ゲストハウスウェディングを徹底解説!メリットや費用相場からおすすめ演出までご紹介
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ふたりとゲストだけで一軒家をまるごと貸し切れる「ゲストハウスウェディング」。
最近話題のゲストハウスの人気の秘密を知っていますか?
ゲストハウスウェディングならではの、魅力的な5つのメリットをご紹介します。
さらには、デメリットと対処法も一緒にお届け。
そして、ゲストハウスの選び方や費用の相場、おすすめの演出についてもお話ししますので、ぜひお役立てください!
ゲストハウスウェディングってどんなもの?
ゲストハウスウェディングとは、貸し切りの一軒家で結婚式を行うスタイル。
ゲストを別荘にお招きしているかのような、アットホームかつ優雅な時間を過ごすことができます。
結婚式以外の目的で使えるところもある一方、結婚式専門で造られたゲストハウスも。
結婚式専門のゲストハウスであれば、挙式やパーティーのための設備も充実していることが多いようです。
それでは早速、具体的なメリットを見ていきましょう!
ゲストハウスウェディングのメリット5つ
ゲストハウスで挙げる結婚式のメリットは次の5つ。
【メリット1】一軒家をまるごと貸し切り!
1つ目のメリットは、一軒家をまるごと貸し切りにできるところ。
1日1組限定のゲストハウスも多く、「花嫁同士の鉢合わせ」なんて気まずい事態になる心配がありません。
また、他のタイプの式場だと、
「ウェルカムスペースが狭くて希望通りの飾り付けができなかった」
「ゲストに待っていてもらう場所がなかった」
という声を聞くこともありますが、ゲストハウスウェディングならその点は安心!
豪華な邸宅や広々としたガーデンなど、すべての施設を自由に使えるのは、貸し切りならではのメリットです。
ゲストハウス以外の式場タイプも知りたいという人はこちらの記事をどうぞ。
結婚式場の種類って?ホテルや専門式場など代表的な4タイプの特徴をご紹介!
【メリット2】非日常感を満喫できる!
ゲストハウスには海外の邸宅などをイメージしているところが多く、普段は味わえない非日常感が満載です。
ガーデンやプールが付いたゴージャスなゲストハウスなら、まるで海外映画の世界にいるような気分が味わえます。
ゲストとの記念撮影にもおすすめのスポットが盛りだくさんで、特別な思い出を写真に残せそう!
郊外にあるゲストハウスなら、都会の喧騒から離れて、ゆったりとした時間を楽しむことができますよ。
【メリット3】自由度の高い演出が叶う
演出の自由度が高いのも、ゲストハウスウェディングの大きな魅力。
プールサイドで風船を飛ばす「バルーンリリース」や、ガーデンでの「デザートビュッフェ」など、さまざまな施設を存分に活かした演出ができます。
また、アレンジできるのは演出だけではありません。
披露宴にどれぐらいの時間をかけるか、ガーデンはどんな風に使うか、食事は着席にするか立食にするか・・・
などなど、当日の流れや食事のスタイルまで自由に決められることが多いので、ふたりの希望通りの結婚式が実現できるはず!
【メリット4】さまざまなタイプが充実
ゲストハウスにはたくさんのタイプがあるので、ふたりの理想の会場を見つけやすいのもメリットのひとつ。
たとえば、海外のお城を思わせるチャペルを挙式の舞台に選べば、ふたりの気分は、まるで王子様とお姫様。
「堅苦しいのは嫌だけど、会社関係者も招待するからカジュアルすぎるのもちょっと・・・」というふたりは、少しフォーマルな雰囲気のゲストハウスを選んでみてはいかがでしょうか。
「誰のために、どんな結婚式を挙げたいのか?」
というポイントをふたりの間でハッキリさせておけば、それに応えられるだけの選択肢が揃っているのです。
【メリット5】ゲストとの距離が近い
貸し切りで利用できるゲストハウスは、まわりに気を使うことなく過ごせるので、新郎新婦とゲストとの距離が自然と近くなります。
敷地内のすべてのスペースを自分たちだけで利用できるので、会場はアットホームでくつろげる雰囲気に。
よりゲストと近い距離間で楽しみたいという人は「ガーデンウェディング」にしてもいいかもしれません。
ゲストとゆっくり会話を楽しみたいカップルには、特に魅力的なポイントですね!
