親からの結婚祝い・ご祝儀の相場や平均金額は?みんなもらってるの?
親からの結婚祝いやご祝儀って、みんな貰ってる?
親から貰う結婚祝いやご祝儀の平均金額を、先輩カップルのアンケート結果を元にご紹介!
名目や渡し方のパターン、お返しが必要かどうかについてもお話しします。
親からの結婚祝い、みんな貰ってる?
結婚するにあたって、「両親から結婚式資金を援助してもらった」なんて話を耳にすることもありますが・・・
実際、どれくらいのカップルが親からの資金援助を受けたり、結婚祝いをもらっているものなのでしょうか?
結婚スタイルマガジンのアンケート結果は、こちらです。
あった | 61.1% |
---|---|
なかった | 38.9% |
実に半数以上のカップルが、親や親族からの資金援助・もしくは結婚祝いを受け取っているという結果に!
「挙式・披露宴を挙げていない」と答えたカップルでも、52.0%の人が資金援助を受けたと回答しています。
長年育ててきた親としては、結婚して巣立っていく我が子に、「新生活の援助をしてあげたい」「力になりたい」という気持ちが強いのかもしれませんね。
親からの資金援助があると、結婚式や新生活の費用負担が減るなど、ふたりにとってはメリットいっぱい!
親も、子育ての終わりに子どもの力になれたという満足感が得られますね。
ただし、結婚式資金を援助してもらう場合、親が結婚式の内容に介入してくるというパターンもゼロではありません。
親が「援助したい」と申し出ても、ふたりが経済的に自立している場合は援助を断ることもできます。
資金援助を受けるかどうかは、ふたりでよく考えてから決めるといいですね。
援助金・結婚祝いの使い道についても、
・結婚式費用
・新婚旅行費用
・新生活費用
・貯蓄
・・・など、使い道はひとそれぞれ。
親が、「結婚式費用の足しにしてね」「新生活に使ってね」という風に使い道の希望を伝えてくるパターンもあります。
親から受け取った結婚祝いは、どちらの家からもらったものでも「ふたり」のお金。
よく話し合って使い道を決めましょう。
では、みんなが親から受け取った結婚祝いやご祝儀は、どれくらいなのでしょうか?
次は、金額相場をご紹介します。
親からの結婚祝い・ご祝儀の金額相場
まずは、結婚スタイルマガジンのアンケート結果から見ていきましょう。
50万円未満 | 20.3% |
---|---|
50~100万円未満 | 24.1% |
100~150万円未満 | 26.9% |
150~200万円未満 | 9.9% |
200~250万円未満 | 8.8% |
250万円以上 | 10.1% |
「100~150万円未満」が26.9%で一番多く、続いて「50~100万円未満」が24.1%、「50万円未満」が20.3%です。
具体的な援助額の平均は、「137.9万円」となっています。
別のアンケート結果によると、挙式・披露宴にかかった費用の平均は「308.3万円」なので、費用の3分の1~半額近くを援助してくれた親が多いようですね。
結婚式にかかる費用をもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
結婚式費用の「自己負担額」はいくら?ご祝儀と一緒に考えよう!
ただし、親からの結婚祝いの金額に決まりはありません。
「結婚資金を全額援助する」という親もいれば、援助はナシ、というパターンも。
地域性や親の考え、親の経済的な状況にもよるので、「援助があって当たり前」ではないんですね。
また、挙式・披露宴をしない「ナシ婚」の場合、親からの結婚祝いの金額は、少し減る傾向にあるよう。
挙式・披露宴を挙げたカップルが親から受け取った金額は、「100~150万円」が一番多いのに対し、挙式・披露宴を挙げなかったカップルが受け取った金額は、「50万円未満」が一番多くなっています。
親が高額のお祝い金を渡すのは、「結婚式資金の足しに」と思っているパターンが多いのかもしれませんね。
両家同じ金額を貰うべき?
結婚祝い・ご祝儀を親から受け取る場合、両家同じ金額にするべきでしょうか?
答えはNO!
お祝い金やご祝儀は、あくまで両親の「気持ち」です。
お互いの家の経済状況や、子育ての考え方が違うこともあるので、両家で足並みをそろえる必要はありません。
極端な話、片方の親は100万円包んだが、もう片方は10万円、ということもあります。
それでも、金額の大きさで祝福の気持ちが計れるわけではありませんよね。
結婚式の資金援助についても同じで、片方が100万円、片方がゼロというパターンもアリ。
両家のゲストの割合などを考え、話し合って両家の援助額を決めるという方法もありますが、必ずそうしなければいけないということではありません。
両家で話し合って援助額を決めない場合は、相手の親に援助してもらった金額を自分の親に話したりしないほうが無難。
「うちはこんなに出したのに、あっちはこれだけ?」
「うちは援助しない方針だけど、あちらが出したなら出すべき・・・?」など、余計な混乱を生む可能性もあるからです。
親からのご祝儀・お祝い・資金援助はあくまで「気持ち」。
それを忘れないようにしたいですね。
では次に、親からの結婚祝いの「名目」「渡し方」について見ていきましょう。
【親からの結婚祝い】渡し方のパターン
お祝い金の名目は?
