【結婚式】兄弟の服装マナーとは?服装選びのポイントや雰囲気別のおすすめコーディネートをご紹介
結婚式にお呼ばれしたら、迷ってしまうのが服装選び。
新郎新婦の兄弟として出席する場合はなおさら、服装選びには気を付けたいですよね。
そこで今回は、兄弟の服装マナーを分かりやすく解説!
服装選びのポイントやおすすめコーディネートを詳しくご紹介します。
さらに実際にみんなが選んだ服装も調査しましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
【新郎新婦の兄弟】服装選びのポイント
兄弟が服装選びで気を付けたいポイントは主にこの3点。
・親族にふさわしいフォーマル度が高い服装を
・新郎新婦や両親よりは格下の服装を
・結婚式の雰囲気も考慮する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
親族にふさわしいフォーマル度が高い服装を
結婚式における親族は「ゲスト側」というより「ホスト側」とされるのが一般的。
つまり新郎新婦と一緒に、ゲストをおもてなしする立場にあるということですね。
そのためオシャレを意識した服装よりも「フォーマル度の高さ」や「きちんと感」を重視する方が無難と言えそうです。
新郎新婦や両親よりは格下の服装を
フォーマル度を意識するあまり、主役である新郎新婦や、親族の代表である親より格上の服装をしてしまうのも避けたいところ。
新郎新婦や両親は、最も格が高い「正礼装」を選ぶのが一般的なので、兄弟はそれより格下の「準礼装」や「略礼装」を選べばOK!
具体的にいうと、冠婚葬祭で着る「ブラックスーツ(礼服)」や濃い色味の「ダークスーツ」を選ぶ人が多いようです。
兄弟におすすめのコーディネートは後ほど詳しくご紹介しますね。
結婚式の雰囲気も考慮する
先ほど、親族はフォーマル度の高い服装を選ぶのが基本とお話ししましが、結婚式の雰囲気によっては少し変わってきます。
例えば、レストランウェディングなど比較的カジュアルな結婚式の場合、フォーマル度が高すぎる服装をすると浮いてしまうことも。
新郎新婦や両親もカジュアルダウンした服装を選ぶような結婚式なら、兄弟ももちろん周りに合わせた服装を選びましょう。
服装を決める前に、家族と相談しておくといいかもしれませんね。
では次に、兄弟におすすめのコーディネートを結婚式の雰囲気別に見ていきましょう!
兄弟におすすめのコーディネート
フォーマルな雰囲気の結婚式の場合
老舗ホテルや神社など、格式高い会場の場合は、ブラックスーツを選ぶのが無難。
合わせる小物も
・レギュラーカラーの白シャツ
・白やシルバーのネクタイ
・白のポケットチーフ
こんな感じでまとめれば、格式高い会場でも問題なしの基本スタイルが完成です!
ちなみに靴は黒で、
・先端に横一本線が入った「ストレートチップ」
・先端に模様のない「プレーントゥ」
が基本。
フォーマル感を意識したコーディネートにしたい時は、こういった基本アイテムを選ぶのがおすすめです。
それぞれの基本アイテムについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【結婚式】男性ゲストの服装マナーとは?スーツ、ネクタイなどアイテム別に着こなし術をご紹介
カジュアルな雰囲気の結婚式の場合
カジュアルな結婚式なら、ダークグレーやネイビーなどの「ダークスーツ」を選ぶのもアリ。
ただ仕事でも着ているスーツを選ぶなら、ビジネス感がでないようにしたいところ。
具体的には、ポケットチーフやベストを合わせて、結婚式にふさわしい特別感のある装いにするとGOODです。
礼服とビジネススーツの違いが気になる人はこちらの記事をどうぞ。
以上、兄弟におすすめのコーディネートでした。次は、実際にみんながどんな格好をしているのか生の声をご紹介します。
みんなは実際どんな服装を選んだの?
