結婚式の準備期間はどれくらい必要?先輩カップルの体験談や一般的なスケジュール例をご紹介
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プロポーズも終わり、いよいよ結婚式の計画!
でも結婚式までの準備期間って、どれくらい必要なのか知っていますか?
今回は、みんながどれくらい前から準備を始めたのかや、準備期間別のメリット・デメリットをご紹介!
スムーズに結婚式準備を進めるポイントや最短1週間で準備する方法も解説します。
準備期間のやることリストもお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚式の準備期間はどれくらい必要?
結婚式の準備といえば、
・式場探し
・ゲストのリストアップ
・衣裳選び
・招待状の手配
など・・・
準備期間はやることずくめになりそうですね。
ではみんなは、結婚式の準備をいったいどれくらい前から始めているのでしょうか?
まずは先輩カップルに調査した結果を見てみましょう。
6ヶ月以上前に式場探しを始める人が多い
結婚式場探しを結婚式準備のスタートとして次のようなアンケートを取ってみました。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より
「結婚式の式場探しは式の何ヶ月前から始めましたか」と聞いてみたところ、一番多かったのは6~7ヶ月前で13.5%。続いて多いのが12~13ヶ月前で10.3%という結果になりました。
式場探しから結婚式までの期間は、「半年程度」のカップルと「1年程度」のカップルが多いようですね。
また75%以上の人は、6ヶ月以上前に式場探しを始めていることも分かりました。
本格的な準備は3~4ヶ月前に始まることが多い
式場を1年前に予約しても、半年前に予約しても、式場との打ち合わせが本格的に始まるのは大体挙式3~4ヶ月前と言われています。
つまり式場が空いていれば、それくらいの期間で、結婚式の準備をすることもできるということですね。
さらに、親族のみの結婚式のような少人数結婚式なら、3ヶ月よりもっと準備期間が短くて済む可能性も。
ゲストの人数が減る分、準備も楽になるので準備期間も短縮できるんですね。
このような準備期間が短くて済むケースについては、後ほど詳しくお話しします。
以上、結婚式の準備期間の実情をざっくりとお伝えしました。
次は、準備期間「長め」と「短め」のメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
先ほどのアンケートで多かった「準備期間1年派」を「長め」、「準備期間半年派」を「短め」として話していきますね。
準備期間別のメリット・デメリット【体験談つき】
準備期間「長め(1年ほど)」の場合
メリット
準備期間が長い場合のメリットはこんな感じ。
・希望の日取りで予約しやすい
・人気のドレスでも確保しやすい
・情報収集やDIYに時間をかけられる
早めに式場探しを始めれば、春や秋などの人気の季節やお日柄のいい日、人気のある式場でも予約が取りやすくなります。
また人気のドレスやタキシードも早めに予約ができるので、お気に入りの衣裳を確保できそう!
さらに演出や装飾などの下調べがじっくりできたり、DIY(アイテムの手作り)にかける時間がたくさんとれたりといったメリットもありますよ。
デメリット
準備期間が長い場合のデメリットはこちら。
・マリッジブルーになる可能性が上がる
・間延びしてしまい、結婚の実感が湧きにくい
準備期間が長いことで、「マリッジブルー」になってしまう人もチラホラ。
結婚式の準備は決めることや考えることが多く、その期間が長くなれば悩む期間も長くなってしまうんです。
また、式まで間が空くので「結婚する(した)んだ!」という実感が湧きにくいかもしれませんね。
「マリッジブルー」の対処法については、こちらの記事でくわしく解説しています。
先輩花嫁の〇割がマリッジブルーを経験!症状・原因・乗り越え方って?
男性のマリッジブルーも意外と多い?その症状や原因から対処法まで詳しく解説します!
先輩カップルの体験談
私たちは1年前から式場を探し始めました。1年前だと、だいたいの式場で希望日の予約が取りやすくてよかったです。
新居への引っ越しもあったし、早めに準備を始めて正解でした。
プロポーズが済んでから結婚式まで、約1年ありました。
二人でじっくり結婚式場を探せたし、演出のリサーチも十分できて、ドレス選びにもたっぷり時間をかけられました。
時間があったので手作りグッズもたくさん取り入れて、節約にもなりましたよ!
1年前に会場を決めて予約しましたが、結局具体的な準備を始めたのは半年前くらいだったと思います。
それまではあまりやることもなく、なんだかお互い結婚式を挙げる実感が湧きませんでした。
結婚式の準備が本格的になる前の期間を有意義に使えたという喜びの声がある一方で、少し間延びしてしまったという声もあるようですね。
準備期間「短め(半年ほど)」の場合
メリット
・割引や特典を受けられる可能性がある
・中だるみせず結婚式を迎えられる
挙式までの期間が短い場合、式場によっては割引や特典を設けているケースがあります。
会場によって割引が適用される時期も割引の内容も異なるので、ぜひ確認してみてくださいね。
また、会場決定後、テンポよく次々と準備が進むので、気持ちの面でも中だるみせずに当日を迎えられそうです!
