引き出物の「贈り分け」の注意点は?気を付けたいポイント6つを解説
ゲストに合わせて引き出物を変える「贈り分け」。
それぞれのゲストに合ったものを贈れるので、喜んでもらえそうですよね。
でも、贈り分けをするなら注意したいポイントもあるんです。
今回は、引き出物を贈り分けるときに気を付けたいポイントを6つ紹介します。
「贈り分け」をする人は多い!
ゲストに合わせて引き出物の金額や内容、個数などを変える「贈り分け」。
実際にはどれくらいの人が引き出物を贈り分けしているのでしょうか?
結婚スタイルマガジンによるアンケートでは、先輩カップルの7割以上が「贈り分けをした」と回答しています。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート」 より
贈り分けは定番になってきているようですね。
いただくご祝儀の額に応じて友人と親族で贈り分けたり、ゲストの好みに合うよう男女で贈り分けたりします。
具体的には、引き出物の「価格帯」や「内容」、「品数」に差をつけて贈るケースが多いようです。
詳しい実例はこちらの記事に載っているので、参考にしてくださいね。
【実例集】引き出物の贈り分け、具体的にどうする?先輩カップルの事例を大公開!
ただ、贈り分けをする際には、気を付けたいポイントもあるんです。
さっそく見ていきましょう。
【注意点1】袋は同じものにする
引き出物は、「引き出物袋」に入れられた状態でゲストの手に渡ります。
一部の人だけ高級ブランドの引き出物袋だったり、明らかに大きさが違ったり・・・となると、なんとなく気分がよくない人もいるかもしれませんよね。
ランクアップした引き出物をもらったゲストにも、なんだか気まずい思いをさせてしまうかも。
そんな事態を避けるため、引き出物袋は同じもので統一するのがポイント。
引き出物の内容は変えても、引き出物を入れる袋は同じものにしましょう。
引き出物袋については、こちらの記事もどうぞ。
【実例あり】引き出物の袋を自分で用意する!サイズや素材など選び方のポイントを紹介
【注意点2】品数・大きさに差をつけすぎない
贈り分けをする場合、品数で差をつけたり、品物によって引き出物の大きさが変わったりすることもあります。
でも、あまりに差が大きいと、せっかく引き出物袋を揃えていても中身の差がわかってしまうかも。
隣の席の足元に置かれた引き出物が偶然目に入り、「自分のものより明らかに品数が多い!」と気づいてしまう・・・
なんて事態は避けたいですよね。
贈り分けの際は、品数やサイズの近いものを用意して、見た目の差が大きくならないように気を付けましょう。
品数や大きさが明らかに変わってしまうという場合は、贈り分けのタイプ別に席を分けておくと差が目立つことは避けられそうです。
【注意点3】同じグループ内での贈り分けに注意
たとえば同僚、学校の友達など、同じ立場のグループの中で引き出物に大きな差があることがわかると気まずいかも・・・。
男女別ならまだしも、同じような間柄で差があるのに気づいたら、複雑な気持ちになりそうですよね。
近い間柄のゲストの引き出物は同じ内容にしておくか、贈り分けたい相手には後日結婚内祝いとして追加で贈りものをするなどの工夫をするといいでしょう。
【注意点4】担当者と十分な打ち合わせを
引き出物は、式場のスタッフが披露宴会場のゲスト席に配置しておくのが一般的。
そのため、引き出物を贈り分けするなら、前もって担当者と十分な打ち合わせをしておく必要があります。
誰にどの引き出物を贈るのか、きちんと伝えて贈り間違えを防ぎましょう。
せっかく贈り分けで引き出物を選んでも、違う引き出物を渡してしまってはゲストに失礼になってしまいますよね。
特に細かく贈り分けたい場合は、対応してもらえるかどうかも含めて事前にしっかり話し合っておくことが大切ですよ。
【注意点5】細かく分けすぎない
「友人には一人一人引き出物を選びたい」
「男女でも好みは違うし、家族構成も、あとご祝儀の差も・・・」
と、引き出物を贈り分けする基準はさまざま。
たしかに一人一人引き出物を選ぶことができたら、みんなに喜んでもらえるものを贈ることができそうですよね。
ですが、式場のスタッフが引き出物を披露宴のゲストの席に配置する際、あまりにも贈り分けのパターンが多いと混乱してしまうかも
贈り間違いが生じる原因にもなりかねないので、だいたい2~3種類くらいを目安に、多くても4パターンくらいまでにしておくのがいいでしょう。
贈り分けのパターンや具体的な贈り分けの方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
引き出物の「贈り分け」、どうやって分けた?先輩カップルの実情も紹介
【注意点6】必須のギフトがないか確認する
地域の慣習などによっては、引き出物に入れたほうがいいもの、あるいは必ず入れないといけないものがあるというケースもあるよう。
たとえば、富山県の場合、引き出物には鯛をかたどった細工かまぼこを用意するのが定番の地域もあるそうです。
このように地域の慣習で必須の品物が決まっている場合は、それらは贈り分けの対象から外した方が良いでしょう。
贈り分けをしない場合でも言えることですが、このようなしきたりについては、あらかじめ両家の親御さんなどに確認しておくと安心です。
引き出物に関する習慣や「縁起物」については、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2024年8月
対象人数:102人
まとめ
引き出物の贈り分けについての注意点を6つ解説しました。
引き出物の差が明らかに分かってしまう見た目だと、ゲスト同士が気まずい思いをしてしまうかも。
引き出物袋は同じもので揃え、中身の大きさや品数が大きく変わらないように気を付けて選びましょう。
また、細かく分けすぎると贈り間違えの原因になるかもしれないので、2~3パターンを目安にすると良さそうです。
このようなことに気を付けて、ゲストに気持ちよく引き出物を受け取ってもらえるようにしたいですね。
「引き出物・プチギフト・内祝い」の他の記事
「引き出物・プチギフト・内祝い」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」