「ふたりだけの結婚式」のメリット・デメリットとは?費用相場や人気のスタイルも紹介!
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結婚式は必ずゲストを招待しないといけないわけではありません。
ゲストを招待しない、新郎新婦ふたりだけの結婚式も可能なんです!
「でも、ふたりだけの結婚式って後悔しないかな・・・」
そんな悩みを持っている人もいるかもしれません。
そこで今回は、「ふたりだけの結婚式」のメリット・デメリットを解説しますよ。
ふたりだけの結婚式にかかる費用の目安やおすすめの挙式スタイルについてもご紹介。
どんな結婚式を挙げたいかの参考にしてくださいね!
「ふたりだけの結婚式」ってどんな式?
ふたりだけで挙げる結婚式の特徴について詳しく解説していきます。
「ふたりだけの結婚式」って?
「ふたりだけの結婚式」とはその名のとおり、家族や親戚、友人ゲストなどを呼ばずに新郎新婦だけで挙げる結婚式のこと。
ゲストがいないので披露宴もなく、挙式のみ行うケースが多いようです。
挙式は、基本的にはゲストがいる結婚式と同じような流れで進みます。
しかし、ふたりだけの結婚式だからこそ、挙式に好きな演出をプラスするのもアリですよ。
たとえば一般的な教会式(キリスト教式)の場合、新婦は父親と腕を組んでバージンロードを歩くのが一般的です。
一方、ふたりきりの結婚式では、新郎新婦ふたりで一緒に入場する・・・なんて演出もOK。
他にも、挙式の中に「お互いに宛てた手紙を読み上げる」といった演出を取り入れたカップルもいるそうです。
人目を気にせず自由に結婚式を楽しみたいカップルにはぴったりのスタイルかもしれませんね。
では、ふたりだけの結婚式を挙げるための準備はどれくらいかかるのでしょうか?
準備期間はどれくらいかかるの?
準備期間は、ゲストが多い結婚式では半年ほどかかることもありますが・・・
ふたりだけの式ではだいたい3ヶ月以内と短めです。
日程や場所を決めてしまえば、あとは衣装やヘアメイク、撮影オプションなど、ふたりに関する準備だけ。
ゲストに関する準備が必要ないので、通常の挙式よりも準備期間が短くて済むんですね。
「仕事が忙しくて結婚式の準備にあまり時間をかけられない」
「なるべく早く式を挙げたい」
というカップルにとっては嬉しい特徴ですね。
ただ、結婚式場やウェディングドレスなどにこだわりがある人は、早めに検討し始めるのがおすすめ。
人気のところはすぐに予約が埋まってしまうので、こだわりがあるなら準備期間をしっかりとると安心ですよ。
「ふたりだけの結婚式」の結婚準備スケジュールについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
最短1週間!?「ふたりだけの結婚式」の結婚準備スケジュール!
どこで挙式するの?
ふたりだけの結婚式では、結婚式を挙げる場所もふたりで自由に決めることができます。
「ふたりだけの結婚式」のプランがある会場であれば、どこでも好きなところを選べますよ。
たとえば、
・ふたりの家から行きやすい場所
・ふたりの思い出のエリア
・沖縄などのリゾート地
・旅行をかねて海外
など。
結婚式場を選ぶときに、ゲストの利便性などの事情を考慮しなくていいのもありがたいポイントかもしれません。
それでは、ここからは「ふたりだけの結婚式」のメリットについて解説していきます。
「ふたりだけの結婚式」のメリットは?
「ふたりだけの結婚式って実際どうなんだろう・・・私たちに向いているのかな」
と悩んでいる人に向けて、「ふたりだけの結婚式」のメリットを4つご紹介します。
後に紹介するデメリットも合わせて、ぜひ参考にしてくださいね。
1 場所や日取りを決めやすい
メリットのひとつめは、先ほども少しふれましたが、なんと言っても場所と日程が決めやすいこと。
通常の結婚式では、「ゲストが全員入れる広さがあるか」「ゲストがアクセスしやすいか」など、ゲストのことも考えて会場探しをしなければいけませんよね。
ふたりだけなら、ふたりの事情だけを考慮すればいいので、好きな場所を選びやすくなります。
国内リゾートや海外などの遠方の場所でも、気にせず選びやすいですね!
日程についても、一般的な結婚式ならゲストが参加しやすいように休日を選ぶことが多いですが・・・
ふたりだけなら、都合がつけば平日でもOK!
