【実例集】引き出物の贈り分け、具体的にどうする?先輩カップルの事例を大公開!
最近定番になりつつある、引き出物の「贈り分け」。
ゲストに合わせて引き出物を変える「贈り分け」ですが、具体的にはどんな方法で引き出物に差をつけているのでしょうか?
今回は、贈り分けをする際の引き出物の選び方、そして先輩カップルの実例をご紹介します!
贈り分けって何?
引き出物の贈り分けとは、その名の通り、ゲストによって異なる引き出物を贈ることです。
ゲストとの間柄などに応じて、内容や金額帯を変えて贈ります。
結婚スタイルマガジンによるアンケートでは、先輩カップルの7割以上が「贈り分けをした」と回答しています。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート」 より
最近は引き出物の贈り分けは定番になっているようですね。
贈り分けをする理由は、
・頂くご祝儀の金額に差があるから
・年齢層によって喜ばれるものが違うから
などさまざま。
上司、親族、友人等の間柄によって分けたり、男女によって分けたりと、分け方も色々です。
贈り分けるパターン数は、だいたい2~3パターンが多いよう。
贈り分けの基準や、贈り分けをするときの注意点についてはこちらの記事に詳しく載っています。
引き出物の「贈り分け」、どうやって分けた?先輩カップルの実情も紹介
【実例あり】贈り分けの具体的な内容は?
では実際、先輩カップルはどうやって引き出物に差をつけているのでしょうか?
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」 より
「贈る品物の価格帯を変えた」、「贈る品物の内容を変えた」が、それぞれ7割近くとなりました。どうやらこの2つを併用して贈り分けをしている人が多いようです。
また、少数派ですが「贈る品物の品目数を変えた」というカップルもいます。
それぞれの方法について、実例を含めて詳しく見ていきましょう。
1 価格帯を変える
まずは、引き出物の価格帯を、ゲストに合わせて変えるという方法をご紹介します。
上司に価格帯が上のものを贈る
ゲストと上司で贈り分け。ゲストにはペアグラスを、上司には高級なブランドのタンブラーを贈りました。引き菓子のカステラは全員同じものにしました。
引き出物を贈り分けする理由として多いのが、「ご祝儀の金額の差」。
年配の親族や上司などは、同世代の友人や後輩と比べて、ご祝儀を多めに包んでくれることが多いもの。
それなのに引き出物がみんなと同じでは、なんだか申し訳ないような気持ちになる・・・。
ということから、ご祝儀を多く包んでくれそうな人に対しては、初めから少し高額の引き出物を用意しておく、という方法です。
カタログギフトの価格帯に差をつける
親族には5000円のカタログ、友人には3000円のカタログを贈りました。また、それぞれの使いやすさを考えて、親族には紙製のカタログ、友人にはカードタイプのカタログにしました。
ゲストが好きなものを選んで注文できるカタログギフトは、さまざまな価格帯のものが揃っているので、贈り分けもしやすいです。
また最近は、カードタイプのカタログギフトも人気ですが・・・
ネット上で商品を選んで注文するので、スマホになじみの薄い世代のゲストを困らせてしまうかも・・・?
