何を重視したい?結婚式場の選び方のポイント教えます!
音声で聴く!
理想の結婚式を挙げるには、やっぱり式場選びが重要。
たくさんの結婚式場があるので、
「なにをポイントに選べばいいかわからない!」
と、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では、結婚式場をどうやって選べばいいか悩んでいるカップル向けに、式場選びのチェックポイント9つをお伝えします!
式場探しの前に準備しておきたいこと
2人の理想の結婚式を考えよう
結婚式場を選ぶとき、まずは「式場」ではなく「結婚式」について考えてみることが大切。
結婚式場を決めてしまってから、「こんなはずじゃなかった」なんて後悔しないためにも・・・
2人で「理想の結婚式のイメージ」を話し合うことから始めましょう。
たとえば、
・たくさんのゲストを招待して盛大に
・親族のみでアットホームなパーティー
・本格的なチャペルで式を挙げたい
・神社で白無垢を着て挙式したい
などなど。
2人はどんな結婚式が理想ですか?
まずは話し合って、大まかなイメージをふくらませていきましょう。
Instagramなどで先輩花嫁の投稿をチェックしたり、式場サイトの口コミを見たりして、結婚式のイメージを掴むのもオススメですよ。
「こだわりポイント」は明確に!
次に、理想の結婚式を叶えるために絶対はずせない「こだわりポイント」を挙げていきます。
雰囲気や費用など、会場にはそれぞれ魅力があるので、特に基準なく選びはじめると想像以上に迷ってしまうもの。
ブライダルフェアや見学へ行く前に、「こだわりポイント」を具体的に書き出しておきましょう。
そうすれば、当日、式場で見るべきポイントを絞ることができますよ。
たとえば、先輩花嫁たちのこだわりポイントは・・・
「雨女だから、『雨でも美しい会場』にこだわって探しました!」
「結婚式の参列経験豊富なゲストが多かったので、がっかりされないよう、料理にこだわって選びました」
「遠方のゲストが多かったので、アクセスの良さ・ホテルであることの2つを重視!その次にチャペルが好みかどうかにこだわりましたよ」
など。人それぞれですね!
こだわるポイントがたくさんあるなら、その中で優先順位をつけておきましょう。
たとえば、
優先順位
1番 ガーデンでの「挙式」
2番 マーメイドラインの「ドレス」
3番 外国の邸宅みたいな「雰囲気」
とした場合。
「A式場は、邸宅みたいな雰囲気はないけど、ガーデン挙式ができる!」
「B式場はドレスの種類が豊富だけど、ガーデン挙式はできない・・・」
「最優先は『ガーデン挙式』だから、ガーデン挙式ができるA式場のほうが理想に近いな」
といったように比較がしやすいので、自然と希望の式場が絞られてくるはずです。
とはいえ、「こだわりポイント」と言われても、何から考えればいいのか悩んでしまいますよね。
そこで、どんな結婚式をしたい人も、必ずチェックしておきたい「マストなポイント」を9つご紹介します。
9つのポイントの中で、こだわる優先順を考えてみると、理想の式場が探しやすいですよ!
マストなチェックポイントはこの9つ
1 挙式・式場スタイル
最近は挙式スタイルもさまざま。
たとえば
・教会式
・人前式
・神前式
・仏前式
などがあります。
「お姫様のようなチャペルでの教会式に憧れる!」
「格式ある神社での神前式がいいな」
など、希望する挙式スタイルがあれば、その挙式ができる会場なのかを、必ず確認しましょう。
また、式場タイプもいろいろあるんですよ。
代表的なのはこの4つ。
・ホテル
・専門式場
・ゲストハウス
・レストラン
同じ式場タイプでも、内装によって雰囲気はガラリと変わります。
希望の雰囲気に合っている会場かどうかも重要なポイントですね!
理想の結婚式に合わせて、挙式スタイルや式場タイプ、会場のテイストをイメージしてみましょう。
――――もっと知りたい人はこちら――――
【挙式スタイル】教会式・神前式・人前式…5つの特徴を徹底比較!先輩花嫁はどれを選んだ?
結婚式場の種類って?ホテルや専門式場など代表的な4タイプの特徴をご紹介!
