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結婚式で着るスーツはブラック？グレー？ネイビー？マナーや色の選び方、着こなしを紹介
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結婚式にスーツで出席するなら、何色のスーツを着る？
そんな疑問にお答えするために、ブラックスーツやダークスーツなど、結婚式にふさわしいスーツの色や種類を分かりやすく解説します！
また各カラーのコーディネート例や、シャツやネクタイなどの合わせる小物についてもご紹介。
さらに親族や友人、会社関係など立場別のおすすめコーディネートもお届けしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式にはどんなスーツで行けばいい？
結婚式にふさわしいスーツの色柄は？
結婚式にお呼ばれした男性ゲストの服装は、「スーツ」が定番！
学生の場合は制服を着ることもありますが、一般男性の服装はほとんどがスーツです。
その中でも、日本の結婚式で多く着られているのがブラックスーツと呼ばれる礼服。
こちらは「ブラックフォーマル」とも呼ばれ、ビジネスシーンで着る黒のスーツよりも深い黒色をした光沢のない生地が特徴です。
ブラックスーツ（ブラックフォーマル）
ちなみに礼服は、格の高い順に「正礼装」「準礼装」「略礼装」と分けられていますが、一般的にブラックスーツは「略礼装」に当たるとされています。
（※）準礼装に分類されるケースもあります。
男性ゲストが服装に迷ったときは、ブラックスーツを選べばまず問題ありません。
ブラックスーツの他には濃い色味のダークスーツを着るのもアリ。
ダークスーツも略礼装にあたりますよ。
ダークスーツ
濃紺や濃いグレーのダークスーツは、ビジネスシーンでも使うことが多いですよね。
仕事で着ているスーツを使うのもアリですが、その場合は小物で華やかさをプラスし、フォーマル感を出すようにしましょう。
小物合わせについては、後ほど詳しくご紹介しますね。
さらに普段使いのスーツを着る場合は、シワや汚れ、ほつれがないかも要チェック！
きちんとアイロンをかけておくか、クリーニングに出しておくと安心です。
柄は基本的に無地のものが最もフォーマルとされています。
そのため格式の高い会場での結婚式や、目上の人の結婚式の場合は無地のスーツが無難。
カジュアルな結婚式の場合は、「シャドーストライプ」が入ったものなど、さりげない柄を楽しむのもいいでしょう。
シャドーストライプ
スーツの柄についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
結婚式にストライプなどの柄物スーツは着ても良い？OKな着こなし方は？
結婚式で避けたいスーツの色柄は？
新郎が着ることの多い「白」や「明るいグレー」など、新郎とかぶるような色味は避けるのが基本。
また、新郎より目立ちかねない派手過ぎる色柄も避けるようにします。
結婚式の主役はあくまで新郎新婦ですからね。
他には、上下で違うデザインを組み合わせる「ジャケパンスタイル」などの比較的カジュアルな服装もフォーマルな場にはふさわしくないと言われています。
その他、男性ゲストの服装NGポイントについてはこちらの記事でご紹介していますよ。
次はブラックスーツやダークスーツの着こなしについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
【ブラック】結婚式ゲストの定番カラー
先ほども少しお話しした通り、結婚式でよく着られている「ブラックスーツ」は、ビジネスシーンで使う黒いスーツとは違います。
ビジネススーツに比べて、ブラックスーツは深く高級感のある黒色をしています。
明るいところで見比べたり、写真に撮ったりするとその差は歴然。
特に年配のゲストはブラックスーツで参列する人が多いもの。
隣に並んだ時、ビジネススーツだと黒の違いが目立ってしまうかもしれません。
ブラックスーツは冠婚葬祭に使うことができ、長持ちするものなので、1着持っておくと便利ですよ。
一般的な黒のスーツとブラックスーツの違いについては、こちらの記事も読んでみてくださいね。
ブラックスーツのコーディネート例
ブラックスーツ×白やシルバーのネクタイは、日本の王道コーディネート。
きちんと感がでるのでおすすめです。
友人ゲストなら、カラーネクタイで華やかにするのも素敵。
ベストを取り入れてきちんと感は出しつつ、ネクタイやシャツでオシャレを取り入れるのもいいですね。
ちなみにスーツの色に関わらず、ネクタイは黒以外のものを選ぶのが一般的。
特にスーツが黒の場合は、ネクタイも黒を選ぶと、まるでお葬式のようなコーディネートになってしまいます。
そうならないために、ご紹介したような華やかな色を選ぶとよさそうですね。
