新郎新婦は気を付けて!結婚式でゲストがモヤモヤした体験談まとめ
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親族や親しい友人、お世話になった人を招いて行う結婚式。
大切なゲストにはしっかりおもてなしをして、楽しんでもらいたいですよね。
ところが、新郎新婦のちょっとした行動や配慮不足でゲストをモヤモヤさせてしまうことも・・・
今回は、実際にゲストが結婚式で感じた不満の声を集めました。
対処法もあわせてご紹介するので、ゲストをモヤモヤさせないための参考にしてくださいね!
結婚式でのおもてなしにモヤモヤ
結婚式では新郎新婦が主役ですが、同時にゲストへのおもてなしも忘れてはいけません。
新郎新婦の希望ばかりを優先して、肝心のゲストへのおもてなしを怠ってしまうと、
「自分たちのことしか考えてないな・・・」
とゲストをモヤモヤさせてしまうかも。
結婚式のおもてなしでゲストがモヤモヤしたポイントと体験談を見ていきましょう。
料理が質素だった
「料理」はゲストが結婚式で楽しみにしているおもてなしの1つ。
「○○ちゃんの結婚式は料理が豪華で美味しかったな・・・」
「あのふたりの式は料理がイマイチだった」
と、料理の印象が強く残る人も多いよう。
だからこそ、料理の品数が極端に少なかったり、質素な内容だったりすると、モヤモヤに繋がってしまうようです。
「会場や新郎新婦の衣装は豪華なのに、料理はシンプルで物足りない印象・・・自分たちだけにお金をかけて、料理代はケチったのかなとモヤモヤ!」
料理を楽しみにしているゲストも多いだけに、料理の質や品数には気を配ったほうが良さそうですね!
結婚式の料理のポイントは、こちらの記事で解説しているので参考にどうぞ。
引き出物が残念だった
お礼の気持ちを込めて贈る「引き出物」も、形として残るだけにゲストの印象に残りやすいよう。
明らかに予算を削った引き出物だと、ゲストはちょっと残念な気持ちに。
「引き出物が、帰り際に渡されたプチギフトと小さなマグカップひとつだけ。
ご祝儀3万円も渡したのに・・・」
「引き菓子ひと箱だけがポツンと紙袋に入っていて、ちょっとビックリ・・・」
ゲスト1人当たりの引き出物の相場は、だいたい5000~6000円くらい。
極端な節約は避けて、相場の金額を参考にお礼の気持ちを伝えるのにふさわしい引き出物にしましょう。
また、結婚式を挙げたことのあるゲストからは、
「私たちの結婚式で渡した引き出物の値段に比べて、もらった引き出物の値段がかなり安そうでモヤっとした・・・」
といった声も。
結婚式に招待してくれたゲストが多いなら、
「ゲストの結婚式ではどれくらいの引き出物をもらったか?」
ということも参考にするといいですね。
ただ、「金額が高ければそれでOK!」というわけではないので注意。
例えば、新郎新婦の名前や写真入りのグッズなどは使い道に困るうえ、捨てるに捨てられず、もらったゲストも困惑してしまいそう。
引き出物はゲストに喜んでもらえるものを選びましょう。
こちらの記事では、引き出物のキホンから選び方のポイントまで詳しくまとめています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
ゲストが喜ぶ結婚式の引き出物の選び方は?人気のアイテム、注意点もご紹介
遠くから来たのにお車代が少なかった
遠方からゲストを招待した場合は、交通費として「お車代」を渡すのも新郎新婦の心遣いの1つ。
お車代が交通費の実費より明らかに少なかったり、一切もらえなかったりしたら、モヤモヤしてしまう人もいるようです。
「もらったお車代が5000円。でも実際にかかった交通費は往復で3万円・・・。
遠方から来ているのが自分だけだったということもあり、余計にモヤモヤしました」
遠方から来てくれるゲストにお礼の気持ちを示すためにも、お車代は他の予算よりも優先したいところ。
でも、予算の都合上、どうしてもお車代が少なくなる場合や全く出せない場合もありますよね。
そんなときは、招待する段階で
「申し訳ないけどお車代は一万円しか出せなくて・・・それでも良かったら来てくれる?」
というように、きちんと伝えて出席の判断はゲストに任せるようにしましょう。
お車代のマナーについて以下の記事も参考にしてみてくださいね。
【結婚式のお車代】誰にいくら渡す?表書きの書き方や包み方など6ステップで完全解説!