2 キャパシティ
招待する予定のゲスト全員が余裕をもって入れる会場かどうかは、基本中の基本となるチェックポイント。
100名を超えるような大人数の場合はもちろん、親族のみの少人数の場合も、それに見合った部屋があるかを確認します。
できれば、式場探しを始める時点で、大まかなゲスト数が決まっていると良いですね。
ちなみに一般的には、50~80名程度のゲストを招待する人が多いようですよ。
さらに披露宴会場のテーブルレイアウトについてもチェックしておくとGOOD。
あたたかく盛り上がる結婚式にしたいなら、同じテーブルのゲストたちが話しやすい丸テーブルにするのがベスト。
シックで格式高い雰囲気を演出したいなら、長テーブル(流しテーブル)がぴったりです。
ゲスト同士や新郎新婦との距離感も要チェックですね。
会場装飾についても、どこまでふたりのオリジナリティが出せるのか、装花の値段はどれくらいになるのかなど、きちんと確認しておきましょう。
3 料理・飲み物
ゲストへのおもてなしの要となる料理は、ぜひともチェックしておきたいポイント。
和食・洋食・和洋折衷などのメニューの構成はもちろん、味や温度、盛り付けも確認しておきたいところです。
「自分の舌で確かめたい!」という人は、式場が用意している「試食会」に参加するのがおすすめ。
ほとんどの結婚式場が、ブライダルフェアのイベントとして、披露宴で出す料理の試食会を開いています。
フルコースが食べられる試食会に参加すれば、サービスのタイミングが適切かも確認することができますよ。
また、さまざまなゲストを呼ぶことを考えて、
・年配の人や子ども向けのメニュー
・アレルギー対策のメニュー
についても、用意してもらえるか聞いてみましょう。
さらにデザートビュッフェやオリジナルウェディングケーキなど、料理の演出についても確認を。
料理だけでなく、フリードリンクの種類も忘れずチェックすれば完璧です。
4 演出
「ブーケトスをやりたいな」
「お見送り演出で花火を打ち上げたい」
など、行いたい演出がある人は、その演出ができるのかどうかもチェックしたいポイント。
たとえば、ブーケトスなら高さのある会場やガーデンなどの開けた場所が必要。
花火やプロジェクションマッピングなどの大掛かりな演出をしたい人は、その演出設備がある会場を探さないといけません。
ほかにも、
「ガーデンから入場したい!」
「お色直しで階段を降りたい!」
などの希望がある場合は、入退場の方法についても確認を。
ちなみにフラワーシャワーのような定番演出でも、後片付けが大変などの理由でできない会場もあるんですよ。
演出にこだわりがある人は、しっかりチェックしておきたいポイントですね!
5 設備の充実度
ウェイティングスペースや駐車場など、ゲストのための設備が整っているかも大切なポイント。
ほかには、
・親族の控え室は両家一緒か、別々か
・ゲストの更衣室や控え室はあるか
・ゲストの人数に対して、トイレや化粧室の数は充分か
・年配のゲストが多い場合は、階段や段差が多くないか
・子供連れゲストが多い場合は、授乳スペースやおむつ替えスペースがあるか
といったこともチェックしておきましょう。
さらに、挙式会場から披露宴会場までの導線もチェックしておくとベター。
雨の日に濡れてしまわないか、年配ゲストが歩きづらくないかなど、ゲストの目線に立ってチェックしましょう。
6 交通アクセス
立地はゲストにとって重要なポイント。
・最寄り駅からのアクセスがスムーズか
・迷いやすいポイントはないか
など、初めて会場へ来る人の立場でチェックすることが大切です。
駅から距離がある場合は、送迎バスやタクシーチケットを手配してもらえないか、式場に確認しましょう。
7 スタッフ
結婚式の準備は、半年~1年の時間をかけることが多いので、式場のスタッフには長期間に渡ってお世話になります。
スタッフの丁寧なサービスやあたたかい笑顔なども、式場選びの大きな決め手の一つです。
経験豊富なウェディングプランナーが担当してくれれば、ふたりの希望に沿った提案や的確なアドバイスをくれるはず。
会場見学やブライダルフェアへ行ったときには、プランナーの対応も見ておきましょう。
ただ、会場によっては、見学やフェアの担当者と、結婚式本番までの担当者が別の場合もあります。
「私たちの結婚式はこの人に担当してもらいたい!」
と思えるスタッフがいたら、最後までその人に担当してもらえるか、確認しておくと良いかもしれません。
また、結婚式当日にゲストを安心して任せられるか、サービススタッフのふるまいや雰囲気もチェックしておくとベターですよ。
さらに式場によっては、式場専属のカメラマン以外の撮影ができない場合もあります。
外部のカメラマンに撮影をお願いしたい場合は、カメラマンの持ち込みがOKかどうかあらかじめチェックしておくようにしましょう。
8 予算
結婚式を挙げるには、もちろん予算も大切ですね。
予算をイメージするには、「自己負担額」がいくらになりそうか考えてみるといいですよ。
自己負担額とは、「結婚式の総費用」から「ご祝儀や親からの援助などのもらえるお金」を差し引いた金額のことです。
たとえば、
結婚式の総費用=400万円
ご祝儀=200万円
親からの援助=100万円
とすると、総額費用(400万円)からご祝儀と親からの援助の総額(300万円)を差し引いた残り、「100万円」が自己負担額になります。
2人の収入や貯金から、いくらまでなら自己負担できそうか、計算しておくといいですね。
また、支払うタイミングや方法についてもチェックしておきましょう。
・支払うタイミングはいつか(前払い・後払いなど)
・支払う方法は何か(現金・カード払いなど)
延期やキャンセルになった際の対応についても、契約をする前に一通り確認しておくと安心ですよ。
――――もっと知りたい人はこちら――――
結婚式費用の相場はどのくらい?内訳や自己負担額、節約のポイントまで徹底解説!
