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【ドレス編】花嫁の基本の「立ち方・立ち居振る舞い」マナー

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ウェディングドレス姿の新婦

公式インスタグラムはじまりました!

結婚式は、花嫁にとって美しいドレスに身を包み、ゲストみんなから注目される特別な1日。

しかし、せっかくのドレス姿も、姿勢や仕草などがイマイチだと、あまり美しく見えないことも・・・。

そこで今回は、花嫁のドレス姿がより美しく見える立ち居振る舞いをご紹介します。

エレガントで素敵な花嫁を目指しましょう!

INDEX

基本の立ち姿勢

まずは基本の立ち姿勢のポイントから見てみましょう。

ポイント1 足の位置

立つときは足の位置が大切。

かかとを付けて、45度つま先を開いた足

かかとを付けて、つま先は45度くらいに開き、両足の膝やくるぶしが離れないように意識しましょう。

モデル立ちの足の位置

そこから片方の足を少し後ろにずらす、いわゆる「モデル立ち」をするとバランスが取りやすく、きれいに見えますよ。

モデル立ちをしたウェディングドレス姿の新婦

ポイント2 背筋をまっすぐ伸ばして

背筋はとにかくまっすぐを意識します。

背中が丸まってしまっては、ドレスの胸元が浮いてしまい、あまり上品ではないので注意しましょう。

頭の上から吊られているように、頭から首、肩、胸、腰、かかとへと1本の線をイメージしてまっすぐに立つとGOOD。

新婦の頭のてっぺんからかかとまで1本の線が通っている図

ポイント3 胸を張る

背筋をまっすぐ伸ばしたら、胸を張ることも意識しましょう。

肩の力をすっと抜いて、二の腕を後ろに引き、肩甲骨を寄せるようなイメージで。

このとき、腕は体から少し離すとほっそりときれいに見えます。

胸を張るときは、あごが一緒に上がってしまいがちなので、あごを引くようにしましょう。

新婦の胸を張る時に意識する部分

新郎と並ぶときの立ち方

新郎と並ぶときは、ゲストから見て新郎が左側、新婦が右側に立ちます。

新婦は新郎より半歩下がり、右手で新郎と軽く腕を組みます。

お互いの体がやや内側に向くように意識するとさらにきれいに見えます。

やや内側を向いて並んで立つ新郎新婦

○腕の組み方
腕は絡ませすぎると、あまりきれいに見えません。

新郎の腕にそっと手を添えるくらいにすると、上品で美しく見えますよ。

腕の組み方の悪い例と良い例

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座り方

披露宴中は座っていることも多いので、きれいな座り姿勢はとても重要。

次は座り方のポイントを見ていきましょう。

ポイント1 背中は付けずに浅く座る

椅子には浅く座り、背中は背もたれに付けないようにします。

背中を背もたれにつけずに椅子に座っている新婦

長時間なので少し大変ですが、背もたれに寄りかかると美しくないだけでなく、退屈そうに見えてしまうことも・・・。

ゲストからの印象が悪くなるかもしれないので、注意しましょう。

座っているとついリラックスしてしまいがちですが、おもてなしする立場として、常に緊張感を持つといいですね。

ポイント2 背筋を伸ばす

座っているときも立っているときと同じように、背筋を伸ばしましょう。

頭のてっぺんから糸で引っ張られているような意識を持つ新婦

お腹の下あたりに力を入れて、骨盤をスッと立たせるように。

写真撮影などで新郎と並んで座るとき、足は、膝を揃えて新郎側に傾け、膝から下は反対側へ流すときれいに見えます。

手は左手が上になるように、両手を重ねて太ももの上におきましょう。

両手を重ねて太ももに置いた新婦の手元

座るとき、立ち上がるとき

座ったり、立ち上がったりするときは、ゆっくり落ち着いて。

目線はずっと前に向けたまま、後ろを見ないのがポイントです。

視線を前に向けて椅子の前に立つ新婦

座るときは、介添人(新婦の側でサポートしてくれるスタッフ)が椅子を動かしてくれるので、膝の後ろに椅子が当たったらゆっくり腰を下ろします。

椅子を押す介添人と椅子に腰をおろす新婦

立つときは足を揃えて、椅子の方に近づけてから、介添人が椅子を引くタイミングに合わせて、ゆっくり立ち上がってください。

この時、前かがみになったり、テーブルに手をつかないように、背筋はまっすぐのまま。

スカートの裾が乱れてしまっても介添人が整えてくれるので、自分では直しません。

椅子に座っている新婦とスカートの乱れを直す介添人

歩き方

ウェディングドレスのスカートは、ボリュームも長さもあり、高いヒールを履く人も多いですよね。

そのため、ドレスを着た時に一番大変なのは、歩くことかもしれません。

バージンロードを歩く新婦の後ろ姿

バージンロードや披露宴の入退場など、歩くシーンは注目の集まる場面でもあります。

ぜひきれいな歩き方をマスターしましょう!

