「うっかり忘れがち…」な結婚式の費用まとめ!見積もりを考える前にチェックしよう
「結婚式で見積もりよりも最終的な費用が高くなる」というのは結婚式のあるある。
「装花や料理のグレードアップをしたり、やオプションを追加したりするから」
といった理由もありますが・・・
「見積もりを考えるときに、うっかり忘れていた費用があった!」
というケースも多いってご存じでしたか?
今回は、そんな「忘れがち」な費用についてまとめてご紹介します。
うっかり忘れがちな結婚式費用7選
結婚式の費用のなかで、うっかり忘れやすいものとして代表的なのはこちら。
・お礼・お車代・心付け
・交通費・宿泊費
・持ち込み料
・ブライダルインナー
・ゲストの着付け
・招待状の切手
・新郎のヘアメイク
結婚式ならではのものから、ついつい見落としてしまいがちなものまでさまざま。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1 お礼・お車代・心付け
「お礼」「お車代」「心付け」は新郎新婦が自分で用意するものなので、結婚式場の見積もりには載っていません。
そのため忘れてしまいがちです。
しかし、合計するとけっこう高額になることも多いので、うっかり忘れていると予算オーバーの原因に。
それぞれどんなものなのか、相場もあわせて見ていきましょう。
お礼
受付、司会、スピーチ、余興など、結婚式で重要な役割をお願いしたゲストに渡すお金や品物のこと。
言葉の通り、「お礼」として感謝の気持ちをこめて渡すものになります。
お車代
「お車代」という名前ですが、遠方から来てくれたゲストのほか、主賓や乾杯をお願いするゲストにも渡すお金です。
主賓や乾杯を頼む人は、こちらからお願いして出席してもらう特別なゲストという扱いになるので、出席への感謝として渡します。
心付け
「心付け」はお世話になった式場スタッフに渡すお金や品物。
あくまで気持ちとして渡したい人が渡すものであり、渡さなくてもマナー違反にはなりません。
相場は数千円~1万円で、各スタッフの役割やお世話になった度合いに応じて決めます。
「お礼」「お車代」「心付け」についてもっと詳しく知りたい人は、こちらでまとめているのでぜひ読んでみてくださいね。
結婚式のお礼って誰に何をすれば良いの?結婚式お礼の完全ガイド!
【結婚式のお車代】誰にいくら渡す?表書きの書き方や包み方など6ステップで完全解説!
2 交通費・宿泊費
「交通費」や「宿泊費」も見積書には載らない費用で、うっかり忘れがちです。
たとえば、遠方ゲストの飛行機や新幹線のチケット代、ホテル代。
式場がアクセスの悪い場所にある場合は、駅や空港からの送迎バス、タクシー代も予算に入れておきましょう。
ちなみに、さきほども紹介したように、ゲストの「交通費」や「宿泊費」は、「お車代」として本人に渡すことも多いようですよ。
それから忘れてはいけないのが、自分たち(新郎新婦)の交通費や宿泊費。
住んでいる場所から式場が遠い場合は、式の前日に新幹線で移動して、式場近くのホテルに泊まる、なんてこともあるでしょう。
また、二次会を開く人は、結婚式の後、二次会会場への移動にかかる費用もチェックです。
3 持ち込み料
結婚式では、「持ち込み料」という費用があります。
「式場外部の業者で手配したアイテム」や「手作りしたもの」を、結婚式で使いたいという場合にかかることがある費用です。
式場によってルールが異なるので、想定よりも持ち込み料が高くついたということもあるようです。
持ち込み料がかかるアイテムとして代表的なのは、
・新郎新婦の衣裳
・引き出物
・引き菓子
・ブーケ
など。
「衣裳」は1着につき1万円~5万円くらい、「引き出物」は1個につき300円~500円くらいが相場です。
引き出物はゲストの人数分必要なので、合計するとなかなかの高額になることも。
具体的に「何に、いくら」持ち込み料がかかるかは、あらかじめ式場に確認しておきましょう。
こちらの記事では結婚式の持ち込み料について詳しく解説しています。
持ち込み料がかかる理由をはじめ、かからないようにする方法も紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
4 ブライダルインナー
新郎新婦の衣裳関連で見落としがちなのが、「ブライダルインナー」。
ウェディングドレスを着る花嫁が、ドレス専用の下着として身に着けるものです。
直接肌に身に着ける下着類は、自分で購入しなければならないこともしばしば。
「ブライダルインナー」のお値段は、ドレスショップで買う場合、3万円ほどが相場ですが・・・
高いものだと5万円くらいすることも!