役割を頑張ったのにお礼がなかった
受付やスピーチ、余興など、何か役割を頼んだゲストには、お礼として現金やプレゼントを渡して感謝の気持ちを伝えるのがマナー。
役割をお願いしたゲストは、式が始まる前から、準備の時間やプレッシャーなど、さまざまな負担がかかっています。
役割を頑張ったのにお礼がないと、モヤッとしてしまいそうですね。
「スピーチを頼まれたので、しっかりと準備して本番も新郎新婦のために頑張ったのに、お礼がありませんでした。
お礼のために頑張ったわけじゃないけどモヤモヤしました」
ささやかでもいいので、お礼を用意して誠意を伝えられるとGOODです。
結婚式でのお礼については以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
結婚式のお礼って誰に何をすれば良いの?結婚式お礼の完全ガイド!
配慮のない進行・演出にモヤモヤ
披露宴ではスムーズな進行や演出の内容もまた大切なポイント。
そこでゲストへの配慮が足らずモヤモヤさせてしまったということも少なくないようです。
こちらも実際の体験談を見ていきましょう。
飲み物がまだなのに乾杯が始まった
披露宴のはじまりの合図となる「乾杯」。
全員に飲み物が行きわたってから進行したいものですが・・・人数の多い披露宴だと、飲み物が届いていないテーブルをうっかり見落としてしまうことも。
「スタッフの人手不足なのか、私たちのテーブルには飲み物が回ってこないまま。
そのまま乾杯がはじまり、モヤモヤしてしまいました」
披露宴中にゲストの1人1人、全員に配慮するのはなかなか難しいことですが・・・
スタッフとうまく連携してゲストが気持ちよく過ごせるようにしたいですね。
緊張するとなかなか周りを見るのも難しいですが、困っているゲストがいないかどうか心配りを忘れずに。
ブーケトス演出で名指しされた
幸せのおすそ分けとして新婦のブーケをゲストに投げる「ブーケトス」の演出。
ブーケをゲットした人が、次に結婚する・・・というジンクスも有名ですよね。
定番の演出ではありますが、やり方によってはゲストをモヤっとさせてしまうことも。
ゲストによっては、
「わざわざ名前を呼ばれて前に出るのは恥ずかしい」
「結婚を急かされているようでイヤかも」
と抵抗がある人もいるようです。
「花嫁から、私に名指しでのブーケトス。
周りに独身だとさらされている気分になり、正直恥ずかしかった・・・!」
対象を「独身女性」に限定せず、ゲスト全員に参加してもらうなど、ゲストの立場や気持ちに配慮して行いましょう。
ブーケトスについては以下の記事もどうぞ。
ブーケトスってどんな演出?意味や由来から成功させるコツ・注意したいポイントまで解説
サプライズスピーチに指名された
結婚式では、サプライズでゲストを喜ばせる演出も人気。
しかし、サプライズが苦手な人もいます。
たとえば、「サプライズでゲストを指名し、スピーチをしてもらう」という「サプライズスピーチ」でモヤモヤした・・・という声が。
「人前で話すのが苦手なのに、急に司会からスピーチを振られて緊張でガチガチに・・・
うまく話せず、落ち込んでしまって、結婚式を楽しめなかった」
あまりにゲストに負担をかけてしまうようなサプライズは避けた方が良いかもしれません。
どうしてもサプライズがしたいなら、喜んでくれそうな相手や内容を考えるといいですね。
また、「あらかじめお願いした」というパターンでも・・・
「事前の相談なく、招待状にスピーチ依頼のふせんが入っていてモヤモヤした・・・」
という意見もありました。
招待状を送る前に、「スピーチをお願いしたいんだけど、どうかな?」と事前に相談しましょう。
サプライズの演出は、以下の記事で紹介している成功のポイントをチェックしてみてくださいね。
新郎新婦さんはチェック!結婚式サプライズ演出成功へのダンドリ!