9 日程・お日柄
結婚式の時期やお日柄も大切なポイント。
次のようなことも踏まえて、希望の日程をおおまかに考えておくといいですね。
・人気のシーズン
・縁起のいいお日柄
・曜日や時間帯
結婚式のシーズンで人気なのは、穏やかな気候が多い春や秋。
またお日柄だと、縁起のいい「大安」や「友引」が人気です。
人気のシーズンで縁起のいいお日柄の土日となると、すぐに予約で埋まってしまうことも。
人気シーズンを狙いたい人やお日柄が気になる人は、早めに式場を予約する必要がありますよ。
一方で、オフシーズンや「仏滅」などの縁起が良くないとされるお日柄の結婚式は、割引などで費用を抑えられるというメリットもあります。
日程のこだわりについても、ふたりで話し合っておくといいですね。
お日柄については、ふたりが気にしなくても、親や親戚が気にする場合もあるので、両家の親族などにも相談しておくとGOODですよ。
――――もっと知りたい人はこちら――――
【結婚式の日取り】どう決める?季節、お日柄、記念日…決め方のポイントを解説!
【2024年9月~2025年10月】縁起の良い日カレンダー!入籍や結婚式におすすめの日をチェックしよう
結婚式場の選び方にまつわるQ&A
Q 式場探しの流れは?
式場探しの大まかな流れはこんな感じ。
1 結婚式のイメージを固める
2 情報収集をする
3 ブライダルフェアに参加
4 式場決定
式場探しは半年~1年前くらいから始める人が多いよう。
式場探しを始めてから、式場を決定するまでは、1か月~4か月くらいの人が大半ですよ。
1 結婚式のイメージを固める
これまで紹介したようなチェックポイントをふたりで話し合い、結婚式のイメージを固めましょう。
2 情報収集をする
自分たちの理想に合った式場を探すため、具体的な情報を集めていきます。
インターネットで検索してみるのが便利ですね。
ちなみに結婚スタイルマガジンでは、エリアやこだわり条件から、理想の結婚式場を探すことができます。
お得なプランの紹介や、ご祝儀プレゼントなどの嬉しい特典も!
ぜひ活用してくださいね。
3 ブライダルフェアに参加
式場候補をいくつか見つけたら、ブライダルフェアに参加して、実際に下見に行きましょう!
比較して検討するためにも、何件か見学に行くのがおすすめですよ。
4 式場決定
「ここにしよう!」
という式場が見つかったら、契約に進みます。
この際、先ほども少しお話しした通り、キャンセルや延期の扱いはどうなるかなど、契約の条件をしっかり確認しておくと安心です。
Q 遠方の式場探しのコツは?
「実家の近くで式を挙げたい」
「両家の間のエリアで結婚式をしよう」
そんな風に考えている人だと、結婚式場が遠方になることもありますよね。
遠方で式場を探すときのポイントは、こんな感じ。
・アクセスの良さ
・宿泊施設があるところ
・宿泊費やお車代の予算
これらをきちんとチェックしておくことが大切です。
特に、遠方から来るゲストが多くなる場合、ゲストの宿泊費やお車代の負担も大きくなります。
予算内に収まりそうかどうか、忘れずに確認しましょう。
また、遠方だと、式場と何度も直接打ち合わせするのは難しいですよね。
そんな時は
・プランナーとリモートでやりとりできる
・結婚式に慣れているスタッフが多い
こういう式場を選ぶと、スムーズに。
また、計画的に準備を進められるように、
「何を決めるべきか」
「何を重視するか」
など、あらかじめ2人でとことん話し合っておくといいですよ。
まとめ
結婚式場選びでチェックしたい、次の9つのポイントを紹介しました。
・挙式、式場スタイル
・キャパシティ
・料理、飲み物
・演出
・設備の充実度
・交通アクセス
・スタッフ
・予算
・日程、お日柄
決め手となるポイントは、カップルによってさまざま。
こだわるポイントの中でも「これだけは譲れない!」と感じるところを、まずはふたりではっきりさせておきましょう。
優先したいポイントがわかったら、自然と選びたい式場も絞れるはず。
ご紹介したチェックポイントも踏まえて、満足できる式場選びをしてくださいね!
「結婚式場探し」の他の記事
「結婚式場探し」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」