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ブーケには生花、造花、プリザーブドフラワーどれがいい? メリット・デメリットを紹介!

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様々な種類の赤色の花

公式インスタグラムはじまりました!

ブーケに使う花は生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーの大きく4つ。

「違いがあるのは知ってるけど、詳しくは知らないなあ・・・」という人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーでブーケを作るメリット・デメリットをご紹介します!

INDEX

生花

生花とは加工をしていない、本物のお花のことです。

生えている花を手で集める様子

まずは、そんな生花をブーケに使うメリットを見ていきましょう。

生花のメリット

本物ならではの香りや鮮やかさ

生花ブーケだけの魅力として多く挙げられたのが「香り」です。

華やかな見た目だけではなく、香りにも包まれるなんて幸せそのもの。

生花の香りを嗅ぐ女性

もちろん、花びらなどのみずみずしい質感も本物のお花ならでは。

お花の香りや色の鮮やかさ、グラデーションは生花ならではのメリットだと言えそうです。

特別感

ブーケに使う生花はその日に結婚式を挙げる新婦のためだけに育てられた一点もの。

「私だけのお花なんだ・・・」

という特別感、そして本物のお花を使っているという贅沢感は何物にも代えがたいものがあります。

贅沢感を感じ微笑む新婦

生花のブーケを使えば結婚式がより特別なものになりそうです。

いろいろ選べる

たとえば造花のブーケの場合、お花の種類によってはどうしても造花として再現できなかったりすることがあります。

その点、生花は基本的にどんな種類の花でも、取り寄せられればブーケに使えるのが魅力的ですね。

生花のデメリット

それでは、生花ブーケのデメリットについて見ていきましょう。

手帳と虫眼鏡

その日限り

生花は長持ちするものではないので、基本的にブーケもその日限りになってしまいます。

ただし、挙式後に押し花やドライフラワーなどに加工すれば保存できますよ!

赤バラのドライフラワー

その際は別途料金がかかることがほとんどなので、あらかじめ確認しておきましょう。

扱いに手間ひまがかかる

お花は生き物ですから、温度管理や会場へ運ぶときの梱包など、丁寧に行う必要があります。

ただ、国内の業者であればいろいろ希望を伝えられますが、海外だと言葉が通じないこともあり、対応に不安があることも・・・。

どのように準備すればいいのか、下調べが大切になりそうです。

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プリザーブドフラワー

続いて、プリザーブドフラワーについての説明をしていきます。

プリザーブドフラワーとはお花を特殊な技術で加工し、まるで生花のような質感のまま、長期保存できるようにしたものです。

生花のような質感のプリザーブドフラワー

保存方法にもよりますが、ものによっては3年ももつとのこと。

手触りも生花に近いものがあるのが特徴となっています。

それでは、プリザーブドフラワーをブーケに使うメリットを見ていきましょう。

プリザーブドフラワーのメリット

まるで生花のような質感

プリザーブドフラワーは、先ほど説明したとおり見た目の質感が生花に近いため、生花とほぼ同じ美しさを味わえます。

生花とほとんど変わらない見た目のプリザーブドフラワーのブーケ

保存がきく

プリザーブドフラワーは保存がきくので、挙式や披露宴だけではなく、結婚式前に写真を撮る「前撮り」にも使うことができます。

もちろん、結婚式の後にそのままインテリアとして新居に飾ってもいいですね。

ガラスのドームに飾られた1本の赤いバラ

色使いは自由自在

プリザーブドフラワーは、一度脱色してから色を入れるので、生花にはない色の花を作ることもできます。

花の色でオリジナリティを出せるのはプリザーブドフラワーならではのメリットではないでしょうか。

青く染められたバラ

プリザーブドフラワーのデメリット

さて、そんな万能に見えるプリザーブドフラワーにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?

