【新郎新婦向け】招待状の書き方完全ガイド!文面や宛名、付箋の書き方がまるわかり
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結婚式の招待状の書き方には、さまざまなマナーや決まりがあります。
「どう書いたらいいかわからない・・・」
「マナーが多すぎて、失礼の無いように書けるか心配」
そんな人のために、この記事では招待状を書くときに知っておきたいマナーやポイントを、基本から分かりやすく解説します。
お手本や文例つきでお届けするので、参考にしてくださいね。
招待状の【文面】の書き方
まずは、招待状の文面の書き方からチェックしていきましょう!
基本構成、文例、押さえておきたい基本マナーの3つに分けてご紹介します。
文面の基本構成
では、招待状の文面の基本構成を見ていきましょう。

A 頭語・結語
B 時候のあいさつ
C 本文
D 差出日・差出人
E 挙式と披露宴の日時・会場の案内
F 返信期日
A 頭語・結語
招待状は、あいさつの言葉である「頭語(とうご)」から始まり、締めの言葉である「結語(けつご)」で結びます。
頭語と結語には、決まった組み合わせがあり、なかでもよく使われるのは「拝啓」と「敬具」。
よりフォーマルな印象にしたいなら、「謹啓」「敬白」の組み合わせを選ぶといいですよ。
ちなみに、結語の文字の間を「敬 白」のように一文字空けると、「末広がり」の意味を持つので縁起がいいと言われています。
B 時候のあいさつ
「時候のあいさつ」とは、季節のあいさつ言葉のこと。

結婚式の季節ではなく、「招待状を出す季節の言葉」を選びます。
「迎春の候」のような漢語調のものと、「梅の便りに春の訪れを感じるこの頃です」のように文章で書くパターンがあります。
漢語調ならきちんと感のある印象に、文章なら少し親しみのある雰囲気になりますよ。

こちらの記事では、時候の挨拶を月ごとにたくさんご紹介しています。
結婚式の招待状に使う「時候の挨拶」って?基本のマナーと季節や月ごとの例をご紹介!
C 本文
「結婚式を挙げるので、出席してほしい」ということを丁寧に伝えます。
文例はのちほどご紹介しますね。
D 差出日・差出人
本文が終わり結語で結んだら、招待状の「差出日」を入れます。
具体的な日にちまで書く必要はなく、「○年○月 吉日」と書けばOK。
「招待状を投函する月」を書きましょう。

差出人は、主催者である新郎新婦の名前を書きます。
主催者が両家の親の場合は、親の名前を書きましょう。
E 挙式と披露宴の日時・会場の案内
結婚式の案内を簡潔に書きます。
具体的には、
〇挙式や披露宴の日時
〇会場の名前や住所、電話番号
を書けばOK!
会場名や住所に難しい漢字や外国語が含まれる場合は、フリガナを添えると親切です。

F 返信期日
最後に、返信期日を書きます。
「お手数ですが」のような気遣いの言葉を入れると好印象ですよ。
招待状の文例
構成のイメージがつかめましたか?
続いては、招待状の本文の文例を、フォーマル・カジュアルの2種類ご紹介します。

フォーマルな文例
職場関係または年配のゲストが多い場合や、格式高い結婚式の場合は、このようなフォーマルな文面がおすすめです。
謹啓 桜花の候
皆様におかれましては ご清祥のことと お慶び申し上げますこのたび 私たちは結婚式を挙げる運びとなりましたつきましては 末永くご懇情をいただきたく
心ばかりの祝宴を催したいと存じますご多用中まことに恐縮ではございますが
ぜひ ご出席賜りますよう ご案内申し上げます 敬白
カジュアルな文例
友人ゲストが多い結婚式や、レストランウェディングのようなカジュアルな結婚式の場合は、招待状の文面も少し柔らかめするとGOOD!
次のように書くといいですよ。
拝啓 紅葉の鮮やかな季節になりました
皆さま いかがお過ごしでしょうかこのたび 私たちは結婚式を挙げることになりましたつきましては ご挨拶もかねて
ささやかな披露宴を催したいと思いますご多用中恐縮ではございますが
ぜひ ご出席くださいますよう お願い申し上げます 敬具

招待状の文例をもっと見たい人はこちらの記事をどうぞ。
【結婚式の招待状】そのまま使える文例集!少人数婚や入籍済などケース別のアレンジ例もご紹介
文面の基本マナー
招待状の文面の書き方には、独特のマナーやルールがあります。
具体的には、このようなものです。
〇忌み言葉や重ね言葉を使わない
〇句読点を使わない
〇段落をつけず、頭揃えか中央揃えにする
ひとつずつ、理由とあわせてご説明しますね。

忌み言葉や重ね言葉を使わない
「忌み言葉」とは、「悲しむ」「終わる」「別れる」のような、不吉なことや別れを連想させる言葉のこと。
「重ね言葉」は「たびたび」「常々」のような、同じ言葉が繰り返されることで「結婚を繰り返す(=再婚)」つまりは離婚を連想させるとされている言葉のことです。
これらの言葉は縁起が悪いため、結婚関連の文面では使わないほうがいいとされています。

