結婚式の余興を友人にお願いしたい!正しい依頼の仕方やマナーは?
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結婚披露宴での余興を、友人にお願いすることにしたあなた。
でも仲のいい友人だからって、いつものノリで気軽にお願いしてもいいものなの・・・?
今回は、友人に余興をお願いする時の正しい依頼の仕方とマナーを、先輩カップルの体験談もあわせてご紹介します。
どうやって頼む?
できれば直接お願いしよう
披露宴での余興は、お願いされた方は結構な大仕事ですよね。
その日のために、打ち合わせや準備、練習を重ねて挑んでくれます。
そんな大仕事をお願いする時は、きちんと直接会って、結婚の報告とともに「余興をお願いしたい」と伝えるのがマナー。
でも相手の都合もあるので、どうしても会えない相手なら電話でも大丈夫です。
ただメールやSNSで気軽にお願いするのは失礼なので、自分の口できちんとお願いしてくださいね。
相手にOKをもらったら、改めて招待状の中に書面を入れ、「当日余興をお願いします」と正式に依頼をしましょう。
丁寧に、誠意をもって
これは当たり前のことですが、たとえ相手が仲のいい友人でも、お願いする時には誠意が大切!
「してくれるよね?お願いね~」なんて軽く頼むのは良くないかも。
丁寧な言葉で、「忙しいなか申し訳ないけれど、あなただからお願いしたいんだ」という気持ちを伝えましょう。
相手が快く引き受けようと思えるように、誠意を持って話してくださいね。
【先輩カップル体験談】
招待状を送る前に、余興を頼みたい友人を食事に招待しました。そこで結婚の報告と、余興のお願いをしました。丁寧に頼んだら、こころよく引き受けてくれましたよ!
いつ頼めばいい?
結婚式の招待状は、だいたい挙式日の2ヶ月前までには発送します。
余興の依頼はそれよりも前に、直接お願いする機会を持ちましょう。
余興は、道具や衣装をそろえたり練習をしたりと、引き受けてくれる人はなにかと準備が必要なもの。
あまり直前にお願いしても、断られる確率が高くなってしまうかも・・・。
そうでなくてもさまざまな理由で、目星をつけていた人に断られてしまうこともありえますよね。
その場合、他の人を探してお願いする時間も必要になります。
そのためにも、挙式・披露宴の日が決まったらできるだけ早く依頼するのがポイント!
少なくとも式の3ヶ月前くらいを目安にしておきましょう。
希望内容&NG内容は前もって!
会場の雰囲気を大きく左右する余興の内容。
完全に頼む人にお任せでいいならかまいませんが、希望があるなら前もって伝えておきましょう。
ただ、「おもしろいコントやってよ!」「皆で踊って!」など、いきなりの無茶ぶりはNG。
相手の得意・不得意も考えずに最初から余興内容を指定するのは控えてくださいね。
「ちょっと笑えるような楽しい余興がいいかな」
「ゲストも参加できるゲームだと嬉しい」
こんな風に、相手にムリのない範囲でのお願いにしましょう。
「会社関係の人がいるので下ネタは控えてほしい」など、NGな内容がある場合もしっかり伝えておきたいところです。
【先輩カップル体験談】
大学の同級生5人に余興をお願いすることに。ノリのいい友人たちだし、盛り上げてほしかったので、「もしできたら、カラオケで元気な曲を歌ってくれない?」と頼みました。あまり準備が大変な余興を指定するのは気が引けるけど、カラオケならまだ頼みやすかったです。
新郎新婦から伝えておくべきこと
担当プランナーの連絡先
余興を引き受けてくれた友人には、自分たちの担当プランナーの名前、連絡先を伝えておくと良さそうです。
友人が余興を考えるうえで何か質問したい時など、直接プランナーとやり取りができればとってもスムーズ!
余興内容を新郎新婦へのサプライズにしたいと考えている友人ならなおさら、ふたりには余興内容について相談はしにくいもの。
プランナーからはアドバイスももらえるでしょうし、友人も助かるはずです。
会場設備について
・スクリーンや音響機材について
・どれくらいのスペースが使えるか
・着替え場所はあるのか
などなど、会場設備の情報は必須です。
それによって余興の内容が変わる場合もあるので、早い段階で伝えてあげましょう。
当日の流れについて
・余興の持ち時間
・自分の出番がいつか
・他の人の余興内容
これら当日の流れを、伝えておきましょう。
余興の持ち時間や出番は、披露宴全体のスケジューリングのため、そして余興内容を考えてもらうためにも共有しておくべき情報。
他の人の余興内容もあわせて伝えておけば、内容がかぶらないようにしてもらうこともできますよね。
少しでも相手の負担が減るように、必要な情報は前もって伝えましょう。
【先輩カップル体験談】
余興にどんな設備が必要か、前もって友人に確認しました。会場側にも用意できる機材を確認して、当日に友人が困らないように披露宴の進行も決まり次第伝えました。せっかく引き受けてくれたのだから、協力できることは惜しみませんでした!
費用負担について
ダンスをするなら衣装をそろえたり、ゲームをするための小物だったり・・・
余興の内容によっては、費用がかさむ場合がありますよね。
その場合、新郎新婦側でどれくらい費用の負担ができるのかを伝えておきましょう。
「かかった費用は全額負担するから」
「○円までならこっちで出すよ」
「申し訳ないけど費用負担はできそうになくて・・・」
など、前もって状況を伝えておけば、相手もそれに合わせて内容や予算を考えられます。
がんばってくれる友人に負担をかけないためにも、費用についてはきちんと相談しておきましょう。
まとめ
結婚式の余興を頼むなら、できるだけ早めに、披露宴の3ヶ月くらい前を目安に頼むといいんですね。
メールやSNSで気軽に頼むのはマナー違反。
できれば直接、もしくは電話で丁寧に依頼して、後日招待状で改めてお願いしましょう。
余興の内容に希望・NGがある時は、相手に無理のない範囲できちんと伝えて。
他にも、担当プランナーの連絡先、会場設備、当日の流れ、費用負担についても、前もって伝えておくことが大切です。
親しき仲にも礼儀あり!
友人にこころよく引き受けてもらえるように、誠意をもって依頼したいですね。
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