デリケート

長期保存ができるプリザーブドフラワーのブーケですが、プリザーブドフラワーそのものはデリケートで壊れやすいもの。

花びらが散ってしまったプリザーブドフラワーの花

また、長期保存をする際も、湿気の多い場所だとカビが生えることもあるので、気をつける必要がありそうです。

色移りするかも

プリザーブドフラワーは人工的に色を付けたものなので、ドレスに色移りしてしまうことがあります。

せっかくのドレスに花の色が移らないようにするためにも、挙式では持ち方に気をつけましょう。

生花のような香りはない

他に挙げられるプリザーブドフラワーのデメリットとしては「香り」が挙げられます。

見た目の質感はそっくりでも、やはり香りは生花ならではのもの。

ただし、種類によっては専用の香水を使って香りをつけられるようですよ!

プリザーブドフラワーに香りを付ける専用の香水

花の種類によっては加工できない

プリザーブドフラワーは加工できる花とできない花があるため、種類が少ないのもデメリット。

どんな種類があるのか、取り寄せは可能なのかを確認しておきましょう。

造花

こちらも、まずは造花についての説明から。

造花とは布やプラスチックなどの素材を加工してお花に似せたもの。

造花の花

アーティフィシャルフラワーやアートフラワーと呼ばれることもあります。

最近の造花は質もよくなり、まるで本物と見間違えるほどのものもあるそうですよ。

それでは造花を使ったブーケのメリットから見ていきましょう。

造花のメリット

いつでも用意OK

造花は一年中、いつでも用意できるのが魅力。

結婚式の日が書かれた手帳と造花の花束

季節を気にせず、お気に入りの花や記念の花をブーケにできるんです!

また、使いたい花が高価すぎて、予算的にためらってしまうケースにも、造花が活躍。

旬が短かったり、珍しかったりする花材を使いたい場合は造花がおすすめです!

イメージ通りに作れる

ニュアンスカラーなど、理想の色味を再現できるのも造花の魅力の1つ。

あらかじめ用意されている造花を組み合わせてブーケにするので、イメージに近いブーケを用意できます。

自然の花には存在しない色を使って、空想の世界を表現する・・・なんてこともできちゃいますよ!

保存しやすい

造花のメリットとしてもう1つ挙げられるのはその丈夫さ。

丈夫な造花だからこそできる大胆な飾りつけやアレンジは個性を演出できそう。

青と白の造花のブーケ

もちろん、前撮りのときに使ったブーケをそのまま挙式に使っても、萎えてしまうことがないので安心ですね!

挙式後のハネムーンやリゾート地の撮影など、何回でも使えるのも大きな魅力。

また、挙式後の保存に特別な知識や技術がなくてもいいのは、新婦からしても心強いポイントです。

花嫁もラクラク

造花のブーケは生花のブーケのように水を吸わせる必要がないので、ブーケ自体も軽くなります。

また、鮮度の心配がいらないのも大きな特徴。

ガーデンウェディングや海辺でのリゾートウェディングでは、生花ブーケはこまめな保水が必要となってきます。

けれど、造花ブーケならその心配もナシ!

慣れないドレス姿でもラクラク持てるというのは新婦にとって嬉しいポイントですね!

片手で造花のブーケを持つ新婦

ウェディングフォトや披露宴を、ラクラク楽しむことができますよ。

海外挙式に持っていきやすい

生花やプリザーブドフラワーのブーケを海外挙式で使う場合、国によっては空港の検疫で没収されてしまうこともあるよう。

造花ならその心配もなく安心です!

造花のデメリット

続いて、造花のデメリットを見ていきましょう。

造花に対するイメージ

「造花」にあまりいいイメージを持っていない人もいるかも・・・ということが1つ目のデメリットです。

吹き出しのマーク

確かに単純に「作り物」とだけ聞くとあまりいいイメージは持たないかもしれませんね。

けれども最近の造花はどんどん質が上がっています!

まずは自分の目で確認して、候補の1つにしてみてはいかがですか?

