こだわりも大事だけど…ゲスト目線でうれしい結婚式場とは?
音声で聴く!
結婚式は一生に一度の晴れ舞台!
ゲストに人生の大切な節目を見てもらい、結婚相手をお披露目するのが目的です。
なので、ゲストにも「参加して良かった!」と思ってもらいたいですよね。
ゲストが喜んでくれる式場とは、どんな式場でしょうか?
ここでは、ゲスト目線で嬉しい式場選びのポイントについてお伝えします。
1 立地・アクセス
会場がどこにあるかはとても大切。
会場の場所は、新郎側、新婦側、両方のゲストがアクセスしやすいところにしましょう。
お互いの両親にも相談しながら決めるのがおすすめです。
遠くから来てくれるゲストには、空港からのアクセスが便利な場所や、新幹線の停車駅のあるエリアだと喜ばれます。
さらに、駅から近く、初めてでも分かりやすい場所にある会場だと良いですね。
駅から遠い場所や、迷ってしまうような場所にあると、長い時間ゲストを歩かせて、疲れさせてしまうかもしれません。
式からの帰り、引き出物で荷物が増えたゲストや、ヒールを履いた女性ゲストを長いこと歩かせるのは避けたいもの。
もし会場が駅から離れている場合は、ゲストの交通手段をあらかじめ考えておきましょう。
シャトルバスやタクシーを手配したり、タクシーチケットを渡したりするなどの方法がありますよ。
またゲストの中には、車で行きたいと思っている人もいるかもしれません。
その場合は、駐車スペースがどれぐらいあるのか確認しておくといいですね。
2 待合スペースや受付スペース
結婚式当日、早めに会場に着くゲストもいると思います。
待合スペースが十分にあってくつろげるなら、快適に過ごしてもらえますね。
できれば全員が座れる広さがあればいいですが、それが難しければ、せめてゲストを退屈させないようにドリンクを用意しておくといいですよ。
空調が効いているかどうかも確認しておきましょう。
暑すぎたり寒すぎたりする場所で待たされるのは辛いですからね。
また、受付スペースは、芳名帳(ゲストブック)への記帳などで混み合う可能性が高い場所です。
特に招待しているゲストが多い場合は、混み合わないように、受付スペースが広めの会場を選ぶと良さそうです。
荷物を預けるクロークや更衣室についても確認しておきましょう。
ゲストの中には、遠方からスーツケースで来る人や、子連れで荷物が多い人もいるかもしれません。
また冬場の結婚式なら、たいていのゲストはコートを着ていますよね。
このような場合、クロークが小さいと容量がいっぱいになってしまい、ゲストが荷物を預けられなくなる可能性が・・・。
クロークの容量がしっかりあるかどうか確認しておくと安心です。
また、ゲスト用の更衣室も十分に広さがあるかチェックしておきましょう。
3 挙式会場の収容人数は?
チャペルや神殿など挙式会場をチェックするときは、自分たちの好みだけでなく、収容人数も確認しましょう。
挙式会場が披露宴会場よりも狭いこともあるからです。
ゲストの数が収容人数よりも多いと、一部のゲストには立ちっぱなしで挙式に参列してもらうことになってしまいます。
多くの場合、挙式時間は20~30分とそこまで長い時間ではないので、ゲストに立って参列してもらうケースもありますが・・・
ふたりがお願いしたから来てくれているのに、ドレスアップしたゲストに立ちっぱなしで参列してもらうのは失礼ですよね。
ゲストの数が収容人数より多くなりそうなときの対策のひとつとして、こんな方法が考えられます。
「挙式には一部のゲストにだけ参加してもらって、入りきらなかったゲストは披露宴から招待する」
例えば、挙式は親族のみで行って、友人などのゲストには披露宴から出席してもらうのはどうでしょう?