ゲストハウスウェディングのデメリット5つ
どんなタイプの結婚式場にも必ずデメリットがありますが…ゲストハウスのデメリットは、次の5つです。
天候や季節に左右されやすい
ガーデンを利用したデザートビュッフェなどは、雨が降ると演出そのものができなくなることも。
また、いくらガーデンが素敵でも、真冬に野外で演出をすると、せっかく来てくれたゲストを凍えさせてしまいます。
「天気が悪かったら困るから、デザートビュッフェは屋根のあるテラスで」
とか、
「当日は寒いかもしれないから、屋内でできる演出も考えておこう」
といった風に、ゲストハウスでは、悪天候や季節に合わせた対応もしっかりと用意されているので、相談してみましょう。
交通の便が良くない
郊外のロケーションの場合、「非日常感を味わえる」というメリットが、「交通手段が限られる」というデメリットになってしまう場合も。
多くのゲストハウスでは、最寄駅からのシャトルバスや、タクシーチケットの用意をするなどの対策が取られています。ゲストがスムーズに移動できる方法についてもしっかりと聞いておきましょう。
伝統や格式が気になる…
アットホームな雰囲気も、人によっては「カジュアルすぎる」と悪い方向に捉えてしまうかもしれません。
上司や親族など、目上の人の中には、ゲストハウスウェディングを知らないという人がいることも。
親戚や家族の顔を思い浮かべながら、どういう結婚式、披露宴であれば喜んでくれるのかをイメージしてみましょう。
カジュアルな会場であったとしても、演出や装飾で「上質さ」や「高級感」を加えられるように意識すれば、多くの問題は解消できるはずです。
設備の充実度が低い場合も
古い邸宅を改装したゲストハウスなどの場合、「控え室がない」「廊下がせまい」といった設備面の問題があることも。
ゲストの人数や顔ぶれを考えて、「こういう設備は絶対にいる!」といった外せないポイントについては、事前チェックをしておきましょう。
予算が高めで人気の時期は予約がしづらい
一軒貸切ができたり、いろんな演出ができたりする分、ほかの結婚式場と比べると予算が高くなりがちです。
こだわりたいポイントを絞って他は費用を抑えるなど、ふたりの予算内で理想の結婚式を挙げられるように工夫しましょう。
また、気候が安定している春や秋のシーズンが人気になりがち。
加えてお日柄も良い日となると、1年以上前から予約が埋まっているという場合も少なくありません。
気になっている式場や希望の日取りがある場合は、なるべく早めに予約するようにしましょう。
ゲストハウスの選び方のポイント
次は、ゲストハウスを選ぶ際に気をつけたいポイントを3つご紹介します。
デメリットの対処法でお話しした内容もありますが、改めてチェックしていきましょう!
どんなゲストハウスウェディングにしたいか?
理想とするゲストハウスウェディングのテーマや雰囲気によって会場選びは変わってきます。
例えば、自然に囲まれたガーデンビュッフェがしたいのであれば、ガーデンの設備や広さを重視するとGOOD!
海外リゾートのような非日常感を満喫したいなら、ロケーションや外観が大切なポイントになりそう。
ひとくちにゲストハウスといってもさまざまな雰囲気の会場があるので、理想のイメージに合う会場を選びましょう。
季節はいつごろ?
ゲストハウス選びでは、結婚式を挙げる季節を考慮することも大事なんです。
特に注意したいのは、冬!
窓や仕切りのない開放的なゲストハウスで、極寒の中のパーティー・・・といった事態にならないように気をつけたいですね。
また、敷地が広いゲストハウスでは、意外と屋外の移動が多かった!なんてこともあるよう。
あらかじめ空調設備や会場の構造を把握しておくといいですよ。
ゲストの年齢層や交通手段は?