結婚祝いとして渡される場合
結婚式を挙げる前に、「結婚祝い」としてお祝いを渡すパターンです。
「結婚式資金の足しにしてほしい」と親が願う場合は、このパターンになるでしょう。
結婚式資金が前払いの会場なら、結婚式前に多額の資金が必要になります。
そのタイミングに合わせて親からの援助を受けられれば、ふたりも助かりますね。
ご祝儀として渡される場合
結婚式はふたりが自己費用でまかない、親は「ご祝儀」として結婚式当日、もしくは結婚式後にお祝いを渡すパターンです。
この場合、10~30万円ほど包む人が多いようですが、これも地域性や両親の考えなどによって変わります。
結婚式後に渡すなら、結婚式が終わって自宅に帰る翌日以降か、新婚旅行に行くなら帰国してからでもいいでしょう。
新生活や今後の貯金などにお金をまわせるので、これもありがたいところですね。
現金以外の場合
例えば新生活に必要な家具・家電を買ってもらうなど、現金以外のお祝いを贈る場合も。
両親と一緒に買いに行くなどして、ふたりの希望を聞いてもらうといいですよ。
お祝い金の渡し方は?
現金で直接渡す
親から子へ、直接手渡すパターンです。
お金の重み、両親の気持ちが一番伝わる方法ですね。
自分の子どものみに手渡すパターンもあれば、新郎新婦ふたりに手渡すパターンもあります。
口座に振り込む
子どもの口座に振り込むという方法です。
親が遠方に住んでいる場合や、「大金を持ち歩くのが怖い」という場合にはいいでしょう。
結婚式場に直接支払う
結婚式資金として援助する場合、親が直接結婚式場に支払うというケースも。
親子が直接お祝い金の受け渡しをしないため、少し寂しい気もしますが、もちろん直接貰うのと同じことです。
感謝の気持ちは、改めてきちんと伝えましょう。
では最後に、親からの結婚祝いに対する「お返し」についてもお話しします。
親からの結婚祝いにお返しは必要?
結婚祝いを頂いたら、お返しの意味も含めて「内祝い」を贈るのが一般的。
「内祝い」の金額相場は、頂いた金額の2分の1~3分の1程度です。
結婚式に出席したゲストには、引き出物でお返しをするので、基本的には内祝いを贈りません。
それでも、ご祝儀の額が高額だった場合は、後から内祝いを贈ることもあります。
では、両親にもらった結婚祝いにも、お返しが必要なのでしょうか?
答えは、Yes!
お祝いに対する感謝の気持ちを伝えるためにも、ぜひ両親にもお礼の品を用意しましょう。
でも、両親からのご祝儀やお祝い金は高額なことも多いですよね。
ふたりへの応援・援助の意味も込められているので、半額~3分の1という内祝いの相場通りにする必要はありません。
金額は気にせず、両親が喜びそうなものを考えて、心を込めて贈るといいでしょう。
例えば、手紙を添えてペアの食器を贈ったり、長く使える時計、両親が好きなグルメやお酒など・・・
ふたりが両親のためを思って選んだお礼の品なら、きっと喜んで大切にしてくれますよ。
まとめ
親からの結婚祝い・ご祝儀についてお話ししました。
結婚式をするにあたって、「親からの資金援助があった」と答えた人は61.1%!
半数以上のカップルが、親から結婚祝いやご祝儀を受け取っているんですね。
具体的な援助額の平均は、「137.9万円」。
この金額は、結婚式費用の3分の1~半額近くにあたるので、とっても助かりますね!
両家のお祝い金に金額差があったり、資金援助なし、というパターンも。
必ず両家の足並みをそろえる必要はなく、あくまで両親の気持ちや方針によって変わるものと考えておきましょう。
名目としては、「結婚祝い」として結婚式より前に渡してくれる場合と、「ご祝儀」として結婚式当日、もしくは結婚式後に渡される場合も。
手渡し、口座振り込み、結婚式場に直接支払いと、渡し方も色々です。
両親からお祝いを貰ったら、お礼の品を贈りましょう。
親の気持ちをありがたく受け止め、感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね!
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