【結婚式の料理】メニューはどう選べばいいの?
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結婚式に参加するゲストの多くが楽しみにしている、披露宴の「婚礼料理」。
ここでは、婚礼料理を選ぶときの3つのステップを中心に、メニュー選びに役立つ情報をご紹介します。
「ゲストのみんなに満足してもらえる料理を選びたい!」
という人は、ぜひチェックしてください。
【ステップ1】予算を検討しよう
料理を決める前に、まずは予算を立てましょう。
結婚式全体の費用の中で、料理はかなり大きな割合を占めます。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、「挙式と披露宴全体の平均費用」が【308.3万円】。
(※この後、登場するデータも引用元はすべて同じです)
そのうち、料理にかかった費用は【109.3万円】とのこと。
こだわればこだわるほど費用もどんどん高くなるので、「いくらまでなら出せる」とはじめに上限を決めておくのがポイントです。
ちなみに、「ゲスト1人あたりの料理の平均費用」は【1万5000円】となっています。
「予算をどう決めるか悩むなあ」という人。
結婚式場では、料理をいくつかのランクに分けて用意していることが多いようです。
例えば、
17,000円 プレミアムコース
15,000円 スタンダードコース
13,000円 ベーシックコース
など。
それぞれのコースの1人当たりの料金にゲストの人数をかけて、全部でいくらかかるのか、ざっくり計算してみましょう。
こうすれば、「どのランクで、いくらくらいかかるか」が分かるので、予算を決めるとき参考になります。
【ステップ2】料理のジャンルを選ぼう
予算が決まったら次は、料理のジャンル選び。
フランス料理、和食、イタリアン、中華・・・
最近は、いろいろなジャンルから選べるので、どれにしようか迷ってしまうかもしれません。
先輩カップルにもっとも選ばれている料理は何なのでしょうか?
Q. 披露宴・披露パーティーでどのような種類の料理を提供しましたか? | |
---|---|
フランス料理 | 41.0% |
折衷料理 | 31.5% |
和食 | 16.1% |
その他の西洋料理 | 4.6% |
イタリア料理 | 4.5% |
中国・中華料理 | 1.2% |
その他 | 1.1% |
なんと、約半数がフランス料理をチョイス!
圧倒的な人気ですね。
高級食材をたくさん使ったフランス料理は、盛り付けも美しくパーティーを華やかにしてくれます。
データを見ても、婚礼料理の王道と言えそうです。
その次に人気なのが折衷料理。
年配のゲストが多いときには、お箸でいただける和洋折衷が人気のようです。
和洋の他にも、式場によってはいろいろな組み合わせがあって、幅広い年代のゲストに対応できるところがポイント。
イタリアンや中華は、「普段から食べ慣れている人も多いので、カジュアルなパーティーに向いている」との意見が挙がっています。
ゲストの顔ぶれに合わせて選ぶのがオススメです。
【ステップ3】ボリュームと内容を決める
ジャンルが決まったら、最後はボリュームと内容を決めていきましょう。
予算によって変わりますが、フランス料理や和食のコースは、8~9品が一般的。
コースの内容はどうでしょうか?
一番人気のフレンチだと、こんな感じのコースが多いようです。
味・量・見た目など、「ゲストに喜んでもらえる内容か?」を考えて決めましょう。
式場が用意している基本のコースで物足りなければ、上のランクのコースに変えたり、品数を増やしたりするのもアリ。
地元の食材を使った料理や、2人の思い出の一品など、2人ならではのオリジナルメニューを取り入れてみるのもオススメです。
オリジナルメニューを入れてみたい人は、式場の担当者に相談してみてください。
高齢者や子ども、アレルギーへの配慮も大切
幅広い年代のゲストが集まる披露宴では、「ゲスト全員に満足してもらえるか」が、料理を選ぶときの大きなポイント。
具体的には、次のような対応をしてもらえるか、式場に確認しておきましょう。
・年配のゲストや小さな子どものために、食べやすい別メニューを用意してもらえるか
・ゲストにアレルギーや苦手な食べ物がある場合、別の食材で代わりのメニューを出してもらえるか
アレルギーや食べ物の好き嫌いについては、前もってゲストに聞いておくのがオススメです。
オプションメニューで盛り上がろう
披露宴の食事の時間は、おいしい料理とお喋りだけでも十分楽しいものですが・・・
そこに料理演出をプラスすると、会場のムードはさらに盛り上がります。
たとえば、季節のひと口デザートがずらりと並ぶ「デザートビュッフェ」。
色とりどりのデザートはとっても華やかで、女性ゲストに大人気のオプションメニューです。
2人がゲストにデザートを配れば、もっと喜んでもらえると思います。
このほか、開放的なオープンキッチンを使った料理パフォーマンスもおすすめ。
・できたての料理を食べてもらえるグリル
・燃え上がる炎が大迫力のフランベ
といったパフォーマンスを取り入れれば、料理ができるまでの時間も楽しんでもらえます。
料理でプラスアルファの演出を楽しみたい人は、「こんな演出がしてみたいんですけど」と式場のプランナーに相談してみましょう。
最後は試食会でチェック
「百聞は一見にしかず」
ということで、最終的には「実際に見て・食べて」料理を判断するカップルが多いようです。
料理を実際に確かめたい人は、ブライダルフェアの「試食会」に参加してみましょう。
では実際に試食したとき、具体的にどんなことをチェックすればいいのでしょうか。
まずは味に問題はないか、フルコースであればボリュームが足りているかを確認。
試食会でも本番と同じ料理を出してくれるので、盛り付けはもちろん、使われている食器などもチェックしておきましょう。
できれば、料金の違う2つのコースを試食して、満足度が高いのはどちらのコースか比べられるとベターです。
また、試食会は両親が参加できる場合もあるので、一緒に参加してもらって意見を聞いても良いですよ。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
最近は、披露宴の料理もいろいろな選択肢から選べるようになりました。
予算をきちんと立てて、どのジャンルの料理にするか、コースの内容はどうするか考えましょう。
幅広い世代のゲストが集まる結婚式では、2人の好みだけでなく、みんなにおいしく食べてもらえる料理を選ぶことが大切。
ゲストによって料理を変えてもらうことはできるのかも重要なチェックポイントです。
どんな料理でおもてなししたいか考えたら、実際に試食して決めると安心ですね。
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