【ブーケ基礎知識】結婚式で花嫁が持つウェディングブーケの形、手配方法、相場まとめ

花嫁が持つ「ブーケ」は、結婚式で欠かせないアイテムの一つ。
ここではそんなウェディングブーケの基礎知識をもれなくご紹介します。
デザイン(形)、花の種類、手配方法や相場など、この記事を読めばブーケのことはバッチリ!
ブーケと花束の違いや、花嫁がブーケを持つようになった理由など、ブーケに関する豆知識もお届けします。
ブーケの「デザイン(形)」の種類
丸い形をしたものや、逆三角形のシルエットのものなど・・・ブーケにはさまざまなデザイン(形)があります。

結婚式で使われるブーケの代表的なデザインをいくつか見ていきましょう。
また、ブーケのデザインを選ぶときに大切なのがウェディングドレスとの相性。
ここでは、ブーケデザインの説明とあわせて、ぴったりなドレスデザインも紹介します。
1 ラウンドブーケ

「ラウンドブーケ」とは、丸いドーム型のブーケ。
ウェディングブーケの定番の形で、どのようなシルエットのドレスにも比較的マッチします。
使う花の種類によって、可愛い印象からエレガントな雰囲気まで幅広くアレンジできますよ。


結婚式のラウンドブーケのデザインはどうする?基礎知識から選び方のコツまで徹底解説
2 クラッチブーケ

茎を切りそろえてそのまま束ねたものを「クラッチブーケ」と言います。
「クラッチ(clutch)」とは日本語で「つかむ」という意味で、茎をつかむ形状であることからこの名がついたようです。
摘んできてそのまま束ねたかのようなナチュラル感がおしゃれですね。


ナチュラル派花嫁が支持!クラッチブーケのデザインや持ち方は?
3 キャスケードブーケ

「キャスケードブーケ」は、逆三角形のシルエットをしたブーケ。
「キャスケード」は英語で「小さな滝」の意味を持ち、その名の通り下へ流れるように花があしらわれています。
上品さがあり、荘厳な教会式などにもよく合うブーケです。

キャスケードブーケのデザインをもっと見たい人はこちらの記事をどうぞ。
「キャスケードブーケ」って?似合うドレスタイプやおすすめのデザインをご紹介!
その他にも、まるで三日月のようにゆるやかな弧を描いた「クレッセントブーケ」や、丸いボール状の「ボールブーケ」などがあります。

クレッセントブーケ 
ボールブーケ
まるで手毬(てまり)のようなシルエットのボールブーケは、白無垢や色打掛などの和装にもよく合いますよ。
ウェディングブーケのデザインは、紹介したもの以外にもまだまだあります。
他のブーケデザインも見てみたい人は、こちらの記事をどうぞ。
ブーケの基礎知識!シルエットの種類とウェディングドレスとの相性を解説
和装花嫁に人気のボールブーケ実例集!生花・造花・つまみ細工…デザインや衣装別コーデ例を紹介
ブーケの「素材(生花・造花etc.)」の種類
ウェディングブーケに使う花のタイプには、「生花」、「造花」、「ドライフラワー」、「プリザーブドフラワー」の4つがあります。
それぞれの違いを見ていきましょう。
1 生花

生花はウェディングブーケに使う花の定番。本物のお花を使っているからこその贅沢感があり、特別感を味わうことができます。
また、生花ならではのみずみずしさや香りを楽しむことができ、写真映えもバッチリ!
一方で、生ものなので長くは楽しめなかったり、当日に使うブーケとまったく同じものを事前に確認することはできなかったりといったデメリットもあります。
そんな生花ブーケですが、加工して結婚式後も楽しむ方法はあります。
例えば、ドライフラワーや押し花にする方法。

ドライフラワーにしたウェディングブーケ @n07___wd 
押し花にしたウェディングブーケ @a__trunk_wd
このような、ブーケを加工して長期間保存できるようにしたもののことを「アフターブーケ」といいます。
自宅でできる簡単な方法もありますし、アフターブーケ専門の業者に依頼することもできますよ。
アフターブーケについてはこちらの記事で解説しています。
2 造花(アーティフィシャルフラワー)

布やプラスチックなどの素材を加工して花に似せた造花。
アーティフィシャルフラワーやアートフラワーと呼ばれることもあり、高品質なものだと、生花と見分けがつかないほどのクオリティです。
生花と違い時期によって使える花が限られることもなく、理想に合わせてブーケのデザインを考えることができます。
また、前撮りや後撮りなどでも使ったり、結婚式が終わったあとも家に飾ったりして、長く楽しめますよ。