ポイント1 目線は下げない

歩くとき、目線は遠くを見るようにします。

足元が気になってしまっても、下を見るのはNG。

下を向いてしまうと美しくないだけでなく、ドレスの裾も下がってしまうため、裾を踏みやすくなってしまいます。

ドレスの裾を踏んでしまった新婦

バージンロードを歩く際には、前方で待つ新郎の方を見るといいですね。

少し重心を後ろにすると、裾を踏みにくく姿勢もきれいに見えますよ。

ポイント2 歩調はゆっくり、歩幅は小さく

緊張すると、つい焦って早く歩いてしまいがち。

でも、慌てるとドレスの裾を踏んで転んでしまうなんてことも・・・。

歩くときは普段よりもゆっくりと優雅に歩きましょう。

優雅に歩く新婦

また、歩幅も普段より小さめにした方が、裾を踏みにくいですよ。

ポイント3 ドレスの裾を蹴るように

ふくらみのあるデザインのドレスの場合、ドレスの前側の裾を中から軽く蹴るようにして歩くと、裾を踏みにくくなります。

ただし、蹴るときは強さに気を付けましょう。

あまり強く蹴りすぎると、音が出てしまいエレガントではありません。

膝をドレスに当て、踏み出した足の甲で裾を前に押し出すようなイメージで。

足の甲で裾を前に押し出すように歩く新婦のスカートのなかの図

○難しいときはスカートを持って
どうしても歩くのが難しいときは、転ばないようにスカートを持ってもOK。

スカートの中央をパニエ(ドレスのスカートをふくらませるために履く、アンダースカート)と一緒に少しつまみます。

ブーケを持っているもう一方の手で、スカートをつまんだ部分をうまく隠すとベター。

ただし歩きやすいからと言って、あまり持ち上げすぎると、足元が露わになってしまい、上品ではありません。

あまりスカートを持ち上げすぎないようにしましょう。

ドレスの裾から見える足

○スレンダータイプのドレスの場合
スカート部分が細いスレンダータイプのドレスは、足の動きが分かりやすいので、歩き方にはさらに注意が必要です。

スレンダータイプのドレスを着た新婦

きれいに見えるようにするには、下腹に力を入れ、両足の膝とももをすり合わせるようにして歩きます。

足を床につけるときはつま先から下ろすときれいに見えますよ。

お辞儀の仕方

おじぎは15~30度くらいで、あまり深くなり過ぎない方がきれいです。

30度腰を曲げてお辞儀をする新婦

深くしすぎると、ドレスの胸元も浮いてしまうので注意しましょう。

頭だけ下げるのではなく、腰から折って胸を下ろすようなイメージ。

腰から前に倒したら、少し止まってから、ゆっくり体を起こします。

新郎とタイミングを合わせるようにすると、きれいですよ。

お互いに向けてウインクする新郎新婦

事前に練習しておくと安心

ウェディングドレス姿を美しく見せるにはたくさんのポイントがありますね。

これらすべてを急に本番でやろうとしても、少し難しいかもしれません。

また、意識しすぎると、逆に動きがぎくしゃくしてしまい、美しく見えなくなってしまうことも・・・。

できるだけ自然にできるように、事前に練習しておくと安心です。

鏡の前で立ち方を練習している新婦

試着のときや、写真の前撮り、式当日のリハーサルや待ち時間など、事前にドレスを着る機会があればぜひ練習しましょう。

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まとめ

美しいウェディングドレスを引き立たせるのは、やはり美しい立ち居振る舞い。

基本の立ち方、座り方、歩き方、お辞儀の仕方それぞれに、ドレス姿を美しく見せるポイントがあります。

ぶっつけ本番では、やや難しいかもしれませんので、ぜひ日常の中で意識して練習しましょう。

そして、いちばん大切な「笑顔」も忘れずに。

きれいな笑顔が、何よりも花嫁さんを輝かせてくれますよ。

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