引き出物に「食器」を贈りたい!失敗しない選び方・贈り方のポイント5つ
引き出物の定番ともいえる「食器」。
貰って嬉しい引き出物として挙げられることも多い反面、重さなどの理由で敬遠されることがあるのも事実・・・。
ではどんな食器ならゲストに喜んでもらえるのでしょうか?
今回は、引き出物として贈る食器選びに関する5つのポイントをご紹介します。
引き出物に食器を贈るのってどう?
結婚式に来てくれたゲストに贈る引き出物。
カタログギフトやタオルなど、さまざまな選択肢がありますが、食器は昔から多くのカップルに選ばれている定番の品。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、先輩カップルの4人に1人が引き出物に食器を選んでいます。
一方で、重たくて持って帰るのが大変だった、定番ゆえに「また食器か」と思った、趣味が合わず使っていない・・・なんて声もチラホラ。
喜んでもらえる食器を贈るためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
早速チェックしていきましょう。
1 実用性を重視する
ゲストに喜んでもらうには、何より実用的なものであることが大事。
ほとんど出番のないものより、日常的に役立つものがもらえると嬉しいですよね。
ちょっとしたおかずの取り皿に使える豆皿など、普段使いしやすいサイズを選ぶのがおすすめです。
2~3人分の料理を盛り付けやすい、程よいサイズのお皿もいいですね。
最近では、食品の保存や電子レンジでの加熱にも対応した、蓋付きの陶磁器も人気。
作り置きしておいたお惣菜を保存したり、温めてそのまま食卓に出したりもできる便利な食器は、世代問わず喜ばれそうですね。
また、実用的な食器であれば、あまり重たくないものや割れにくいものであることも。持ち帰るゲストの負担も軽減できるかもしれませんよ。
2 ブランド品や伝統工芸品など上質なものを選ぶ
食器は、誰の家にもある程度揃えられていることが多いものです。
しかも、割れるまで長く使い続けることができるので、たくさんあってもなかなか使わないという人も。
でも自分ではちょっと買いにくい有名ブランドの食器なら、特別感がありますよね。
家にお客様が来た時に使えるような特別な食器は、ゲストにも喜んでもらえることが多いよう。
上質な食器なら、結婚式の引き出物という特別な贈り物にもぴったりです。
二人の出身地や結婚式を挙げる土地が焼き物などの伝統工芸品で有名なら、その食器を選んでもいいですね。
例えば滋賀なら「信楽焼」、佐賀なら「有田焼」など・・・ふるさとにちなんだ品を贈れば、出身地も覚えてもらえる引き出物になりそうです。
伝統工芸品でも、最近は和食器のみならず、モダンなデザインのものもたくさんありますよ。
結婚式のスタイルやゲストの層に合ったものがきっと見つかるでしょう。
3 シンプルなデザインだと使いやすい
さまざまな世代の人がいる上、男女のゲストが混在する結婚式。
クセのある食器を選ぶと、「使いにくい」と思われてしまうかもしれません。
特にキャラクターものなど、新郎新婦の趣味を押し付けてしまうようなデザインは万人受けしない可能性も。
みんなが使いやすいように、シンプルで洗練されたデザインの食器を選ぶのがおすすめです。
単色のプレートや、食器棚の中で重ねやすいオーソドックスな形のお皿など、シンプルで普段使いができるデザインを選ぶといいですよ。
4 贈り分けをうまく活用する
いろいろなゲストがいる結婚式。みんなに喜んでもらおうと思っても、全員同じ食器ではニーズに合わないことも・・・。
例えば、全員にペアの食器を贈っても、単身者の場合は持て余してしまうかも。
そこで、ゲストの年齢層や家族構成などに合わせた食器を選び、贈り分けるという方法もあります。
例えば既婚者や家族連れのゲストには、ペアのグラスやお茶碗、家族で使えそうなお皿のセットといったように、みんなで使えるものをチョイス。
単身者のゲストには、使い勝手のいいグラスや保存容器などがおすすめ。邪魔にならないように数が少なく、ちょっと高級感があるものを選ぶといいですね。
引き出物で定番のペア食器ですが、注意も必要。
独身のゲストの中には、ペアのものを贈られることを快く思わない人もいますし、子どもがいるなど3人以上の家族構成のゲストの場合は数が足りません。
迷ったら、いくつあっても困らない小皿や保存容器などにするといいかも。
他にも例えばお酒が好きなゲストには飲み物の温度を保つ機能がついたタンブラー、年配のゲストには江戸切子など和を感じさせるものを贈るのはいかがでしょう。
細かく贈り分けするのは大変ですが、
・男性と女性
・独身者と既婚者
・年配の方と若い友人
など、おおまかに分けて贈り分けすると、みんなに喜んでもらえる食器を選びやすいかもしれませんよ。
贈り分けについて詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
【実例集】引き出物の贈り分け、具体的にどうする?先輩カップルの事例を大公開!
引き出物の「贈り分け」の注意点は?気を付けたいポイント6つを解説
5 宅配や食器のカタログギフトも!
食器は、重たかったり割れやすかったりすることが多いもの。
持ち帰るときのゲストの負担が心配な場合は、引き出物をゲストの家まで配送するという選択肢も。
最近は、引き出物をゲストの家に直接送るカップルも増えています。これなら重たいものや割れ物でも安心ですね。
引き出物をゲストに配送できるって知ってた?注意点も知りたい!
また、食器専門のカタログギフトを選ぶのもあり。これならゲストの趣味やニーズに応えられそうですね。
最後に、先輩カップルが実際に選んだ食器をご紹介します。
先輩カップルが選んだ食器の実例
@tama.boke
色合いが素敵なこちらのグラス。箱にはゲストひとりひとりの名前を入れてもらえるのだとか。
席札がわりにテーブルにセッティングしてもらうのもいいですね。
新婦側の友人には新婦が一目惚れしたまんまるのマグカップ、新郎側の友人には新郎が普段から愛用しているうすはりのタンブラー、というように贈り分けたそう。
上質感がありつつも普段使いしやすいアイテムで、ゲストの家でも大活躍しそうですね!
@honahonawedding
こちらのカップルは、親族の意見を参考にして、親族向けにはあえて大きめのお皿をチョイスしたそう。
重たいのは嫌、という人もいれば、ずっしりした引き出物のほうが嬉しいという人も。
いろいろなニーズに応えるために、贈り分けは重要ですね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
引き出物に食器を選ぶときのポイントを見てきました。
まず、ゲストが使いやすい、実用的なものであることが第一に重要。
みんなが知っているような有名ブランドの食器や、自分ではなかなか買わないような上質な食器もゲストに喜ばれているようです。
あまり個性を出しすぎず、シンプルで洗練されたデザインのものを選ぶのも大切なポイント。
ゲストの家族構成や年齢層、趣味などに合わせて贈り分けるといいですね。
引き出物の宅配サービスや食器のカタログギフトを利用すれば、ゲストの負担も軽減できますよ。
チョイス次第で「困る引き出物」にも「嬉しい引き出物」にもなる食器。
ポイントを押さえて喜ばれるものを選びたいですね。
ゲストが困る引き出物、喜ばれる引き出物については、以下の記事で詳しく紹介しています。
結婚式の引き出物「こんなのいらない…!」ゲストがもらって困ったものを本音と一緒にご紹介
ゲストが喜ぶ結婚式の引き出物の選び方は?人気のアイテム、注意点もご紹介
引き出物の基本について知りたい、という人は、こちらの記事を読めばばっちりです。
結婚式の引き出物って?金額相場や喜ばれる人気の品物、のしなどの基本マナーも紹介!
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