そのような場合には、紙製のタイプとカードタイプをゲストに応じて贈り分けるのも良いですね。
カタログギフトについての詳細は、以下のページをどうぞ。
引き出物の定番「カタログギフト」を徹底解説!メリット・デメリットは?相場や種類もくわしく紹介
カードタイプの引き出物カタログについてはこちらの記事に載っています。
カードタイプの引き出物「引き出物カード」とは?メリットやデメリット、実例を紹介
2 内容を変える
引き出物の品物を、ゲストに合わせて変えるという方法です。
世帯構成に応じて品物を変える
友人にはカードタイプのカタログギフトにしました。
親族にはバウムクーヘンとジュース、それに加えて、夫婦の場合ハンガー、ファミリーにはタオル、一人暮らしには花瓶をセットにしました。
メインの引き出物は、友人と親族で内容を変更して贈り分け。
さらに親族に対しては、世帯構成に応じて3パターンの贈り分けを用意したそうです。
新郎側、新婦側で分ける
新郎側、新婦側で贈り分け。メインギフトは全員カタログギフトにし、引き菓子は新婦側にケーキ詰め合わせ、縁起物にはお茶漬けをチョイス。新郎側にはバームクーヘンとおつまみを贈りました。
こちらの方は新郎側ゲストと、新婦側ゲストで引き出物を贈り分けたとのこと。
新郎側、新婦側でゲストの好みが想像できるなら、それぞれ喜んでもらえそうなものを贈るのも良いですね。
遠方からのゲストに配慮して贈り分ける
引き出物は2パターン用意。1つ目はお皿とお煎餅で、近場から来てくれた人に。2つ目はタオルとフィナンシェで、遠方から来てくれた人に贈りました。
遠方からのゲストは、引き出物を持ち運ぶ時間が長くなるもの。
お皿のように、重さがあるうえに、割れないよう注意が必要なものとなると、持って帰るのはちょっと大変かも。
そこで、遠方からのゲストには、メインの引き出物を軽いタオルに変更したそうです。
3 品数を変える
引き出物をグレードアップしたいときに、品数で差をつけるという方法もあります。
例えば、友人たちには「引き出物」、「引き菓子」だけにして、年配の親族や上司などには「縁起物」を付けるというパターンです。
実例を紹介します。
親族に品数をプラス
全員に「カタログギフト+キャラメルサンド」を贈りました。親族にはこれに高級海苔をプラスしました。
基本は2品の引き出物を贈り、親族には縁起物の海苔を追加。
品物を増やすことで、引き出物をグレーアップさせたそうです。
ほかにも、夫婦で出席してくれたゲストへは品数を増やした、という例もあるようです。
こんな贈り分けの方法も!
【番外編1】ギフトマルシェ形式
「ギフトマルシェ」とは、会場に引き出物を陳列して、ゲストに欲しいものを選んでもらうというもの。
ゲストが選ぶので、「品物が好みに合わない」というケースは避けられそうですし、選ぶこと自体も楽しんでもらえそうですね。
あわせてカタログギフトも贈れば、関係性に応じた金額の差に対応できますよ。
@kasy0821
ギフトマルシェから2品選んでもらう形式にしました。どれも食べ物で、ゲストが好きなものを選べるようにしました。これに加えて、関係性に応じたカタログギフトを用意したので金額のバランスも問題なかったです。
引き出物はカードタイプのカタログギフトと「ギフトマルシェ」。クラフトビール、ジャム、ドレッシング、ドライフルーツの中から2つを自由に選んでもらいました。
【番外編2】後日内祝いを贈る
結婚式当日に渡す引き出物できちんと贈り分けができればいいのですが、ご祝儀の額は当日までわかりませんよね。
「思ったよりも高額のご祝儀を頂いてしまった!」という場合もあるはず。
そういう場合、「結婚内祝い」を贈るという方法もあります。
「結婚内祝い」は、ご祝儀は頂いたものの、色々な理由で結婚式には出席しない人に贈ることが多いもの。
でも、結婚式に出席した人に贈ってもマナー的に問題はありません。
引き出物は渡したけれど、頂いたご祝儀に見合っていなかった・・・と感じた場合は、後日、「結婚内祝い」という形で贈り物をするのもおすすめ。
他にも、ちょっとした金額の差ならそこまでかしこまらず、新婚旅行のお土産を渡すなどして対応するという方法もありますよ。
結婚内祝いについてはこちらの記事をどうぞ。
「結婚内祝い」って何?【結婚祝いのお返し】相場やマナー・人気のギフトまで徹底解説
【結婚内祝い】親戚への結婚祝いのお返しは何を贈る?相場やマナー、選び方を解説
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2024年8月
対象人数:102人
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
今や定番になりつつある、引き出物の「贈り分け」。
ゲストとの間柄などに応じて、引き出物の「価格帯」や「内容」、「品数」に差をつけて贈るという方法です。
具体的には、いただくご祝儀の額に応じて友人と親族で贈り分けたり、ゲストの好みに合うよう男女で贈り分けたりするようです。
先輩カップルの事例では、先に紹介した方法に加えて、「ギフトマルシェ」を取り入れた事例もありました。
贈り分けでゲストに喜ばれる引き出物を贈れると良いですね。
贈り分けの注意点については、こちらの記事を読んでみてください。
引き出物の「贈り分け」の注意点は?気を付けたいポイント6つを解説
引き出物の選び方についてはこちらの記事をどうぞ。
ゲストが喜ぶ結婚式の引き出物の選び方は?人気のアイテム、注意点もご紹介
【引き出物の選び方マナー】避けたほうがいい品物は?押さえておきたいポイント6つ
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