デメリット
続いてデメリットはこちら。
・人気の日取りは予約がとりにくい
・ゲストの都合がつかない場合がある
・準備が忙しくなる
人気の時期や日取りは、早い時期に予約が埋まる場合が多いでしょう。
特に人気の式場だと予約がとりにくいかもしれませんね。
また、1年前に準備を始めているカップルに比べれば、ゲストへの連絡も遅くなるので、もしかしたら来てほしいゲストの都合がつかない可能性も。
そして大前提として、時間に余裕がないので準備期間中忙しくなるのは避けられません。
特に「入籍から結婚式まで数か月。その間に引っ越しもする」といった場合。
入籍の手続きと式の準備、新居探しや荷造りなどを同時に進めることになるので、かなり慌ただしくなってしまうかも。
期間が短い場合は、事前にしっかりとスケジュールを立てて進めたいですね。
先輩カップルの体験談
半年前に式場を決めて、そこからテンポよく準備に取り掛かることができたので良かったです。次々に決めることをこなして、中だるみせず結婚式に臨めました。
準備期間は半年くらいでしたが、十分でした。会場さえ決まればプランナーさんの指示に従って決めていけば良かったので、余裕を持って結婚式当日を迎えることができました。
私たちは半年前から結婚式場を探し始めましたが、気に入った式場はほとんど埋まっていて・・・第一希望の日は予約がとれませんでした。もっと早く予約したらよかったなぁ。
準備期間「短め」と言っても、半年程度あれば十分だったという声も少なくないようですね。
プランナーと連携し、時間のやりくりを上手くできれば、半年の準備期間でも余裕ができるのかもしれません。
ただ日取りや会場、ドレスなどにこだわりたいなら、早く準備を始めたほうが安心と言えそうです。
以上、準備期間別のメリットとデメリットをご紹介しました。
先輩カップルの声も参考に、ふたりで相談してみてくださいね。
次は、結婚式準備の具体的なスケジュールを見てみましょう。
結婚式の準備、いつ何をする?
最初にもお話ししましたが、準備期間が長めでも短めでも、準備が本格的に始まるのは、大体同じ時期ということでした。
そのため、ここでは
・1年~6ヶ月前
・5~3ヶ月前
・2~1ヶ月前
・1ヶ月~前日
というざっくりとした分け方で、やることリストをご紹介していきますね。
1年~6ヶ月前
・結婚式のイメージづくり
・ブライダルフェア・式場見学に参加
・結婚式場を決定
・ゲストのリストアップ
・前撮りの検討・実施
・結婚式当日の衣裳の試着
・ブライダルエステの検討
・必要なウェディングアイテムをリストアップ
・結婚指輪の購入
1年~6ヶ月前までは、結婚式のイメージづくりや、ゲストのリストアップなど、具体的な内容を決めるための大まかな準備をする期間のよう。
また結婚指輪の購入や前撮りの実施など「結婚ならではのイベント」があり、「本当に結婚する(した)んだな~」という実感が湧いてくる時期かもしれませんね。
そして、忘れてはいけないのが「衣装探し」。
人気の衣装を確保したい人は早めに予約できるとGOODです。
準備期間が短めの人は、式場を予約してすぐにこれらの準備に取りかかれば問題ありませんよ!
5~3ヶ月前
・初回打ち合わせ
・二次会の実施有無・会場・幹事を決定
・披露宴の演出・プログラムを検討
・BGM選び・決定
・招待状の準備
・結婚式で着る衣裳の決定
・ブーケ、装花のイメージを考え始める
・引き出物・プチギフトを選び始める
挙式5~3ヶ月前になると、式場との打ち合わせが始まり、式の具体的な内容を決めていくことになります。
BGMや招待状、ブーケ、引き出物などなど、決めることが盛りだくさんなので、パートナーと相談しながら段取り良く進められるといいですね。
2~1ヶ月前
・招待状の発送
・ゲストの席次決定
・料理・飲み物の決定
・ウェディングケーキ決定
・ヘアメイクのイメージ決定
・衣装小物の決定
・ブーケ、装花の決定
・引き出物の決定、仮予約
・ムービーの準備(業者に頼む場合)
・当日の写真、動画撮影の手配
・ゲストの交通手段、宿泊の手配
・ゲストの着付け手配
挙式2~1ヶ月前になると、食品やお花など必要になるものの発注が始まります。
プロフィールムービーなどの映像を業者に頼む場合も、この段階で依頼を始めると余裕を持って納品してもらえそうですね。
また、招待状が返ってきて、出席するゲストも確定してくるので、交通費や宿泊の手配などもこの時期に進めていきましょう。
1ヶ月前~前日
・両親への記念品準備
・引き出物、プチギフトの注文と準備
・ウェディングアイテム完成
・ヘアメイクリハーサル
・衣装の最終フィッティング
・ブライダルネイルをする
・最終打ち合わせ
・費用の支払い
・お礼、お車代、心付けを準備
・結婚式で使うアイテムの搬入
・スピーチや手紙、謝辞などの原稿完成
この時期になるといよいよ準備は大詰め。
お車代や心付けなどの準備も忘れずに。
ちなみにスピーチや手紙の準備は前々日までにするのがおすすめです。
書いているうちに涙が出てきてしまい、当日は目が腫れてしまった・・・なんてことにならないように気を付けてくださいね。
結婚式準備の段取りについて、もう少し詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。
結婚式準備はいつから、何をすればいい?当日までの流れ&やることリストを紹介
最短1週間!?短い準備期間で叶う結婚式
ここまで、半年~1年ほどかけて準備する結婚式を中心にご紹介してきましたが、実はもっと短い準備期間で挙げられる結婚式もあるんです。
ここでは代表的な2パターンをご紹介しますね。
少人数結婚式
冒頭でも少し触れましたが、親族のみの結婚式のような少人数結婚式であれば、ゲストの人数が減る分、準備も楽になります。
また、披露宴のプログラムを簡略化して、アットホームな結婚式にするのも良いでしょう。
打ち合わせも少ないケースが多いようなので、最短1ヶ月ほどと短い準備期間で済みそうです。
少人数結婚式についてもっと詳しく知りたい人はこちらをチェックしてみてください。そのまま式場を探すこともできますよ。
ふたりだけの結婚式
少人数結婚式よりもさらに短い準備期間で叶うのが「ふたりだけの結婚式」。
ゲストを招待せず、新郎新婦だけで結婚式を行うスタイルなので、ふたりの予定さえ合わせればOK!
