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結婚式の装花を節約したい!コスパ良く華やかに魅せるコツを紹介
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結婚式の会場を華やかに彩る装花。
「結婚スタイルトレンド調査2018(※)」によると、平均費用は15.3万円ほどと、なかなか高額です。
「なんとか費用を抑えられないかな」
「節約しつつも、オシャレな装花にしたい」
そんな二人のために、この記事ではコスパと華やかさを両立できる装花の飾り方アイデアを実例つきでご紹介!
花選びやオーダーのポイントについても説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。
花選びのポイント3つ
どんな花を選ぶかによって、装花の費用は大きく変わります。
費用を抑えたいと思ったら、まずは花(花材)に注目してみましょう。
花選びのポイントを3つご紹介します。
1 季節の花を選ぶ
1つめは、季節の花を選ぶということです。
野菜や魚などの食材と同じように、旬のものは市場で安く仕入れられることが多いので、費用を抑えやすいんです。
反対に、「冬の時期にひまわり」など、一般的にその季節に咲いていない花を選ぶと、手に入りにくいため値段が高め。
費用を抑えたいときは、できるだけ季節に合った花を選びましょう。
また、季節の花を使うことで、自然に季節感を演出できるのも嬉しいポイントです。
2 通年手に入りやすい花を選ぶ
2つめは、通年手に入りやすい花を選ぶという方法。
時期を問わず市場に出回っている花は、価格が安定していることも多いです。
ピンクやオレンジなど鮮やかな色が多いガーベラや、白くて可憐な形のかすみそうなどは、年間を通じて手に入る上、値段もお手頃。
節約しつつ可愛いアレンジをしたいときにおすすめです。
3 インパクトのある花を選ぶ
3つめは、インパクトのある花を使うという方法です。
インパクトのある花というのは、たとえばバラやダリア、カサブランカなど、一輪でも存在感のあるような花。
このような花は一輪あたりの値段は高いかもしれませんが、アレンジに使ったり混ぜたりすると、本数が少なくても全体が華やかな印象になって、結果的に費用を抑えられることもあるんですよ。
続いては、費用を抑えつつも華やかな装花にできる飾り方アイデアを紹介します。
コスパ良く華やかにできる飾り方アイデア
グリーンを使う
グリーンを多めに使ってボリュームアップ。
この方法は聞いたことがある人も多いかもしれませんね。
一般的に葉っぱやツタなどのグリーンは花と比べると単価が安め。
なので、量を使いやすく、装花のボリュームを出したいときに頼もしいアイテムなんです。
簡単にボリュームを出したいときは、グリーンを使う!と覚えておきましょう。
花びらを散らす
花びらはほかのフラワーアレンジとの合わせ技で力を発揮するアイテム。
主にゲストテーブル装花のボリュームアップに使えます。
装花の周りに花びらを散らすと、大きさをカバーしたり、華やかさをプラスしたりできます。
フラワーアレンジを可愛らしい印象にしたいときにもおすすめの方法です。
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造花を混ぜる
費用を抑えたいときは、造花も上手に使いましょう。
造花を使うことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、最近は近寄ってじっくり見ないとわからない精巧な造花も増えています。
生花だと入手しにくい色の花や高価な花材も、造花なら取り入れやすいことも。
特にゲストの目が届きにくいところは、造花を混ぜるのもアリですよ。
使う場所としては、ゲストから離れていてボリュームも必要なメインテーブルがぴったり。
生花とあわせて使ってボリュームを出したり、ほかにも、生花では出しにくい色の造花を差し色として使って、アレンジを可愛く仕上げたりすることもできますよ。
花器で飾り方を工夫する
ほかには「花器」で魅せる方法も。
フラワーアレンジでは、花を活ける花器もとっても重要な存在。
存在感のあるおしゃれな花器を使うのもいいですし、花を水に浮かべる「水中花」や、小瓶をたくさん使って飾る方法もオススメです。
水中花
最近人気の「水中花」。
すっきりと洗練された雰囲気を演出することができます。
透明の鉢型の花器なら、いくつか花を浮かせて飾るのも素敵です。
普通に活けるよりアレンジに使う花の量が少なく済みますよ。
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小さい花瓶をたくさん使う
お花を小分けにしてたくさんの花器を使って活ける方法もありますよ。
花器の数を多くすることでボリュームアップでき、生花の量を抑えることができます。
抜け感も演出できますよ!