【グレー】ビジネス感を抑えられると◎
結婚式でグレーのスーツを着るなら、「チャコールグレー（黒に近いグレー）」や「ダークグレー（濃いグレー）」を選びましょう。
淡いグレーは新郎の衣裳とかぶる恐れがあるため、基本的に避けるようにするんでしたね。
また、グレーはきちんと感のある落ち着いたカラーですが、「ビジネススーツの定番カラー」でもあります。
結婚式に着て行く場合はビジネス感がでないよう、ベストやポケットチーフなどの小物を加え、華やかさとフォーマルさをプラスするのがおすすめですよ！
グレースーツのコーディネート例
グレー×ネイビーでまとめたスタイル。
コーディネートが引き締まり、カッコよくまとまっていますね。
グレーとピンクは相性抜群！
清潔感のあるグレースーツに、細かいペイズリー柄のピンクネクタイで華やかさをプラスしています。
新郎とかぶりやすい明るいグレーも、ベストなら取り入れてOK。
濃淡のグレーコーデは落ち着きがあり、爽やかな青のポケットチーフが映えますね。
ネクタイもチーフと揃えて青にすると統一感が出ますよ。
【ネイビー】爽やか＆誠実な印象に！
ネイビーは、とても爽やかで誠実な印象を与えてくれるカラー。
結婚式の男性ゲストにもピッタリです。
ただしあまりに光沢の強いものや、ブルーに近いような明るいネイビーは避け、濃いネイビーを選ぶようにしましょう。
ちなみに日本では黒が一般的ですが、欧米の結婚式では「ミッドナイトネイビー」と呼ばれる深いネイビーが一般的だそうですよ。
ネイビーのスーツはビジネスシーンでも使えるので、質のいいものを1着持っておくのもGOOD。
合わせる小物で雰囲気も変えられるので、ここぞ！というときに使えるお出かけスーツにできますよ。
ネイビースーツのコーディネート例
スーツ・ベスト・ネクタイを同系色でまとめた、気品あふれる大人の男性スタイルです。
ネイビーのスーツと白・グレーのストライプネクタイのコントラストが目を引くコーディネート。
蝶ネクタイを合わせるのもオシャレ。
オレンジの蝶ネクタイとポケットチーフに遊び心を感じますね。
ネイビーのスーツについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています！
結婚式にネイビーのスーツは着てもいい？服装マナー＆お洒落な着こなし術をご紹介！
続いてはシャツやネクタイ、ポケットチーフなど、スーツに合わせる小物とその色味について紹介していきます。
小物はどんなものを合わせる？
シャツ
ブラックスーツに合わせるなら、光沢のある「ブロード生地」の白無地がピッタリ。
ダークスーツにも白無地のシャツを合わせるのが最もフォーマルですが、淡いパステルカラーのシャツを合わせるなど、アレンジを加えてもOKです。
また、無地ではなく、糸の織り方でうっすら模様が見える程度の織り柄を取り入れるのもGOOD。
結婚式の雰囲気と、スーツやネクタイの色に合わせて選んでみてくださいね。
襟は「レギュラーカラー」が定番。
ちなみに襟にボタンホールがついている「ボタンダウン」のシャツは、カジュアルな印象なので結婚式には不向きと言われています。
結婚式で着るシャツの選び方については、こちらの記事も読んでみてくださいね。
ネクタイ
ネクタイは、白かシルバーが基本カラー。
光沢感のあるフォーマル用のネクタイを合わせるのがおすすめです。
少しカジュアルな結婚式なら、淡いパステルカラーや、細かいストライプ・ドット柄の入ったネクタイで遊び心をプラスしてもいいですね。
春にはピンクやラベンダー、夏にはブルーなど季節に合ったカラーを選ぶのも素敵です。
また、蝶ネクタイやアスコットタイを合わせるのもオシャレ！
その場合は、タキシードで蝶ネクタイを合わせるときに使う「ウィングカラー」のシャツを着るといいですよ。
ネクタイについてはこちらの記事も読んでみてくださいね。
男性ゲスト必見！結婚式のネクタイ、色柄は何がふさわしい？基本マナーをご紹介
ベスト
結婚式では、スーツにベストを合わせるのがおすすめです。
なぜならスーツの中にベストを着ると、フォーマル感が加わるから。
さらにベストを着ることで身体が引き締まって見え、スタイルアップ効果も狙えますよ。
また、暑い時期にジャケットを脱いでもフォーマル感を保てたり、冬場の寒さ対策になったりといったメリットもあるようです。
ジャケット・パンツ・ベストを同じ色柄・生地で揃えた「スリーピース」スタイルは、よりフォーマルな装いに。
一方、違う色柄・生地のベストを合わせた「オッドベスト」スタイルは、ベストが差し色になって華やかな印象になりますよ。
ベストについて詳しくはこちらをどうぞ。
結婚式のスーツにはベストがおすすめ！ベストの魅力や選び方＆着こなし方、コーデ例を紹介
ポケットチーフ
ジャケットの胸ポケットに挿すポケットチーフも、スーツにフォーマル感を加えてくれるアイテム！