ただ、造花の品質が上がってきているとはいえ、間近で見るとどうしても造花だとわかってしまうことも。
生花のようなみずみずしさや香りがないこともデメリットとして挙げられます。

アーティフィシャルフラワーブーケが気になる人必見!メリットやデメリット、おしゃれな実例をご紹介
3 ドライフラワー

生花を乾燥させて作るドライフラワー。
少しくすんだ色味のものが多く、ナチュラル感やアンティークな雰囲気を演出できます。
軽くて長時間持っていても疲れにくいのも嬉しいポイント。
造花と同様、結婚式が終わったあとにインテリアとして楽しむこともできますよ!
その一方、ドライフラワーは繊細なので、扱いが難しいというデメリットも。

軽くぶつかっただけで崩れてしまうこともあるので、丁寧に扱う必要がありますし、直射日光で色あせることもあるので保管方法にも注意しましょう。

ドライフラワーブーケを結婚式に取り入れよう!ナチュラルでおしゃれな花嫁に♡
4 プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは、専用の溶液で花の色を抜いたあと、染料で色づけをして乾燥させたもの。
特殊な技術で加工することで、まるで生花のような質感のまま、長期保存できるようになります。
保存がきく上に、ロイヤルブルーなど生花にはない色を出すことができるのも魅力です。

その一方で、加工できる花とできない花があるため、花の種類が少ないというデメリットもあります。
生花、プリザーブドフラワー、造花、ドライフラワーそれぞれを使ったブーケのメリット・デメリットについて詳しくはこちらでまとめています。
【結婚式ブーケ】生花、造花、ドライフラワー…どれを使う?メリット・デメリットを紹介!
ブーケに人気の「花」の種類
ブーケの形やウェディングドレスのデザイン、会場の雰囲気などによって、ブーケに使う花の種類もさまざま。
ウェディングブーケに使われる花で代表的なものを、花言葉とあわせて紹介します。
1 バラ

ウェディングブーケに使われる花として不動の人気を誇る「バラ」。
一年中たくさんの色が揃うので、会場や衣裳に合わせて好みのブーケを作ることができます。
持ちも良いので、挙式から披露宴、二次会までと、長い時間同じブーケを使いたい人にもおすすめです。
バラの花言葉
赤なら「あなたを愛しています」
白なら「純潔」「尊敬」
色によって花言葉が異なります

2 ガーベラ

「ガーベラ」の魅力と言えば、赤やピンク、イエロー、オレンジなどカラーバリエーションが豊富なところ。
ドーム型のラウンドブーケや茎を束ねたクラッチブーケなど、いろんなシルエットのブーケに使えます。
ガーベラの花言葉
「希望」や「神秘的」など
色によって花言葉が異なります

色とりどりの「ガーベラ」で作るウェディングブーケのアイデア集
3 カラー

直線的な長い茎先と、くるりと巻き込んだフォルムが洗練された印象を醸し出す「カラー」。
茎の部分を掴むように持つ「クラッチブーケ」などによく使われます。
白一色のカラーを使ったクラッチブーケは、清楚で大人っぽい印象を与えます。
カラーの花言葉
「清浄」「壮大な美」「乙女のしとやかさ」など
色によって花言葉が異なります
色や本数で好みのアレンジに!カラーを使ったウェディングブーケ12選
4 芍薬(しゃくやく)

美しい和花の代表格である「芍薬(しゃくやく)」。
花びらが重なった大きく丸みのある芍薬の花は、華やかで見栄えもよく、ウェディングブーケにぴったりです。
芍薬の花言葉
「はにかみ」など
色によって花言葉が異なります
こちらの記事では芍薬ブーケのデザインをたくさん紹介していますよ。
【芍薬(しゃくやく)ブーケ】花言葉や色別の魅力、デザインを紹介!
ブーケに使われる花の種類や花言葉についてもっと知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
【ブーケの花言葉】ブーケ選びの参考に!ブーケによく使われる花の種類と花言葉を紹介
ブーケと「季節」の相性
ウェディングブーケのデザインを選ぶとき、ドレスとの相性はもちろんですが、季節も考慮するとよりGOOD。

ここでは、季節ごとにぴったりなブーケを紹介します。
春の結婚式
春はたくさんの花が開花を迎える季節。
ピンクやイエローなど明るい色味を取り入れたミックスカラーのブーケがぴったりです。

例えば、春の代表的な花の一つであるチューリップなどはカラーバリエーションが多いので、ブーケに取り入れやすいですよ。

春は新緑の季節でもあるのでみずみずしいグリーンを取り入れて、フレッシュ感を演出するのも良いですね。

春の結婚式にピッタリなウェディングブーケまとめ【花言葉付き】
夏の結婚式
夏の結婚式なら、ひまわりやアンスリウムなど、ビビットな色の花を集めてトロピカルな雰囲気を演出するのも素敵。