キャンドルやミラーで色々なイメージを演出
キャンドルを使えば、生花の量を抑えつつ、色々な雰囲気を演出することができます。
@mai_09wd
キャンドルをふんだんに使ったアレンジ。
照明を落とすとより幻想的な雰囲気を楽しめます。
また、ミラーを置くと、お花が反射してボリュームがアップして見えますよ。
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こちらはキャンドルとミラーを組み合わせた大人っぽいアレンジ。
キャンドルの灯火がミラーに映って素敵です。
おしゃれアイテムを一緒に飾る
「フラワーアレンジだけだと、少し物足りないかな・・・」
など、飾り付けるスペースが余ったり、寂しい印象になったりしそうなときは、ほかのアイテムと一緒に飾るのもアリ。
大きめのキャンドルを隣に飾ったり、洋書を積み重ねて置いたり・・・。
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簡単にフラワーアレンジとのおしゃれなコーディネートが完成です。
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こちらはお花を一切使っていない独特なアレンジです。
キャンドルや孔雀の羽などを使って、おしゃれに仕上げていますね。
生花以外のアイテムを使ったコーディネート例をもっと知りたい人は、こちらを読んでみてくださいね。
相対的にボリュームを出す方法も
また、今までのお話とはアプローチの仕方が変わりますが、相対的にボリューム感を出す方法もありますよ。
例えば、メインテーブルを小さめにすれば、装花の量が少なくても見栄えします。
また、1つのテーブル当たりのゲストの数を増やせば、ゲストテーブルの数が減らせるので、装花の量を減らすこともできます。
以上、自分で装花の内容を考える際のコツをお伝えしました。
装花の費用を抑えたいときには、フローリストにおまかせするのも有効。
最後にフローリストにおまかせするときのポイントも見ておきましょう。
こだわりが無いならおまかせするのもアリ
「おまかせって、なんだか高く付きそう・・・」と思う人もいるかもしれませんね。
結婚式で使う装花には特別なケアが必要ですし、たくさんの業者が関わることで手数料もかかります。
また、良い状態の花を選べるよう多めに花材を仕入れる必要もあるので、費用は高額になりがち。
ですが、フローリストは花の専門家。
花の知識はもちろんのこと、限られた予算内で上手にボリュームアップする方法や装花の魅せ方などいろいろなアイデアを持っています。
なので、アレンジに強いこだわりがなければ、フローリストにおまかせしたほうが、少ない予算でも手軽に可愛いアレンジができるケースもあるよう。
ただ、おまかせするときにもいくつか費用を抑えるためのコツがあります。
代表的な4つを挙げてみましょう。
・予算を伝える
・花の種類を指定しない
・希望のイメージを伝える
・色のみを指定する
花の種類を指定しないのは、フローリストが花を仕入れる時期や価格などをふまえて、予算内で花材を自由に選べるようにするため。
もしも二人が高価な花を指定してしまったら、少ない予算でのアレンジが難しくなってしまいます。
ただ、何の指定もなくすべておまかせだと、フローリストもどんなアレンジがいいか迷ってしまうかもしれません。
自分たちとしても、完成した装花が好みと全く違っていたらちょっと悲しいですよね。
ですので、希望の装花のイメージはしっかり伝えましょう。
色味も一緒に伝えるとGOOD。
「オレンジと黄色で元気な感じがいい」
「白ベースで落ち着いた大人の雰囲気で」
など、簡単にでもヒントがあると成功しやすいようですよ。
ただし、色の指定については少し注意が必要。
手に入りにくい花の色を指定してしまうと、節約のつもりがかえって費用が上がってしまうことも。
一般的に、青色や紫色で結婚式のフラワーアレンジに使いやすい花はそれほど種類が多くないようです。
費用を抑えたいなら、青色や紫色の指定は避けたほうが無難かもしれませんね。
選んだ花の色でのアレンジが難しいようであれば、
・使う花の量を調整する
・リボンなど、花以外のアイテムを添えて希望の色を取り入れる
といったように、いいアイデアがないかフローリストに相談してみてくださいね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式の装花をコスパ良くおしゃれなアレンジにするコツをご紹介しました。
花材選びのポイントは、季節の花やオールシーズン入手しやすい花、インパクトのある花を選ぶことでした。
ボリュームを出すための飾り方アイデアとしては、
・グリーンを使ったり、花びらを散らしたりする
・造花やおしゃれアイテムなど生花以外のアイテムを利用する
・キャンドルやミラーを飾る
などがありましたね。
また、特にこだわりが無いならフローリストにおまかせするのも一つの手。
おまかせするときは、花の種類はなるべく指定せず、希望のイメージや使ってほしい色を指定するといいですよ。
紹介したコツをおさえて、ぜひ工夫してみてください。
また、装花を飾る場所に優先順位をつけて、ボリュームを出すところと出さないところのメリハリをつけるのも、節約につながります。
こちらの記事では、優先的に装花を飾りたい場所について説明しているので、参考にしてみてくださいね。
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