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少ない予算でも可愛くしたい!会場のフラワーアレンジ節約術!
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結婚式の会場を花で華やかに彩る装花。
好きな花を自由に飾りたくても、あまり予算をかけられないことも…。
でも、せっかくのハレの日を盛り上げてくれる装花こそ、可愛いものにしたいですよね。
今回は費用を抑えつつ、会場のフラワーアレンジを可愛く仕上げる節約のコツをご紹介します。
1 どんな花がおすすめ?
いつ、どんな花を選ぶかによって、フラワーアレンジの費用は大きく変わります。
費用を抑えたいと思ったら、まずは花(花材)に注目してみましょう。
節約に向いている花は次のとおり。
・季節の花
・通年手に入りやすい花
・インパクトのある花
それぞれ理由を見てみましょう。
季節の花
季節の花とは、結婚式を挙げる時期に咲いている旬の花のこと。
野菜や魚などの食材と同じように、旬のものは市場で安く仕入れられることが多いので、費用を抑えやすいんです。
また、季節の花を使うと、自然に季節感を出すことができます。
反対に、「冬の時期にひまわり」など、一般的にその季節に咲いていない花を選ぶと、手に入りにくいため値段が高め。
費用を抑えたいときは、できるだけ季節に合った花を選びましょう。
通年手に入りやすい花
季節の花と合わせて取り入れたいのが、一年を通して手に入りやすい花。
時期を問わず市場に出回っている花は、価格が安定していることも多いです。
ピンクやオレンジなど鮮やかな色が多いガーベラや、白くて可憐な形のかすみそうなどは、年間を通じて手に入る上、値段もお手頃。
少ない予算で可愛いアレンジをしたいときにおすすめです。
インパクトのある花
たとえばバラやカサブランカなど、一輪でも存在感のあるような花。
このような花をアレンジに使ったり混ぜたりすると、全体が華やかな印象になります。
とはいえ、インパクトのある花はもともと値段が高いことも・・・。
そんなときは、お手頃な値段の花やグリーンを多めにして、その中に数本混ぜるだけでもOK。
少量でも加えると、フラワーアレンジに華やかさを出せますよ。
2 ボリュームを上手に増やすには?
グリーンを使う
グリーンを多めに使ってボリュームアップ。
この方法は聞いたことがある人も多いかもしれませんね。
一般的に葉っぱやツタなどのグリーンは花と比べると単価が安め。
なので、量を使いやすく、装花のボリュームを出したいときに頼もしいアイテムなんです。
単価が安いので、グリーンの割合を多めにすれば、費用も抑えやすいですね。
簡単にボリュームを出したいときは、グリーンを使う!と覚えておきましょう。
花びらを散らす
花びらはほかのフラワーアレンジとの合わせ技で力を発揮するアイテム。
主にゲストテーブル装花のボリュームアップに使えます。
ゲストテーブル装花とは、ゲストが座るテーブルの中央に飾る花のこと。
こんもりと花を活けるアレンジが主流です。
ですが、予算が少ない場合、たくさんの花が使えずアレンジが小ぶりになってしまうことも・・・。
そんなときは周りに花びらを散らすと、大きさをカバーしたり、華やかさをプラスしたりできます。
フラワーアレンジを可愛らしい印象にしたいときにもおすすめの方法です。
大輪の花を使う
フラワーアレンジにボリュームを出したいときは、花そのもののボリューム(大きさ)も忘れてはいけません。
同じスペースを埋めるにも、小さい花よりも大きい花のほうが、使う本数が少なくて済みます。
カサブランカやダリア、ユリなどの大輪の花を選ぶと、比較的簡単にボリュームアップできますよ。
ただ、大輪の花は単価が高めなこともあるので、上手にグリーンなどと組み合わせると良いですね。
3 生花以外のアイテムを活用しよう
続いてご紹介するのは、生花以外のアイテムを使う節約術。
造花を混ぜる
費用を抑えたいときは、造花も上手に使いましょう。
