【結婚式の料理】相場ってどれくらい?一人当たりの相場や費用を抑えるコツも紹介!
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結婚式の費用の中でも、大きな割合を占める「料理・飲み物」。
総額の相場やゲスト一人当たりの費用とはズバリ、いくらなのでしょう?
その他、知っておきたい料理・飲み物の料金の仕組みや、ゲストの満足を叶えつつ賢く節約する方法まで・・・
「料理・飲み物」費用に関する情報満載です!
料理・飲み物の費用相場ってどれくらい?
料金の仕組み
費用相場をお話しする前に基礎知識として知っておきたいのが、料理や飲み物の料金の仕組み。
まずは料理の料金体系について解説しますね。
結婚式の料理は、たとえば1万円、1万5000円、2万円というように、金額別にコースが用意されていることが一般的。
コースごとに料理の品数と内容は決まっていますが、式場によっては1品増やしたり、一部の料理をランクアップしたりと、調整ができることも。
予算や自分たちの結婚式のイメージを考えながらコースを選んで、さらにこだわりたいポイントを調整していくんですね。
続いては飲み物の料金体系について。
飲み物の料金システムには、大きく分けてフリードリンク(飲み放題)と個別注文があります。
一般的には、ゲストの満足を考えてフリードリンクを選ぶ人が多いよう。
気兼ねなく飲み物をおかわりできるのはうれしいですよね。
ただし、フリードリンクでは、コースによって注文できる飲み物の種類が決まっています。
式当日にゲストがそれ以外の飲み物を追加注文すると、別料金がかかるので注意してくださいね。
また、ゲストがほとんどお酒を飲まないことが分かっている場合には、個別注文制にするのもいいですよ。
ちなみに、料理のコースと飲み物がセットプランになっている式場もあります。
式場によって異なるので、契約の際にはしっかり確認しておきましょう。
料理・飲み物の相場
料金の仕組みが分かったところで、気になる費用の相場をご紹介します。
先輩カップルに料理と飲み物を合わせた費用の総額を聞いてみたところ・・・平均は109.3万円!
ちなみに、平均ゲスト人数は65.5人でした。
※「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018より。以下、データ出典は同じ
そして、ゲスト一人当たりの費用はこのような結果に。
8,000円未満 | 10.5% |
8,000~10,000円未満 | 6.0% |
10,000~12,000円未満 | 12.0% |
12,000~14,000円未満 | 15.7% |
14,000~16,000円未満 | 17.1% |
16,000~18,000円未満 | 7.1% |
18,000~20,000円未満 | 8.8% |
20,000~22,000円未満 | 11.7% |
22,000円以上 | 11.1% |
14,000円~16,000円かかったという人が17.1%で最も多く、その次に12,000円~14,000円かかったという人が15.7%と続きます。
また、2万円以上かかった人も合計で22.8%と、けっこう多いですね。
料理と飲み物はゲストの人数分用意するものなので、費用は人数によって上下します。
そのため、費用を見積もるときは「一人当たりの金額」に「招待予定の人数」をかけて総額を出しましょう。
たとえば、1万5000円の料理・飲み物のコースを選び、ゲストを60人呼ぶ場合は、
1万5000円×60人=90万円
くらいの総額になりそうですね。
見積もりに注意
ちなみに、式場の「見積書」には、料理や飲み物の料金が「最低限の金額のコース」で載っていることも。
その場合、
「後から料理・飲み物のランクアップをしたところ、見積もり金額が大幅にアップ!」
ということになりやすいよう。
最初は「真ん中くらいの金額のコース」で見積書に載せてもらうのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね!
結婚式の見積もりアップの原因4つ!費用が上がりすぎるのを防ぐコツもご紹介
料理・飲み物の相場や見積もりの考え方はだいたい理解できましたか?
「ざっくり計算してみたら、思ったよりも高くなりそう・・・」
という人に向けて、次は料理・飲み物の費用を上手に抑える方法をご紹介します。
費用を上手に抑える方法って?
