再婚の場合、結婚式はする?どんな結婚式スタイルがおすすめ?
音声で聴く!
再婚を考えているカップルの皆さん。
「結婚はとっても幸せなことだけど、再婚の場合、結婚式ってどうしたらいいの?」
「2回目の結婚式に招待したら、ゲストは迷惑かな・・・?」
と気になっていませんか?
そんな疑問にお答えして、再婚カップルの結婚式事情を解説します!
先輩カップルの声やゲストの意見も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
再婚カップルに聞いた!結婚式って挙げた?
再婚カップルは、「結婚式を挙げるか挙げないか」で悩むことも多いですよね。
「二度目でも新しいスタートのために結婚式がしたい!」
「一度挙げてるし、ゲストにも悪いから挙げなくていいかも・・・」
など、カップルによって意見もさまざま。
では実際、どれくらいの再婚カップルが結婚式を挙げているのでしょうか?
結婚スタイルマガジンが実施したアンケート(※1)によると、再婚カップルの結婚式実施率は51.0%となっています。
半数の再婚カップルが、結婚式を挙げているんですね!
「挙式はしなかったけれど、親族だけを招いて食事会を開いた」という人も12%いましたよ。
結婚式を挙げた再婚カップルからは
結婚式を挙げたことで、家族としての新たなスタートを実感することができました!両家の親睦を深められたのも、よかったなと感じます。
親や親族、友人に感謝を伝える場として結婚式を行いました。
これまでお世話になった人たちに幸せな姿を見せられて、安心してもらえたのでよかったです。
といった声が。
反対に、結婚式を挙げなかった人からは、
1回目の結婚式に参加してくれた人からまたご祝儀をもらうのは気が引けてしまい…そこで、結婚式は挙げずに、フォトウェディングだけ行いましたよ!
という声がありました。
再婚の結婚式にはいろいろな考え方があるみたいですね。
【パターン別】おすすめの結婚式スタイルって?
再婚カップルの中でも、どちらか一方が再婚なのか、ふたりとも再婚なのかによっても、結婚式に対する思いもそれぞれですよね。
そこで、再婚カップルにはどんな結婚式がおすすめなのかを、パターン別にご紹介していきます!
どちらかが初婚の場合
初婚の場合、「結婚式をしてみたい!」と結婚式に憧れを持っている人も多いですよね。
たとえどちらかにとっては二度目でも、相手が初婚であれば、華やかな挙式・披露宴を挙げるといいでしょう。
また、ふたりが「式は挙げなくていいよね」と合意している場合でも、親もそうとは限りません。
特に初婚側の親や親族は「結婚式で晴れ姿が見たい」と思っていることも。
そんなときは、親族のみを招待した結婚式を挙げるのもいいかもしれません。
親の意見も取り入れつつ、ふたりで話し合って結婚式の形を決めたいですね。
また、再婚側が「前回の経験を活かして、さらにいい式を挙げたい!」と思うケースもあるよう。
その場合は、
「一度目よりも盛大にしたい!」
「前とは違うスタイルで、カジュアルにしたい」
・・・など、自身の経験を参考にしてプランを考えることができますね。
たとえば、一度目がホテルなど格式高い会場での挙式・披露宴という王道スタイルだった場合。
二度目はリゾートウェディングなど、がらりと雰囲気を変えるのも素敵ですよ!
ふたりとも再婚の場合
お互い再婚同士で結婚式をする場合、小規模な結婚式を挙げるカップルが多いようです。
初婚の時、会社関係の人や友人などを招待して結婚式を挙げていて、「もう一度祝ってもらうのも申し訳ないかな・・・」と感じる人も。
お互いの家族や親しい友人など、少人数を招待して、レストランなどでアットホームな結婚式を挙げるのもいいですね。
結婚スタイルマガジンでは、少人数にぴったりの式場やレストランをエリア別に紹介しています。
さらにここから予約をして式場決定するだけで最大20万円分のご祝儀がもらえるお得な特典も!ぜひチェックしてみてください。
子どもがいる場合
どちらかに子どもがいる場合は、子どもも結婚式に参加できるような演出を取り入れるのがオススメです!
例えば指輪を運ぶリングボーイ(ガール)をしてもらったり、みんなでケーキカットをしたり、お互いに手紙を読んだり・・・
子どもも一緒に「家族になる」儀式にできたら、思い出に残りそうですね。
子どもが参加できる演出が気になる人は、こちらの記事もどうぞ。
リングボーイ・フラワーガール実例!子どもの挙式演出アイデア30選
再婚の結婚式でもご祝儀をもらっていいの?
