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結婚式費用の「自己負担額」はいくら?ご祝儀と一緒に考えよう!

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「結婚式費用の支払いにゲストからのご祝儀を充てたい」

と考えている人は多いと思います。

そんな人が気になるのが、費用全体からご祝儀を差し引いた、「ふたりが実際に払う金額」ではないでしょうか?

結婚式費用の「自己負担額」の相場や計算の仕方、ご祝儀との関係について調べてみました!

INDEX

気になる!自己負担額の相場

結婚するふたりの「持ち出し費用」と呼ばれることもある、結婚式費用の自己負担額。

先輩カップルの自己負担額は実際いくらだったのでしょうか?

金額別にデータを見ると、こんな結果になっています。

結婚式の自己負担額
1位 50万円未満 26.3%
2位 50~100万円未満 21.6%
3位 持ち出し費用はなかった 20.4%
4位 100~150万円未満 16.0%
5位 150~200万円未満 7.2%

※1「結婚スタイルマガジン トレンド調査2018」より

なんと、1位は「50万円未満」!

「持ち出し費用はなかった」という人も約20%いるんですね。

「持ち出し費用ナシってことは、ご祝儀で結婚式費用が全部まかなえたってこと・・・?」

いえいえ、そうとも限らないんです。

いったいどういうことなのか・・・答えが気になる人は次の章へ!

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自己負担額0円のケースも!?

自己負担額が0円になったという先輩カップルに多いのが、「親や親族からお金の援助があった」ケース。

アンケートでは、親や親族から結婚式費用の「援助があった」という人は61.1%もいます。

結婚するふたりのために何かしてあげたい、という気持ちでお金を出してくれる親族の方が多いようです。

とてもありがたいことですね。

また、「ゲストに親族が多い場合」も、自己負担額0円になることがあるようです。

おじ、おばなど年上の親戚や、祖父母、兄弟姉妹などは、一般ゲストより多めにご祝儀を包んでくれることが多いもの。

そのため、親族ゲストが増えるとご祝儀の総額が高くなり、自己負担は減る傾向にあるんです。

自己負担額はどう計算する?

自己負担額を考えるときには、ご祝儀だけでなく「親や親族からの援助」も大切だということが分かりました。

これを踏まえて計算式を立てると・・・

自己負担額 = 結婚式費用 -(ご祝儀の総額+親や親族からの援助額)

ということになりますね。

では、各項目の相場はいくらなのでしょうか?

データは次の通り。

自己負担額の内訳と相場
結婚式費用 308.3万円
ご祝儀の総額 195.5万円
親や親族からの援助額 137.9万円

※1「結婚スタイルマガジン トレンド調査2018」より

もちろん、これらはあくまで相場であり、結婚式に招待する人数などによって金額はさまざまです。

なお、結婚式の招待人数の平均は65.5人となっています。

結婚式の招待人数についてはこちらの記事でも解説しています。

結婚式に招待した人数ってどのくらい?人数別の体験談もご紹介!

具体的な「結婚式費用」については、結婚式場でもらえる「見積書」を参考にするのが良いでしょう。

見積書について詳しく知りたい人は、こちらを読んでみてくださいね。

結婚式の見積もりって?見積書には何がのっているの?

挙式スタイルや地域ごとの平均費用については、こっちの記事をどうぞ。

結婚式費用はゲストの人数でどう変わる?人数別の費用相場や費用が変わるポイントを解説

「親や親族からの援助額」については、自分たちで予想するのは難しいと思います。

予算を立てる前に、親に相談してみた方が良いかもしれません。

また、地方自治体や会社によっては、結婚に際して補助金などが受けられることも。

利用できる制度がないかしっかり把握しておいて、もらいそびれのないようにしましょう。

では、「ご祝儀の総額」はどう考えれば良いのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう。

ご祝儀の見積もり方

「ご祝儀の総額」は、「ゲスト1人当たりのご祝儀の相場」×「招待人数」でざっくり見積もることができます。

「ゲスト1人当たりのご祝儀の相場」についてのアンケート結果はこちら。

ゲスト1人当たりのご祝儀の相場
新郎新婦との関係性 最多回答金額
友人 3万円
職場の上司・同僚・部下 3万円
兄弟・姉妹 5万円
おじ・おば 5万円
いとこ 3万円
学生時代の恩師 3万円

