【授かり婚】妊娠中に結婚式を挙げるならいつ?妊娠月別の結婚式準備スケジュール
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赤ちゃんを授かってから結婚する「授かり婚」。
妊娠、結婚とおめでたいことが重なり、幸せも2倍ですよね!
「でも、授かり婚の場合って結婚式はいつ挙げるのが良いの?」
「妊娠期間の準備ってどんな感じで進めたらいい?」
という疑問もあるかもしれません。
そこで今回は、おすすめの挙式時期や妊娠月別の結婚式準備スケジュールをご紹介します。
また、マタニティウェディングならではの準備のポイントなどもご紹介しているので、一緒にチェックしてくださいね!
妊娠中のどの時期に挙げるのがいいの?
妊娠期間は次のように大きく「初期」「中期」「後期」の3つに分けられています。
妊娠初期・・・妊娠1~4ヶ月
妊娠中期・・・妊娠5~7ヶ月
妊娠後期・・・妊娠8~10ヶ月
数え方にも決まりがあり、ここでの「妊娠○ヶ月」というのは、通常のカレンダーとは違い、1ヶ月=4週間(28日間)です。
この中で、挙式に比較的おすすめなのは「妊娠中期」。
妊娠中期は「安定期」ともよばれ、妊娠初期のつわりが落ち着き、体調が安定している人が多いのだそう。
また、お腹のふくらみも後期ほど大きくありません。
そのため、結婚式の衣裳の選択肢が比較的多いこともメリットといえそうです。
では、妊娠中期以外はどうなのでしょうか。
妊娠初期の場合は、体型にあまり変化がない時期なので、自由に衣裳を選べるのがうれしいポイント。
しかし、この時期は花嫁の体調も赤ちゃんの状態も、まだまだ不安定。
つわりがひどい人は、気分が悪い日も多いかもしれません。
なにか特別な理由がない限り、妊娠初期での結婚式は避けたほうが無難とされていますよ。
妊娠後期はお腹が大きくなり、ちょっとした動きでも体力を消耗する時期。
お腹で足元が見えず、つまずきやすくなったり、立ちくらみが起きたりすることもあるようです。
妊娠後期に結婚式を挙げる場合は無理のないスケジュールで行うことが大切ですよ。
ただし、妊婦の体調や赤ちゃんの状態は人によってさまざま。
どの時期に挙げるにしても担当の医師に相談してから決めると安心ですね。
続いて、妊娠中に結婚式の準備を進める際のポイントについて解説します。
通常の結婚式準備とすることはあまり変わりませんが、「妊娠中ならではのポイント」がいくつかあります。
妊娠中の結婚式準備のポイントは?
1 結婚式のスタイル決定のポイント
まず一つ目のポイントはどんなスタイルの結婚式をするかについて。
妊娠中の結婚式でおすすめのスタイルは
・マタニティプランを利用した結婚式
・少人数ウェディング
・フォトウェディング
などが挙げられます。
マタニティプランは、式場が用意している妊婦向けの結婚式プランのことで、挙式も披露宴も行いたい人におすすめです。
式場のサポートを受けながら、準備を進められるのでとても心強いですよ。
また、少人数ウェディングは家族や親族などの親しいゲストだけを招待した結婚式です。
アットホームな雰囲気で行われるため、途中で体調が悪くなっても休みやすく、安心感があります。
「体調が安定しないから、結婚式を挙げるのはちょっと不安がある・・・」
という人はフォトウェディングでふたりの写真を残すという手も。
費用も比較的リーズナブルなので、今後の生活のために節約したい人にもおすすめですよ。
結婚式のスタイルについてより詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ!
授かり婚・マタニティウェディングにおすすめの挙式スタイルはどれ?
2 式場選びのポイント
妊娠中の結婚式で式場を選ぶときのポイントは、
・会場の設備が整っているか
・マタニティプランがあるか
・オンラインの打ち合わせが可能か
・衣裳が充実しているか
などです。
まずは、妊婦が過ごしやすい設備かどうかを確認しておきましょう。
・花嫁の控室と挙式会場が近い
・段差が少なくて移動がしやすい
・花嫁がゆっくり休めるスペースがある
といったポイントをチェックしておくと安心。
また、先ほども少し触れましたが、マタニティプランがあるかどうかもチェックしておきたいですね。
マタニティプランを用意している式場であれば、妊婦の結婚式に慣れていることが多いので安心です。
打ち合わせで何度も式場に足を運ぶのは少し大変なので、メールや電話などで対応してくれる式場だとなお嬉しいですね!