年配のゲストや遠方のゲストにとっては、郊外のアクセスしづらいゲストハウスは負担が大きくなることも。
アクセス面で心配がある場合は、最寄駅などからシャトルバスの手配ができるか確認しておくと安心です。
ゲストの顔ぶれを考えて、みんなに喜んでもらえるような会場選びをしましょう。
以上、ゲストハウス選びの3つのポイントをご紹介しました。
こちらのページから、エリアごとのおすすめゲストハウスを検索できるので、ぜひ調べてみてくださいね!
ゲストハウスウェディングの費用はいくら?
それでは、実際にゲストハウスウェディングを挙げるとなるといくらくらいかかるのか、費用相場を見ていきましょう。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、ゲストハウスで挙式と披露宴を行った場合の費用総額は、平均でおよそ320万円。
デメリットとしてもお伝えしましたが、ゲストハウスウェディングの費用は、他の式場タイプに比べるとやや高めです。
なぜなら、贅沢な会場を1組で丸ごと貸し切りにできることが多いから。
また、アレンジの幅が広いため、あれもこれもと盛り込みすぎてしまうことも。
費用が気になる・・・という場合は、こだわりたいポイントを絞るとよさそうです。
もちろん、シーズンやプラン内容によっても費用は変わってくるので、参考程度に考えてくださいね。
ゲストハウスウェディングで人気の演出は?
では最後に、ゲストハウスウェディングに人気の演出を3つご紹介します。
大空の下でデザートビュッフェを堪能!
自然豊かなガーデンやテラスでデザートビュッフェができるのはゲストハウスウェディングのいいところ。
美しいガーデンに、色とりどりのスイーツが並べば、目でも楽しめそう!
ガーデンの装飾にこだわった場合は、ガーデンを使う演出を取り入れると、みんなに見てもらえるのでいいですね。
プールサイドで華やかなバルーンリリース
爽やかなプールサイドで一斉にバルーンを空へ飛ばす「バルーンリリース」もおすすめ!
写真映えも抜群な演出で、きっと忘れられない結婚式のワンシーンになりますよ。
バルーンリリースと似た演出では、「ドロップ&フライ」というものもあります。
こちらは、空へバルーンを放つのではなく、プールの水面に放ちます。
「ドロップ&フライ」用のバルーンには、水に溶けるリボンとおもりがついているのが一般的。
リボンが水に溶けるとバルーンが空へ飛んでいくという仕組みになっています。
ゲストからも歓声があがる演出のようですよ。
ゲストハウス全体を自由に飾りつけ
会場全体を自由にアレンジできるのも、ゲストハウスウェディングならではの演出のひとつ。
ゲストハウスをまるごと貸し切りにできるので、エントランスやガーデン、さらにはお手洗いまで、ふたり好みに装飾できます。
こちらの記事では、実例付きで装飾アイデアをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
結婚式会場の装飾アイデア総まとめ!オシャレ&すぐ使える実例28選
ガーデンの装飾アイデアについてはこちら。
ガーデンやアウトドアでのウェディングにぴったりな会場装飾をご紹介!
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女で、挙式と披露宴を行った人
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
ゲストハウスウェディングのメリットとデメリットをまとめるとこんな感じ。
○メリット
・一軒家をまるごと貸し切れる
・非日常感が満喫できる
・演出の自由度が高い
・さまざまなタイプが充実している
・ゲストとの距離が近い
○デメリット
・天候や季節に左右されやすい
・交通の便が良くない場合がある
・カジュアルすぎるという意見もある
・設備面が充実していない場合がある
・予算が高めで人気の時期は予約しづらい
ゲストハウスを選ぶ時はまず、理想のゲストハウスウェディングのテーマや雰囲気を考えましょう。
さらに、季節やゲストの顔ぶれ、アクセス面まで考慮して選ぶとGOOD!
ちなみに、ゲストハウスで挙式と披露宴を挙げる場合の費用相場はおよそ320万円。
他の式場タイプよりも高めにはなりますが、こだわるポイントを絞ることで費用を抑えることもできそうです。
メリットいっぱいのゲストハウスウェディングで、ふたりの希望を叶えつつ、ゲストにも喜んでもらえる結婚式を実現させましょう!
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