ブラックスーツ
やっぱり多くの人に選ばれているのは、定番のブラックスーツ。
ブラックスーツを選んだ理由はこんな感じ。
・定番だから
・元々持っていたから
・ホスト側がカジュアルすぎるのは失礼だから
ブラックスーツは、普段スーツを着ない人でも持っていると便利なアイテム。
今後のことも考え、冠婚葬祭で使えるブラックスーツを1着持っておけば安心!と考えて用意する人もいるようです。
ダークスーツ
若い人を中心に選ぶ人が増えてきているのが「ダークスーツ」。
ダークスーツを選んだ人の声は、こちら!
・手持ちのものがそれしかなかったから
・普段スーツを着る職種ではないので、成人式に着たスーツを着たから
・カジュアルなお披露目会だったから
ダークスーツは元々持っている人も多く、使いやすいというのが選ばれる理由のひとつ。
最近では、新郎新婦の父親がブラックスーツを着るケースもあるようなので、そういった時には特におすすめです。
では最後に、兄弟の服装で迷いがちなポイントをQ&A形式でご紹介します。
兄弟の服装にまつわるQ&A
Q.タキシードを着てもいい?
A.マナー上は問題ありません
兄弟の服装は「準礼装」か「略礼装」が基本でしたね。
タキシードは準礼装※にあたるとされているので、着ても問題はありません。
(※正礼装に分類されることもあります)
実際に着ている人は少数派のようですが、格式高い衣裳でビシッと決めるのも素敵です。
またタキシードと同じように準礼装に分類される「ディレクターズスーツ」を着るのもOK!
新郎新婦や両親の服装より控えめにすることを守れば大丈夫ですよ。
Q.和装を着てもいい?
A.新郎と見間違えられる可能性があるので、避ける人がほとんど
和装も、準礼装や略礼装にあたるものを選べばマナー上は問題ありません。
具体的には、黒以外の羽織袴を選ぶと良いよう。
ただ新郎と同世代の兄弟が羽織袴を着ると、ゲストが新郎と見間違えてしまうことも。
そういったこともあってか、和装を選ぶ人はあまりいないようです。
Q.学生の場合は?
A.制服があるなら、制服で出席すればOK
子供でも、結婚式にはある程度フォーマルな服装で参加させたいもの。
制服のある学校に通っている子供なら、フォーマルの基本は「制服」なので、それを着ていけば問題ありません。
ただし汚れやシワがないかはチェックしておいてくださいね。
もちろんスーツがあるなら、スーツを着てもOKです。
Q.リゾート婚の場合は?
A.新郎新婦がドレスコードを決めていることもあるので確認してみましょう
ハワイなどのリゾート地で結婚式をする場合は、「ゲスト全員アロハシャツ」など、現地の正装を取り入れるカップルも多いよう。
このように新郎新婦がドレスコードを決めていることもあるので、前もって聞いておくと安心です。
またドレスコードまではなくても、一般的な結婚式よりはカジュアルダウンした服装が好まれるケースも。
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どちらにしても新郎新婦の考えを聞いておくのがベストと言えそうです。
リゾート婚の服装についてはこちらの記事も参考になりますよ。
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2023年3月
回答人数:22人
まとめ
結婚式で、新郎新婦の兄弟が着る服装について詳しくお話ししました。
兄弟の服装選びのポイントはこちら。
・親族にふさわしいフォーマル度が高い服装を
・新郎新婦や両親よりは格下の服装を
・結婚式の雰囲気も考慮する
具体的には、ブラックスーツかダークスーツを選ぶ人が多いようです。
フォーマルな雰囲気の結婚式の場合は、合わせる小物も基本アイテムを選ぶのがおすすめです。
カジュアルな結婚式の場合は、オシャレなアイテムを取り入れてもみるのもいいかもしれませんね。
大切な家族の結婚式、きちんとした服装でサポート&お祝いしましょう!
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