真夏や真冬の屋外演出で疲れた
真夏の炎天下や真冬の寒空の下、屋外での長時間のイベントなどもゲストには不評。
「真夏の結婚式で、ガーデンでの演出に参加したものの、気温の高さに加えて日差しも強く、汗がダラダラ・・・。
演出を楽しむどころではありませんでした」
万が一、体調を崩してしまうゲストがいたら大変ですよね。
演出を考えるときは、くれぐれもゲストへの心遣いを忘れずに。
真夏・真冬の結婚式のゲストに喜ばれる演出例は以下の記事で紹介していますよ。
真夏の結婚式をゲストに楽しんでもらうポイントは?【演出・料理・ギフト】
新郎新婦と話せずモヤモヤ
結婚式に出席するゲストは、新郎新婦と会話をしたり、写真撮影をしたりするのも楽しみにしているもの。
ところが、新郎新婦との交流の時間がほとんど取れない式もあるようです。
お色直しが多すぎだった
「せっかくの結婚式だから、色々な衣装を着てみんなに見てもらいたい!」
という気持ちから、限られた時間の中で、3回、4回とお色直しをしていると、ほとんど席に座っていられません。
「お色直しが多すぎて、花嫁とゆっくり話せる時間がなく・・・
まるでファッションショーを見に来ているようだった」
ゲストのことを考えれば、お色直しはできるだけ少なく、時間も短く済むように工夫した方が良さそうです。
どうしてもたくさんの衣装が着たければ、結婚式より前に写真の撮影をする、「前撮り」をするという手も。
結婚式当日にはその写真を会場に飾る、ムービーで流すなどの工夫をするといいですね。
演出を詰め込みすぎていた
演出をあれもこれもやりたいと欲張ってしまった結果、ゲストとの歓談の時間が減ってしまうこともあるよう。
「せっかくお祝いに行ったのに、おめでとうすら直接言えないほど新郎新婦がバタバタ。
結局、最後まで話せずに終わってしまった・・・」
その他、演出が多すぎて歓談の時間が全くない式や、何本もの映像が延々と流されて披露宴の間中ほぼ会場が真っ暗だったという式も・・・。
くれぐれも演出の詰め込みすぎには注意。
ゲストとの歓談の時間がきちんと取れるのか、披露宴のスケジュールをしっかり確認しましょう。
新郎新婦が同じ人とばかり話していた
ゲストとの歓談の時間をしっかりとっていても、新郎新婦が同じ人とばかり話していると、他のゲストはモヤモヤ・・・。
「歓談の時間、新郎は仲の良い友人グループのテーブルばかりにいて話せず。
最後まで自分たちのテーブルには来てくれず、ほとんど話せずじまい・・・」
「何のために来たのかわからないなあ・・・」
と寂しい気持ちになってしまいます。
ふたりのために出席してくれたゲストには、できるだけ平等な対応をするのが理想です。
一言ずつでも、すべてのゲストと話せるよう配慮しましょう。
まとめ
結婚式は新郎新婦が主役になれる特別な日。
でも、自分たちのことばかり考えてゲストへの配慮が不足してしまうと、ゲストをモヤモヤさせてしまうかもしれません。
結婚式はゲストを招いておもてなしをする場でもあることを忘れずに。
ゲストに「出席してよかった」と思ってもらえるステキな結婚式にしましょう。
以下の記事では新郎新婦がおさえておきたいふるまいについて、披露宴のシーンごとに解説しています。
ぜひあわせてチェックしてみてください!
披露宴スタート!ワンランク上の新郎新婦のふるまい方とは?
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