結婚式の見積もりをもらうときの注意点6つ!確認しておきたいポイントって?
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結婚式費用の明細である「見積もり」。
式場を比較したり、結婚式にかかる費用を把握したりするのにはかかせませんよね。
この記事では、結婚式の見積もりをもらうときの注意点を6つご紹介します。
これを読んで、できるだけ正確な見積もりを作ってもらいましょう!
1 大まかな条件を固めておく
最初にご紹介する注意点は、見積もりをもらう前に、結婚式の大まかな条件を決めておくこと。
具体的に決めておきたい条件は次の3つ。
・おおよそのゲスト数
・挙式スタイル
・式の日取り
これらは、結婚式費用の大枠を決める条件といえます。
最初にこの3つを決めておけば、後になって見積もりが大きく変わらずに済むはずです。
また、複数の式場を比較するときにも、条件を揃えて見積もりを出してもらうと比べやすいですよね。
ちなみに、気をつけたいのがゲストの数。
ゲスト数は後から増えてしまいがちなので、自分たちが考えている人数より1割ほど多めに伝えるのがオススメです。
2 金額アップはNGと伝える
2つ目の注意点は、「金額アップはNG」とプランナーにあらかじめ伝えておくということ。
打ち合わせが進むにつれて、見積もり金額は増えていくことが多いもの。
「そうはいっても、増えすぎるのは困るなあ」
そんな人は、式場と契約をする前に、
「契約した後にあまり大きく金額が上がらないようにしたいんですが・・・」
とプランナーに伝えるのがオススメ。
その上で、「最低限の見積もり」ではなく、「予算の範囲内で、現実的な見積もり」を作ってもらいましょう。
料理や装花など、その式場で平均的なランクの内容をすべて盛り込んでもらいます。
そうすれば、
「見積もりよりはるかに高くなってびっくり!」
という事態は避けられるはずです。
3 見積もりは3回以上もらう
3つ目の注意点は、見積もりは3回以上もらうということです。
「1回じゃダメなの?」
と思った人もいるかもしれませんが・・・
結婚式費用は、打ち合わせが進むにつれて最初の見積もりから変わるもの。
やはり、最低3回はもらって、少しずつ調整していくのをオススメします。
では、どのタイミングで「3回」もらえばいいのでしょうか?
具体的に紹介しましょう。
【1回目】 式場を選んでいるとき
これは主に、式場選びの参考にするための見積もりです。
つまり、ブライダルフェアに参加したり、会場の下見に行ったりして、「どの式場にしようかなー」と考えている段階。
この段階で、1回目の見積もりをもらいます。
1回目の見積もりにのっている費用の項目は、必要最低限のものであることがほとんど。
「最低限」なので、最終的な見積もりとは差があることが多いですよ。
ここでは全体でいくらかかるのかを「ざっくりと」つかんで、式場選びの参考にしましょう。
【2回目】ほぼ式場を決めたとき
2回目にもらうのは、大まかな結婚式費用の金額をつかむための見積もり。
「この式場にしようかな」
と最終候補が絞れた段階でもらいます。
ここでもらう見積もりは、ふたりの具体的な希望を盛り込んだもの。
式の日取りに、挙式スタイル、やりたい演出や料理のランクなど、できるだけ具体的に伝えましょう。
ゲストの人数もこの時点で大体わかっているとベターです。
【3回目】 決定した会場との打ち合わせ時
3回目でもらうのは、実際の支払金額を知るための見積もり。
結婚式場と契約をしたら、結婚式の内容について、プランナーと打ち合わせをします。
打ち合わせで、最終的なゲストの人数、盛り込むアイテムや演出など、細かいことを決めましょう。
予算に合わせて費用を調整し、追加のオプション料金などもすべて確定した段階。
ここで、実際の支払金額とほぼ同じ内容の見積もりをもらいます。
もちろん、かならず3回と決まっているわけではありません。
人数や項目が変わるごとに、納得できるまで何回でももらうのがオススメですよ!