特に重ね言葉は、うっかり使ってしまいがちなので、注意したいですね!
忌み言葉について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
句読点を使わない
文章の「区切り」や「終わり」を示す句読点は、縁が切れることを連想させるため縁起が悪いとされています。
そのため招待状を含め、結婚関連の文面では「、」や「。」は使わないのが一般的。
句読点を入れたい部分には、かわりに空白を入れましょう。

段落をつけず、頭揃えか中央揃えにする
招待状では、改行しても段落の頭を1文字下げる必要はありません。
これも、「区切りをつけない」という縁起担ぎの意味からきているよう。
文章は頭揃えか中央揃えで書くようにするといいですよ。

招待状の【宛名】の書き方
次は、招待状の宛名の書き方について解説していきますね。
お手本つきでわかりやすくご説明しますよ!
宛名の基本の書き方
まずは基本の書き方から!
横書き・縦書きそれぞれの場合について解説します。
招待状を手渡しする場合は、住所は書かずに名前だけを書いてくださいね。
横書きの場合
表面
裏面
表面のポイント
〇郵便番号と住所の書き始めを揃える
〇住所の2列目は1文字下げる
〇切手は封筒の右上に貼る裏面のポイント
〇フタの下部分に左右中央揃えで住所・氏名を書く
横書きの場合、住所の番地は「1」「2」といった算用数字で書くのが一般的です。
縦書きの場合
表面
裏面
表面のポイント
〇住所の2列目は1文字下げる
〇宛名は1文字下げる
〇切手は封筒の左上に貼る裏面のポイント
〇フタの左側に住所・氏名を書く
〇住所・氏名の書き出しの高さを揃える
住所の番地は、縦書きの場合は漢数字で書くといいですよ。

相手別の書き方・敬称の付け方
基本の書き方は以上ですが、宛名は相手によって書き方や敬称の付け方が変わってきます。
でも、ベースは基本の書き方と一緒なので、難しく考えなくて大丈夫!
ここでは夫婦ゲスト、家族ゲストの書き方をご紹介しますね。
夫婦ゲスト
宛名は夫婦連名で、それぞれの下の名前に「様」をつけます。
片方の名字は省略してOK!

家族ゲスト
家族の人数が3人以下の場合は、全員の名前を連名で書きます。
夫婦の敬称は「様」、子どもは中学生以上なら「様」、小学生以下なら「くん」「ちゃん」でOKですよ。

人数が4人以上の場合は、夫婦の名前を連名で書き、子どもは「ご家族様」とまとめましょう。
こちらの記事では、宛名の書き方についてさらに詳しく解説しています。
結婚式招待状の【宛名書き】はこれで完璧!基本マナーから、夫婦・家族など相手別の書き方まで
宛名書きの基本マナー
最後に、基本マナーも確認しておきましょう。
宛名書きで押さえておきたいポイントはこちら!
〇毛筆か筆ペンで書くのがベスト
〇宛名の縦書き・横書きを招待状の向きと揃える
〇宛先の名前は大きく、住所は少し小さく書く
招待状の宛名は、毛筆か筆ペンで「濃く太く」書くのが基本です。

反対に、万年筆やボールペンなど文字が「細く」なるものはふさわしくないとされています。
最近ではサインペンで書いたり印刷したりする人も増えてきているようですが、フォーマル感を出すにはやはり毛筆か筆ペンがおすすめですよ。
宛名の向きは、招待状が横型なら横書き、縦型なら縦書き・・・というように招待状の向きと同じにすると統一感のある印象に。

宛先の名前は封筒のまんなかに大きく、住所は名前よりも少し小さめに書くことを意識すると、バランスがいいですよ。
招待状の【付箋】の書き方
続いては、付箋の書き方!
「付箋」とは招待状に同封する小さなカードのことで、「リクエストカード」とも呼ばれます。
@my0719___wd
「受付をしてくれるゲストに集合時間を伝えたい」
「遠方から来てくれるゲストに宿泊について案内したい」
など、一部のゲストだけに伝えたいことがあるときに使うものです。
文例と基本マナーをお見せしますね。
付箋の文例
受付係をお願いする場合や、余興をしてもらいたい場合など、よくあるパターンの文例をいくつかご紹介していきます。

受付係をお願いする場合
受付係をしてもらうゲストには、当日少し早めに会場に来てもらうので、集合時間をきちんと記載するようにしましょう。
誠に恐れ入りますが
当日 受付係をお願いいたしたく
○時○分までにお越しくださいますよう
よろしくお願い申し上げます
乾杯のあいさつをお願いする場合
大変恐縮ではございますが
当日 披露宴にて乾杯のご発声を
お引き受けいただきたく存じますので
何卒 よろしくお願い申し上げます

