結婚式をしたくない理由とは?ナシ婚のメリットやデメリット、相手と考えが違う時の対処法もご紹介
結婚式に憧れている人もいれば、反対に「結婚式はしたくない」という人もいますよね。
今回は「結婚式をしたくない」と思う理由や、結婚式をしないメリット・デメリットをご紹介!
相手と意見が違う場合の対処法や、結婚式したくない派におすすめの代替案もお届けしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式をしたくない理由は?
結婚スタイルマガジントレンド調査2018によると、何らかの形式で結婚式を行ったカップルは全体の82.7%。
このように結婚式をしたカップルがまだまだ多数派とはいえ、2割弱のカップルは「結婚式なし」を選択したとも捉えられます。
ではどうして「結婚式をしたくない」と思うのでしょうか。代表的な理由を見ていきましょう。
お金がかかるから
結婚式をするとなると、まとまった費用がかかるイメージはありますよね。
経済的に余裕がない場合は、そういった費用面の問題で結婚式を諦めるケースも。
またそうでなくても、結婚式にお金をかけるより、新婚旅行や新生活の準備にお金を使いたいと考える人も増えてきているようです。
目立つのが苦手だから
ふたりの晴れ舞台である「結婚式」も、目立つのが苦手な人からすると、ストレスを感じやすいシチュエーション。
華やかな衣裳で着飾り、皆がふたりに注目している中で色々な演出をこなす・・・
確かに目立つのが苦手な場合は、少し苦痛に感じてしまうかもしれませんね。
準備が大変そうだから
結婚式をするとなると、衣裳や演出決め、ペーパーアイテムの手配など・・・やることはたくさん!
打ち合わせのために何度も式場へ足を運ぶケースも少なくありません。
それは幸せな時間でもあるのですが、人によっては「面倒」と感じることも。
特に仕事が忙しいカップルは、貴重なお休みを結婚式の準備に費やすと思うと・・・
大変な準備をしてまで結婚式はいいかな、と感じてしまうこともあるようです。
そもそも結婚式に興味がないから
結婚式やりたい派の人からすると少し意外かもしれませんが・・・「結婚式」という儀式自体に興味がない、意味を見出せない、という意見も割と多いんです。
もちろん考え方は人それぞれなので、
「皆の前で結婚をお披露目する意味が分からない」
「形式ばったことをしたくない」
という人がいるのも自然なことと言えそうですね。
結婚式に呼びたい友人がいないから
結婚式に呼ぶほど親しい友人がいない、もしくは少ないという理由で、結婚式を挙げることをためらう場合も。
両家のゲスト数が大幅に違うとなると、気まずいと感じる人もいますよね。
また呼びたい友人はいても「〇〇さんを呼んだら△△さんも呼ばないとまずいかな・・・」など、招待するゲストの線引きに悩むというのもよくあるケース。
そして悩んでいるうちに「もういっそ結婚式を挙げなければいいのでは」という結論に至ることもあるようです。
再婚や授かり婚だから
どちらかが再婚で、一度結婚式を挙げている場合、二度目は気まずいと感じる人も多いよう。
そして授かり婚の場合は、つわりや体調変化など身体的な理由で結婚式を諦めることも。
授かり婚の場合は他にも、結婚式より子供にお金をかけたいからという意見もありましたよ。
マリッジブルーだから
結婚が間近に迫ったとき、結婚に対して漠然とした不安を抱いてしまう「マリッジブルー」。
そんなマリッジブルーに陥ると、結婚式を楽しみにしていた人でも、前向きに取り組めなくなる可能性があります。
ちなみにマリッジブルーは女性がなるイメージが強いかもしれませんが、男性にも起こる現象なんですよ。
マリッジブルーかも・・・と思った人は、こちらの記事で対処法をご紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
先輩花嫁の〇割がマリッジブルーを経験!症状・原因・乗り越え方って?
男性のマリッジブルーも意外と多い?その症状や原因から対処法まで詳しく解説します!