さらに、妊婦が着用できる衣裳の種類が豊富かどうかもポイント。
妊婦向けのドレスやインナーが充実しているか、事前に確認しておくと良いですよ。
授かり婚の式場選びについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
授かり婚にやさしい結婚式場の選び方とは?意識したい5つのポイントを紹介
3 ドレス選びのポイント
ドレスを選ぶ際は、お腹や胸にゆとりがあり締め付けが少ないものを選ぶようにしましょう!
さらに、お腹の大きさに合わせてサイズが調整できるドレスなら、当日入らなくなる心配がないのでおすすめです。
また、長時間ドレスを着ていると、疲れてきて体調が悪くなることも。
体に負担がかからないよう、軽い素材のものにするのもポイントですよ。
そして、妊婦は安全のために低めのヒールを履くので、靴とのコーディネートのバランスもチェックしておきたいですね。
妊娠中のウェディングドレスについてはこちらの記事もどうぞ!
4 演出決めのポイント
最後に、結婚式の演出を決めるときは授かり婚ならではの演出を取り入れるのがおすすめですよ!
たとえば、妊娠しているからこそ取り入れられる「ベビーリングセレモニー」はいかがですか?
「ベビーリングセレモニー」とは赤ちゃん用の指輪をネックレスに通して、それを新郎が新婦の首にかけてあげるというものです。
おなかの中にいる赤ちゃんも一緒に指輪交換に参加しているようでステキですね!
ベビーリングについてはこちらの記事も参考にしてください。
授かり婚のふたりへ!結婚指輪とお揃いのベビーリングがあるって知ってる?
他にも、お腹の赤ちゃんの性別を結婚式の演出の中で発表するというのもアリです。
サプライズで盛り上がりそうですね!
ここまで、授かり婚の結婚式準備についてのポイントを紹介しました。
では、これらの準備を実際にどんなスケジュールで行えば良いのでしょうか?
ここからは、結婚式を挙げる時期が、
・妊娠初期の場合
・妊娠中期の場合
・妊娠後期の場合
の3つに分けて、その準備スケジュールを解説していきます!
妊娠月別!結婚式準備スケジュール
妊娠初期に挙げる場合の準備スケジュール
妊娠初期の結婚式は準備期間が少ないので、妊娠が発覚してからすぐに結婚式準備を始めましょう。
「お急ぎ婚プラン」や「マタニティプラン」がある式場がおすすめですよ。
今回はかなりお急ぎの1ヶ月スケジュール例をご紹介します。
しかし、妊娠が発覚した時期によって準備期間の余裕も変わってくるので、一つの目安にしてくださいね。
具体的なスケジュール例
・式場の決定
・招待客のリストアップ&招待状作成、送付
・衣裳選び
・写真や動画の依頼
招待状は郵送からゲストに返送してもらうまで、あまり日数がありません。
招待するゲストのリストアップが済んだら、すぐに電話などで打診をして招待状を準備しましょう。
招待状を送った後、電話やメールで失礼のないようにフォローの連絡を入れてもいいかもしれません。
・具体的な演出の話し合い/決定
・会場装花や料理の決定
・席次表の作成
・引き出物やプチギフトの手配
・司会者と打ち合わせ
・ヘアメイクリハーサル
・ゲストの送迎、宿泊、着付け(和装の場合)の手配
・新郎の謝辞や花嫁の手紙を用意
・ドレスサイズの最終調整
・ネイルやシェービングなど
また、結婚指輪は挙式1ヶ月前に発注をしても、納品が間に合わないおそれが。
式で使いたければ、なるべく早く準備をしましょう。
妊娠初期の挙式は、体調が不安定な時期が準備期間と重なるので、無理のないように担当医やプランナーさんと相談しながら進めるといいですね。
また、妊娠初期に挙式する人の中には、式準備の最中に妊娠がわかったという人もいるかもしれません。