また大きな会場を手配する必要もないので、式場選びの負担が少なくて済みます。
こちらは最短で1週間ほどあればできるとも言われていますよ。
ふたりだけの結婚式が気になる人は、こちらの記事をどうぞ!
このほか「授かり婚」の場合も、短期間の準備スケジュールで結婚式を挙げるケースがあるようです。
次の記事では、授かり婚の結婚式準備について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
妊娠月別で変わる!授かり婚(おめでた婚)の結婚式準備スケジュール
以上、短い準備期間で結婚式を挙げられるケースをご紹介しました。
やることが盛りだくさんな結婚式の準備。
なるべくスムーズに進めたいところですよね。
そのコツを最後にお伝えします。
スムーズに準備を進めるためのポイント
効率よく準備を進めるために大切なのは「式場との打ち合わせ前に下準備をしっかりしておくこと」です。
全てを打ち合わせで決めようとせず、次のような準備を先に済ませておくと、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
・招待するゲストのリストアップ
・結婚式のテーマを決めておく
・ムービーなどの演出に使う写真の用意
結婚式のテーマとは、
・結婚式の軸となるコンセプト
・二人らしさを表現するもの
のこと。
好きな色をテーマにしたり、結婚式を挙げる季節をテーマにしたりと、いろいろなアイデアがあるんですよ。
テーマの決め方について詳しくはこちら。
「結婚式のテーマ」はどう決める?マネしたくなるオシャレなアイデアを実例付きで紹介!
また当然ながら、新郎新婦のふたりで協力して準備を進めることも大切なポイントです。
思うようにいかず、パートナーとケンカに・・・とならないために、次の記事もチェックしてみてくださいね。
結婚式準備で喧嘩は起きやすい?喧嘩しないための対策と仲直りの方法を紹介!
結婚準備で男性をがぜんやる気にさせる!?その方法や言葉とは!
男性目線の記事はこちら。
ちなみに効率よく準備を進めれば、少人数やふたりだけの結婚式じゃなくても、3ヶ月程度の期間で準備することも可能だそう。
3ヶ月の短期間で叶える結婚式の準備やスケジュールはこちらの記事で解説しています。
そしてじっくり準備したい派も、コンパクトにまとめたい派も、まずは式場探しから!
結婚スタイルマガジンでは全国47都道府県の結婚式場を約2000件紹介しているので、ふたりの理想にぴったりの式場が見つかるかも!
ぜひチェックしてみてくださいね。
【カンタン検索&予約】結婚スタイルマガジン - 結婚式場を探す
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式準備の期間は、「半年程度」のカップルと「1年程度」のカップルが多いようです。
ただ、準備期間の長さに関わらず、準備が本格的になるのは挙式3~4ヶ月前から。
また親族のみなど少人数結婚式なら、3ヶ月より準備期間が短くて済むこともありますよ。
準備期間「長め」の場合は、希望の日時や式場、衣装を予約しやすいことなどがメリット。
デメリットは、初めの半年はやることが少なく、中だるみしてしまうかもしれないこと。
一方、準備期間「短め」のメリットは、テンポよく準備が進むことや、割引・特典が受けられる会場もあること。
ただ、人気の式場や衣装の予約は既に埋まっていたり、ゲストの予定が合わせられなかったりする可能性もあります。
新居への引っ越しや入籍の手続きなど、結婚式以外にもやることが盛りだくさんな時期ですから、スケジュールを立てて、上手く結婚式の準備期間を過ごせるといいですね。
結婚式の準備も含めた、プロポーズからの流れについて解説しているこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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