ネット通販であれば1万円以下で売っていることもありますが、いずれにせよ予算に含めておくのを忘れずに。
ブライダルインナーについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。
先輩花嫁はどうしたかという実際の声もあわせてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ブライダルインナーってなに?種類や相場は?先輩花嫁はどう選んだ?
一方、結婚式で和装をする場合は、新郎新婦ともに「和装用の肌着」が必要になります。
肌襦袢(はだじゅばん)、足袋(たび)、腰ひもなど、式場によって用意するものが違うので、担当者に確認しておきましょう。
肌着を含む、自分たちで用意する和装まわりのものは以下で紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
5 ゲストの着付け
衣裳に関してもうひとつ忘れがちなのが、「ゲストの着付け代」。
着物で結婚式に参加するゲストがいる場合、式場でゲストの着付けをしてもらうのであれば、1万円ほどの着付け代がかかります。
新郎新婦で負担するのか、ゲスト自身で負担するのかは、ゲストとの関係性や状況次第。
新郎新婦が負担する場合は、予算に組み込んでおきましょう。
新郎新婦とゲスト、どちらが負担するのか、前もって話し合っておくといいですよ。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
6 招待状の切手
ゲストに送る招待状は、式場に頼んで作ってもらう人も多いかもしれませんね。
招待状の作成費用は式場からの見積書に載っているのですが・・・
招待状に貼る「切手代」は見積もりに載っておらず、自分で用意することも多いので注意が必要です。
また、切手は招待状に同封するゲストの返信用はがきの分も用意する必要があります。
つまり招待状1通につき、2枚の切手がいるんですね。
それがゲストの人数分、必要になるわけですから・・・ゲストが多ければ多いほど、費用は増えることに。
たくさんのゲストを招く予定の人は、特に気をつけたいポイントですね。
招待状の切手について詳しく知りたい人は、こちらをどうぞ!
7 新郎のヘアメイク
花嫁のヘアメイクについてはしっかりチェックすると思いますが、「新郎のヘアメイク料」は見落としがち。
新郎の場合、「髪は自分で整えて、式場では何もしてもらわなかった」という人も多いようです。
ただ、中にはこんな人も。
もともとヘアメイクをするつもりはなかったけど・・・
式当日に「せっかくだから新婦のついでにやってもらおう」と思って頼んだら、別料金で5,000円かかってしまった
新郎のヘアメイクについても、事前に料金を確認しておくと安心です。
そもそも新郎ヘアメイクって必要?と思った人は、こちらを読んでみてくださいね。
新郎もヘアメイクってするの?みんなの体験談やダンドリをご紹介!
その他、こんなものにも気をつけて!
披露宴の延長料金
式当日、進行に遅れが出て披露宴のお開きが予定の時間を超えてしまった場合、「延長料金」を請求されることも。
10分、20分程度の延長であれば基本的に料金はかからないようですが、会場によって規定は違うので、事前に確認しておきましょう。
ブーケの保存加工代
式場によっては、挙式後もブーケを手元に残せる「保存加工サービス」があることも。
保存加工の料金は、ブーケのサイズや花の種類など、条件によって違いますが、おおむね数万円単位のお金がかかるようです。
保存加工をしてもらいたい場合は、ブーケ本体とは別に費用が発生するのかどうか、きちんと聞いておきましょう。
まとめ
忘れがちな結婚式費用の項目には、次のようなものがありました。
・お礼・お車代・心付け
・交通費・宿泊費
・持ち込み料
・ブライダルインナー
・ゲストの着付け
・招待状の切手
・新郎のヘアメイク
場合によっては何万円とかかることもあるので、ゲストや結婚式場に事前確認をして、しっかり予算に含めておきましょう。
必要な費用をしっかりと把握して、余裕のある見積もりを立ててくださいね!
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