また、
「手は尽くしたけど、一部のゲストには立ったまま参列してもらうことになりそう・・・」
という場合は、座ってもらえない可能性があることを事前にゲストへ伝えておいてくださいね。
4 スタッフの対応
結婚式当日、ゲストと接する機会が一番多いのが、会場のスタッフ。
その対応はゲストをおもてなしする上でとても重要です。
確認しておきたいポイントは、大きく分けると2つあります。
1 スタッフの対応力
まずスタッフの対応力についてですが、笑顔で対応してくれることは大前提ですよね。
またサービスの良さもとても重要。
次のような点をチェックしておきましょう。
・料理は最適なタイミングで丁寧に出してくれるか
・飲み物がなくなったら注ぎに来てくれるか
・合図をしたらすぐに気づいて対応してくれるか
・料理の説明ができるか
「でも料理の出し方なんていつ見極めたらいいの・・・?」
と思った人は、ぜひブライダルフェアに参加しましょう。
コース料理の試食会があるフェアに参加すれば、会場スタッフのサービスを実際に体験してチェックできます。
参加してみて、もし気になることがあれば、当日のスタッフへの要望としてあらかじめ相談しておくと安心です。
2 スタッフの人数
もう1つのポイントはスタッフの人数。
招待するゲストの人数に対して、スタッフの人数が十分にいるかどうか確認しましょう。
スタッフの人数が多いと、スタッフたちにも余裕があります。
ゲストひとりひとりに丁寧に対応してもらえて、満足度が高まるはずです。
5 化粧室(パウダールーム)
披露宴に招待するゲスト数が多いなら、ぜひ化粧室の広さもチェックしてください。
清潔さや設備の充実度もチェックしておきましょう。
設備に関して確認しておきたい項目を2つあげておきます。
・パウダールームは使いやすいか
・アメニティグッズはあるか
ゲストとしては、綿棒やコットンなどのアメニティグッズも置いてあると嬉しいですね。
ゲストに車椅子の人がいる場合は、車椅子で利用できる化粧室かどうかも確かめておきましょう。
6 披露宴会場の広さ・レイアウト
披露宴会場は収容人数だけでなく、広さにも注目しましょう。
収容人数におさまっていても、テーブルレイアウトによってはかなり狭く感じてしまうことも。
ひとつのテーブルに座る人数も余裕を持ちましょう。
ぎゅうぎゅう詰めに座ると、テーブルが狭すぎて料理が置けないなんてことになってしまうかもしれません。
また披露宴会場内に、大きな柱など視界の妨げになるものがないか確かめましょう。
ゲストから新郎新婦やスクリーンが見えないなんてことは、失礼です。
大きな柱などがある場合は、実際にテーブルを並べて座ってみて、見え方を確かめるのが一番。
事前にテーブルを並べるのが難しければ、会場のことをよく知っているプランナーに相談して、意見をもらいましょう。
また、会場の設備の都合でスクリーンだけがどうしても見えづらいこともあるかもしれません。
その場合は、映像を映すときにゲストに移動してもらえるように、司会者から一声かけてもらいましょう。
7 料理・ドリンク
披露宴の料理に期待しているゲストは多いはず。
料理は味だけでなく、ボリュームや見た目もチェックしましょう。
ボリュームや品数は、少なすぎると物足りないし、多すぎても食べきれず、うしろめたい思いをさせてしまうかも。
見た目はおしゃれで、高級感があると良いですね。
また、ゲストのアレルギーや苦手な食べ物への対応もポイントです。
最近は、アレルギーや苦手な食べ物がある場合、別メニューを用意してくれる式場も増えてきているので、確認しておきましょう。
それから、ナイフやフォークを使い慣れていない人もいるかもしれないので、和食以外の料理であっても箸を用意してもらえるとGOOD。
ドリンクについては、披露宴の食事で飲んでもらうものの他に、ウェルカムドリンクもあるとベター。
特に、暑い時期に結婚式を行う場合はウェルカムドリンクがあると喜ばれるでしょう。
ウェルカムドリンクにはアルコールを出しても構いませんが、あまり強いお酒だと、披露宴が始まる頃にはぐでんぐでん・・・なんてことも。
アルコール度数の低いカクテルくらいにしておきましょう。
また、車で来る人、アルコールが苦手な人や、妊娠中の人のことも考えて、ノンアルコールのメニューも豊富だといいですね。
まとめ
ゲスト目線で嬉しい式場を選ぶときのポイントは以下の7つ。
・立地・アクセス
・待合・受付スペース
・挙式会場の収容人数
・スタッフの対応
・化粧室(パウダールーム)
・披露宴会場の広さとレイアウト
・料理・ドリンク
特にゲストが気になる「会場までのアクセス」や「料理の味・ボリューム」、「スタッフの対応」は最低限チェックしておくとよいですね。
結婚式は、今までお世話になったゲストに感謝し、結婚相手をお披露目する場です。
両親にも相談しながら、全員が快適に過ごせるような式場を選べるといいですね!
「結婚式場探し」の他の記事
「結婚式場探し」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」