冬の結婚式は人気がない?メリット・デメリットや寒さ対策、演出プランなど
空気の澄んだ冬の結婚式。
神聖で素敵な結婚式になりそうですが・・・
冬の結婚式って、あまり人気がないのでしょうか?
今回は、冬の結婚式のメリット・デメリットを、ゲストへのおもてなしやおすすめ演出もあわせてご紹介します。
冬の結婚式は迷惑になる?
冬に結婚式を挙げるカップルは、多いのでしょうか?
少ないのでしょうか?
結論から言うと、冬は結婚式が少ないシーズンになります。
結婚式に人気のシーズンは春と秋で、真夏や真冬は結婚式の数が少なくなるようです。
先輩カップルが結婚式を挙げた月ごとのランキングは、こちらの記事をどうぞ。
結婚式はどの時期が多い?ゲストから人気・不人気のシーズンをご紹介!
結婚式のオフシーズンともいえる冬。
そんな時期に結婚式を挙げるのは、ゲストにとって迷惑になってしまうのでしょうか?
次は、冬に結婚式を挙げるメリットとデメリットを見ていきましょう。
冬の結婚式【メリット】
費用が抑えられることも
冬は結婚式のオフシーズン。
ハイシーズンの春や秋に比べて、結婚式費用が安く設定されていることも多いんです!
冬限定のお得なプランがあったり、割引交渉なども通りやすいかもしれません。
低予算で、ちょっと豪華な結婚式が挙げられるかもしれませんね。
日取りや衣裳の希望が通りやすい
結婚式を挙げるカップルが少ないということは、日取りの確保がしやすいということ。
人気のシーズンの場合は1年前くらいから予約しておかないと、お日柄のいい日や土日は埋まってしまっている・・・ということも少なくありません。
でも冬の結婚式なら、結婚式まで日にちの余裕がない場合でも、比較的希望の日取りが確保しやすいかもしれません。
また、レンタル衣裳は、人気のシーズンだと早い者勝ちになることも。
でもオフシーズンなら、衣裳も希望が叶いやすいというメリットがあります。
それに同じ日に結婚式をあげる花嫁が少ないということは、当日に他の花嫁とバッティングする可能性も低くなります。
運が良ければ会場を貸切り状態にできるかもしれませんよ。
演出にイルミネーションを取り入れやすい
ナイトウェディングで取り入れると幻想的な、イルミネーションやキャンドルの演出。
そんなイルミネーションの演出は、屋外の場合、外が暗くならないと綺麗に見えませんよね。
その点、冬は日没が早いので、夕方以降ならイルミネーションもバッチリ!
あまり遅くない時間からイルミネーションが楽しめるのは、冬ならではですね。
イベントが多く季節感を出しやすい
冬といえば、クリスマスやお正月、バレンタインなど・・・
結婚式の演出や装飾に取り入れやすいイベントも多いですよね。
冬のイベントを絡めた演出を取り入れることで、季節感あふれる結婚式になりそう!
具体的な演出例は、後ほどご紹介します。
では次に、デメリットを見ていきましょう。
冬の結婚式【デメリット】
寒さが厳しい!
冬の結婚式でまず気になるのは、寒さですよね。
ドレス姿の花嫁や女性ゲストは特に、冬の寒さがつらいことも。
冬の結婚式は、寒さ対策が必須といえるかもしれませんね。
ゲストのための寒さ対策は、後ほど詳しくご紹介します。
交通機関の心配がある
真冬は、大雪が降って交通機関が止まってしまうという可能性もあります。
もしそうなってもゲストが会場に来られるように、交通の便がいい会場を選んでおくと安心かも。
最寄りに複数の沿線がある会場や、駅からすぐの会場もいいですね。
ゲストが帰れなくなった時のために、近くに宿泊施設のある会場を選ぶのもおすすめです。
時期に配慮が必要
クリスマスや年末年始はゲストも私用が多いもときですよね。
カップルや家族でクリスマスをお祝いする予定だったり、帰省だったり・・・
そんな時期に結婚式が入ると、ゲストを困らせてしまう可能性も。
クリスマスや年末年始を避けられればいいのですが、もしその時期に結婚式を挙げるなら、日取りが決まった地点で早めにゲストへ連絡しましょう。
忙しい時期だけどぜひ来てほしいという気持ちを伝え、お願いしてみるといいですよ。
また、年末年始は交通機関やホテルも料金が上がる傾向にあるので、遠方からのゲストにはお車代を多めに包むなど、配慮があると喜ばれるかもしれませんね。
遠方ゲストのお車代については、こちらをどうぞ。
遠方から結婚式に来てくれるゲストの交通費・宿泊費はどうすべき?金額や渡し方もチェック!
メリット・デメリットはこんな感じです。
デメリットのひとつである、冬の厳しい寒さ・・・
次は、その寒さ対策について見ていきましょう。
ゲストのために取り入れたい!寒さ対策
会場にブランケットを用意しておく
会場は基本的に空調がきいていると思いますが、それでも薄着の女性ゲストは特に、足元が冷える場合も。
会場にブランケットを用意しておき、必要な人が使えるようにしておくと親切です。
会場に用意がある場合はお願いし、数が足りなかったり、ブランケット自体がないという場合は、自分たちで用意して持ち込めるか聞いておくといいですね。
カイロやホットドリンクでおもてなし
ウェルカムスペースで、温かいドリンクを用意しておくのも素敵。
会場までの道中で冷えた体を、まずは温めてもらいましょう。
コーヒー紅茶の他、ハーブティーや日本茶、ホットワインなど、色々な種類を用意しておくと喜ばれそうですね。
また、皆が使えるようにカイロを置いておくのもアリ。
帰りに渡すプチギフトで配るという方法もありますよ。
外に出るタイミングがある場合は事前に伝えておく
例えばフラワーシャワーなどの演出で屋外に出る場合や、挙式会場から披露宴会場まで屋外の通路を通る場合など・・・
当日、外に出ることがある場合は、事前にゲストへ伝えてあげると親切。
ゲストは会場までコートを着てくるかもしれませんが、基本的に、コートは結婚式前にクロークへ預けてしまいます。
結婚式中に外に出ることが分かっていたら、ドレスに合う暖かいボレロやジャケットなど、上着を工夫できるかもしれませんよ。
交通機関に配慮を
駅から近い会場を選ぶことで、寒い中の移動を減らすことができます。
もしも駅から離れた会場を選ぶなら、タクシーチケットを配るのもアリ!
