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引き出物の「贈り分け」、どうやって分けた?先輩カップルの実情も紹介

複数のギフト

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引き出物の「贈り分け」をご存知ですか?

かつては、ゲスト全員に同じ引き出物を贈るのが一般的でしたが・・・

最近では、さまざまな基準で「贈り分け」をするカップルが多いよう。

今回は、引き出物を贈り分ける理由や分け方の基準、注意点などを詳しくご紹介します!

INDEX

贈り分けって何?みんなやっているの?

引き出物の「贈り分け」とは、その名の通り、ゲストによって違う引き出物を贈ること。

贈り分けをする引き出物

引き出物は本来、お土産・記念品としてゲスト皆に同じものを贈ることが一般的でしたが・・・

アンケートでは、先輩カップルの71%が「贈り分けをした」と答えています。

贈り分けをしたかアンケート「結婚スタイルマガジンSNSアンケート」 より


最近は贈り分けが一般的になってきているんですね。

でも、なぜ引き出物の贈り分けをする人が増えているのでしょうか?

贈り分けをする理由を見ていきましょう。

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どうして贈り分けをするの?

本来引き出物は、ハレの日の「記念品」や「お土産」としての意味合いで贈られるものでした。

でも最近では、引き出物は「頂いたご祝儀に対するお礼」とする考え方が強くなってきました。

引き出物とご祝儀を持つ男性

そのため、いただいたご祝儀の額に見合うお返しをしないと申し訳ない・・・という考えから、「贈り分け」をするようになったようです。

ご祝儀を多く包んでくれそうな目上の人には、その分ランクの高い引き出物を用意しておく、ということですね。

他にも、ゲストの好みに合わせて引き出物の種類を分ける場合もあります。

引き出物の贈り分けは、
「ゲストに喜んでもらいたい」
「ゲストの厚意に報いたい」

心を込める女性

という気遣いから生まれたのかもしれませんね。

とはいえ、ゲスト一人一人に合った引き出物を選ぶのはさすがに大変・・・

みんなはどんな基準で贈り分けているのでしょうか?

引き出物の贈り分けをするときの、分け方のパターンを見ていきましょう。

贈り分けをするゲストはどうやって決める?

引き出物の「種類」のほかに、「価格帯」や「品数」など、人によって贈り分け方はさまざま。

贈り分けの際には、ゲストをどのような基準で分けるのが良いのでしょう?

アンケート結果をもとにまとめました。

贈り分けする基準のグラフ「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」 より

ランキング上位を見ていきましょう。

ゲストとの間柄によって分ける(75.8%)

上司、部下、親戚、友人など・・・。

結婚式には、新郎新婦にとってさまざまな関係性のゲストが出席しますよね。

さまざまなゲスト

そうした新郎新婦との関係に応じて贈り分けたという人が最も多いようです。

性別で分ける(30.5%)

男女で分けるというのは、とても分かりやすい分け方ですね。

男女

人の好みは一概には言えませんが、男女別のニーズに応じたものを引き出物にするという分け方も多いようです。

年齢層で分ける(28.4%)

年齢層によって、好まれる品は違ってくるものですよね。

若いゲストには話題の品を、年配のゲストには上質な定番商品を選ぶなど、世代によって好まれそうな品物をセレクトしているようです。

世代が異なる2人の男性

ご祝儀の額によって分ける(28.4%)

年配の親族や上司など、ご祝儀を多く包んでくれそうなゲストの引き出物をランクアップする方法です。

年配の男性を思い浮かべる様子

引き出物を「ご祝儀に対するお礼の品」とする考えに基づいた贈り分け方ですね。

他にも基準はさまざま

他にも、新郎側ゲストと新婦側ゲストで引き出物を分けた人や、受付やスピーチなど役割をお願いした人とそうでない人で分けたという人も。

既婚か、未婚か、一人暮らしかなど、世帯構成を考えて引き出物を分けて選んだというパターンもあります。

いずれにせよ、できるだけすべてのゲストに喜んでもらえるようにと配慮して、引き出物を贈り分ける人が多いということですね。

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贈り分けのパターンは何通り?

それでは、先輩カップルたちは引き出物を何種類用意したのでしょう?

アンケート結果はこちら。

贈り分けのパターン数のグラフ「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」 より

データによると、贈り分けをしたカップルの中で、3パターンに分けた人が33.5%と一番多く、2パターンに分けたという人が27.1%と続きます。

あまり多いと混乱してしまうかもしれませんし、2~3パターンを目安にするのが良さそうですね。

多くても4パターンまでに抑える人が多いようです。

【体験談】贈り分けの具体的な内容は?

どのように引き出物に差をつけるのでしょう?