余興をお願いする場合
余興をする際には、着替えや準備が必要なこともあるので、控室についても案内しておくといいですよ。
恐れ入りますが
当日 披露宴にて 余興をお願いいたしたく存じます
何卒 よろしくお願い申し上げます
なおご準備には 控室をご利用くださいませ
一部のゲストのみ挙式に参加してもらう場合
神前式などで「挙式は一部のゲストのみ参加し、その他のゲストは披露宴から」という形式にする場合は、挙式へ招待する人だけに付箋で案内します。
ご多用中 恐縮ですが
挙式にもご列席賜りたく
○時○分までにお越しくださいますよう
お願い申し上げます
招待状には挙式のことは書かないようにしてくださいね。

遠方ゲストに宿泊の案内をする場合
このたびは 遠方よりお越しいただくにあたり
宿泊場所をご用意させていただいております
恐れ入りますが ご都合をお知らせいただけますと幸いです
文例をさらに見たい人は、こちらの記事を読んでみてください。
結婚式招待状に同封する「付箋」って?基本マナーとパターン別文例を紹介!
付箋の基本マナー
付箋の文面のマナーは、招待状の場合と同じ。
忌み言葉や句読点を使わないように気を付けましょう。
縦書き・横書きは、招待状と揃えるのが一般的です。
ちなみに、ゲストに役割をお願いする場合はあらかじめ口頭か電話で依頼し、承諾をもらっておくのがマナーとされています。

付箋は、そのうえで改めて正式な依頼をするためのものなので、付箋でいきなり依頼するのは避けてくださいね。
招待状の【返信はがき】の書き方
ゲストに出席の有無やメッセージを記入してもらう返信はがき。
新郎新婦側で用意する内容はだいたい決まっているので、とくに難しいことはありません!
まずは表面から説明しますね。
表面の書き方

表面には、招待状の返信先の住所と氏名を書きます。
ポイントは、名前のあとには「様」ではなく「行」とつけること。
ふたりがまだ一緒に住んでおらず、新郎側ゲストと新婦側ゲストで別々に回収したい場合は、新郎宛と新婦宛の2種類を用意しましょう。
ふたりが同居している場合やまとめて回収したい場合は、連名で書いてOKですよ。

その場合は、こちらのように「行」はひとつだけ書きます。
切手も忘れずに貼ってくださいね。
裏面の書き方

裏面には、主に
〇出欠の確認欄
〇ゲストの名前、住所、電話番号の記入欄
〇新郎新婦へのメッセージ欄
〇アレルギーの有無の確認欄
を用意するのが一般的です。
このほか必要に応じて、送迎バス利用の有無を確認する欄などをつけてもいいですよ。
ちなみに、最近では「招待状は紙で送って、返信はWEB上のフォームで集める」という人も増えてきています。
その場合は返信はがきではなく、フォームにアクセスできるQRコードと返信期限を書いた紙を用意しましょう。
@star.hikawd
参考:そのほかの封入アイテムについて
ここまでお話ししたのが、招待状の基本的なアイテムですが、このほかにも場合によって封入するアイテムがあります。
最後に、かんたんにご紹介しますね。
会場の地図
@tana__wedding
最寄り駅や高速道路の出口などから会場までの地図を、招待状に同封する人も多いよう。
これがあれば、ゲストも迷わず到着できて便利ですね!
当日のタイムスケジュール
@my0719___wd
結婚式当日の流れをまとめた紙で、「ウェディングタイムライン」とも呼ばれます。
イラストを使っておしゃれに作る人もいるようですよ。
当日の細かいスケジュールはゲストも気になるもの。あると行き帰りの予定も立てやすくて便利です。
ゲストカード

@ka.ho6172 
@s05.22y
ゲストカードとは、「芳名帳」の代わりになるアイテムのこと。
ゲストは、ゲストカードに名前や住所を記入し、結婚式当日に受付で渡します。
受付がスムーズになるというメリットがあるので、芳名帳の代わりにゲストカードを使う新郎新婦も増えてきているのだとか。
こちらの記事では、ゲストカードについてまとめています。
結婚式のゲストカードって何?書き方のマナーから心のこもった文例まで一挙紹介!
タクシーチケット
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会場が駅から遠かったり、年配の人や妊娠中の人を招待したりする場合に、タクシーチケットを用意することがあります。
タクシーチケットを渡すのは、出席の返事をもらったあとが一番確実ですが・・・
もし出席することがあらかじめわかっているなら招待状に同封するのもアリですよ。
その他ご案内

@0127_0319.wd 
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・ゲスト用の更衣室を用意している
・駅からの送迎バスを手配している
など、ゲストに何か案内したいことがある場合は、招待状とまとめて送ると便利です。
まとめ
招待状の文面、宛名、付箋、返信はがきそれぞれの書き方について解説しました。
「句読点や忌み言葉は使わない」
「返信はがきの宛先の名前には『行』をつける」
といったマナーや、宛名の敬称のつけ方など、細かいポイントがたくさんありましたね。
でも、ひとつひとつ丁寧に確認しながら進めていけばきっと大丈夫!
お手本や文例も参考にしつつ、失礼のない招待状を作れるといいですね。
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