送迎バスを手配するのもいいですね。
手厚い配慮に、ゲストも感動するのではないでしょうか。
では最後に、寒い冬ならではの演出をご紹介します。
冬の結婚式におすすめの演出
冬の花を使う
ブーケや髪飾り、会場装花・・・
結婚式で花を使う場所はたくさんあります。
冬の花をふんだんにつかって飾り付ければ、季節感が出て素敵!
例えば真っ赤な「ポインセチア」は、飾るだけでクリスマスムードに。
ふわふわの「綿の実」は、まるで雪のようですよね。
冬の花をたくさん使って、寒い時期の結婚式を綺麗に彩りましょう。
冬の結婚式にピッタリのブーケや会場装花については、こちらの記事でご紹介しています。
冬の結婚式にピッタリなウェディングブーケまとめ【花言葉付き】
まるでクリスマスパーティー?冬にピッタリの会場装花がお洒落!
冬らしいテーブルコーディネート
テーブルクロスやナプキンに、クリスマスカラーの赤や緑を取り入れれば、とってもキュート!
小物使いでゴールドを取り入れて、大人っぽく仕上げるのもいいですね。
キャンドルも、冬らしい小物のひとつ。
暖かな炎のゆらめきが、会場をロマンチックな雰囲気にしてくれそう。
ドライフラワーやアンティーク小物など、ちょっとくすみカラーを取り入れるのも冬らしくておすすめです。
冬のイベントをテーマにする
12月ならクリスマスをテーマに、ウェルカムスペースにクリスマスツリーを飾るのも素敵!
衣裳や会場装花もクリスマスをテーマにすれば、統一感がでますね。
イルミネーションを飾るのも綺麗でおすすめです。
1月なら、お正月をテーマに。
ケーキ入刀ではなく、日本酒の樽を割る「鏡開き」にしたり、和装を取り入れるのもアリですよ。
2月にはバレンタインがあるので、ピンクやハートをモチーフにして会場を飾ったり、デザートやプチギフトをチョコレートにするのも可愛いですね。
冬のイベントをテーマにした演出については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
イベントがいっぱいの冬。時期に合わせた結婚式の演出をチェック!
季節の料理で温かいおもてなし
クリスマス時期ならチキンやビーフシチューのパイ包み、1月で和食ならお雑煮、2月ならデザートに、温かいチョコレートが溶け出すフォンダンショコラなど・・・
ちょっと季節を感じられる温かい料理でおもてなしするのもアリ。
ゲストも冬ならではの料理を楽しむことができて、満足度が上がるかもしれませんね。
衣裳で冬を楽しむ!
深い赤やグリーンなど、濃いめのカラードレスは冬にピッタリ。
お色直しに取り入れると、季節感が増しますね。
逆に、水色など寒色で思いっきり冬のムードを楽しむのもアリ。
キラキラとラメの付いた寒色のドレスを着れば、まるで冬の妖精みたいですよ。
また、和装も冬にはよく合います。
暑くないので、重厚な和服でも汗をかくことが少ないはず。
雪のように真っ白な白無垢(しろむく)や、鮮やかな赤の色打掛(いろうちかけ)も素敵です。
冬ならではの、色々な演出ができそうですね。
他にも、冬を楽しむ演出アイデアを、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
冬の結婚式について、詳しくご紹介しました。
冬は結婚式のオフシーズンで、春や秋に比べると人気の低い季節のようです。
そんな冬に結婚式を挙げるメリット・デメリットはこちらです。
〇メリット
・費用が抑えられることも
・日取りや衣裳の希望が通りやすい
・演出にイルミネーションを取り入れやすい
・イベントが多く季節感を出しやすい
〇デメリット
・寒さが厳しい!
・雪だと交通機関の心配がある
・クリスマスや年末年始など配慮が必要な時期もある
デメリットである寒さ対策として、会場にブランケットを用意しておいたり、カイロやホットドリンクでおもてなしするなど気遣いがあると親切。
外に出る演出がある場合は、事前にゲストへ伝えておきましょう。
駅から近い会場を選んだり、もしも駅から離れた会場を選ぶなら、タクシーチケットを配るなど、ゲストが寒い中移動する機会をできるだけ減らしてあげられるといいですね。
冬の花をたくさん使ったり、冬らしいカラーや小物を取り入れたテーブルコーディネートにするのもおすすめ。
クリスマスやお正月、バレンタインなど冬のイベントをテーマにしたり、冬らしい衣裳で季節感を出すもの素敵です。
季節に合った温かい料理を取り入れたり、色々な演出でゲストを楽しませたいですね。
冬の結婚式でも、メリットはたくさん!
デメリットにはきちんと対策を取り入れて、神聖な冬の結婚式を楽しみましょう!
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