季節、六曜、記念日…結婚式いつする?結婚式の日取りの決め方
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結婚式を挙げるとき、案外迷うのが「日取り」ですよね。
「大切な日だからこだわりたい!」
「どんな日を選べばいいの・・・?」
そんなカップルのために、今回は結婚式の日取りの決め方と、注意点をご紹介します。
縁起のいい日を選ぶ
「六曜(ろくよう)」って聞いたことありますか?
六曜とは、その日の吉凶を表すもので、「お日柄」とも言われています。
六曜の中でも代表的な、「大安(たいあん)」「仏滅(ぶつめつ)」、というとピンとくる人も多いのではないでしょうか。
「大安」は六曜の中でも最も縁起が良い日と言われ、大安の土日は結婚式の日取りとして大人気!
縁起にこだわりたい!というカップルは、大安を選ぶといいでしょう。
でも人気がある分、早くから式場の予約が埋まっていたり、値段も高めになることがあります。
そのせいか最近では、六曜は気にせず日取りを選ぶカップルも多いよう。
でも両親や親族の中には、縁起を大切にする人がいるかもしれません。
ふたりだけで決めてしまうと、後々もめ事になることも・・・。
両親にもきちんと相談してから決めるといいですよ。
両親も新郎新婦もとくに縁起にこだわらない場合、縁起が良くないと言われる「仏滅」の日を選ぶと料金がだいぶお得になることも。
費用を気にするなら、仏滅もアリですね。
六曜については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
読んでみてくださいね。
赤口とは?大安、仏滅など六曜の意味を紹介!入籍・結婚式をしていいのかも解説
季節で選ぶ
結婚式に人気のシーズンは、春と秋です。
3月・4月・10月・11月といえば、暑くも寒くもなく、何をするにも心地いい季節。
もちろん結婚式にもピッタリなんです。
ガーデンウェディングや屋外での演出を考えているカップルにとっても、春と秋はいい季節ですよね。
でも逆に人気のシーズンから外れる真夏や真冬だと、費用が比較的安くなる場合もあります。
「夏が好き!」
「雪の中の結婚式に憧れる!」
そんなカップルは、オフシーズンである真夏と真冬もいいかもしれませんね。
ただし、真夏や真冬の結婚式では、暑さ・寒さを考えると、屋外での演出などはやめておいた方が良さそうです。
数字にこだわる!
語呂合わせ
結婚式の日取りを、縁起のいい語呂合わせで決めるのも楽しいですよ!
例えば結婚にまつわる語呂合わせだと、
「11/22 いい夫婦の日」
「4/22 良い夫婦の日」
なんかはよく耳にしますよね。
他にも、語呂合わせで新郎新婦の名前を表してみるのもユニーク!
「1/10 伊藤さん」
「7/23 なつみさん」
「10/4 トシくん」
ふたりオリジナルの語呂合わせを考えて日取りを決めるのも、記念になっていいですね。
ぞろ目の日
「11/11」「3/3」など、ぞろ目の日取りも覚えやすくて人気です。
その一番のメリットは、「結婚式を挙げた記念日を覚えやすいこと」!
夫がうっかり記念日を忘れて妻が不機嫌・・・
せっかくの記念日にそんなことになるのは避けたいところ。
でも覚えやすいぞろ目の日取りなら、忘れずに毎年お祝いできそうですね。
記念日やイベントの日に合わせる
二人が出会った日、付き合った日、初めてデートをした日・・・
愛をはぐくんできた二人には、たくさんの記念日がある場合も多いですよね。
そんな二人の記念日を選んで、結婚式を挙げるのもロマンチック!
バレンタインデーやクリスマス、国民の休日などのイベントデーも、忘れにくくてオススメの日取りです。
気象特異日を狙う!
