引き出物の定番「カタログギフト」!メリット・デメリットを教えて!
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結婚式でゲストに渡す、引き出物。
ゲストみんなに喜んでもらえるものを、と思うと結構悩むものですよね。
そんな中、ゲストに好きなものを選んでもらえる「カタログギフト」は引き出物の定番となっています。
カタログギフトとはどんなものなのでしょう。
メリットやデメリットをご紹介します。
カタログギフトってどんなもの?
「カタログギフト」とは、もらった側がカタログに掲載された商品の中から、好きなものを選ぶスタイルのギフトのこと。
引き出物で使う場合、新郎新婦がカタログの種類や価格帯を選び、引き出物として渡します。
受け取ったゲストは、カタログから好きな商品を選んで、WEBやハガキなどで注文すると、選んだ商品が届くというものです。
一口にカタログギフトといっても、高級なグルメや、ベビー用品・おもちゃに特化したものなど、オリジナリティの高いものも増えています。
最近では、おしゃれなショップがセレクトしたこだわり系のカタログギフトや、旅行やエステなど体験型のカタログギフトまで、たくさんの種類があるんです。
こだわって選べばゲストにも喜ばれますよ。
カタログギフトは人気の引き出物
便利なカタログギフトだけに、引き出物に選ぶ新郎新婦はとても多いんです。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018※」によると、引き出物を用意した人のうち、なんと72.5%(複数選択可)がカタログギフトを選んでいるという結果に。
こんなに多いなんてびっくりですよね。
このように引き出物に人気のカタログギフトですが、メリットもあればデメリットもあります。
大切なゲストに贈るものだからこそ、きちんと把握しておきたいですよね。
カタログギフトのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
メリット1 好きなものが選べる
カタログギフトのメリットは何と言っても、もらった側が「好きなものを選べる」ということ。
結婚式で引き出物をもらったけど、好みに合わなかった・・・なんて経験がある人もいるのではないでしょうか?
カタログギフトなら、自分の好みに合わせて、その時にほしいものを選ぶことができます。
たくさんの商品から、どれにしようか選ぶのは楽しいですよね。
一方で「ゲストが好きなものを選べる」ということは、「新郎新婦が引き出物選びに悩まなくていい」とも言えます。
結婚式には、色々なゲストが来るため、全てのゲストに喜んでもらえる引き出物を選ぶのはなかなか難しいもの。
カタログギフトなら、新郎新婦も悩まずに済みそうですね。
メリット2 軽くてかさばらない
カタログギフトのメリットには「軽くてかさばらない」ということも挙げられます。
新郎新婦が一生懸命選んだ引き出物でも、食器やお鍋など、大きすぎたり、重すぎたりすると、ゲストに負担をかけてしまうことも・・・。
特に、遠方から来るゲストは新幹線や飛行機の長時間の移動で持ち帰るのはとても大変です。
また、二次会に参加するゲストも、大きな荷物を持っていくのは少し負担になりますよね。
カタログギフトはそのようなゲストにも配慮のある引き出物と言えそうです。
メリット3 予算に合わせやすい
色々な種類があるカタログギフトは、価格帯も様々。
幅広い価格帯のあるカタログギフトだからこそ、新郎新婦の予算に合わせて選べるのもメリットと言えます。
贈り分けもしやすい
引き出物は、「贈り分け」と言ってゲストとの関係によって贈るものや金額を変えることもあります。
しかし、明らかに引き出物の大きさが違う場合、中身の違いが分かってしまって、心よく思わない人も中にはいるかもしれません。
その点カタログギフトなら、値段が違っても見た目には同じサイズ。
ゲストによって引き出物を贈り分けしても、気付かれないという利点があります。
引き出物としてカタログギフトを贈る場合の相場について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
このように、便利なカタログギフトですが、その一方でデメリットも。
次は、カタログギフトのデメリットについて見てみましょう。
デメリット1 注文が面倒・忘れてしまう
カタログギフトは、ゲストが好きなものを選べる反面、ゲスト自身が選んで注文しない限りは商品が届きません。
ゲストの中にはそれを面倒と感じる人もいるよう。
また中には「なかなか欲しいものがない・・・」という人も。
「そのうち選ぼう」と思っているうちに、忘れてしまい、有効期限が切れてしまった・・・なんてこともあるようです。
有効期限が切れてしまったら?
カタログギフトには、おおよそ数ヶ月~1年程度の有効期限があります。
有効期限が切れてしまった場合、商品はもらえないのでしょうか?
有効期限が切れたときの対応は、カタログギフトの会社によって違うよう。
会社によっては、期限が切れても商品を注文できたり、決まった商品を送ってくれたりするケースもあるようです。
カタログギフトを贈る場合は、有効期限が切れたときの対応もチェックしておくといいですね。
カタログギフトのシステムが分かりにくい人も・・・
中にはカタログギフトのシステムがよく分からないという人もいるようです。
特にご高齢のゲストの中には、注文の仕方が分からなかったり、雑誌や本をもらったと勘違いしてしまうなんて人も。
カタログギフトを贈る場合、分からない人がいないか、気にかけてみるといいかもしれませんね。
デメリット2 割高なこともある
カタログギフトはほとんどの場合、商品の価格に「システム料」が上乗せされています。
システム料とは、商品を注文するためのハガキ代や商品の配送料、カタログの化粧箱などの料金のこと。
システム料は500~1,000円程度で設定されていることが多いよう。
つまり、カタログに掲載されている商品は、上乗せされた「システム料」の分だけ、実際の代金よりも安いということになりますね。
その点で割高とも言えるんです。
それならば、その分の金額の商品を贈った方がいいという考え方もあります。
その点もカタログギフトのデメリットとして認識しておきましょう。
デメリット3 気持ちが伝わりにくい
便利なカタログギフトですが、その便利さゆえ、受け取った人の中には「味気ない」「気持ちが伝わらない」と感じる人もいるようです。
「贈り物は相手のことを考えて選ぶ気持ちが大切」という考え方の人もいます。
そういう人からしたら、「選ぶ手間を省いた」と受け取られる可能性があるかもしれません。
また、品物をゲストが選ぶことで、誰の結婚式でもらったものか、忘れてしまうなんてこともあるよう。
カタログギフトを贈る場合でも、新郎新婦のこだわりのものを選ぶなどして、少しでもふたりらしさを出せるといいですね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
引き出物の定番となっているカタログギフト。
何と言っても、ゲストに好きなものを選んでもらえるのが最大の魅力です。
その他にも、軽くて持ち運びやすく、予算にも合わせやすいのが人気の理由。
一方で、注文が面倒だと感じたり、気持ちが伝わりにくいと感じる人もいるようです。
システム料が上乗せされるので、割高という面もありますね。
便利なカタログギフトだからこそ、いい面も悪い面も踏まえて検討してみてくださいね。
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