「予約が取りにくい人気の会場だけど、平日なら予約が取れた!」
なんてこともあるかもしれませんね。
2 準備が手軽に済む
これも、さきほど少し触れたポイントですが、ふたりだけの結婚式では準備が手軽に済むことがほとんど。
ゲストを呼ぶ結婚式では、披露宴の準備のため、招待状や席次表を作ったり、引き出物を手配したりという準備が必要です。
さらに、これらの準備に加えて遠方のゲストの交通手段や宿泊の手配など・・・
やらなければいけないことがたくさんあります。
一方、「ふたりだけの結婚式」では披露宴は行わないことが多いよう。
遠方ゲストへの配慮なども不要です。
そのため、披露宴の準備などゲストに関する準備をすべて省くことができます。
結婚式準備の手間があまりかからないことも「ふたりだけの結婚式」の大きなメリットといえそうですね。
特に、仕事や身の回りのことが忙しく、なかなか結婚式準備に時間を割けない・・・という人にはとてもうれしいポイントではないでしょうか。
3 人目や人間関係を気にせず楽しめる
「親や友人の前で誓いのキスをするのは恥ずかしい・・・」
「みんなの注目を浴びるのは苦手。新郎のスピーチや花嫁の手紙なんて絶対無理!」
という人も中にはいるようです。
そんなカップルも、ふたりだけなら人目を気にせず結婚式を楽しめるはず。
また、ゲストを招待しなくていいため、
「親戚関係が複雑だから、結婚式に招待しづらい・・・」
「新婦と新郎の友人の数に差がありすぎて、気まずくなりそう」
といった事情がある人も遠慮なく結婚式を挙げられますよ!
せっかくなら、ふたりだけの世界に浸って、ロマンティックな写真を撮ってもらうなどの演出を取り入れるのもいいですね。
4 費用を抑えることができる
ふたりだけの結婚式は、費用がかかるのは新郎新婦に関するもののみです。
また、披露宴を行わないことがほとんどなので、披露宴にかかる費用も節約できます。
そのため、基本的に必要なのは、
・挙式料
・衣裳代
・ヘアメイク代
・写真・DVD代
などの挙式にかかる費用だけ。
シンプルな挙式プランだと20万円ほどで挙げられるものもあるので、
「式は挙げたいけど費用をなるべく抑えたい」
というカップルにもおすすめです。
ふたりだけだからこそ、こだわりたいところにとことん費用をかけるのも良いですね!
ここまで、「ふたりだけの結婚式」のメリットを4つご紹介しました。
魅力的なポイントがたくさんありましたね。
次は、デメリットについて見ていきましょう。
「ふたりだけの結婚式」のデメリットは?
1 寂しく感じる人もいる
人目を気にせず式を楽しめる反面、ふたりだけの結婚式はやはり盛り上がりに欠けることも。
「一生に一度の結婚式だし、やっぱりたくさんの人にお祝いしてもらいたかったなあ・・・」
と感じている人もいるようです。
反対に、ふたりだけの厳かな雰囲気の中で行うので、「神聖な誓いの儀式」という実感があって、かえって良かったというカップルもいます。
また、式場によっては、スタッフが拍手やフラワーシャワーで盛り上げてくれるところもあるようですよ。
2 結婚のあいさつの手間が増える
一般的に、結婚式はお世話になっている人に結婚のあいさつをしたり感謝を伝えたりする場でもあります。
ゲストを呼ぶ結婚式では親族や、職場の人、親しい友人など皆が集まってくれているので、その場で済みますが・・・
ふたりだけの結婚式の場合はそのような機会がないため、別の形でのあいさつが必要になることも。
「親戚や友人などのお世話になっている人に、直接会って感謝を伝えたい!」
という人にとってはあちこちに足を運ぶ必要があるので、手間が増えそうですね。
3 親や親族に反対されることも
結婚式で子供の晴れ姿を見たいと思っている親は多いもの。
「披露宴という形で親戚や周りの人にお披露目をしてほしい」と親が考えているケースもあります。
そんなときに「ふたりだけで式を挙げたい!」と言うと、なかなか賛成してもらえなかったり、喧嘩になってしまったりすることも・・・。
親や周囲の人に対しては、なぜふたりだけで結婚式を挙げたいのか納得してもらえるように説明した方が良いかもしれません。
周囲にも理解してもらえるように、事前にしっかり話しあっておきましょう。
もしくは、結婚式とは別にお披露目会や食事会を開くという手も。
ふたりだけで結婚式を挙げた後に、親族や親しい友人だけを集めた1.5次会や食事会を別の日に行うというのもGOODです。
1.5次会についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
【結婚式の1.5次会】費用相場や準備、当日の流れまで基礎知識がまるわかり!