再婚カップルが結婚式を挙げるとき、気になるのがご祝儀についてです。
「初婚のときご祝儀をもらったのに、またもらったらゲストに負担をかけてしまうんじゃ・・・?」と心配な人もいますよね。
ゲストのリアルな意見がこちら。
※2 結婚スタイルマガジンSNSアンケート より
60.3%の人が「再婚でも気にならない!お祝いしてあげたい」と答えています。
さらに「新郎新婦のどちらかが新婚ならいいかな」と答えた人は14.0%。
合計すると、7割以上の人が前向きな意見のようですね。
結婚式はお祝いごとなので、基本的に再婚でもご祝儀はもらって大丈夫。
特にどちらかが初婚の場合は、普通に受け取ってOKと言えそうです。
一方、「正直ちょっとためらいがある」「できれば渡したくない」と答えた人も全体の25.7%いましたね。
お祝いしたい気持ちはあるんだけど・・・金銭的に厳しいです。
と、お祝いしたい気持ちはあるものの、金銭的な負担が気になる人がやはりいるようですね。
再婚の結婚式でご祝儀を受け取るかどうかについては、こちらの記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてくださいね!
【再婚のご祝儀】受け取ってもいいの?立場別や挙式ナシの場合の相場って?
【Q&A】再婚の結婚式で気になる疑問を解決!
それでは最後に、再婚の結婚式で気になる疑問点にお答えしていきましょう!
ゲスト人数は両家で合わせた方がいいの?
ゲストの人数は、両家で均等じゃなくても大丈夫!
どちらかだけが再婚の場合、再婚側と初婚側で呼びたいゲストの人数が大きく異なる可能性もありますよね。
特に再婚側は、一度目の結婚式に招待したゲストは呼びにくいと感じることもあるようです。
そのため、両家で人数のバランスが取れない・・・と悩むこともあるかと思います。
しかし、さきほどもお伝えした通り、両家でゲスト人数に差があってもOK。
たとえば、新婦側は友人をたくさん招待し、新郎側は親族だけを招待した・・・というケースでも、全然問題ありません。
ふたりが「来てほしい」と思うゲストを呼ぶことが大切です。
ゲストの負担を軽くするには?
ゲストの負担を軽くする方法は次の三つ。
・ご祝儀ナシにする
・会費制にする
・お返しの品にこだわる
順にみていきましょう。
ご祝儀ナシにする
まず一つ目は、そもそもご祝儀をもらわないで結婚式を挙げるという方法。
初めから招待状などで、「ご祝儀は辞退させていただきます」と伝えておきましょう。
「結婚式・披露宴には来てほしいけど、ゲストにはご祝儀を負担させたくない!」という場合にピッタリかもしれません。
ただこの場合、挙式・披露宴にかかる費用は基本的に自分たちで負担することになります。
一部、親に援助してもらう人もいるようですが、それでもご祝儀がない分、ふたりの負担は増える傾向に。
ご祝儀ナシにするのであれば、ふたりで出せる金額をよく考えた上で、結婚式のプランを練ることが大切です。
ちなみに、ご祝儀を辞退すると伝えてあったのに、思いがけずいただいた場合などは後日「内祝い」として贈り物を贈るといいですよ。
会費制結婚式にする
二つ目は、ご祝儀でなく会費制の結婚式にして、新郎新婦が金額を設定する方法。
カジュアルなパーティーで会費を低めに設定すれば、二度目のゲストも気持ちよく参加してくれそうですね。
ただ、会費の額が低いということは、会のために使えるお金が少ないということ。
予算が少なくなったとしても、ゲストに満足してもらえるよう、工夫しましょう!
「ゲストへのおもてなしとなる料理にはお金をかけ、その他の部分は節約」
など、お金をどこに使うのかをしっかり考えることが大切です。
会費制結婚式が気になる人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
「会費制結婚式」とは?メリット・デメリットを徹底調査!会費の相場や費用、引き出物についても解説
お返しの品にこだわる
ゲストの負担が直接減るわけではありませんが・・・ゲストへのお返しの品である「引き出物」にこだわるというのもアリです。
式に来てくれたゲストへの感謝の気持ちとして贈る、引き出物。
再婚では、ご祝儀をくれるゲストへ、より気持ちが伝わるよう、引き出物を少し高価なものにする人もいるようです。
おもてなしを手厚くすることで、参加してくれたゲストの満足感も上がり、「来てよかった」と思ってもらえそうですね。
ちなみに引出物のゲスト1人あたり平均額は約5,500円(※3)なので、参考にしてみてくださいね。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:24~69才の男女(※1)、入籍3年以内の男女(※3)
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
(※2)「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2025年2月
回答人数:436人
まとめ
約半分程度の再婚カップルが、結婚式を挙げています。
どちらか一方が初婚の場合は、初婚同士の時と同様に華やかな結婚式を挙げると良さそう。
相手や親族の思いを尊重するといいですね。
一方ふたりとも再婚の場合は、親族や親しい友人だけを招いて、小規模な結婚式を挙げる人が多いようです。
ご祝儀に関しては、2回目でも気にならない、お祝いしてあげたいと前向きな意見が多かったですね。
もしゲストの負担を軽くしたい場合は、ご祝儀ナシにしたり、会費制結婚式にしたりすると良さそうです。
よく話し合って、ふたりらしい形を実現しましょう。
「結婚式の基本」の他の記事
「結婚式の基本」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」