まとめ
「銀婚式」「金婚式」について詳しくお話ししました。
「銀婚式」は結婚25周年、「金婚式」は結婚50周年を祝う記念日なんですね。
夫婦ふたりでお祝いすることもあれば、家族みんなで祝うことも。
ちょっと豪華な食事や旅行にでかけたり、パーティーを開いたりするのが定番です。
お祝い事なので、プレゼントを贈るのもいいですね。
「銀婚式」「金婚式」は大切な節目のお祝い。ご紹介した内容も参考に、素敵な日にしてくださいね。
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