「気象特異日」・・・聞き慣れない言葉ですよね。
長い期間天気の統計を取ると、「晴れになりやすい日」や「雨になりやすい日」などの一定の傾向が見られることがあります。
気象特異日とは、こうした「高い確率で同じ天気になる日」のことで、ネットなどで調べると地域別にデータを見ることができます。
「確率が高い」というだけで、もちろん確実ではありませんが、晴れを狙うなら参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
気象特異日については、こちらの記事でも紹介しています。
あわせて読んでみてくださいね。
日取りの決め方には、色々な方法があるんですね。
では最後に、日取りを決める時に注意したいポイントについて見ていきましょう。
日取りを決めるときの注意点
早めに決める
人気のシーズン、大安の土日などは早くから式場の予約が埋まっていきます。
式場によっては、一年前くらいから予約が埋まってしまうところも!
人気の日取りを狙うなら、少なくとも半年ほど前から日取りを考え、予約しておくのがベストです。
念のため、候補日を何日かピックアップしておくといいですよ。
連休に挙げる場合は初日に
ゴールデンウィークや年末年始など、みんなそれぞれに旅行や里帰りの計画が多い時期・・・
できれば避けたい日取りですが、そこしか休みが取れない!というカップルだっていますよね。
結婚式が3日以上の連休に重なる場合は、中日よりも初日にするのがポイント。
初日にしておけば、あとの休日が連休になるため、ゲストは旅行の予定も立てることができますね。
そして、早めにゲストに日取りを伝えることが大切です。
他の予定が入る前に連絡して、予定を空けておいてもらいましょう。
できれば避けたい日
大型連休以外にも、できれば避けたい日取りはこちら。
〇仕事の繁忙期
繁忙期は職種によって違うので、呼びたいゲストの顔ぶれを考えて選びましょう。
〇季節病の時期
真夏・・・熱中症
真冬・・・インフルエンザ
真夏や真冬以外にも、3~4月や9~10月ごろはひどい花粉症の人にとっては辛い季節。
でもこの時期をすべて避けるのはかなり難しいかもしれませんね。
花粉症の時期に挙式する場合は、屋外での演出は短時間にするなど配慮をしたいところです。
〇平日
平日だと、大安や人気のシーズンでも予約が取りやすく、料金もお得なことが多いです。
でも、ゲストからしたら仕事を休まなくてはいけない人も多いので、できれば避けたいところ。
招待するゲストが、平日休みの職種の人が多い場合はいいかもしれませんね。
午前中・夜間の結婚式は配慮が必要
人気の日取りでも、式が朝の9時~10時スタートだったり、夜間だったりすると予約がとりやすい場合もあります。
特にナイトウェディングは、キャンドルや花火で幻想的な演出ができて、素敵な結婚式になることも。
でもあまり終わるのが遅いと、子供や年配のゲストなどはちょっとツライかもしれませんね。
朝早めに始まるのも、遠方からのゲストや、いろいろと準備が必要な女性ゲストにとっては大変です。
午前中の早めの時間に挙げるなら、前日のゲストの宿泊の手配、夜間に挙げるなら、式の後の宿泊や交通手段の手配を、こちらでしてあげられると親切。
前もって宿泊が必要か、ゲストに確認しておくといいですよ。
まとめ
結婚式の日取りの決め方を、いくつかご紹介しました。
・六曜を考えて選ぶ
・過ごしやすい季節を選ぶ
・語呂合わせ、ぞろ目の日を選ぶ
・記念日やイベントに合わせる
・気象特異日で晴れを狙う
参考になるものはありましたか?
人気のシーズンに挙げたい場合は半年前くらいには予約できるよう、日取りを考えるといいですよ。
大型連休、仕事の繁忙期、季節病の時期、平日、早朝や夜間の結婚式はできるだけ避け、どうしてもその時期に挙げる場合はそれぞれ必要な配慮を忘れずに。
新郎新婦のこだわりはもちろん大切ですが、できるだけゲストの負担にならない日取りを考えてくださいね。
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