その場合も、きちんとプランナーに相談して、花嫁に負担をかけるプログラムや演出がないかもしっかりチェックしておくと安心ですよ。
妊娠中期に挙げる場合の準備スケジュール
妊娠中期のうち、特に妊娠5ヶ月~6ヶ月での挙式は母子ともに安定しつつ、お腹のふくらみも後期ほど大きくありません。
なので、妊娠中に結婚式を挙げるなら、この妊娠中期がおすすめですよ。
妊娠中期に挙げる場合、挙式日の2ヶ月~3ヶ月前から準備を始められるとGOODです。
具体的なスケジュール例
・式場の決定
・招待客のリストアップ&招待状作成、郵送
・衣裳選び
・写真や動画の依頼
・結婚指輪の注文
・具体的な演出の決定
・会場装花や料理の決定
・席次表の作成
・引き出物やプチギフトの手配
・司会者と打ち合わせ
・ヘアメイクリハーサル
・ゲストの送迎、宿泊、着付け(和装の場合)の手配
・新郎の謝辞や花嫁の手紙を用意
・ドレスサイズの最終調整
・ネイルやシェービングなど
体調が安定している妊娠中期なら、いいペースで準備できそうですね。
妊娠後期に挙げる場合の準備スケジュール
「妊娠初期はつわりがひどく、とても結婚式準備なんてできない」
「マタニティーでも準備に時間をかけたい!」
そんな人は、つわりが落ち着く4ヶ月目くらいからゆっくりと準備を始めて、妊娠後期に式を挙げる方法もあります。
後期でも無理はしないように心がけましょう。
では、4ヶ月間で準備する場合のスケジュール例をお届けします。
具体的なスケジュール例
・ブライダルフェアなどで、式場の下見
・ふたりで式の日取りや予算の話し合い
・ゲストをリストアップ
・式場の決定
・結婚指輪の注文
・新郎の衣裳選び
・招待客のリストアップ&招待状作成
・写真や動画の依頼
・結婚指輪の注文
・具体的な演出の話し合い/決定
・会場装花や料理の決定
・招待状の郵送
・ヘアメイクや小物の決定
・引き出物やプチギフトの手配
・席次表の作成
・花嫁の衣裳決定
・司会者と打ち合わせ
・ヘアメイクリハーサル
・ゲストの送迎、宿泊、着付け(和装の場合)の手配
・新郎の謝辞や花嫁の手紙を用意
・ドレスサイズの最終調整
・ネイルやシェービングなど
お腹の大きい後期の結婚式では、花嫁のドレス選びが挙式に近い時期になっているのが特徴ですね。
妊娠後期では、妊婦さん用にサイズ調節もききやすいマタニティドレスを選ぶことがほとんど。
それでも、お腹の変化は人によって違うため、当日には着られなくなってしまった!なんてことも。
妊娠後期に結婚式を挙げるなら、ほかにも候補のドレスを選んでおくと安心ですよ。
まとめ
妊娠期間は「妊娠初期」・「妊娠中期」・「妊娠後期」の3つに分けられました。
授かり婚で妊娠中に結婚式を挙げるなら、その中でも体調が安定している妊娠中期がおすすめです。
挙式スタイルや式場選び、ドレス・演出の決定などの結婚式準備では、授かり婚ならではのポイントも。
ぜひ、それぞれのポイントを参考にして、準備に取り掛かってくださいね!
授かり婚の準備スケジュールは、どの時期に挙式をするかで変わります。
【妊娠初期の結婚式】
妊娠発覚後すぐに準備を始め、1~2ヶ月で準備する
【妊娠中期の結婚式】
妊娠5~7ヶ月の安定期に合わせて2~3ヶ月くらいかけて準備する
【妊娠後期の結婚式】
つわりが落ちついてから準備を始め、4~5ヶ月かけて準備する
普通の結婚式よりは準備期間が短いことも多いですが、焦らず自分の体調と相談しながら進めて、ステキな結婚式をつくり上げましょう!
こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね。
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