以上、結婚式をしたくないと思う主な理由をご紹介しました。結婚式をしたくないと感じる理由は、さまざまなんですね。
では次に、結婚式をしないという選択をするとどんなメリットやデメリットがあるのかについてお話しします。
結婚式をしないメリット・デメリット
メリット
新婚生活の準備に専念できる
結婚式をする場合、結婚式の準備にそれなりの時間を費やしますよね。
さらに結婚するタイミングでは、新居への引っ越しや家具家電の購入など、結婚式の準備以外にもやらないといけないことがたくさん。
新生活がバタバタのスタートになることもありえます。
でも結婚式をしない場合は、その時間をすべて新生活の準備にあてることができます。
余裕を持ってゆったりとした気持ちで、新生活が迎えられそうですね。
授かり婚の場合はなおさら、時間に余裕があることで体への負担を減らすこともできそうです。
新生活にお金をかけられる
結婚式をしないということは、もちろんその分の費用が浮きます。
浮いたお金で、新婚旅行をちょっと豪華にしたり、家電を新調したりと、新生活の費用に余裕が出るというメリットも!
何に価値を感じるかは人それぞれなので、結婚式に興味がなければ他のことにお金をかけるのもいいですね。
ゲストに負担をかけなくてすむ
スケジュール調整にご祝儀の用意、当日の衣裳やヘアメイクの手配など・・・
結婚式をすることで、ゲストにかかる負担を心配する人もいます。
さらに遠方からのゲストの場合、宿泊費や交通費がネックになることも。
招待を受けたのは嬉しいけど、金銭的な問題や距離的な問題で少し負担に感じるゲストがいるかもしれません。
結婚式をしなければ、そういった負担をかけなくてすむという考え方もありますよ。
デメリット
結婚した実感が湧きにくい
結婚式は、大切な人たちの前で夫婦になる誓いを交わす儀式。
みんなに祝福される中誓いを立てることで「結婚したんだな」と実感する人も多いそう。
もちろん婚姻届の提出など、ほかにも結婚したことを実感できる場面はありますが「結婚式」のインパクトには劣るとの声が。
そのため結婚式をしないと、結婚前との区切りを感じにくいと言われています。
結婚式がないことを寂しく思う人もいる
特に、親や可愛がってくれた祖父母などは、ふたりの結婚式を楽しみにしていることが多いもの。
他にも、親友など付き合いが深い友人にとっても、あなたの晴れ姿は楽しみなはず。
そんな人が結婚式をしないと聞いたら、がっかりしてしまう可能性もあります。
結婚式はしないとしても、親や親族には今までの感謝を伝えるなど、気遣いができるといいですね。
それぞれに結婚報告をする必要がある
結婚式をすれば、来てくれたゲストには一気に結婚の報告をすることができます。
反対に結婚式をしない場合は、個別に結婚報告をしなければいけません。
家族はもちろん、職場関係、友人など個別にきちんと報告をするのは、結構手間がかかるとの声も。
関係性によってはメールやSNSで報告してもいいですが、お世話になった相手には、直接会うか、せめて電話や手紙で伝えたいと思う人もいますよね。
そんな場合は、報告の手間がかかるという点も覚えておいてくださいね。
相手と意見が違う場合はどうする?
この記事を読んでいる人の中には、相手と意見が違って困っている・・・という人もいるのではないでしょうか。
次は、そんな時の対処法を考えてみましょう。
相手と意見が違う時は、まず自分の考えを冷静に話すことが大切。
もちろん、相手の意見もきちんと聞きましょう。
ふたりの意見を出し合って、妥協点を見つけるのが解決への近道です。
相手の気持ちが分かれば「この人のために、結婚式をやってもいいかも」と思えるかもしれません。
逆に相手があなたの気持ちを聞いて「結婚式はやめておこう」と思う可能性も。
中間地点の妥協策だって、見つかるかもしれません。ふたりが納得できる妥協点を見つけるために、まずは話し合う姿勢が大切です。
最初から「絶対なし!」「絶対やる!」という姿勢ではなく、相手の気持ちに耳を傾けてみてくださいね。
では最後に、結婚式をしたくないと考えている人にもおすすめの挙式スタイルをいくつかご紹介します。妥協点を見つける参考にしてくださいね。
盛大な結婚式をしたくない場合の代替案
結婚式をしたくないと考えている人の多くは、友人や会社関係者など多くのゲストを呼ぶ盛大な結婚式だけをイメージしているかもしれませんね。
でも最近では、結婚式のスタイルが多様化してきているので、そのような大規模な結婚式以外にも選択肢はたくさんあります。
結婚式したくない派におすすめのスタイルをいくつか見ていきましょう。
少人数結婚式
まずは親族や大切な友人だけを招待する少人数結婚式。
最近、人気が上昇しているスタイルなんですよ。
ゲストの人数が少ないと
・費用をおさえやすい
・準備が楽
といったメリットがあるので、費用や準備の手間が理由で、結婚式をしたくないと考えていた人は一度検討してみてくださいね。
結婚式に呼ぶ友人がいないという場合も、親族だけの結婚式なら問題なさそうです。
少人数結婚式について詳しくはこちら。
「少人数結婚式」ってどんなスタイル?費用や演出、メリット・デメリットは?