質感や香り

確かに造花の品質は上がってきていますが、至近距離で見るとどうしても造花だとわかってしまいます。

造花の花びらのアップ

本物ならではのみずみずしさや香りもありません。

値段が安いとは限らない

基本的に造花は生花・プリザーブドフラワーよりも安いものですが・・・

質の高い造花にすると、その分お値段も上がって「あんまり生花・プリザーブドフラワーと変わらない・・・」なんてことも。

ブーケに造花を使用するなら、造花の「質」と「費用」をあわせて事前に確認しておきましょう。

造花についてはこちらの記事もチェックしてみて。

ブーケやドレスを彩る「アーティフィシャルフラワー(シルクフラワー)」ってなに?

ドライフラワー

ドライフラワーとは、生花を乾燥させて作るもの。

ドライフラワー

アンティークな雰囲気やレトロ感を演出してくれるアイテムです。

結婚式のブーケとして使っても、おしゃれな雰囲気を演出できますよ!

さっそく、そのメリットを見ていきましょう。

ドライフラワーのメリット

アンティークな世界観を演出

結婚式のコンセプトや雰囲気を重視するなら、ドライフラワーのブーケを選択肢に入れてみて。

ナチュラルな色合いと雰囲気が、独特の世界観を演出してくれます。

ナチュラルな色合いのブーケを持つ女性

西洋風のアンティークな教会での挙式・・・なんてシーンにも似合いそうですね。

挙式前に手元に届く

時間に余裕をもって準備できるのも、ドライフラワーの強み。

ドライフラワーのブーケ

挙式前に実物を見ることができるので、「イメージとちょっと違う・・・」というときにも、作り直しが可能です。

こだわりを持ってブーケを作りたい人におすすめですよ。

長期保存ができる

生花と違ってしおれないので、挙式後も部屋にインテリアとして飾ることもできます。

飾られたドライフラワー

保存期間は、飾っている環境や花の種類によってさまざま。

ものによっては数か月~1年ほど持ちます。

結婚式の思い出の品を、挙式後も身近に感じられるのは魅力的ですね!

軽い

軽くて持ち運びやすいのも嬉しいポイント!

生花のように給水の必要もありません。

ドライフラワーのデメリット

続いては、ドライフラワーのデメリットについてもチェックしていきましょう。

くすみカラーが基本

くすみカラーのドライフラワー

生花など、ほかのブーケ素材に比べると、ドライフラワーはあせた感じの色になります。

花にも茎にも水分が含まれていないため、みずみずしさもありません。

そのため、生花のような色鮮やかなブーケをイメージしていると、ガッカリしてしまうこともあるようです。

壊れやすい

ドライフラワーは生花を乾燥させて作っているので、乱暴に扱うと崩れたり、バラバラになってしまったりします。

崩れてしまったドライフラワー

結婚式に持ち運ぶ際も、丁寧な取り扱いが必要となります。

衝撃によっても壊れてしまうので、ブーケトスに使うのも避けたほうがよいでしょう。

湿気・直射日光に注意

湿気や直射日光によって、ダメージをうけやすいドライフラワー。

挙式までの期間や挙式当日はもちろん、インテリアとして飾っている際も丁寧な保管が必要となります。

長く保存するためには、除湿剤と一緒に保存ケースに入れるのがおすすめです。

それぞれの違いまとめ

生花、プリザーブドフラワー、造花、ドライフラワー、それぞれのメリット・デメリットを表にまとめたので見てみましょう!

生花、プリザーブドフラワー、造花、ドライフラワーのメリット・デメリットのまとめ

価格に関しては、ブーケの形や花の旬などによっても変わります。

生花でも旬のものなら安くなることがありますし、造花でも質のいいものなら生花やプリザーブドフラワー以上のお値段になることも。

価格を重視するなら、花の種類や旬の時期まで調べた方が良さそうですね。

ブーケはどうやって用意する?