贈り分けの内容アンケート
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」 より

「価格帯を変えた」、「内容を変えた」が、それぞれ7割近くでした。

少数派ですが、「品目数を変えた」という回答もありました。

それぞれの方法について、実例を合わせて見ていきましょう。

贈る品物の「価格帯」

価格帯の違う品物を入れることで差をつけるという方法。

ご祝儀に応じたお返しをしようと思う場合には有力な方法になりそうですね。

カタログギフトなどであれば、価格帯に応じた贈り分けも簡単です。

【先輩カップルの体験談】

女性

ゲストと上司で贈り分けました。ゲストにはペアグラスを、上司には高級なブランドのタンブラーを贈りました。

男性

親族には5000円のカタログ、友人には3000円のカタログを贈りました。また、それぞれの使いやすさを考えて、親族には紙製のカタログ、友人にはカードタイプのカタログにしました。

贈る品物の「内容」

ゲストによって内容を変えるという方法。

性別や年代、家族構成など、その人の属性にぴったりのニーズの品物を渡したいという場合はこの方法で贈り分けるといいでしょう。

【先輩カップルの体験談】

女性

友人にはカードタイプのカタログギフトを贈りました。
親族にはバウムクーヘンとジュース、それに加えて、夫婦の場合ハンガー、ファミリーにはタオル、一人暮らしには花瓶をセットにしました。

男性

引き出物は重さや持ち帰りやすさに差がある2パターン用意しました。1つ目はお皿とお煎餅で、近場から来てくれた人に。2つ目はタオルとフィナンシェで、遠方から来てくれた人に贈りました。

贈る品物の「個数」

金額や品物を変えるのではなく、数を増やすという方法もあります。

たとえば、挨拶をお願いした人や目上の人には通常の引き出物に加えて高級タオルを付ける、などといった具合。

ただ、ものによっては目に見えて差がつきやすいこともあるからか、少数派のようです。

【先輩カップルの体験談】

男性

全員に「カタログギフト+キャラメルサンド」を贈りました。親族にはこれに高級海苔をプラスしました。

贈り分けのやり方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【実例集】引き出物の贈り分け、具体的にどうする?先輩カップルの事例を大公開!

【番外編】ギフトマルシェ形式

「ギフトマルシェ」とは、会場に引き出物を並べ、ゲストに欲しいものを選んでもらう方法です。

引き出物マルシェ@kasy0821

【先輩カップルの体験談】

女性

ギフトマルシェから2品選んでもらう形式。どれも食べ物で、ゲストが好きなものを選べるようにしました。これに加えて、関係性に応じたカタログギフトを用意したので金額のバランスも問題なかったです。

ゲストが選ぶので、「品物が好みに合わない」というケースは避けられそうですし、選ぶこと自体も楽しんでもらえそうですね。

贈り分けをするときの注意点は?

では最後に、贈り分けをする場合の注意点を5つチェックしておきましょう。

①袋は同じものにする

ゲストは、引き出物袋に入った状態で引き出物を受け取ります。

明らかに大きさが違う引き出物袋だったり、高級ブランドの袋だったり・・・というように、パッと見で違いが分かるような状態だと、気まずい雰囲気になるかも。

紙袋の大きさが違うゲスト

全員同じ引き出物袋にするのが無難でしょう。

引き出物袋については、こちらの記事もどうぞ。

【実例あり】引き出物の袋を自分で用意する!サイズや素材など選び方のポイントを紹介

②品数・大きさに差をつけすぎない

贈り分けでは、どうしても大きさ、数に差がつくことはありますが、できるだけ見た目の差が大きくならないように気を付けましょう。

また、同僚や学生時代の友人など、同じグループの中で引き出物に差があることは分かると気まずいかも・・・。

近い間柄のゲストは同じ引き出物にしておくか、贈り分けのタイプ別に席を分けておくと差が目立たないかもしれません。

③式場担当者と打ち合わせる

一般的に、引き出物は式場のスタッフがゲストの座席に配置してくれます。

そのため、贈り分けをするなら、式場の担当者としっかり打ち合わせをしておくことがとても重要になります。

スタッフ

「間違って渡してしまった!」なんてことが起こらないよう、誰にどの引き出物を贈るのか、事前の打ち合わせで確認をしておきましょう。

④細かく分けすぎない

あまり細かく分けすぎると、セッティングする式場の担当者が混乱してしまうかも・・・

間違いが生じる原因にもなるので、贈り分けのパターンは2~3パターンを目安にするのが良いですよ。

⑤必須のしきたり品がないか確認しておく

地域によっては、引き出物に必ず入れないといけないアイテムがあることも。

しきたり品

地域の慣習で必須の品物は、贈り分けの対象から外した方が無難でしょう。

何を入れるべきか、何点入れるかなど、あらかじめ親や親族に確認しておくと安心ですよ。

贈り分けの注意点については、以下の記事でも紹介しています。

引き出物の「贈り分け」の注意点は?気を付けたいポイント6つを解説

「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2024年8月
対象人数:102人

「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人

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まとめ

引き出物の贈り分けとは、ゲストに応じて引き出物を変えること。

最近では7割以上のカップルが引き出物の贈り分けをしています。

ご祝儀の額やゲストとの関係、またゲストの属性に応じた贈り分けをする人が多いよう。

贈る品物の金額、内容、個数を変更することで差をつけます。

2~3パターンに分ける人が多いようです。

ゲストに合った引き出物を選ぶ「贈り分け」、ぜひ取り入れてゲストみんなに喜んでもらいたいですね。

ご祝儀を予想より多くもらった場合などは、内祝いなどでお返しするという方法もありますよ。詳しくはこちらをどうぞ。

結婚式ご祝儀のお返しって必要?正しいお返しマナーまとめ

引き出物全般の基礎知識は、こちらをチェックしてみてください。

結婚式の引き出物って?金額相場や喜ばれる人気の品物、のしなどの基本マナーも紹介!

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