造花を使うことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、最近は近寄ってじっくり見ないとわからない精巧な造花も増えています。
生花だと入手しにくい色の花や高価な花材も、造花なら取り入れやすいことも。
使う場所としては、ボリュームが必要なメインテーブルがぴったり。
生花にところどころ混ぜてボリュームを出したり、ほかにも、生花では出しにくい色の造花を差し色として使って、アレンジを可愛く仕上げたりすることもできますよ。
おしゃれアイテムと一緒に飾る
「フラワーアレンジだけだと、少し物足りないかな・・・」
など、飾り付けるスペースが余ったり、寂しい印象になったりしそうなときは、ほかのアイテムと一緒に飾るのもアリ。
大きめのキャンドルを隣に飾ったり、洋書を積み重ねて置いたり・・・。
簡単にフラワーアレンジとのおしゃれなコーディネートが完成です。
花器で飾り方を工夫する
ほかには「花器」で魅せる方法も。
フラワーアレンジでは、花を活ける花器もとっても重要な存在。
存在感のあるおしゃれな花器を使うのもいいですし、透明の鉢型の花器なら、いくつか花を浮かせて飾るのも素敵です。
どちらの方法も、普通に活けるよりアレンジに使う花の量が少なくてすみます。
以上、自分で装花の内容を考える際のコツをお伝えしました。
最後にフローリストにおまかせするときのポイントも見ておきましょう。
4 おまかせするときのポイントは?
装花の費用を抑えたいときには、フローリストにおまかせするのも有効。
フローリストは花の専門家。
花の知識はもちろんのこと、限られた予算内で上手にボリュームアップする方法や装花の魅せ方などいろいろなアイデアを持っています。
なので、アレンジに強いこだわりがなければ、フローリストにおまかせしたほうが、少ない予算でも手軽に可愛いアレンジができるケースもあるよう。
ただ、おまかせするときにもいくつかコツがあります。
代表的な4つを挙げてみましょう。
・予算を伝える
・花の種類を指定しない
・希望のイメージを伝える
・色のみを指定する
花の種類を指定しないのは、フローリストが花を仕入れる時期や価格などをふまえて、予算内で花材を自由に選べるようにするため。
もしも二人が高価な花を指定してしまったら、少ない予算でのアレンジが難しくなってしまいます。
ただ、何の指定もなくすべておまかせだと、フローリストもどんなアレンジがいいか迷ってしまうかもしれません。
自分たちとしても、完成した装花が好みと全く違っていたらちょっと悲しいですよね。
ですので、希望の装花のイメージはしっかり伝えましょう。
色味も一緒に伝えるとGOOD。
「オレンジと黄色で元気な感じがいい」
「白ベースで落ち着いた大人の雰囲気で」
など、簡単にでもヒントがあると成功しやすいようですよ。
ただし、色の指定については少し注意が必要。
手に入りにくい花の色を指定してしまうと、節約のつもりがかえって費用が上がってしまうことも。
一般的に、青色や紫色で結婚式のフラワーアレンジに使いやすい花はそれほど種類が多くないようです。
費用を抑えたいなら、青色や紫色の指定は避けたほうが無難かもしれませんね。
選んだ花の色でのアレンジが難しいようであれば、
・使う花の量を調整する
・リボンなど、花以外のアイテムを添えて希望の色を取り入れる
といったように、いいアイデアがないかフローリストに相談してみてくださいね。
まとめ
装花にかけられる予算が少なくても、可愛いフラワーアレンジメントにしやすいコツをご紹介しました。
・季節の花やオールシーズン入手しやすい花、インパクトのある花を選ぶ
・ボリュームを出すためには、グリーンや大輪の花を使ったり、花びらを散らしたりする
・造花やおしゃれアイテム、花器など生花以外のアイテムを利用する
・フローリストにおまかせするときは、花の種類はなるべく指定せず、希望のイメージや使ってほしい色を指定する
紹介したコツをおさえて、ぜひ工夫してみてください。
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