節約のポイントを紹介する前に、まずは節約するときの注意点を先にお話ししますね。
節約するときの注意点
料理・飲み物は、ご祝儀を出してくれたゲストへの一番のおもてなしとなるポイント。
節約するときには、ゲストに満足してもらえるような工夫も大切です。
ゲストの不満で多いのは
・料理の品数が少ない
・飲み物の種類が少ない
という2点。
つまり、節約しつつも「料理の品数」と「飲み物の種類」にはこだわるとよさそうです。
ちなみに、披露宴の料理で一番人気のフランス料理では「品数」は8~9品で、次のようなコース内容が一般的です。
料理の内容にもよりますが、少なくとも7品ほどあれば喜ばれそうですね。
「飲み物の種類」は、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ソフトドリンク、カクテルなどが一般的。
ソフトドリンクは、お酒が飲めないゲストや子供ゲストのために5~6種類くらいは欲しいですね。
ちなみに、カクテルは別料金がかかることもありますが、甘いお酒が好きなゲストには喜ばれるので、あった方が良さそうです。
さて、節約するときの注意点をおさえたら、次は料理と飲み物、それぞれの節約方法をお届けしますよ。
料理の節約方法
コースのランクは下げて、一部をランクアップ
料理の節約法で一番分かりやすいのは、「金額の低いコースを選ぶ」こと。
その上でゲストの満足度を下げないためのポイントが、メイン料理をランクアップすることなんです。
披露宴の料理で印象に残るのは、「コースの品すべて」ではなく「メイン料理」だという声も。
コース全体を高いものにできなくても、メイン料理だけでもランクアップできれば、ゲストの満足度はアップしそうですね。
もしくは、ふたりの希望を取り入れて作ってもらう「オリジナルメニュー」もGOOD。
地元の食材を使ったりすると、ひと手間かけたこだわり感が出せますよ!
料理の決め方についてはこちらをチェックしてくださいね。
予約特典で割引!
まだ式場と契約していないという人は、予約特典を活用するのも大事!
式場がカップル向けに開いている「ブライダルフェア」へ参加してみましょう。
フェアの内容はさまざまですが、契約成立で「料理のランクアップ無料」など特典がもらえることがありますよ。
特典を活用して節約できれば、ゲストの満足度が下がることはないですね。
ちなみに、「結婚スタイルマガジン」でも、サイト経由で式場に予約すれば「料理・飲み物料金の5~20%プレゼント」などの特典を用意しています。
気になる人はこちらの「結婚式場を探す」ページを覗いてみてくださいね。
飲み物の節約方法
飲み物を持ち込む!
式場外部で手配したものを結婚式で使う「持ち込み」。
飲み物を持ち込む、というのもアリなんです。
「飲み物のコースに焼酎が入っていないけど、上司の○○さんは焼酎が好きだから、追加したい」
そんなとき、1品のためにコース全体をランクアップするよりは、自分で用意して持ち込んだ方が節約できるかもしれません。
日本酒や焼酎なら地元の銘酒を用意すれば、ゲストにも喜んでもらえそう。
また、乾杯で飲むシャンパンは高額になりがちなので、自分で手配して節約するのもアリ。
ただ、そもそも飲み物の持ち込みができるかどうかは式場によって違うので、必ず事前に確認してくださいね。
また、式場が設定する「持ち込み料」によってはかえって高額になってしまう場合もあるので、金額も忘れず聞いておきましょう。
持ち込み料については、この記事をどうぞ。
ウェルカムドリンクを節約
披露宴が始まるまでの待ち時間に飲んでもらう「ウェルカムドリンク」は、暑い夏には特に喜ばれますが、必須ではありません。
ウェルカムドリンクを削るというのも、節約になりますよ。
もしくは、「ウェルカムドリンクではお酒は除いて、ソフトドリンクだけにして節約」という手もOK。
ウェルカムドリンクについてはこちらの記事も参考にしてくださいね!
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女で、挙式と披露宴を行った人
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
料理や飲み物は金額別にコースが分かれていて、予算やこだわりに応じて選ぶのが一般的。
ドリンクはフリードリンクにすることが多いようです。
料理や飲み物を節約するなら、ゲストの満足度が下がらないように気をつけて!
結婚式全体の費用相場についてはこちらの記事も読んでみてくださいね!
結婚式費用の相場はどのくらい?内訳や自己負担額、節約のポイントまで徹底解説!
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