花嫁姿を美しく見せる!ウェディングブーケの正しい持ち方って?
音声で聴く!
結婚式で花嫁を美しく彩るウェディングブーケ。
デザインにはこだわっても、意外と忘れがちなのがその「持ち方」です。
当日になって「あれ?どうやって持てばいいの?」と迷う人もいるかもしれませんね。
実はブーケって、持ち方で印象が大きく変わるんです。
この記事では、美しいブーケの持ち方をご紹介します。
基本の持ち方
まずはブーケの基本の持ち方を見てみましょう。
持ち手の握り方はコレ!
ブーケを持つときは、両手で持つのが基本。
ブーケの正面がゲストから見えるようにするのがポイントです。
持ち手の部分が細い場合は、まず、左手の親指を内側(体側)、人さし指から薬指の3本を外側に置いて持ち手を挟み、残った小指を内側(親指側)へ入れます。
こうすることで、腕をおろしてもブーケの角度が下がりにくくなり、常にゲストに正面を向けることができますよ。
持ち手の部分が太くて小指を入れるのが難しければ、左手でしっかり支えるように持ちましょう。
左手はできるだけ持ち手の上のほうを持ち、右手は下から添えるようにするときれいです。
ブーケは基本的に両手で持ちますが、新郎と並んで歩くときは別。
新婦は新郎の左側に立ち、右手で新郎と腕を組むため、右手がふさがってしまいますよね。
このときは、ブーケは左手だけで持ちましょう。
ブーケの高さに注意
ブーケを持つときは、高さに注意します。
おへその下あたりで持ち、ブーケの最もボリュームのある部分がおへそにくるようにするとGOOD!
ウエストがすっきり見えますよ。
ブーケは意外と重いので、時間が経つにつれ、持つ位置が下がってきてしまいがちです。
ブーケが下がると、だらしなく見えたり、疲れて見えたりするので気を付けましょう。
また、緊張して肩に力が入ると、逆にブーケが上がってきてしまうことも・・・。
これも子供っぽく見えたり、せっかくのドレスのデザインを隠してしまったりするので、あまり見栄えは良くありません。
肘を軽く曲げ、腰骨の上に腕を置くようにして持つと、高さがぶれにくく、安定して持つことができます。
小柄な人は少しだけ高めに、おへそのやや上あたりにブーケがくるように持つと、バランスがよく見えますよ。
腕は体から離すとほっそりきれいに見える
ブーケを持つ腕は、肘を軽く曲げ、ブーケを体にぴったりと付けるように意識します。
この時、腕は体に付かないよう、少し浮かせるとほっそりきれいに見えますよ。
ただし、あまり肘を張りすぎると不自然になるので注意。
緊張すると肩に力が入り、肘を張ってしまいがちなので、できるだけ意識して、肩の力を抜きましょう。
背筋を伸ばし、胸を張ることも忘れずに。
ブーケの形ごとの持ち方
ブーケのデザインにはたくさんの種類があります。
形によってきれいな持ち方も違うので、それぞれのポイントを見てみましょう。
ラウンドブーケ
円形に花を束ねたラウンドブーケは、肘を軽く曲げ、ウェストのラインがあまり隠れないように、おへそのあたりの高さで持つときれいです。
キャスケードブーケ
滝のように流れるラインのキャスケードブーケは、ブーケの最もボリュームのある部分をウェストに持ってくることがポイント。
スタイルがよく、きれいに見えますよ。
アームブーケ
持ち手の長いアームブーケは、左腕に抱えて持ち、下に向けて流すようにするときれいです。
腰骨に沿わせるようにすると、よりエレガントになりますよ。
また、花は上向きでもOK。
その場合は、ブーケを腕に乗せるように左手でふんわりと抱えます。
ただし、アームブーケは持ち手が長い分、花が顔に近すぎて花ばかりが目立ってしまうなんてことも・・・。
上向きで持つ場合には、花の高さに気を付けましょう。
クラッチブーケ
花の茎を束ねてそのまま手に持つクラッチブーケは、茎もデザインの1つ。
茎は握りしめるのではなく、親指と人差し指で軽く握るくらいの方が、ブーケがきれいに見えます。
そのまま持つと、花が真上に向いてしまうデザインなので、少し前に傾けるようにして、ブーケの正面がゲストに見えるように気を配りましょう。
少し体の脇で持つようにしても、ブーケの正面が見えやすいですよ。
持ち手の茎が短い場合は、花を下向きにしてもきれいに見えます。
ボールブーケ・バッグブーケ
持ち手のあるボールブーケやバッグブーケは、持ち手を左腕に掛け、体に引き寄せるようにして持ちます。
このときブーケをドレスにくっつけすぎると、ブーケのきれいな形が見えにくいので注意。
とくにボールブーケは球状をきれいに見せるため、あまりくっつけて持たないように気を付けましょう。
また、持ち手を手で握って持つと、ブーケが揺れやすく、崩れてしまうことも・・・。
あまりおすすめではありません。
リースブーケ
ドーナツ状のリースブーケは、リースの上部を手で握って持ちます。
手は軽く添えるように、腰のあたりの高さをキープするときれいですよ。
もしくは、リースを肘にかけて持ってもOK。
そうすることで、挙式や披露宴中、手を使う場面でもブーケをずっと持っていることができます。
また、小さなリースは腕を通しにくいので、リースの上に持ち手を付けると持ちやすくていいですね。
シーンごとの持ち方
【挙式】ベールダウンの儀式
主に教会式で、バージンロードを歩く前に、母親などにベールを下ろしてもらうベールダウンの儀式。
ここでブーケをうまく使うと、とてもきれいな仕草になります。
ポイントは、ブーケを顔の前まで上げて、ベールと顔の間に入るようにすること。
顔の前に空間ができるので、表情をきれいに作ることができますよ。
【挙式】誓いのキス
ブーケを持ったまま誓いのキスをするという場合もあるようです。
その場合は、ゲスト側の腰辺りで両手でブーケを持つときれいです。
無意識だと、ブーケが新郎との間に入って隠れてしまったり、片手で持ってしまいがちなので気を付けましょう。
この時もブーケの正面をゲスト側に向けるようにするとさらにきれいですよ。
写真撮影のとき
写真を撮る際に気を付けるのは、ブーケの向きと高さ。
立っているときも、座っているときも、おへその前でブーケが正面を向くように意識します。
カメラが横の角度から撮影するときは、ブーケもカメラの方に傾けましょう。
まとめ
きれいなウェディングドレスに身を包んだら、ブーケの持ち方にも気を配りましょう。
基本は、ブーケの正面が前を向くように、おへそのあたりの高さで持ちます。
ブーケの形によって、きれいに見えるポイントも違うので、自分の持つブーケに合わせてチェックしてみるといいですね。
ブーケの持ち方によって、挙式や披露宴の様々なシーンで、きれいな仕草を見せることができます。
ぜひ練習してみてくださいね!
「結婚式のマナー」の他の記事
「結婚式のマナー」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」