ネクタイ同様、白やシルバーといったカラーが一般的です。
色を選ぶ時は、シャツやネクタイの色と合わせると統一感が出ていいですよ。
織り方は、ポケットから3つ角が出る「スリーピークス」や、四角く出る「スクエア」が結婚式にはピッタリ。
少しカジュアルにするなら、クシャッと無造作にポケットへ入れる「パフド」スタイルもいいかもしれませんね。
ポケットチーフの折り方や選び方については、こちらの記事も読んでみてください。
結婚式にぴったりなポケットチーフはどう選ぶ？折り方の図解やおしゃれな合わせ方もご紹介
靴や靴下
黒の革靴、黒のロング丈の靴下が基本です。
靴はつま先に模様のない「プレーントゥ」か、一本線の入った「ストレートチップ」を選びましょう。
靴紐を通す部分の革が、内側に潜り込んでいる「内羽根式」がフォーマルなデザイン。
靴紐を通す部分の革が甲革の外側に出ている「外羽根式」は、少しカジュアルな印象になると言われています。
最近はそこまで気にする人は少ないようですが、格式高い会場での式に参加するなら、「内羽根」の方が場の雰囲気に合うかもしれませんね。
またカジュアルな結婚式や二次会では、ブラウンの革靴がOKな場合も。
その場合はベルトの色も、靴の色と合わせるようにします。
特にネイビーのスーツには、ブラウンの小物が合うよう。黒の小物を合わせるより、少しカジュアルダウンした雰囲気になります。
二次会や友人中心の結婚式なら、このようにブラウンのベルト＆靴を合わせるのもいいかもしれませんね。
靴のマナーについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
靴下については、こちら。
【男性向け】結婚式のお呼ばれ靴下のマナーとは？オシャレに履くコツも紹介！
その他の小物
ネクタイピンやカフスボタンなど、小物でオシャレ感をプラスするのもアリ！
あまり派手なものをつけたり、ごちゃごちゃしたりしないよう、バランスを見てプラスするといいでしょう。
バッグは持たない人が多いようですが、荷物が多い場合などはクラッチバッグを持っていくのがおすすめ。
バッグは大きすぎず、さりげなく持てるものを選ぶのがポイントです。
バッグについてはこちらをどうぞ。
最後は、立場別におすすめコーディネートをご紹介します。
立場別のおすすめコーディネート
親族・上司の結婚式に出席する場合
こういったケースは、比較的フォーマルな装いが求められるので、ブラックスーツを着用するのが無難。
華やかさをプラスするために、ベストやポケットチーフを取り入れるとよさそうです。
また新郎新婦の兄弟など近い親族の場合は、タキシードやディレクターズスーツといった準礼装を着ることもあるようです。
ディレクターズスーツ
親族として出席する場合の服装について詳しくは、こちらの記事も読んでみてください！
結婚式に親族として出席！両親・兄弟姉妹・親戚…立場別の服装マナーは？
友人・同僚の結婚式に出席する場合
友人や同僚の結婚式に出席する場合は、ブラックスーツはもちろん、ダークスーツでもOKです。
無地のものが基本ですが、カジュアルな結婚式であれば目立たない柄が入っていても大丈夫！
ビジネス用のスーツを使う場合は、ベストやネクタイ、ポケットチーフなどでドレスアップしましょう。
友人として出席する場合について詳しくは、こちらをどうぞ。
主賓や乾杯の挨拶を任されている場合
主賓や乾杯の挨拶を任されている場合は、
「新郎や親族よりも格が高くならない服装で、かつゲストの中では格が高い服装を選ぶ」
ことを意識します。
新郎や両家の父は正礼装である「モーニングコート」を着ることが多いもの。
モーニングコート
また、一般の男性ゲストはブラックスーツかダークスーツを着ることがほとんどです。
そのため、その間になる「ディレクターズスーツ」や「ブラックスーツ」を着るのが一般的。
ブラックスーツを着用する場合は、ネクタイを高級感のある「シャンパンゴールド」にすると、格式高い印象になりますよ。
主賓として出席する場合については、こちらの記事も読んでみてくださいね。
まとめ
結婚式で男性ゲストが着るスーツの色選びについて詳しくご紹介しました。
「ブラックスーツ（ブラックフォーマル）」を選べばまず問題ありませんが、結婚式のフォーマル度や立場によっては「ダークスーツ」を着てもOK。
ダークスーツの色は、ネイビーや暗めのグレーがおすすめです。
柄は基本的に無地のものが最もフォーマルで、カジュアルな結婚式ではさりげない柄入りがOKの場合も。
ただし、新郎より目立つ色柄のスーツは避けましょう。
ビジネススタイルと差をつけるためにも、ベストやポケットチーフ、カラーネクタイを合わせて華やかな装いにするといいですよ。
マナーを意識した素敵なスーツスタイルで、新郎を引き立てたいですね！
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