4 ふたりだけの結婚式ができない式場も
結婚式は挙式と披露宴がセットとして考えられることが多いです。
そのため、結婚式場によっては挙式のみのプランが用意されておらず、ふたりで式を挙げることが難しいところも。
「憧れていた式場にはふたりだけの結婚式のプランが無かったので、仕方なく別の式場にしたけど、後悔している・・・」
なんて人もいるようです。
最近は、ふたりだけの結婚式に対応している式場が増えているようですが・・・
気になる会場があれば、対応しているかどうか事前に確認しておくと安心です。
「ふたりだけの結婚式」を挙げられる結婚式場を探すにはどうすれば良い?
式場のホームページなどに結婚式の目安の人数が掲載されていることが多いですが、一件一件確認していくのはとても大変ですよね。
そんなときは、「結婚スタイルマガジン」の特集「少人数OKの式場を探す」で式場探しをするのがおすすめです。
「ふたりだけの結婚式」も含めた少人数結婚式が可能な式場をエリア別でまとめて紹介しています。
「ふたりきり」など人数別で絞り込むことができるので自分たちにぴったりの式場を簡単に探すことができますよ。
おすすめの挙式スタイルと費用相場をチェック!
では最後に、「ふたりだけの結婚式」でおすすめのスタイルを、それぞれの費用もあわせて3つご紹介します。
1 国内でリゾートウェディング
ふたりだけの結婚式で人気なのは、沖縄や北海道、軽井沢など、国内のリゾート地にあるチャペルで結婚式を挙げるスタイル。
リゾートならではの開放感で、リラックスして式に臨めそうですよね。
国内のリゾート地なら、結婚した後も旅行で訪れやすいのも人気の理由のひとつです。
費用は、場所やシーズンなどによりかなり幅がありますが・・・
挙式料は10~20万円ぐらいが目安。
ここに「衣裳代」や「写真代」、「旅費」などが加わるイメージです。
国内リゾートウェディングについて詳しく知りたい人は、こちらをどうぞ。
国内リゾートウェディングの魅力って?ドレスの選び方やゲストの旅費なども徹底解説
2 新婚旅行をかねた海外ウェディング
新婚旅行をかねて、ふたりだけの海外挙式を行うのもおすすめ。
ハワイやバリ島などのビーチリゾートや、ヨーロッパの教会での結婚式も人気です。
海外ならではの景色の中で、ドレス姿で写真を撮れば、フォトジェニックな一枚を残せそうですね。
海外挙式の場合、挙式料は数万円~25万円程度のところが多いよう。
ただ、「衣裳代」、「写真代などのオプション代」、「渡航費用」に加え、「現地での滞在費」も含めると、全体の相場は100~250万円ぐらいになるようです。
もちろんエリアや滞在日数、オプションによって費用は変わってきます。
気になる人はウェディングサロンや旅行代理店に聞いてみてくださいね。
海外ウェディングに興味がある人は、こちらの記事をどうぞ。
海外挙式のキホンを徹底解説!魅力や人気のエリア、気になる費用をまとめてチェック
3 地元の神社で和婚
「遠出するのはちょっと・・・」という場合は、近くの神社などで挙式する「和婚」スタイルはいかがでしょうか。
挙式を行う神社の拝殿はそれほど広くないことが多いため、ふたりだけの挙式にぴったり。
お神酒(みき)をふたりで交互に飲む「三献の儀(さんこんのぎ)」など、本格的な和の儀式を体験できるのも、このスタイルならではです。
費用は「挙式料」、「衣裳代」、「写真代」などがまとまったプランで20万円前後のところが多いようです。
ふたりきりで厳かな雰囲気の中、結婚式を行いたい人にもおすすめの挙式スタイルですよ。
和婚については、詳しくはこちらをどうぞ。
自分たちらしい「和婚」のスタイルを見つけよう!衣装や髪型、演出、会場コーデなど【実例つき】
ふたりならではの挙式スタイルを選んで、後悔のない結婚式にしてくださいね。
まとめ
「ふたりだけの結婚式」はその名のとおり、新郎新婦のふたりだけで挙げる結婚式のこと。
準備期間は3ヶ月以内になることが多く、通常の結婚式よりも短くなる特徴がありました。
・場所や日取りを決めやすい
・準備が手軽に済む
・人目や人間関係を気にせず楽しめる
・費用を抑えることができる
といったメリットがある一方、
・寂しく感じる人もいる
・結婚のあいさつの手間が増える
・親や親族に反対される場合がある
・対応していない会場もある
などのデメリットもありました。
ふたりだけの結婚式には、国内外のリゾートでのチャペル挙式や、地元の神社での和婚スタイルなどがおすすめです。
費用は式を挙げる場所や時期によって幅がありますが、ゲストにかかる費用がない分、通常の結婚式と比べると相場はかなり低め。
家族などともよく相談して、素敵な「ふたりだけの結婚式」を挙げてくださいね。
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