知って得する!引き出物の持ち込み料の基礎知識
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式場提携業者にお任せするのもいいけど、引き出物は自分たちのこだわりを持って選びたい!
でも外部業者で購入した引き出物を式場に持ち込む場合、「持ち込み料」がかかる場合もあるって知っていますか?
今回は、「持ち込み料」とは何か、その相場や節約のポイントをご紹介します。
「持ち込み料」ってなに?相場は?
ドレスやペーパーアイテム、カメラマンまで、結婚式には必要なアイテム・サービスがいっぱい。
基本的に結婚式場では、結婚式に必要なすべてのサービスが提携業者などによって揃うようになっています。
ゲストに贈る引き出物も、もちろんそのひとつです。
でも、
「式場提携業者以外のお店で、気に入った商品を見つけてしまった・・・」
「色々な店をみてこだわって選びたい!」
などの理由で、式場提携業者以外の外部業者から購入したものを持ち込む場合、「保管料」として発生するのが「持ち込み料」です。
二人が式場提携業者の商品を買ったりレンタルすると、提携業者から結婚式場に、「紹介料」や「仲介料」として手数料が支払われます。
でも二人が外部の業者から商品を購入してしまうと、結婚式場には手数料が入りません。
そこで入らなかった手数料の分を補うためもあり、「持ち込み料」というものが発生するんですね。
持ち込み料について詳しくは、こちらの記事も読んでみてくださいね。
では実際、引き出物を持ち込みたい場合、どれくらい持ち込み料がかかるのでしょうか?
引き出物に発生する持ち込み料の相場は、だいたい一点につき300円~500円程度。
他にも引き菓子や縁起物など、それぞれに持ち込み料がかかります。
一点ごとに持ち込み料がかかるので、ゲストの人数が多いと結構な出費に・・・
そんな持ち込み料、少しでも節約したいですよね。
そこでここからは、持ち込み料の節約方法を4つ、ご紹介します。
節約法1 交渉する
持ち込み料を設定している結婚式場でも、交渉次第で持ち込み料を値引きしてくれたり、無料になる場合だってあるんです!
交渉にもコツがあるので、上手な交渉のポイントを見ていきましょう。
契約前の交渉がベスト
結婚式場を契約する前に、まずは持ち込み料の確認をしておきましょう。
結婚式の契約をする前の状態なら、式場としても「契約をしてほしい」という気持ちがありますよね。
結婚式場を選ぶときは、いくつかの式場を見学して選ぶことが多いもの。
「持ち込み料がなければ、こちらの式場に決めたいと思っているのですが・・・」
という風に交渉すれば、持ち込み料を無料や減額にしてくれる可能性もあります。
「一生に一度の結婚式だからひとつひとつこだわって選びたい」
という気持ちもあわせて伝えると、プランナーも気持ちよく交渉に応じてくれるかもしれませんね。
お互いに利益のある提案をする
契約前に交渉し忘れて、後から交渉することになった・・・という場合は、式場側にも利益のある条件を提案するのがおすすめです。
例えば料理をグレードアップするとか、演出を一つ増やすなど。
他にも引き出物の記念品は持ち込むけれど、引き菓子と縁起物を式場提携業社で注文するなど、式場側にとってプラスになる条件を追加。
その代わり、引き出物の持ち込み料をなしにしてほしいと交渉してみましょう。
式場側にもメリットがある条件なら、契約後でもOKしてもらえる可能性がありますよ。
全額無料がムリなら一部だけでもお願いする
どうしても引き出物を持ち込みしたいけど、持ち込み料の交渉をしても断られてしまった・・・
そんな場合もあります。
式場側も、もちろん会社の利益も考えて交渉に応じないといけないので、気持ちだけでOKするわけにはいかないことも。
そんなときは無理を言わず、「無料にしてほしい!」と交渉していたなら、半額や減額の交渉に変えてみるのもアリです。
ハードルを下げることで、「それならなんとか・・・」と頑張ってもらえるかもしれませんよ。
交渉するときは、あまり強気にせまるのではなく、プランナーとの信頼関係を大切にすることが重要。
結婚式という大切な一日をサポートしてくれるプランナーですから、お互い気持ちよく話が進むように意識して、交渉しましょう。
節約法2 外部業者に負担してもらう
外部の引き出物業者の中には、結婚式場でかかる持ち込み料を負担してくれる会社もあります。
そういう会社を選べば、安心して持ち込みすることができますね。
でも「持ち込み料負担」といっても、全額負担なのか一部負担なのか、きちんと確認しておくことも大切。
もちろん、商品自体の価格も他社と比較して選びましょう。
持ち込み料を負担してくれても、同じ商品の価格が他社よりも高ければあまり意味がなくなってしまいます。
きちんと下調べして選びたいですね。
節約法3 引き出物を郵送する
外部業者で引き出物を購入しても、会場に持ち込まなければ持ち込み料は発生しませんよね。
最近では、引き出物をゲスト宅まで郵送してくれるショップもあります。
そういうところに頼むことで、持ち込み料をかけないという方法も。
送料がかかる場合はいくらなのか、持ち込み料と比べてどちらがお得か比べてから決めましょう。
送料が無料のショップを選ぶと安心ですね。
ただ、結婚式当日に引き出物がないので、ゲストには後日郵送されるということを伝えなければいけません。
席札と一緒にその旨が書かれたカードを置いておいたり、司会者に一言伝えてもらうなど、式場側の協力が必要。
「高齢や遠方からのゲストもいるので引き出物を郵送にしたい」
など、式場側が納得のいく理由を話し、気持ちよく協力してもらえるようにしたいですね。
節約法4 持ち込み無料の式場を探す
そもそも初めから、持ち込み料がかからない結婚式場もあります。
引き出物や、その他いろいろなものも持ち込みたい!こだわって選びたい!と初めから思っている二人は、持ち込み料無料の結婚式場を選ぶと安心。
持ち込み料がかからないことをウリにしている結婚式場もあるので、雑誌やインターネットなどで調べて選ぶといいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
持ち込み料とは、外部業者で購入した商品の「保管料」兼、式場が提携業者から受け取るはずだった「手数料」の代わりなんですね。
引き出物の持ち込み料相場は一点300円~500円。
持ち込み料を節約するためには、プランナーと交渉したり、持ち込み料を負担してくれる外部業者に頼んだり、引き出物を郵送にするという方法も。
そもそも、持ち込み料がかからない式場を選ぶのもアリですね。
持ち込み料をかしこく節約して、こだわりの引き出物を贈りたいですね!
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