夏の青空や海を思わせる、白やブルー系、パープル系の花を取り入れたブーケも涼やかですね。


夏の結婚式にピッタリなウェディングブーケまとめ【花言葉付き】
秋の結婚式
葉が色づき始める秋は、ワインレッドやくすんだピンクなどのカラーを取り入れたシックで落ち着いたブーケがぴったり。

花だけでなく木の実をプラスしてもかわいいですよ。

秋の結婚式にピッタリなウェディングブーケまとめ【花言葉付き】
松ぼっくり、コットンフラワー、木の実、果実など…「実もの」を使った結婚式ブーケ特集
冬の結婚式
冬の結婚式なら、ホリデーシーズンを象徴する赤のポインセチアや、雪を思わせるような真っ白な花を使ったブーケはいかがでしょう。

スモーキーなグリーンにくすみカラーの花を合わせたシックなブーケもおしゃれです。

こちらでは冬の結婚式におすすめのブーケをたくさん紹介しています。
冬の結婚式にピッタリなウェディングブーケまとめ【花言葉付き】
春夏秋冬それぞれの旬の花についてはこちらの記事を読んでみてくださいね。
【季節の花で選ぶ!】ウェディングブーケにぴったりの旬の花材まとめ
以上、ブーケの形や素材、よく使われる花や季節との相性など、ブーケの基本をご紹介しました。
続いては、ブーケの手配や費用について解説します。

ブーケの手配方法とスケジュール
ブーケの準備を始めるのは、結婚式の約3ヶ月前が一般的。
ブーケは衣裳や会場のコーディネートに合わせてデザインを考えることが多いので、それらが決まってきたころに準備を始めます。
式の2ヶ月前までにはブーケのイメージを固めて、手配方法を決めます。
ブーケの手配方法は大きく3つ。

会場が提携している業者に依頼する場合は、搬入の心配はいりません。
会場が提携していない業者(外部業者)へ依頼したり、手作りしたブーケを持ち込んだりしたい場合は、事前に会場へ確認を。
会場によってはそもそもブーケの持ち込みができなかったりするので持ち込みは可能か、また「持ち込み料」はかかるのか確認しておきましょう。

ブーケの手配方法とスケジュールについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。
【ウェディングブーケ】オーダーのスケジュールって?手配方法や注意点を解説
ウェディングブーケどう手配した?式場提携or外注?手配方法ごとのメリットやデメリットを解説
ちなみにブーケを手作りするなら、余裕を持って早めに取りかかりましょう。

手作りに慣れていない人は、手作り教室に通ったり、必要なものが揃った手作りキットを活用したりするのも良いですね。
ブーケの作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ウェディングブーケの作り方を分かりやすく解説!先輩花嫁の手作りブーケ画像も大公開
ウェディングブーケを100均の造花で手作りしよう!手順やコツをご紹介
ブーケの費用相場

ブーケにかかる費用はデザインや依頼先によってまちまち。同じ花でも季節によって変動しますが、1~6万円が相場のよう。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」によると、ブーケ費用の総額の平均は5.4万円でした。
費用を少しでも抑えたいなら、旬の花や一年中市場に出回っている花を使うのがおすすめ。

業者に依頼するなら、「好みの色や雰囲気など大まかなイメージを伝えてあとはおまかせ」というオーダーの仕方にすれば、季節の花で見繕ってくれるので、費用を抑えやすいでしょう。

結婚式の会場装花、相場はいくら?飾る場所ごとの費用目安もご紹介
知っていると楽しい!ブーケの豆知識
最後に、ブーケと花束の違いや花嫁がブーケを持つようになった由来など、ブーケの豆知識をご紹介します。
ブーケと花束の違いって?
ウェディングブーケは花嫁にとって欠かせないアイテムの一つ。

そんなブーケですが、「普通の花束となにが違うの?」と思っている人もいるかもしれませんね。
ブーケはフランス語で「花束」を意味します。つまり・・・花束もブーケもじつは同じ意味なんです。
ですが、日本ではブーケと花束は区別されて考えられています。
主な違いは「束ね方」と「使えるシーン」。

ブーケはどの角度から見てもきれいに見えるよう束ねられているのに対し、花束は正面から見たときに花が映えるように束ねられています。
ラッピングペーパーで包まれているのも、花束の特徴です。
ちなみに、花束でもラウンドブーケのように丸みがある、花がきゅっと詰まったシルエットに束ねた“ブーケ風”花束というものもありますよ。
“ブーケ風”花束
また、花束は葬儀などの弔事に使えますが、ブーケは基本的に使われないという違いもありますよ。