※2「結婚スタイルマガジン トレンド調査2018」より

基本的には3万円で、兄弟・姉妹やおじ・おばは5万円のケースが多いようですね。

親族ゲストの中でも、まだ学生の甥や姪などについては、「ご祝儀ナシ」と考えておいた方が良さそう。

また、夫婦で出席するゲストのご祝儀の相場は5万円と言われているので、参考にしてください。

ゲストの年代や地域などによる違いはありますが、基本的には上記の方法で見積もることができます。

最後に、ご祝儀と自己負担額について考える上での「心得」を2つ、ご紹介します。

心得1 ご祝儀に頼りすぎない

大前提として、ご祝儀とは「相手からのお祝いの気持ち」であることを忘れないようにしましょう。

披露宴ではご祝儀を包むのが世間一般の常識・・・とはいえ、

「もらって当然」
「ご祝儀をもらえるから自分たちの貯金は少なくても大丈夫」

という考えは避けたいものです。

それに結婚式費用が前払いの式場も多いので、事前に用意する方向で考えておきたいですね。

結婚式費用の支払いについてはこちらの記事を読んでみてください。

【結婚式費用の支払い方法】いつ払うの?支払い方法は現金?クレジットカードは使える?

何より、結婚にかかる費用は、結婚式だけではありません。

ハネムーンに出発するカップル

結納や顔合わせ食事会、そして新婚旅行や新生活の準備などなど・・・

出費のかさむ時期ですから、ふたりでしっかり結婚資金を貯めて、

「ご祝儀に頼らなくても大丈夫!」

と言えるくらいが理想的かもしれません。

結婚資金の貯め方については、こちらを参考にどうぞ。

結婚資金!貯め方・節約法・管理の仕方を伝授!

心得2 おもてなしの心は忘れずに

「今後のことも考えて、自己負担額はなるべく少なくしたい。
結婚式でも、費用の節約を心がけよう」

そんな風に考えている人は、堅実でしっかりした人です。

ただ、結婚式ではゲストへのおもてなしの心を忘れないことも大切。

少額とは言えないご祝儀を、ふたりのために用意して出席してくれるゲストには、きちんと感謝の気持ちを形で示したいものです。

そのため、披露宴の料理や引き出物など、「ゲストへのおもてなし」となる部分では、節約しすぎないように。

「ゲストが満足してくれるかどうか」を考えながら、内容を決めていってくださいね。

結婚式費用の節約について詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。

結婚式費用で節約してOK・NGのラインはどこ!?

結婚式場も、安いシーズンや日取りなどを選ぶと大幅に割引されることもあるので、そういう時期を狙ってみるのもいいですね。

「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018
結婚に関するWEBアンケート調査
※1調査対象:入籍5年以内の男女で、挙式と披露宴を行った人
※2調査対象:24~69才の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人

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まとめ

結婚式費用の「自己負担額」の相場は、おおむね50~150万円。

自己負担額を見積もるときは、「結婚式全体の費用」から「ご祝儀の総額」と「親や親戚からの援助額」を差し引きます。

「結婚式全体の費用」については、結婚式場からの「見積書」を参考にしましょう。

「親や親戚からの援助額」については、事前に親に相談を。

「ご祝儀の総額」は、「ゲスト1人当たりの相場」×「人数」で計算すると、大まかな見積もりが出せるはず。

ご祝儀はゲストからの「お祝いの気持ち」であることを忘れず、上手に貯金や節約をしつつ、ふたりもゲストも大満足の式にできると良いですね。

結婚式費用の分配の仕方に興味のある方は、こちらもチェックしてみてくださいね。

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