ふたりだけの結婚式
ゲストは招待せず、ふたりっきりで結婚式をするというのもアリ!
目立つのが苦手な場合も、これなら大丈夫かも。
その他、準備や費用面、招待する友人問題で結婚式をためらっている場合の解決策にもなりそうですね。
新婚旅行をかねて、海外や国内リゾートで行うのもおすすめですよ。
ふたりだけの結婚式について詳しくはこちら。
「二人だけの結婚式」ってどんなことするの?費用やメリットは?
リゾートウェディングが気になるという人は、こちらの記事をどうぞ。
沖縄、グアム、ハワイで結婚式!リゾートウェディングの魅力やデメリットって?
フォトウェディング
フォトウェディングは「写真だけの結婚式」とも呼ばれ、結婚式の代わりに写真撮影だけを行うスタイルのこと。
婚礼衣装を着ることができれば、結婚式なしでも素敵な思い出になりそう!
家族を招待して一緒に撮影ができるプランもあるようなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
フォトウェディングとは?費用からメリット、人気スポットやスタジオの探し方まで紹介!
以上、結婚式したくない派におすすめの挙式スタイルをご紹介しました。
他にも、
・ゲストの金銭的負担を軽くしたい
→会費制結婚式
「会費制結婚式」とは?メリット・デメリットを徹底調査!会費の相場や費用、引き出物についても解説
・授かり婚で体調に不安がある
→マタニティプランの利用や、出産後に挙げるパパママ婚
マタニティウェディングの完全ガイド!おすすめの時期やドレスの選び方などをご紹介
パパママ婚・ファミリーウェディングって?子どもと一緒に行う結婚式について徹底解説
など、さまざまな選択肢が考えられます。
さらにゲストが多い結婚式でも、誓いのキスやファーストバイトなど、恥ずかしいと感じやすい演出をなくすことだってできます。
結婚式をしたくない理由に合わせて、柔軟に解決策を考えてみてくださいね。
【参考】結婚式「挙げた人」と「挙げなかった人」後悔しているのはどっち?
結婚スタイルマガジンSNSアンケートで、結婚式を挙げた人(※2)、挙げなかった人(※3)それぞれに今の気持ちを聞いてみた結果はこちら。
※結婚スタイルマガジンSNSアンケートより
結婚式を挙げた人の方が「満足」と答えた割合が高くなっています。
大切な人たちに集まってもらい、祝福してもらう機会は人生でなかなかないもの。
そんな結婚式当日の思い出は、かけがえのない宝物になっているのかもしれませんね。
また、結婚式準備で大変だったことや、ハプニングでさえも、時が経てば笑い話や思い出話になるとの声も。
きっとそれもふたりにとって大切な財産になるでしょう。
結婚式をする・しないに正解はありません。
こちらの記事で紹介している色々な意見も参考に、ふたりでよく相談してみてくださいね。
結婚式「挙げた人」と「挙げなかった人」後悔しているのはどっち?後悔しないためのポイントも紹介
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2023年8月
回答人数:(※2)264人、(※3)154人
まとめ
結婚式をしたくない理由や、しないメリット・デメリットについてお話ししました。
結婚式をしたくないと感じる主な理由はこちら。
・お金がかかるから
・目立つのが苦手だから
・準備が大変そうだから
・そもそも結婚式に興味がないから
・結婚式に呼びたい友人がいないから
結婚式をしないと、
・新婚生活の準備に専念できる
・新生活にお金をかけられる
・ゲストに負担をかけなくてすむ
というメリットがあります。
反対に、デメリットはこんな感じ。
・結婚した実感が湧きにくい
・結婚式がないことを寂しく思う人もいる
・それぞれに結婚報告をする必要がある
相手と意見が違う場合は、とにかくよく話し合って妥協点を見つけることが大切です。
ひとくちに「結婚式」といっても色々なスタイルがあるので、ご紹介した代替案も参考に、ふたりが納得できるカタチを見つけてくださいね。
「結婚式の基本」の他の記事
「結婚式の基本」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」