ブーケと花束の違いって?意味と使い分け、ウェディングブーケとの違いも解説!
花嫁はなぜブーケを持つようになったの?
そもそもなぜ、花嫁は結婚式でブーケを持つようになったのでしょうか?
かつてヨーロッパでは男性が女性にプロポーズするとき、女性の元へ行く道中で摘んできた花で花束を作り、女性へ渡したんだとか。

諸説ありますが、これがウェディングブーケの由来の一つとされています。
ウェディングブーケは「女性が男性にプロポーズされた証」だったのですね。
他には、「花嫁を悪霊から守るために持つようになった」という説も。
中世のヨーロッパでは、ハーブを厄除けや虫よけとして使う習慣があり、花嫁を守るためにハーブの花束を持つようになったことが、ブーケの始まりという説もあるようです。
ちなみに、花嫁がゲストに向かってブーケを投げる「ブーケトス」。

幸せのおすそ分けという意味が込められていて、ブーケをキャッチできた女性は次の花嫁になれるという言い伝えがあります。
こちらは14世紀のイギリスの風習から始まったという説があります。
ブーケトスの由来や、ブーケトスをするときに気を付けたいポイントについて詳しくはこちらをどうぞ。
ブーケトスってどんな演出?意味や由来から成功させるコツ・注意したいポイントまで解説
ブーケとブートニアにはどんな関係がある?
結婚式で新郎が左胸につけている花飾り。
これを「ブートニア」と言いますが、その由来はブーケと関係しているんです。

先ほど、かつてヨーロッパでは男性が女性にプロポーズするとき、花束を渡していたという話をしましたね。
プロポーズに花束を贈られた女性は、「YES」の返事としてもらった花束から一本の花を抜き、男性につけたよう。
これがブートニアの由来とされています。
ブートニアは、「プロポーズを受け入れてもらえた証」とも言えるんですね。
こうした由来から、ブートニアとして使う花は、ウェディングブーケの花とお揃いにするのが正式とされています。
@ht1007_wd
近年では、男性がブートニアをつけなかったり、それぞれの衣裳にマッチすることを優先させて別々の花を選んだりするカップルも少なくないよう。
ただ、由来を知ると、ブーケとブートニアをお揃いにするのもステキと思えますね。
新郎のブートニアの種類や選び方、おしゃれな着こなし例についてはこちらをどうぞ。
結婚式の「ブートニア」って何?新郎を引き立てる選び方のポイントとコーデ実例を紹介
ブーケとブートニアの由来を再現する演出も
ちなみに、挙式や披露宴の入場シーンや、お色直し後の再入場で、ブーケとブートニアの由来を再現する演出を取り入れるカップルも。
ゲストに花を1本ずつ持ってもらい、入場した新郎がそれを集めていきます。

集めた花でブーケを作り、プロポーズの言葉とともに花嫁に渡すというもの。

ブーケを受け取った花嫁は、プロポーズOKのサインとしてブーケから花を一本抜き、新郎の左胸に挿します。

ロマンチックな演出が好きな人や、ゲスト参加型の演出を取り入れたい人におすすめの演出ですよ。

挙式や披露宴に気軽に取り入れられる!「ブーケ・ブートニアのセレモニー」って?
「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」
結婚式費用に関するWEBアンケート調査
調査対象:20代~30代の直近3年以内に国内で挙式・披露宴を挙げた男女
調査時期:2025年3月
対象人数:351人
調査方法:QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2025_02
まとめ
ブーケには、丸い形の「ラウンドブーケ」から逆三角形のシルエットをした「キャスケードブーケ」など、さまざまな形がありましたね。
ブーケに使われる花の種類もさまざま。
素材は、生花、造花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーなどがありました。
ブーケのデザインを決めるときは、ウェディングドレスとの相性はもちろん、季節も考慮して選ぶとGOODです。
ブーケの準備を始めるのは、結婚式の【約3ヶ月前】が一般的。
主な手配方法は、
1 会場が提携している業者に依頼
2 会場が提携していない業者(外部業者)に依頼
3 手作りする
の3つありますが、2や3を希望するなら事前に会場へ確認を。
会場によってはそもそもブーケの持ち込みができなかったり、できても持ち込み料が発生したりする場合があります。
ブーケの総額費用の平均は【5.4万円】。
費用を少しでも抑えたいなら、旬の花や一年中手に入りやすい花を使うのがおすすめです。
「ブーケ・装花」の他の記事
「ブーケ・装花」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2200本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」

クリップ記事