4 足し算か引き算かで考える
4つ目のポイントは、見積もりの調整についてです。
見積もりを調整していくときには、「足し算」か「引き算」、どちらかの方法で考えると分かりやすいです。
それぞれ具体的なやり方を説明していきます。
足し算方式
まず、必要最低限のものだけを入れた「最低ランク」の見積もりをもらいましょう。
つぎに、「結婚式で特にこだわりたいこと」を2~3個選んで、足していきます。
たとえば「料理」にこだわりたいなら、料理のランクアップを優先。
「演出」にこだわるなら、やりたい演出の追加から考えます。
このように、予算に収まる範囲で、こだわり度の高い順に「足し算」をしていきましょう。
予算内に抑えつつ、こだわりを叶えた見積もりができますよ。
引き算方式
こちらは、希望をぜんぶ盛りこんだ、アイテム多め、ランクも高めな「最高ランク」の見積もりからスタート。
それぞれの項目に優先度をつけて、優先度の低いものから削り、予算へと近づけていきます。
たとえば、ペーパーアイテムは自作をする、アクセサリーは持ち込む・・・などなど、節約できそうなところから削るとOK。
「引き算方式」だと、はじめから高めに見積もりを考えるので、
「グレードアップが重なって、信じられないくらいの見積もりアップに・・・!」
という事態は回避できます。
予算オーバーを防ぐには引き算方式で考える方が安心かもしれませんね。
・こだわりポイントがはっきり絞れている人は「足し算方式」
・こだわりたいポイントが多く予算オーバーしそうな人は「引き算方式」
・・・など、自分に合った方を選んでくださいね。
見積もりを調整するときには、こちらの記事も参考にどうぞ!
5 必要な項目が含まれているか確認する
注意点5つ目は、見積もりに必要な項目が含まれているか確認することです。
結婚式の見積もりに含まれる項目は、式場によって異なります。
自分の希望する結婚式に必要な演出や設備が見積もりに含まれているか、しっかり確認するようにしましょう。
具体的には、次のような項目が見落とされやすいようです。
・乾杯用のスパークリングワイン
・衣裳の小物
・テーブル以外の装花
・演出に使う小道具
・メイクリハーサル
いろいろありすぎて、見落とさないか不安・・・
という人。
オプションの一覧表を見せてもらってはどうでしょうか。
ざっと眺めるだけでも、見落としていた項目が見つかりそうです。
一度、プランナーに見せてもらえないかお願いしてみるといいですね。
6 持ち込みについて確認する
最後にご紹介する注意点は、持ち込みについて式場に確認すること。
多くの式場では、外部からのアイテムの持ち込みに料金がかかります。
例えば・・・
・外部のドレスサロンでレンタルしたり、自分で購入したりしたウェディングドレスを着用したい場合
・ウェディングケーキを外部のケーキ屋さんに頼みたい場合
・司会を外部の人に頼みたい場合
などには持ち込み料金がかかることがほとんど。
また、持ち込み自体を禁止している式場もあるようです。
後から
「持ち込みできないなんて知らなかった!」
「持ち込み料が思ったより高くて予算オーバーした・・・」
なんてことにならないよう、早い段階でプランナーに確認しておきましょう。
持ち込み料について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
まとめ
以上、結婚式の見積もりをもらうときの注意点を6つお届けしました。
1 大まかな条件を固めておく
2 金額アップはNGと伝える
3 見積もりは3回以上もらう
4 足し算か引き算かで考える
5 必要な項目が含まれるか確認する
6 持ち込みについて確認する
見積もりをもらう前に、結婚式の大まかな条件を決めておきましょう。
見積もりは3回以上もらって、少しずつ費用を調整していくのがオススメ。
費用を抑えたいなら、見積もりは引き算で考えて調整するといいですね。
項目の見落としや持ち込みには注意が必要です。丁寧に確認を!
見積書の項目を詳しく知りたい人や、見積もりが増えるのを抑えたい人は、下の記事も読んでみてくださいね。
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