ここまで、ブライダルブーケの素材について、メリット・デメリット別に見てきました。

どの素材でどんなブーケを作ろうか、イメージが定まったら・・・次にやることは、ブーケの用意!

使う素材にもよりますが、調達方法は大きく分けて3種類。

ブーケの調達方法

1つめは、会場や会場提携のフラワーショップに依頼する方法。

手間がかからず、会場の装花と雰囲気を合わせるのも簡単です。

2つ目は、外部のフラワーショップで購入する方法。

自分でリーズナブルなお店を探せば、予算を抑えることができますよ。

3つ目は、自分で手作りする方法。

デザインを考えたり材料を集めたりと手間ひまはかかりますが、一番コストを抑えられます。

花と貯金箱

結婚式ブーケの調達方法は、こちらの記事に詳しくまとまっています!

ウェディングブーケの手配方法とスケジュールの基礎知識

ブーケの用意は式場手配or外注?購入、レンタル、手作りどれにする?

【ブーケ基礎知識】結婚式で花嫁が持つウェディングブーケの形、手配方法、相場まとめ

手作りブーケについて

3つの調達方法の中でも、価格を抑えたいときにおすすめなのが、ウェディングブーケの「手作り」。

手作りブーケの様子

コスト面のほかにも、実はメリットがたくさんあるんです!

どんなメリットがあるのか、見ていきましょう。

手作りブーケのメリット

デザインが思い通りに

フラワーショップに依頼する場合、出来上がったブーケを見て「なんか違う・・・」ともやっとすることがあるかもしれません。

けれど手作りブーケなら、そんな心配もナシ!

ブーケを持つ花嫁

自分のデザインやイメージに沿って、納得いくまでこだわって作ることができますよ。

手作りの過程が思い出になる

ブーケづくりそのものを思い出にできるのも大きな魅力!

手作りの過程

「母と一緒に」「彼と、好きな花を選びあいながら」など、誰かと一緒にワイワイ作れば、ブーケにのせる思いもグッと高まりそう。

一所懸命手作りしたブーケを手に結婚式に臨めば、感動もひとしお。

忘れられない思い出になりそうですね。

ブーケの作り方

メリットいっぱいの「手づくりブーケ」。

実際に手作りをするには、どうしたらよいのでしょうか?

素材や手作り手順について、順にみていきましょう。

おすすめなのは造花

初心者さんにもおすすめなのは、造花の手作りブーケ。

造花

比較的安価に手に入り、丈夫なので扱いにも困りません。

時間的な余裕をもって、ブーケを使う日の1か月前くらいから作り始められるとよいですね!

手作り手順

手作りの流れは、だいたいこんな感じ。

1 出来上がりをイメージ
2 花材の葉をとる
3 テープで固定
4 茎の長さを整える
5 リボンをまく

ブーケの形によって束ね方や手順が変わるので、自分のイメージに合ったやり方を選んでくださいね。

ブーケをイメージ

ブーケの手作り方法に関しては、こちらの記事でくわしくまとめています!

ウェディングブーケの作り方を分かりやすく解説!先輩花嫁の手作りブーケ画像も大公開

ウェディングブーケを100均の造花で手作りしよう!手順やコツをご紹介

結婚スタイルマガジンって日本NO.1の式場予約サイトだって知ってた?

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まとめ

いかがでしたか?

生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワー・・・それぞれにいいところがありました。

お花ならではのみずみずしさや香りを楽しめる生花。

生花のような質感を長く楽しめるプリザーブドフラワー。

気軽にアレンジ、保存ができる造花。

アンティークな世界観が楽しめ、持ち運びもしやすいドライフラワー。

何をどれくらい重視するか考えて、生花、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーの中から自分にピッタリのブーケを選べると良いですね!

ブーケのアイデアについてはこちらの記事もどうぞ!

リボンでブーケをさらに可愛く!コーディネート例とポイントをご紹介

キャンディーやチョコ!?お花以外で作れる、結婚式のブーケアイデア8選

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