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引き出物の選び方にマナーってあるの?押さえておきたいポイント5つ

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プレゼントを持つ女性の手元

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結婚式の引き出物って、どんなものを選んでもいいのでしょうか?

実は気を付けたほうがいいポイントや、選ばないほうがいい品もあるんです。


今回は、引き出物選びのマナーをふまえて、押さえておきたいポイントを5つ、ご紹介します。

INDEX

品数は奇数が無難

「別れる」「割れる」を連想させるようなことは、結婚式にはふさわしくない。

半分言われたハートに×印

そんなマナーを耳にしたことはありませんか?

たとえばご祝儀は、割り切れる偶数ではなく、奇数の金額を包むことがマナーとして浸透しています。

それと同じで、引き出物の品数も奇数にするのが一般的。

メインの「引き出物」に、ちょっとしたお菓子である「引き菓子」、縁起のいい食べ物などの「縁起物」を組み合わせて、3品贈るのがお決まりのパターンのようです。

引出物・引菓子・縁起物

でもそれは、正式なマナーとして決まっているわけではありません。

最近では縁起物をなくして、その分メインの引き出物を豪華にして2品、なんていう贈り方をすることも。

でも年配の人が多い場合や縁起が気になる場合は、奇数の品数で用意しておくと安心かもしれませんね。

また、引き出物の内容や品数には地域差が大きいんです。

例えば会費制の結婚式が多い北海道では、引き出物はなしで引き菓子のみを1品贈るのが主流なのに対し、結婚式が豪華な東海地方・北陸地方では5品・7品なんてことも。

日本地図

内容も、地域によっては絶対にこれを贈るという「しきたり品」といわれるものがあったりします。

その地域に合わせた内容・品数にするのがマナーといえるかもしれませんね。

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大きすぎたり重すぎたりするものは避ける

見栄えがいい品物を選びたい!と思うあまり、大きくてかさばるものや、重すぎるものを選ぶのはNG。

結婚式はただでさえ、着替えなどで荷物が多くなってしまうゲストもいますよね。

特に女性や年配のゲスト、遠方から来ているゲストにとっては、大きくて重い引き出物を持って帰るのは負担になってしまうことも。

重い引き出物を持って困っている様子の女性

ある程度軽いものを選ぶか、どうしても重かったり大きいものを入れたい場合は、郵送サービスを利用するなど、ゲストのことを考えて選びたいですね。

でもこの考え方には地域性があり、引き出物が豪華な東海地方では、「重くてかさばるものがいい」とされていたこともあったよう。

ただこれも、今ではカタログギフトなど軽いものを選ぶことも多くなっているようです。

もらって困る品物には要注意

二人の趣味を知ってもらいたいし、こだわりの一品を・・・と、個性的な品物をチョイス。
でもちょっと待ってください!

個性的な引出物に驚く男女

二人にとっては魅力的な品物でも、あまりに個性的だったり趣味が偏ったものは、ゲストにとっては「もらって困るもの」な可能性も。

ゲストにはいろいろな世代の人がいますよね。

あまりに万人受けしないようなものを選ぶのは、ちょっとリスクが高いかもしれません。

また、一昔前の引き出物では定番品だった新郎新婦の名前や写真入りグッズも、家族くらい親しい間柄でなければ、置き場所に困る品物の一つ。

新郎新婦の写真入りマグカップ

全員に喜んでもらえるものを選ぶのは難しいですが、引き出物を選ぶときは、「もらっても困らないもの」を意識するのがポイントですよ。

縁起が悪いとされる品物はNG

縁起を大切にする日本では、おめでたい席にはふさわしくないとされる品物がいくつかあります。

避けたほうがいいとされている品物をご紹介しましょう。

刃物

包丁

包丁やナイフ、ハサミなど、「切れる」を連想させる刃物はNGとされています。

せっかく結んだ縁を切ってしまう道具は縁起が悪いとする考えですね。

重箱

重箱

箱が重なった重箱は、「重なる」ことから「再婚」をイメージさせるという意見も。

「再婚」ということは「離婚」・・・と連想させてしまうので、NGなんだそう。

幸せが重なる、という風にいい意味にもとれそうな道具だと思うのですが・・・。

引き出物としては縁起が悪いとされることもあるようなので、あえて選ぶのは避けたほうが良いかもしれませんね。

猿に関係するもの

サル

「サル」は「去る」に通ずるということで、こちらも結婚式にはふさわしくないとされているようです。

猿の絵柄が入ったものや猿の形をしたものはNG。

不吉な語呂があるものも避けられる傾向にあるんですね。

クシ

クシ

こちらも語呂が不吉ということでNGとされている品物です。

「クシ」は「苦」「死」を連想させるのだとか。

また、クシの歯が折れてかけてしまったりする場合があることから、「大切なパーツを失う」ということをイメージさせるという説もあります。

あまりおめでたい席にはふさわしくないアイテムとされているんですね。

履物・文房具

スリッパと万年筆

こちらは縁起とは少し違うのですが、特に目上の人に対して贈らないほうがいいとされている品物です。

靴や靴下など足に履くものは、「踏みつける」ということを連想させるので、目上の人への贈り物としてはふさわしくないのだとか。

また、「もっと足を動かしなさい」というように、もっと働くようにとのメッセージ性が込められているという意見も。

文房具を贈ることも、「もっと勉強しなさい」という意味があるんだそうです。

目上のゲストが万年筆をもらって気を悪くしている様子

目上の人に贈るには避けたほうが良いので、気を付けたいですね。


縁起の悪いとされる品物や、目上の人に向かない品物をご紹介しましたが、必ずしも、これらのものを選んではいけないということでもありません。

最近人気のカタログギフトにも、キッチン用品に包丁が入っていたり、文房具やクシがあったりしますよね。

こだわりがあって選ぶ場合は、そこまで品物を気にする必要もないんです。

でも一応心にとめておいて、特別なこだわりがなければ避けて選ぶと無難かもしれませんよ。

うなずく男女

贈り分けはするべき?

昔からのマナーでは、引き出物は記念品として全員同じものを配るのが主流でした。

でもゲストによって頂くご祝儀の額も違うし・・・と気になってしまいますよね。

最近では、ゲストの立場や年齢によって引き出物の中身を変える「贈り分け」をする人も多くなってきました。

でも贈り分けをする人が増えてきているとはいえ、必ずそうしなければいけないわけではありません。

良い考えがひらめいた様子の女性

引き出物は全員同じでも構わないんです。

ご祝儀を多くいただいた場合は、後日お礼の品を郵送するなどしてカバーする方法もありますよ。

もちろん最初から贈り分けするのもアリです。

でもその場合、ゲスト同士がパッと見て引き出物に差があることがわからないように、引き出物を入れる袋は同じものにするなど気遣いは必要ですね。

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まとめ

いかがでしたか?

引き出物の品数は、奇数にしておくのが無難。

大きすぎたり重すぎたりするもの、使いにくいものはゲストの負担になりかねないので避けたほうがいいかもしれません。

縁起が悪いとされる品物もいくつかあるので、気をつけて選びたいですね。

基本的にゲストによって贈り分けをする必要はありませんが、もし贈り分けをするなら、ゲスト同士、引き出物の差がわからないように同じ袋に入れるなど配慮を忘れずに。

マナーを知ったうえで引き出物を選んで、失礼のないように準備したいですね。

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